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冬に咲く花の種類14選!可愛さだけじゃない耐寒性もある植物をご紹介!

冬に咲く花の種類にはどんな花があるのかご存知でしょうか?花と言えば春や秋といった穏やかな季節に咲くことが多いのですが、初冬や真冬でも花を咲かせる耐寒性のある植物も沢山あります。今回はそんな冬に咲く花の種類を14選してご紹介していきます!
更新: 2021年2月18日
T・S
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冬に咲く花の種類14選!

春から秋までは花を楽しみやすい季節ですが、初冬・真冬になってしまうと枯れてしまう植物が多く、お庭が寂しくなってしまうことがよくあります。

寒い時期は植物にとっても厳しい時期ですが、実は耐寒性を持っている植物も沢山あり、冬に可愛い・きれいな花を見せてくれる植物を育てれば、冬でも素敵なお庭を作れます。今回はそんな冬に咲く花の種類を14選してご紹介していきます!

冬に咲く花の種類①

冬に咲く花の名前「クリスマスローズ」

こちらは初冬を少し過ぎた1月頃から真冬時期にかけての、寒い季節に花を付ける植物です。画像のように見た目もきれいで可愛いので、冬のお庭に欠かせない花として愛されています。

また、生命力も強いのがポイントで、耐寒性も高く、初心者の方でも気軽にチャレンジ出来るのがポイント。開花期間も2~3ヶ月ありますので、長く楽しめます。種類によって花の色や形も異なりますので、お好きなものを育てましょう。

この冬に咲く花の育て方

育てる場所は、10〜4月は日当たりのよい場所で、5〜9月は直射日光の当たらない半日陰で管理しましょう。水やりは10~5月までは、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと、冬は晴れた日の午前中に、夏は乾燥気味に育てましょう。

肥料は9月末ごろから翌年5月下旬ごろに、液体肥料を10日に1回与えて下さい。病害虫は、ブラックデス・灰色カビ病・立ち枯れ病・ブラックスポット・ベト病・アブラムシ・ヨトウムシ・ハモグリバエ等の被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類②

冬に咲く花の名前「センリョウ」

こちらは画像のようにきれいな赤い実を付ける植物です。初冬から真冬にかけて可愛い実を付けます。洋風よりは和風のお庭に合う植物です。

とても縁起の良い植物としても知られており、マンリョウと共に、正月を祝う縁起木として知られています。また、生け花の材料としてもよく使われています。また、葉は常緑性となっていますので、一年中きれいな緑を見せてくれるのもポイントです。

この冬に咲く花の育て方

育てる場所は、半日影のような場所に自生している植物ですので、植え付け場所は直射日光が当たらない場所が適しています。水やりは、庭植えにした場合、根付いてきたら水やりは必要ありません。

鉢植えにした場合は、土の表面が乾いたら水やりをします。肥料は、早く成長させたい場合は適時肥料を与えましょう。病害虫は、うどんこ病・炭疽病・アブラムシ・カイガラムシ・ハダニ・ケムシ・カメムシ等の被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類③

冬に咲く花の名前「シクラメン」

こちらは冬に鉢で育てる植物の中でも代表的な植物です。初冬から真冬、晩春まで花が楽しめます。生命力が強いのが嬉しいポイントで、初心者の方でも気軽に可愛い・きれいな花を育てられますので、ぜひ挑戦してみて下さい。

出回っているのは花が大きめな園芸品種ですが、花が少し小さめの原種にも良さがあります。ちなみに、ヨーロッパでは豚が根を掘って食べることがある為、「豚のパン」と呼ばれることもあります。

この冬に咲く花の育て方

育てる場所は、日光の当たらない場所に置いておくと花が咲かないので、11月から3月の開花時期は出来るだけ日当りの良い場所で管理して下さい。水やりは、土の表面が完全に乾いてから鉢の底から水が流れ出るぐらいにたっぷり与えましょう。

肥料は適度に与え、6月あたりからの休眠時期には肥料を控えて下さい。病害虫は、灰色カビ病・軟腐病・萎凋病・スリップス・アブラムシ・シクラメンココリダニ等の被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類④

冬に咲く花の名前「ハボタン」

こちらは見た目の通り、キャベツに近い植物です。花のようにも見えますが、色付いているのは葉の部分。初冬から真冬にかけてきれいな色を楽しめますので、冬の花壇に欠かせない植物として愛されてきました。

生命力が強いので手間もあまりかからず、育てやすいのが嬉しいポイントです。色々なタイプがありますので、お好きなタイプを育ててみて下さい。

この冬に咲く花の育て方


涼しい半日陰で管理して発芽させましょう。水やりは、土が乾いたらたっぷりと水やりします。種まきをしてから発芽するまでは乾かさないようにして下さい。

肥料が効きすぎていると着色部に緑色が混じってしまいますので、9月末以降は肥料を与えすぎないようにします。病害虫は、黒腐病・アブラムシ・ハスモンヨトウ・コナガ・アオムシの被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑤

冬に咲く花の名前「シャコバサボテン」

こちらはブラジル原産の多肉植物で、画像のように可愛い、きれいな花を咲かせます。耐寒性があり、寒い季節に花を楽しめるので、「クリスマスカクタス」や「デンマークカクタス」とも呼ばれています。

名前にはサボテンと付いていますがトゲトゲしさはあまりなく、可愛い雰囲気なのがポイント。初冬・真冬に楽しめる多肉植物を探している方におすすめです。

この冬に咲く花の育て方

育てる場所は、温かい時期には外で、寒い季節が来たら室内で管理しましょう。水やりは、土の表面が乾いてきたら与えます。肥料与える時期は3月~6月頃までで、緩効性肥料を月に1度、もしくは液体肥料を突きに2度与えます。病害虫は、炭疽病・スス病・ヨトウムシ・カイガラムシ・ケムシ・ナメクジ等の被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑥

冬に咲く花の名前「スイセン」

こちらはヒガンバナ科の球根植物で、12~4月の寒い季節に花を見せてくれます。和風のイメージがあるかもしれませんが、元々はヨーロッパなどが原産地です。耐寒性・生命力が強いので育て方も難しくありません。ラッパのような可愛い形と綺麗な花色を楽しみましょう。タイプがいくつかありますので、お好きなタイプを選んで下さい。

この冬に咲く花の育て方

花付きを良くする為に、管理場所は日当りのいい場所を選びましょう。水やりは、土が乾いてから水やりをします。冬は夕方に水を与えると凍るかもしれませんので、朝に与えるようにしましょう。肥料はあまり必要ありません。生育期に少しだけ液体肥料を与える程度で大丈夫です。病害虫は、モザイク病とアブラムシ対策をしましょう。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑦

冬に咲く花の名前「オステオスペルマム」

こちらは熱帯アフリカが原産の多年草で、画像のようにシンプルで可愛い花を咲かせます。原産地では多年草として扱われていますが、日本の真冬の寒さに耐えられるほどの耐寒性は無く、1年草として扱われています。

開花時期は1月中旬頃からですので、室内に取り込んで管理しましょう。生命力は強いので、初心者の方でも育てやすい、きれいな花です。

この冬に咲く花の育て方

9月中旬から3月までは雨の当たらない日当たりのよい場所で管理、12月から2月までは室内で管理しましょう。水やりは、3月から11月までは土の表面が乾いたら水やりを、12月から2月までは少し乾燥気味に管理します。

肥料は9月中旬から5月まで、液体肥料を月に2回与えます。病害虫は、灰色かび病・アブラムシ・ハスモンヨトウ・ヨトウムシの被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑧

冬に咲く花の名前「スイートアリッサム」

こちらはアブラナ科の可愛い花を咲かせる植物で、甘い香りの小花が画像のように咲きます。寒い季節の寄せ植えによく使わています。

耐寒性が高いので初冬・真冬も越せるのですが、夏に弱いので、日本では1年草として扱われており、無理に夏越しさせるよりも毎年育て直した方が良いでしょう。横に広がるように育っていきますので、ボリュームが出るのがポイントです。

この冬に咲く花の育て方

日当たりのよい場所を好みます。霜には当たらない方が良いでしょう。水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。肥料は、元肥に緩効性化学肥料を、追肥は2週間に1度のペースで液体肥料を与えます。病害虫は、菌核病とアブラムシの対策をしましょう。


詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑨

冬に咲く花の名前「エリカ」

こちらはツツジ科の植物で、最大で2mほどまで育つ低木です。画像のようにきれいで可愛い小さな花が沢山咲くのが特徴。実は種類によって開花する季節に違いがあり、春咲きから冬咲きまでありますので、品種を選べば年中楽しめるのがポイント。初冬・真冬に楽しみたい方は、耐寒性の強い冬咲きの品種を選びましょう。

この冬に咲く花の育て方

育てる場所は、日当たり・風通しの良い場所を好みます。水やりですが、庭植えは雨だけで大丈夫です。鉢植えは、土が乾いてきたら水を与えます。肥料は春から秋の間に、月に2回ほど液体肥料を与えましょう。病害虫は、ハダニ・ミノムシ・イモムシ・アブラムシ・カイガラムシの被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑩

冬に咲く花の名前「サイネリア」

こちらはキク科の植物で、濃淡のあるきれいで可愛い花が咲きます。カラーが沢山ありますので、お好きなものを育てましょう。販売価格も安めで、誰でもチャレンジしやすいのが嬉しいポイント。ボリューム感もあって華やかです。開花季節は1月~4月で、11月頃になるとホームセンターでよく見かけます。高温多湿に気を付けて育てましょう。

この冬に咲く花の育て方

日当たりの良い場所を好みますので、明るい窓辺に置くのがおすすめです。 水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷり与えて下さい。肥料は10日に1回のペースで液体肥料を与えます。病害虫は、灰色カビ病・うどんこ病・アブラムシ・コナジラミの被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑪

冬に咲く花の名前「パンジー・ビオラ」

こちらはスミレ科の植物で、画像のようにきれいで可愛い花を咲かせます。ちなみに、パンジーはビオラとスミレを交配させて作られた花で、同じように育てられます。秋頃に苗を購入して寒い季節に花を楽しめる、冬に欠かせない植物として愛されています。生命力が強いので、初心者の方も気軽に育ててみて下さい。

この冬に咲く花の育て方

日当たりのよい場所を好みますが、半日陰でも育てられます。水やりは、地植えにするなら水やりは不要で、鉢植えは土が乾いてきたら与えましょう。肥料は月に1度、固形肥料を与えると良いでしょう。病害虫は、うどんこ病・モザイク病・灰色かび病・アブラムシ・ヨトウムシ・ナメクジ等の被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑫

冬に咲く花の名前「カランコエ」

こちらは初心者の方でも育てやすい、初冬・真冬に花を楽しめる多肉植物です。寒すぎると花が咲かないことがありますので、室内で育てて10度以上を保ちましょう。花色は赤や黄色、オレンジなどがあります。また、日照時間の変化で花芽を付けますので、照明がいつも当たる場所に置かず、自然光で季節を感じるようにしてあげて下さい。

この冬に咲く花の育て方

西日があたらないような場所で管理しましょう。水やりですが、土がかなり乾いてから水やりをして下さい。肥料は、花が咲く時期には緩効性肥料を与え、花後は液体肥料で管理します。病害虫は、うどんこ病、灰色かび病、カイガラムシ、アブラムシ等の被害があります。


詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑬

冬に咲く花の名前「シンビジウム」

こちらはきれいな洋ランの一種で、開花時期は12~4月と、初冬・真冬にも花が見られるタイプです。洋ランの中でも耐寒性が強い種類で人気があり、正月のギフトにも使われています。3ヶ月程度花もちしますので、長く楽しめるのが嬉しいポイント。花色も非常に可愛いので、華やかな花を育てたい方におすすめです。

この冬に咲く花の育て方

日当たりのよい窓辺で育てましょう。直射日光が当たりすぎる場合はカーテン越しの光を当てて下さい。水やりは、土の表面が乾いているようであれば、たっぷり水をやります。肥料ですが、育生期には月に一回固形肥料を与え、冬は肥料を控えます。病害虫は、ウイルス病、アブラムシ、カイガラムシの被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

冬に咲く花の種類⑭

冬に咲く花の名前「アネモネ」

こちらはキンポウゲ科の植物で、画像のようにきれいで可愛い花を咲かせます。開花時期は真冬を越えた3月頃で、春の訪れを感じさせる花です。一重咲きが定番ですが、八重咲きや丁字咲きなどの品種もありますので、お好きなタイプを育ててみましょう。夏の暑さで枯れてしまいますが、耐寒性が強いので冬は問題なく育てられます。

この冬に咲く花の育て方

育てる場所は日当たり、水はけのよい場所が適しています。水やりは、表面の土が乾き次第、たっぷりと与えましょう。肥料は2週間に1度のペースで、液体肥料を与えましょう。病害虫は、うどんこ病、灰色かび病、立枯病、アブラムシ、ハモグリバエ等の被害があります。

詳しい育て方は下記記事で解説しています

まとめ

今回の「冬に咲く花の種類14選!可愛さだけじゃない耐寒性もある植物をご紹介!」はいかがでしたでしょうか?初冬・真冬といった寒い季節でも花を咲かせてくれる、耐寒性が強い植物は沢山ありますので、ぜひ育ててみて下さい。花ごとに注意点が違いますので、水やりのペースや施肥のペースに注意しましょう。

冬に咲く花が気になる方はこちらもチェック!

今回は冬に咲く花の種類をご紹介させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。