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ハボタンの種類まとめ!花言葉の由来や育て方をご紹介!寄せ植えのコツは?

ハボタンは花ではありませんが色が綺麗で寄せ植えに花と一緒によく使われます。ハボタンにはどんな種類があるのでしょうか。ハボタンの花言葉の意味や由来、育て方などと一緒にハボタンについて詳しく見ていきましょう。ハボタンの寄せ植えのコツもお教えします。
2020年8月27日
佐藤3
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種類は?花言葉は?ハボタンについて知りたい!

花のようで花ではないハボタン。アブラナ科の植物で花のように見えるのは色づいた葉です。寒さに強く丈夫なことから街頭の花、冬の寄せ植えなどでよく使用されています。今日はこのハボタンについて種類・花言葉から育て方、寄せ植えのコツなどハボタンの色々をご紹介していきます。

ハボタンについて

特徴

葉牡丹の特徴は「寒さに強い」ということ。寒くなると葉に色がついてきますので、お正月など真冬の寒い季節、花が少なくて庭や部屋の中が寂しいという時に花の変わりに使われる植物です。

ハボタンの見ごろ

ハボタンの葉が色づくのは気温が下がってから。寒い時期がハボタンの見ごろなので11月から2月ころまでが見ごろといえるでしょう。そのあと3~4月ころになると花を咲かすためにとうが立ってくるので丸いハボタンの姿が崩れてきます。

ハボタンの夏越し

ハボタンは実は多年草です。夏をうまく越してあげればそのまままた冬に綺麗に色づきます。夏は涼しいところでうまく管理できれば何年も同じハボタンの株を楽しむことも可能です。

ハボタン/種類

ちりめんタイプ

ハボタンは非常に種類の多い植物です。こちらは比較的珍しいタイプのハボタンで、葉の先がチリチリとしていて細かく波打っているような形のハボタンの種類となっています。ちりめんとは織物の加工の仕方のひとつで、織った後高熱で煮沸することによりわざと縮ませた絹織物です。その様子に似ていることから「ちりめんタイプ」と呼ばれています。

ちりめん切葉タイプ

葉の先がこまかく切り込みが入りちりめん状になっていて、なおかつこのハボタンは葉の一枚一枚が細かく切り込んでいます。このようなタイプを切葉タイプと呼びます。

丸葉タイプ

比較的よく見かけるタイプのハボタンの種類です。葉が丸いので丸葉タイプと呼ばれます。最近は色々なタイプが合わさってひと目ではどのタイプか判別がつきにくいものもありますが、いくつかの種類の特徴を併せ持ったものはどちらの呼び名で呼んでも通じるでしょう。

白いハボタン

ハボタンはピンクや紫、赤などの色のついたものが主流でしたが最近では白いハボタンも人気が高くフラワーショップやホームセンターでもよく見かけるようになりました。写真のハボタンなど白い葉の中心がうっすらとピンクがかってとてもかわいらしい雰囲気のハボタンですね。


白に緑の縁取りの種類

ハボタンの中でも縁取りのあるタイプも人気が高い種類です。縁取りの色もこの写真では緑ですが紫のものなども見かけます。とうが立ってくると葉のまわりに縁取りがでてくるものもあります。

葉がとがっている種類

葉ボタンといえば丸い葉というイメージですが、切葉タイプの他にこのような切込みはないけれど葉が尖っている種類のハボタンもあります。丸葉やちりめんとはまた違ったタイプで素敵なハボタンの種類ですね。

葉脈に色がついている種類

こちらは珍しい縁取りと合わせて葉脈にも色がついている白いハボタンです。とても綺麗ですね。ご紹介した以外にもハボタンには非常多くの種類が存在します。フラワーショップやホームセンターでお好みのハボタンを探してみてはいかがでしょうか。

ハボタン/花言葉「祝福」

ハボタンの花言葉には「祝福」の他にも「利益」「慈愛」「愛を包む」「物事に動じない」という意味があります。ハボタンの花言葉はその名前の由来にもなったボタンの花の縁起のよさが影響しているとしている説と、ハボタンとよく似ているキャベツの花言葉をそのまま使ったという説など多数あり、どれが本当の由来かはわかりません。

ハボタン/名前の由来

ハボタンという植物の名前の由来は「葉の牡丹」でハボタン。牡丹の花ありきのハボタンの名前なのです。葉の色も綺麗なハボタン。その色や形から牡丹の花によく似ているということで付けられたのがハボタンの花の名前の由来となっています。

ハボタン/育て方~種まき~

種まきでハボタンを育てる

ハボタンは成長したものを買ってきても良いですが、前年の種があったら自分で種まきで育ててみるのも増やし方のひとつです。ハボタンはアブラナ科の植物ですので、種もアブラナの種とよく似ていて小さくて丸い形をしています。

種まきの時期

ハボタンの種まきは9月中旬~後半にかけてですが、種によってまたは種まきする地域の気温によってズレることもあります。買った種の場合はパッケージにある発芽適正温度の気温のころに種まきをするようにしましょう。植物は適正温度でないと発芽しません。せっかく種まきしたのに発芽しなかったというのはだいたい水管理と温度管理が原因です。

涼しい半日陰で管理する

秋に種まきをして冬~春に見ごろを迎える花としてパンジーやビオラがあります。パンジーやビオラも涼しくならないと発芽しない種です。発泡スチロールに保冷剤を入れた中で発芽させるという方法もありますが、適正気温に近い温度で発芽させる場合は日陰で管理することで発芽しやすくなるでしょう。夏に発芽させたい場合は保冷剤で発芽させる方法も試してみてはいかがでしょうか。


ポットに2粒ずつ種まき

種がたくさんある。そんなにハボタンの本数は必要ないというときは、良いハボタンを選ぶという意味で種まきポット1つに対して2粒ないし3粒の種を巻きましょう。1週間ほどで発芽しますので、大きくて丈夫そうな芽を選んで間引いてしまいましょう。そのままポットに移せるくらいの大きさまで種まきポットの中で育てます。

ハボタン/育て方~水やり~

水やりは乾いたらたっぷりと

ハボタンの水やりは、多くの植物と同じように「乾いたらたっぷりと」水やりをすればOKです。あげすぎても良くありませんし、足らないと元気がなくなり葉の色が薄くなってきてしまいますので注意が必要です。

種まき時の水やりの仕方

種まきをして発芽するまでの水やりは水切れをしないようにするのが大切です。種まき用のポットの上に新聞紙をかけ、その上から水をまくと土が流れでてしまうのを防ぐとともに水切れを防ぐことができます。種まき時はこの水やり方法をおすすめします。1週間くらいで発芽が揃ったら種まき時にかけた新聞紙は取り除きます。

ハボタン/育て方~植え替え~

小さなハボタンの寄せ植え

買ってきた成長が済んだハボタンの中で小さなタイプは何本かの苗が寄せ植えされた状態になっているものもあります。それ以外でも買ってきたポットが小さいことが多いので買ってきたらすぐに植え替えをすることをおすすめします。

植え替えの方法~苗の取り出し~

植え替えは、まず買ってきた苗をポットから取り出します。このとき苗をやさしく手に持ちひっくり返し、もう片方の手でポットを抜きます。たぶん、苗が成長しきっていて寝がポットの形にびっしりとなっているのではないでしょうか。そのままの状態ではハボタンの下の方からだんだんと黄色くなってきてしまいますので必ず大きな鉢や寄せ植えの鉢に植え替えましょう。

植え替えの方法~新しい鉢に植える~

寄せ植えではなく、ハボタンだけ一回り大きな鉢に植え替えるときは植木鉢の穴に網をおき、軽石などを敷いて新しい土を1/3程度いれたところにポット(または小さな鉢)から出したハボタンを乗せます。根と新しく敷いた土が接するように上から押してあげます。隙間には葉にかからないように丁寧に土を足すか水苔で隙間を埋めましょう。これで植え替えは完了です。新しい根が新しい土に向かって伸びて元気がでてきます。

ハボタン/育て方~増やし方~

ハボタンの増やし方は2通り。ハボタンに花が咲き種ができたものをとっておいて種まきをして増やす増やし方。もうひとつが切り戻した新枝を挿し木にする方法です。

種まきで増やす方法

ハボタンは花が咲いた後写真のようにさやができその中に細かい種がたくさんできます。この種をとっておいて秋に種まきポットにまきます。これが1つ目のハボタンの増やし方です。

挿し木の方法


ハボタンのもうひとつの増やし方が挿し木です。ハボタンはどこを挿し木にするのかというと、種と同じくらいの時期に葉の下に新芽がでてきます。踊りハボタンを作るときなどこの新芽を切り戻ししますが、その切り戻した新芽を水あげして(2~3時間程度)1本ずつポットに植えてあげます。そのまま発根するまで半日陰で管理します。これが2つ目のハボタンの増やし方です。

挿し木は必ず発根するとは限らない

ハボタンも挿し木で増やすことができますが、中には発根せず腐ってしまうものもあります。もし挿し木にしたハボタンをすべて使いたい、発根率をあげたいというときは薬がありますので切り口に塗ってから挿し木にすると発根率があがるでしょう。お試しください。

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ハボタン/寄せ植えのコツ

高さを揃える

ハボタンの中には種類によって高さのあるもの背の低いものがあります。それらのハボタンを普通に寄せ植えにしていくと高さが揃わなかったり背の高いものの下の方がスカスカになってしまうことがよくあります。そんなときは、背の高いハボタンは深植え(茎なども地中に埋めてしまう植え方)になってもかまいません。寄せ植えで合わせたい植物と高さを合わせて深植えにするのが綺麗に寄せ植えを仕上げるコツです。

隙間は開けない

ハボタンを苗ではなく色付きのものを買ってきたとき、それはもう成長が終わっているものです。それ以上は大きくなりませんので間を開けて植え付ける必要はありません。葉と葉が少し重なるくらい、出来上がりのイメージで植え替えてしまいましょう。

まとめ

ハボタンの花言葉や名前の由来、水やりなどの育て方、寄せ植えのコツをご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。ハボタンは寒さに強く冬でも元気に美しい姿を見せてくれるので、お正月の寄せ植えに好まれる植物です。寒い季節になると寄せ植え用のハボタンもたくさん出回ります。それらの苗を買ってきてもよいですが、種や挿し木で自分で増やすこともできます。たくさんハボタンの寄せ植えを作りたいという人は自分で増やすのも楽しそうですね。チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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