BLUETTIとは?
BLUETTI(ブルーティ)は、世界の3大蓄電池メーカーの1つに数えられる企業です。
家庭用からアウトドア用まで、シーンごとに使いやすいモデルが幅広くラインナップされています。
現在では、70を超える国や地域でバッテリー製品を販売しています。快適に使えるような技術が取り入れられており、いくつか例を挙げると、電力容量0%から70%までわずか40分で充電できる・充電サイクル6,000回以上に耐えられる製品モデルなどがあります。
「AC180」がキャンプ・車中泊に向いている4つの特徴!
「AC180」がキャンプ・車中泊に向いている特徴について、以下の4つに分けてそれぞれ解説します。
1.1800W・1152Whの高出力と大容量
2.電力リフトモード搭載で高出力家電にも
3.アプリによってリアルタイムでモニタリング可能
4.UPSにより停電時でも安心
まずは「AC180」の優れた機能性について見ていきましょう。
1.1800W・1152Whの高出力と大容量
「AC180」は、最大1800Wと1152Whの高出力・大容量のポータブル電源です。そのため、長時間安心して使うことができます。
出力波長は純正弦波となっており、あらゆる家電製品をアウトドア環境でも活用可能。出力ポートはACポートが4口と5個のUSB ポート (USB-A×4、USB-C×1) に加えて、車載機器向けのシガーライターポートと、天井部にはワイヤレス充電パッドが搭載されています。
充電は、最大1440WのAC入力と500WのDC入力の2種類に対応しており、数時間で充電可能です。
2.電力リフトモード搭載で高出力家電にも
電力リフトモードが搭載されており、定格出力を一時的に高めることができ、最大電力2700Wの家電製品を使うことができます。そのため、一般的なポータブル電源では使いにくい「高出力が求められる家電製品」も安心して使用できるでしょう。
たとえば、以下のような家電の使用に適しています。
・ヘアドライヤー
・電気ポット
・ヒーターなど
いずれも瞬間的に高出力を求められる家電製品ですが、アウトドア環境でもいつもと変わりなく快適に使えます。
3.アプリによってリアルタイムでモニタリング可能
ポータブル電源をスマホで管理できる「モニタリング機能」も搭載されています。手持ちのスマホに「BLUETTIアプリ」をダウンロードし、Bluetooth接続することによって、入出力電流のリアルタイム監視やモードの切り替えが可能です。
設定も非常に簡単でアプリをダウンロード後、ユーザー登録と本体へのBluetoothでのペアリングをするだけで使い始められます。
4.UPSにより停電時でも安心
UPS(Uninterruptible Power Supply)とは、無停電電源装置の略称です。この機能が搭載されていることによって、予期せぬ停電や入力電源に異常が発生した場合でも、機器やデータを保護しながら使えます。
そのため、アウトドア目的の使用だけでなく、家庭やサーバー、デスクトップPCなどのバックアップ電源としても安心して利用できるでしょう。
BLUETTI「AC180」をライターが実際に使用してみた!
BLUETTIさんから実際に「AC180」をお借りし、キャンプ場や日常生活で使ってみました。ここではそれぞれのシーンごとに「AC180」を利用してみた感想をお伝えします。
1.キャンプで安心して使える電源
1泊2日のキャンプで「AC180」を使ってみました。ポータブル電源で気になるポイントは以下の2点です。
・重量感
・使い勝手
それぞれ詳しくご紹介していきますので、見ていきましょう。
重量感は?
「AC180」は正直重たいです。男性の私でも持ち運びには少し苦労しました。しかし、持ち易い位置に取っ手があり、運搬するときも落としてしまうような不安はありません。
また、重量はポータブル電源の容量に比例するため、重量感はありますが、その分キャンプや車中泊を快適にしてくれると感じました。
ライターは、パソコンを1回フル充電できる容量のモバイルバッテリーをキャンプシーンで活用しています。
しかし、ほとんどの場合において、途中で充電切れを起こすことが悩みでした。「AC180」があれば、パソコンからスマホ、家電製品に至るまで贅沢に使用しても充電切れを起こす心配はありません。
アウトドアライターとして、キャンプをしながらパソコンを持ち出し、外で仕事する機会がたくさんありますが「AC180」があれば、どこでも安心して働けます。
使い勝手は?
ライターは今回、パソコンやスマホ、Wi-Fiの充電に「AC180」を使いました。一泊のキャンプで減った容量はわずか10%だったため、連泊するようなシーンでも安心して使えるでしょう。
さらに、AC、DC、USBなど出力ポートの種類も豊富なことから、グループキャンプや子どものゲーム機・人数分のスマホやタブレットへの充電にも十分対応できます。
ライターのマイカーにも、ACコンセントが搭載されていますが、以前、多用しすぎてバッテリー上がりを経験したことがありました。
そのような心配をなくしながら、大人数のキャンプでも電源を確保できるのはうれしいポイントだといえるでしょう。
本当にドライヤーも使える?
説明書に記載があったように「高出力家電」を本当に使えるか、実験してみました。ライター自身は、家電を持ってキャンプへ出かける機会がないため、電気ケトルなどは持っていきませんでした。
普段、使っているドライヤーをアウトドアでも問題なく利用できるのか試してみましたが、自宅となんら遜色なく使うことができました。
このことから、冬場の車中泊・キャンプに使う電気毛布や電気ケトルなどの家電も安心して使えるでしょう。
2.自宅でも快適に使える!
「ポータブル電源をキャンプだけで使うのはもったいない!」と考えたことから、日常生活でも使用してみました。実際の使い心地や気になるポイントについてご紹介しますので、詳しく見ていきましょう
充電はどれくらい持つ?
「AC180」を自宅へ送付してもらい、フル充電してから日常利用でどれくらい持つのかを確かめてみました。全ての電力を「AC180」に集約することは難しかったため、以下の家電を使用し、0%になるまでにかかった日数をご紹介します。
・サブディスプレイ
・MacBook Pro
・スマートフォン2台
・モバイルWi-Fi
1日の作業量などで使用する電力が大きく異なるため、定量的な数字とするのは困難です。本体の液晶ディスプレイで「0%」と表示されるまでに7日半かかりました。
このことから、普段は充電しながら「AC180」を電力の出力元として利用すれば、万が一災害が発生したときもいつもと変わらない生活が過ごせると考えられます。
アプリの使い勝手は?
「AC180」が手元に届いたその日に「BLUETTIアプリ」をインストールして、利用してみました。登録からペアリングまで簡単にできるため、「AC180」を購入したら忘れずにインストールすることをおすすめします。
実際の使い勝手としては、本体の電源さえつけておけば、モードチェンジや入出力の状況を手元のスマホでリアルタイムでチェック可能です。
また、本体電源を切るときもスマホから簡単にできます。
音が少し気になる
「AC180」を日常利用するうえで一点だけ気になったのが「作動音」です。おそらく、出力電源を内部で調整しているためだと思いますが、本体へ充電品しながらほかの家電を使っていると、時折、大きなファンの音がしました。
昼間は気になりませんが、寝室などで使っていると少し耳障りに感じると思います。試しに、静音モードに切り替えて使ってみましたが、どうしても音が鳴ってしまうようです。
対策としては、充電を済ませたら電源をOFFにする・夜間は利用を控えることなどが挙げられるでしょう。
キャンプでも家でも使える大容量高出力ポータブル電源!
BLUETTI「AC180」を実際に使用した感想をご紹介しました。「AC180」は重量があるものの、それに見合った安心感を与えてくれるため、キャンプシーンや車中泊をより快適にしてくれると思います.
ライターが使ってみて一番驚いたのは、電力持ちの良さが挙げられるでしょう。フル充電して1泊2日のキャンプへ出かけましたが、帰宅後の残量は「69%」でした。
また、自宅でメインの電源として使いましたが、消費し切るまで1週間かかりました。BLUETTI「AC180」は日常からキャンプまであらゆるシーンを便利・快適にしてくれる存在です。
ポータブル電源を購入しようか迷っている方は、ぜひBLUTTI「AC180」をチェックしてみてください!
撮影場所:BBQ&CANP FIELD COCCIA BASE(現在製作中のためHPなし)
兵庫県洲本市由良町由良2581(新島水産内)
本記事はBBQ&CANP FIELD COCCIA BASEの許可を得て撮影を行なっております。
出典:BULETTI公式