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気軽に花壇に取り入れよう!おすすめのハーブ8選!おしゃれで乾燥に強い種類はこれ!

ハーブは花壇作りに気軽にとりいれられる植物です。香りを楽しむだけではなく、美しい花を咲かせるものもたくさん。乾燥に強いハーブを選べば花壇のお手入れも簡単にですよ。この記事では花壇におすすめの乾燥に強いおしゃれなハーブをご紹介します。
2021年5月25日
みもざ
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目次

花壇を作るならハーブも植えよう

玄関に寄せ植えを置いたり、庭のスペースを使って花壇を作ったりしてガーデニングを楽しむ人が増えています。せっかく花壇に花を植えるならハーブも植えてみましょう。

花壇にハーブを植えるとほんの少し日常が豊かな空気に包まれますよ。

ハーブの魅力①料理に使える

Photo bymonicore

近年のエスニックブームによって、さまざまなスパイスや乾燥ハーブが手に入るようになりました。

ボトルに詰められたローズマリーやタイム、オレガノなどの乾燥ハーブも便利でおいしいですが、花壇で摘んできたフレッシュハーブを使った料理はひと味もふた味も違います。

ハーブの魅力②香りがいい

Photo byHans

ハーブはやわらかな風が吹くだけで庭いっぱいにいい香りが広がります。花壇を彩る花の美しさはもちろん、香りでも癒してくれるのはハーブの大きな魅力でしょう。

香りといってもフローラルなものからスパイシーなもの、グリーンなものなどさまざまあります。

ハーブの魅力③多年草なら植えっぱなしでOK

Photo byErik_Karits

多年草の育てやすいハーブを選べば、毎年新しい芽を出します。一年草だとしても、こぼれ種で簡単に増えるものもたくさんあるので知らずしらず毎年新しい花を咲かせることも珍しくありません。

ハーブは根付くと長く花壇を彩ってくれるおしゃれな庭づくりの味方といえるでしょう。

ハーブの魅力④グランドカバーになる

Photo byHans

ハーブの種類にもよりますが、地面を這うように育つ匍匐性と呼ばれる性質のものも多く存在します。

匍匐性のハーブをうまく使うと、地面一面に広がるため、雑草が生えにくくなり、庭や花壇のグランドカバーとしての役割も果たしてくれるでしょう。

グランドカバーに使われる植物について気になる方はこちらもチェック

花壇作りをはじめとするガーデニングで誰もが直面する悩みが雑草対策でしょう。

グランドカバーをうまく取り入れると雑草や下草が生えにくくなり、自然に優しく雑草対策ができます。気になる方は以下の記事をご覧ください。

花壇におすすめの人気ハーブ8選

ハーブを選ぶ際は、原産地を意識するとよいでしょう。地中海沿岸を原産の多くは乾燥に強く蒸れに弱い傾向にあります。

そのため、地中海原産のものは適宜剪定し、花壇や株のなかを風通しよくすことを心がけましょう。夏や開花期は成育が落ち込むので、大きく刈り込むような強剪定は避けます。

花壇におすすめの人気ハーブ①ラベンダー

Photo bypixel2013

POINTラベンダーの特徴

  • 地中海沿岸原産・シソ科の多年草
  • 開花期は6~7月
  • 草丈は50~70cm

ラベンダーはハーブの女王とも呼ばれるほど艶やかな香りが魅力です。そんなラベンダーは、ハーブの中でも日本の高温多湿が苦手。毎年花を楽しむコツは夏越しにあります。

乾燥や暑さになるべく強いものを植えたい人は、ラバンディン系の「グロッソ」や「ボゴング」がおすすめです。

ラベンダーについて気になる方はこちらもチェック

ラベンダーは種類によって香りの強さも変わります。本州の気候でも育てやすい品種や寒さや乾燥に強い品種など育てる地域にあったものを選ぶと育てやすいですよ。

ラベンダーの系統ごとの種類を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

花壇におすすめの人気ハーブ②ローズマリー

Photo byHans

POINTローズマリーの特徴

  • 地中海沿岸原産・シソ科の常緑性低木
  • 開花期は10~翌年3月
  • 草丈は30~200cmまでさまざま

ローズマリーは乾燥にも強い強健なハーブです。花壇など地植えにし、根付けば水やりはほとんどといっていいほど必要ありません。

香りも清々しく、ポプリや入浴剤はもちろん、肉料理・魚料理のアクセントにとさまざまな使い道があるのも魅力ですね。

ローズマリーについて気になる方はこちらもチェック

ローズマリーは背丈1~2m近くになるものから、匍匐性で地面を這うように広がるもの、その中間タイプの半匍匐性など庭づくりの方針にあわせて種類が選べます。

ローズマリーの育て方について詳しく知りたい方はこちらから。

花壇におすすめの人気ハーブ③タイム

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POINTタイムの特徴

  • 地中海沿岸原産・シソ科の亜低木
  • 開花期は4~6月、9月
  • 草丈は地際~30cmほど

タイムは匍匐性のものとこんもりと茎が立ち上がりながら株が大きくなる立性のタイプに分けられます。乾燥には強く、多湿はあまり得意ではありません。

また、タイムはこぼれ種で知らないうちにどんどん広がります。そのため、庭や花壇のグランドカバーにも人気のハーブです。

夏の多湿にさえ気を付ければ育てやすい多年草のハーブでガーデニング初心者でも挑戦しやすいでしょう。

花壇におすすめの人気ハーブ④コモンセージ

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POINTコモンセージの特徴

  • 地中海沿岸原産・シソ科の常緑亜低木
  • 開花期は5~6月
  • 草丈は50~60cm

コモンセージは香りのするシルバーリーフが美しく、花壇のよいアクセントとなるでしょう。また、乾燥や寒さにも強く育てやすいのが魅力。

プランターなどの寄せ植えにも人気があります。また、花の色も一般的な紫から、ピンク、白と選ぶ楽しみがあるのもうれしいポイントでしょう。

コモンセージについて気になる方はこちらもチェック

耐暑性・耐寒性・耐乾燥性が強く非常に育てやすいコモンセージ。注意すべきは花後の剪定や刈り込みでしょう。適切な剪定をおこなえば、開花時期も長くなります。

コモンセージの栽培方法について解説した記事はこちらです。

花壇におすすめの人気ハーブ⑤カレープラント


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POINTカレープラントの特徴

  • 地中海沿岸原産・キク科の多年草
  • 開花期は7~9月
  • 草丈は40~60cm

カレープラントとは、その名のとおりカレーのようなスパイシーな香りが特徴。ほかのハーブ香りと合わさると個性的な花壇になること間違いなしでしょう。

銀色がかったやわらかな葉も美しく、花壇のアクセントカラーを探している人にもおすすめ。乾燥に強い種類で、関東以西であれば冬越しも簡単です。

カレープラントについて気になる方はこちらもチェック

カレーの香りがするハーブと聞くと、一度どんな香りか体験してみたくなりますね。カレープラントはほかのハーブにはない特徴が多く人気急上昇のハーブです。

そんなカレープラントの育て方や挿し木での増やし方については以下の記事をご覧ください。

花壇におすすめの人気ハーブ⑥フェンネル

Photo bySchwoaze

POINTフェンネルの特徴

  • 地中海沿岸原産・セリ科の多年草
  • 開花期は5~7月
  • 草丈は1.5~2m

フェンネルは別名ウイキョウ。古代ギリシア・ローマ時代から人々の生活に溶け込んできた歴史あるハーブです。

そんなフェンネルは草丈2mほどにもなる大型の多年草で草の先端に小さな黄色の花を複数咲かせます。花が少なくなる夏の花壇を見ごたえある姿で彩るでしょう。

コモンセージについて気になる方はこちらもチェック

花壇で大きな存在感をはなつフェンネルですが、植物全体がハーブやスパイスとして活用されています。

とくに、フェンネルの種はスパイスの分野では「フェンネルシード」と呼ばれ、いろいろな料理に人気です。フェンネルシードの活用方法について気になる方はこちらをチェック!

花壇におすすめの人気ハーブ⑦マロウ

Photo byWikimediaImages

POINTマロウの特徴

  • ヨーロッパ・アオイ科の多年草
  • 開花期は4~7月
  • 草丈は50~200cm

マロウは立ち姿が非常に美しいアオイ科の植物。花壇の後景を存在感ある姿で縁取ります。また、マロウの花を使った青いお茶「マロウティー」も人気。

耐暑性・耐乾燥性が強く、冬越しも簡単です。2mほどの背丈がありながら非常に育てやすいのでガーデニング初心者も挑戦しやすいといえるでしょう。

花壇におすすめの人気ハーブ⑧ユーカリ

Photo bysbaynham

POINTユーカリの特徴

  • オーストラリア原産・フトモモ科の高木
  • 開花期は4~5月
  • 背丈は品種・生育地にによって大きく異なるが現地では数10mも珍しくない

ユーカリはガーデニングや花壇作りで近年人気急上昇の植物です。オーストラリア原産のため暑さや乾燥に強く、冬の寒さにさえ気を付ければ育てやすい植物といえます。

ただし、ユーカリは成長が早く、品種によると10mにもなるため、成長スピードがのってきたユーカリにはこまめな剪定が必要です。

簡単!おしゃれな花壇・ハーブガーデンの作り方

ガーデニングを始めたばかりの人に多い悩みが、どうやって花壇を作っていけばいいのかわからないというものです。いざ空白の花壇を前にすると悩んでしまうこともありますね。

簡単におしゃれなハーブガーデンを作るポイントをチェックしましょう。


花壇・ハーブガーデンの作り方①配置

フリー写真素材ぱくたそ

ハーブガーデンに限らず、すべてのガーデニング・花壇作りにいえることですが、植物の配置は非常に重要なポイントです。

人の目線が奥へ広がるように、花壇の手前には背丈の低いもの、奥に向かうにしたがって背丈の高いものを配置するようにしましょう。

花壇の配置の考え方【株間】

Photo byJillWellington

植物の種類によっては数年で株の大きさが倍以上になるものも。隣の植物の成長を干渉しないように株間も十分にあけましょう。とくに、ローズマリーのような直根性のものは植え替えを嫌うため、配置の際は優先して場所を決めるとよいでしょう。

花壇の配置の考え方【開花時期】

Photo bytoodlingstudio

花壇に植える際は、季節が移ろうに従って花が次々に咲くように見せるには、開花時期をずらしていくつかの種類を植えるのがポイントです。

植物を植え付ける際は、ラベルに記載されている開花時期を忘れずにチェックしましょう。

花壇・ハーブガーデンの作り方②レイズドベッドを作る

Photo by PermaCultured

乾燥に強いハーブは、逆に言えば多湿に弱いハーブともいえます。そのため、水はけの悪い場所では根腐れてしまうことも。

そんなときはレイズドベッドを作るのがおすすめ。レンガや枕木などで土を囲み、ほかと比べて地面を高い花壇を作る手法です。ほかと地面が高いことで水はけがよくなります。

おしゃれなハーブを花壇を気軽に取り入れよう

ハーブは育てやすく、収穫の楽しみもあるのでガーデニング初心者にもおすすめです。花壇やプランターから摘んできたフレッシュハーブの香りはまさに自分だけの贅沢な香り。

お風呂の入浴剤にしたり、ハーブティーにしたりと使い方もさまざまあります。まずは気軽に1株、ピンときたハーブを植えてみませんか。

ハーブや花壇の作り方が気になる方はこちらもチェック!

本記事でご紹介した以外にも育てやすいハーブの種類はほかにもたくさんあります。花壇やプランターの寄せ植えなどに人気の定番ハーブ15種について紹介した記事は以下からチェック!

ほかにも、レイズドベッドなど本格的な花壇の作り方を知りたい方におすすめの記事は以下からどうぞ。