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グランドカバーとは?知っておきたい5つのポイントをご紹介!

グランドカバーの性質を5つに分類しました。グランドカバーは、どんなお庭にも似合いどんな悩みもカバーしてくれますよ。そんなグランドカバーにはたくさんの種類があります。自分のお庭に合ったぎウランドカバーはどれ?という悩みもここで解決します。
2020年8月27日
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グランドカバーで緑の美しい庭を作ろう

ガーデニングをしている人も、これから庭づくりをする人も、絶対に抑えておきたいのが、グランドカバー植物です。 グランドカバーで、緑のカーペットを作ってみませんか?グランドカバーは、常緑なので一年通して美しいのが特徴です。庭の芝生代わりにしたり、庭の小道沿いやちょっとした敷石の間にも、ちょっとしたスペースがあれば、可愛いグランドカバーが植えられます。

季節ごとでも楽しめるグランドカバー

季節によっては、グランドカバー植物でかわいらしい花が咲くもの、紅葉するものや カラーリーフとして葉が美しいものなど種類や特徴もさまざまです。 芝生にはない、季節を感じられるグリーンカーペットを敷き詰めてみましょう。 きっと、あなたの好きなグランドカバーが見つかりますよ。 今回は、詳しいグランドカバーの解説と、5つのポイントを紹介していきます。

グランドカバーとは

グランドカバーとは、地面と覆うという「グランド・カバー」を組み褪せているものです。 こまめに手入れするのが苦手なガーデニング初心者にもぴったりの、芝生の代用品として使われています。 グランドカバーは、踏まれても大丈夫な植物が多く成長も早いのが特徴です。 そのため、芝生の代わりに敷きこんでおくと半年でかなりの広がりを見せてくれます。 文字通りグランドカバープランツは地面を覆う植物なので、 ほふく性のある植物や、地面を覆うくらいの背丈の低い植物を「グランドカバー」と呼んでいます。

お庭を彩るグランドカバー

グランドカバーに多いのは、つる性の植物・シダ類・カラーリーフ・などがあります。横に広がる性質をいかして、お庭一面を緑化させてくれます。密になったグランドカバーが咲かせる花は、絨毯のように美しいです。

グランドカバーと雑草の違い

グランドカバーは、雑草に似ているようでまったく違います。 グランドカバーは、地面を這うように・地面を覆うようにこんもりと地面を隠してくれます。その性質には、花を咲かせるものやカラーリーフを楽しむものなどとして園芸品種として流通しています。雑草は、お庭のイメージを壊し無意味に花を咲かせて増やしていきます。地下茎で繋がっているものは、掘っても掘っても葉を伸ばしていきます。虫が大量発生したりと、害虫を呼んでしまうことになります。

グランドカバーのメリット

グランドカバーでうれしいポイントなのが、緑のカーペットが、ローメンテナンスでできることにあります。 グランドカバーで多年草のものを植えておけば、枯れてしまっても手入れは必要ありません。春になってくればまた新たな芽を出してきます。開花期には花も楽しめ、グリーンカーペットが一転してお花のじゅうたんのようになります。

グランドカバーを敷くメリット

グランドカバーのメリットは、5つです。 ・雑草が生えにくくなる ・管理が楽 ・日向・日陰に強い植物がある ・踏まれても丈夫 ・小さな隙間を埋められる があります。 使う用途に合わせて、合う特性を持った植物を選んでみましょう。

グランドカバーのデメリット

一方グランドカバーにも、デメリットはあります。 それは、繁殖力が高いために隣のお庭と共通している部分から隣のお庭まで浸食してしまう恐れがあるということです。そのようなことがないように、根止めの処置をとることもありますが、地中を深くまで掘らなくてはならないので大変な作業になってきます。

グランドカバー5つのポイント

グランドカバーは、5つの種類に分けられます。 ①常緑多年草・ほふく性タイプ ②常緑多年草・こんもりタイプ ③常緑多年草・花も楽しめるタイプ ④常緑多年草・日陰・踏まれても丈夫なタイプ ⑤常緑多年草・夏の日向・乾燥気味でも丈夫なタイプ について、その特徴・グランドカバープランツの紹介をしていきます。また、育て方のポイントやおすすめの使い方などをまとめていきます。

グランドカバーポイント①常緑多年草・ほふく性

ほふく性常緑のグランドカバープランツです。日向にも日陰にも強いのが特徴です。 芝生の代わりとして、グランドカバーに使う用途で使うのがおすすめの植物です。芝生のように、踏まれても枯れることがない健常で丈夫な植物です。 芝生のように使う植え方は、苗の間隔を20cmで植えていきましょう。 養生しなくても、半年で一面に広がります。グランドカバーとしてはしっかりと地面に這うように広がるため、雑草対策になります。

ヒメイワダレソウ


花期:5.6.7.8月と花期が長い。花は小ぶりの多年草です。 花の色:ピンク・ラベンダーでその気温によって変化します。 剪定:芝のようにするためには、一度伸びてから短く剪定します。かなり切り詰めて短く刈り込めば、バランスの良い芝生代わりになりますよ。 性質:日向を好みますが、日陰でも育ちます。(花は少なくなります)繁殖力がかなり強く、雑草対策になります。 水やり:水やりは根付いた後は必要なく、雨でまかなえます。 肥料:花が咲く季節には、肥料を与えましょう。繁殖力が強いので、それほど必要はありません。

ハツユキカズラ

花期:花はありませんが、葉が白やピンク・赤に変化していきます。 花の色:葉の色は、白・ピンク・赤になります。寒くなると赤に色づきます。 剪定:必要ありません 性質:ほふく性で。弦を伸ばしていきます。もさもさした立派な葉が伸びていきその姿はとても美しい植物です。 水やり:雨で大丈夫です。夏の間は少し水を与えてください。 肥料:夏・冬に少量の肥料を与えます。

ヘデラ

葉の色:葉には、白の紋が入る種類や、ハート形のヘデラなど種類は多くあります。 剪定:必要ありませんが、つるが伸びていく植物なので長すぎている場合は切り戻すことができます。 性質:葉っぱが大きく、地を這うように枝を伸ばしていきます。 公園でも見られるグランドカバーで、葉の美しさが人気の植物です。 水やり:根付いてからは必要ありません。乾燥にとても強い植物です。 肥料:必要ありません。

注意点

雑草も勝る繁殖力を持つ植物が多いのが、ほふく性のグランドカバーの特徴です。そのため、広がってほしくない場所にもどんどん広がってしまいます。その際には切り戻したり、根止めをしておきましょう。すでに草花がうわっているお庭では、環境を整えて植えたほうが良いと思います。

グランドカバーポイント②常緑多年草・こんもりタイプ

花の咲く多年草のグランドカバーは、冬季は半分は枯れてしまいます。 しかし、春になって芽吹いてくる新緑も楽しみの一つで、特に花が美しいのがうれしいですね。 こんもりとする、ハーブ系の常緑多年草のグランドカバー植物を紹介します。ハーブは、好きな時につまんで料理に使うことができ便利です。そのため、グランドカバーにハーブを使うという人も多いですね。また、ハーブの香りには防虫効果があります。そのため、自然の蚊よけになるという利点があります。日向にとても強い植物が多いです。

クリーピングタイム

花期:6.7.8月に花を咲かせます。 花の色:花の色は薄いラベンダーや、ピンク色をしています。 剪定:剪定の必要はありませんが、ハーブなので広がりやすいので気をつけましょう。 性質:ほふく性の多年草の植物です。タイムは日向を好み、乾燥に強いので夏の暑さにも負けないのが特徴です。非常に丈夫で、踏まれても大丈夫な植物です。 水やり:雨で大丈夫です。多湿に気を付けてください。 肥料:花期には肥料を与えてください。

アジュガ

花期:4.5.6月に花が咲きます。 花の色:濃いラベンダー色をしています。 剪定:必要ありません。丈夫ですが、刈り込むと枯れてしまいます。 性質:ハーブの仲間で、銅色の葉が美しいグランドカバー植物です。花のじゅうたんになったアジュガは、すっと立った穂状の花がスタイリッシュで和の庭にも洋のお庭にもよく合います。 水やり:必要ありませんが、夏場の暑い日には与えましょう。 肥料:花が咲くころには、週に一度液体肥料を水やりの代わりに与えましょう。

注意点

ハーブは、メリットがとても多いグランドカバーです。 しかし、ハーブなので地下茎で繋がっている植物です。 そのため、繁殖力がほかのグランドカバーよりも勢いがあります。 伸ばしたくない場所には植えないようにしましょう。

グランドカバーポイント③常緑多年草・花も楽しめるタイプ

グランドカバー植物で、せっかくなら花も楽しみたいですよね。 花が咲くグランドカバーなら、芝生にはない魅力がたくさんありますよ。 ここでは、特に花付きがよく人気のあるグランドカバー植物を紹介します。 花をよく咲かせるタイプなので、肥料が必要な植物もあります。 繁殖力の強い植物は、肥料がなくてもびっしりと花を咲かせるものもあります。

ヒメツルソバ

花期:7.8.9.10.11.12月と花期が特に長いのが特徴。 花の色:ピンク 剪定:必要ない 性質:つるとほふく性で、コンクリートや壁にも張り付くように育っていきます。少しの庭のデッドスペースにもそく根付き栄養がなくてもどんどん育っていきます。 花はポンポンとした金平糖のような班をしていて、一面に広がります。 水やり:雨で大丈夫です。 肥料:必要ありません。

エリゲロン


花期:5.6月です。 花の色:白・赤・ピンクと気温に変化しながら咲いていきます。 剪定:花のあと切り戻しをしましょう。 性質:多年草で、非常に丈夫な植物です。踏まれても持ち直す繁殖力の強い植物で、日向でも日陰でも咲きます。花の色は開花から次第に白の花になってきて、グラデーションを楽しめるきれいな花です。 水やり:水やりは少なめに行いましょう。乾燥気味を好みます。 肥料:蕾のころに少量の肥料を巻きます。

注意点

花が咲くグランドカバーは、株が体力を使います。そのため、蕾のころには肥料をやるのを忘れないようにしましょう。 また、花に種をつけてしまうと株が弱ってしまいます。多年草なので、少しのためだけを残して、花のあとは切り戻すとよいでしょう。

グランドカバーポイント④常緑多年草・日陰でも丈夫なタイプ

グランドカバーの中でも、日陰のデッドスペースに使える植物は大助かりですよね。 また、踏まれてもある程度丈夫なタマリュウなどの植物も紹介していきます。

タマリュウ

花期:7.8月に咲かせます。 花の色:白い花です。 剪定:長くならないので、剪定は必要ありません。 性質:神社や学校などのいたるところで見ることのできるグランドカバーです。日陰にも日向の庭でも強く育ち、踏まれてもかなりの強度を持っています。地面をびっしりと草をはやし短い背丈の植物です。 和の庭にも洋の庭にもよくなじみ、人気の高い植物です。 水やり:雨で大丈夫です。 肥料:必要ありません。

ヒューケラ

花の色:赤・オレンジ・ピンク・クリーム・緑・黄緑・キャメル・銅・シルバー・紫・黒です。 剪定:必要ありません。 性質:カラーリーフとして人気の高い植物です。和の庭にも洋の庭にもよく合います。大きくなる品種と、小さい品種・中型など種類もたくさんあります。 水やり:夏場は水やりの必要があります。

・ファイヤーフライ ・パレス・パープル ・キャラメル ・モネ ・ビューティ・カラー ・サン・スポット などがヒューケラの種類です。

注意点

日陰に強いので、シェードガーデンの庭のグランドカバーに適している植物です。日が当たらない分、肥料を与えましょう。雑草にも気をつけましょう。

グランドカバーポイント⑤常緑多年草・夏の日向でも丈夫なタイプ

夏の熱い日差しで、他の植物が元気がなくても、グランドカバーだけでも 日向に強いものを選んでおけば全滅することはありません。 グランドカバーに日向に強いものを選ぶには、乾燥に強いものを選ぶことがポイントになっています。緑のカーペットとして、夏の日向でも美しく輝く植物を紹介します。

ヤブラン

花期:8.9.10月です。常緑の多年草です。 花の色:紫 剪定:必要なし 性質:日向でも強い植物です。大きな長い葉を伸ばし、地面を日陰にして雑草を防止します。また、耐寒性も耐暑性も硬く、非常に丈夫な植物です。 水やり:夏場は上げてください。 肥料:花期・実がなる時期に肥料を与えましょう。

プミラ

葉の色:黄緑色の葉に、白の紋が入りかわいらしい葉っぱをしています。 剪定:長く伸びすぐて姿が乱れてきたら切り戻します。 性質:プミラは、多年草の植物です。日陰でもよく育ち、雑草の種が飛んできても、着土を防ぐ効果があり、雑草対策になります。 水やり:水やりは土が乾いたらたっぷり与えるようにしましょう。あたり与えすぎると腐って枯れてしまいます。 肥料:必要ありません。

注意点

日陰でも強いグランドカバーは、意外に蒸れてしまいがちです。 水を与えすぎないように気を付け、こまめに土の状態をチェックしてみるといいと思います。

グランドカバーといえば芝生


芝生もグランドカバーです。 芝生のメンテナンスには、どのようなことがあるのでしょうか?

芝生を植えてみよう

芝生を植えるのは少し手間がいります。 ①散水しておきます。(芝が土になじむため) ②芝生を並べる ③芝生と土を密着させるために、並べた芝生を踏みつけましょう。 ④目土入れ(草が見えるくらいに均等に) ⑤散水 ⑥安定期(約1か月は養生しておきます) ⑦栄養 ⑧刈り込み(長くなったら好みの長さに刈り込みます。) の手順が必要です。

手順

1.しっかり散水しましょう 芝生の根が水を吸収しやすくなります。 2.芝生を並べる 煉瓦のように交互に合わせて芝生を並べます。 3.しっかりと踏みつけるて、下の土と密着させます。 4.目土を均等にかけて、ほうきなどで払うように撫でていきます。 そうして葉の間に土を入れ込み、葉先が見えるくらいまで敷き詰めていきます。 5.たっぷりと散水 6.約1ヶ月間、芝生を養生させます。

シバザクラで花も丈夫なグランドカバー

芝生の代わりに植えるグランドカバーで、人気な植物なのが芝桜です。 シバザクラは、は、春ピンク色・赤・白・紫・青などの花を一面に咲かせる植物です。 地面を這って広がるほふく性です。 芝生のようにマット状に広がり、春になると小さな桜のような花を咲かせます。 グランドカバーとして育てている家庭も多く、毎年花のカーペットが浮かび上がります。 雑草をこまめに抜く必要はありますが、芝生よりもローメンテナンスなのが人気の秘密です。

植え方

シバザクラには、芝生のように目土などは必要ありません。 場所:日向が適しています。水はけのよい土に植えましょう。 植え付け時期:春・秋が適しています 植え付け方:芝生のように使いたい場合は、シバザクラの間隔は30cm程度開けて植え付けます。 水やり:植え付けから根付くまでは、土が乾かないようにこまめに水やりします。その後は乾燥気味に育てます。 管理:雑草をこまめに抜きましょう。肥料は、花の季節に週に一度液肥を与えましょう。

育て方

日向の水はけがよい場所に植えましょう。 日陰では、弱い茎が育ってしまい貧弱な株になってしまいます。また、芝生と同様に水はけが悪いと、株が蒸れて枯れてしまうので注意しましょう。

グランドカバーの剪定

グランドカバーの剪定は、それほど難しくありません。 気になる部分を掘り起こし、園芸用のはさみでカットするだけです。蒸れてしまうようなグランドカバーの場合は、蒸れ防止のために夏場に行うとよいでしょう。 つる性の場合は、伸びすぎている部分をカットすれば終わります。グランドカバーの剪定は、芝生の手入れよりも簡単に済みますね。

グランドカバーできれいな庭をキープしよう

いかがでしたでしょうか? グランドカバーになる植物はたくさんの種類がありますが、その中でも5つの性質に分けて紹介していきました。あなたのお庭の弱点をカバーし、かつ美しいお庭にしてくれる強い味方のグランドカバー。ぜひ上手に組み合わせて、いつでも緑の絶えない素敵なお庭にしてくださいね。