WORLD WALK ST250セパレートハンドル
WM ST250バックステップ
WM ST250 ベリーショートアルミフロントフェンダー
オスカー フロントフェンダーショートB
Dream-Japan キャブトンマフラー
シックデザイン カフェスタイルシングルシート
汎用 カフェ レーサー シート ST250
ST250のカフェレーサー化を楽しもう
カフェレーサーとは1960年代のイギリスが発祥で、ロックンロール好きの若者たちが、速く走るために改造をしたバイクのことです。特にルールはありませんが、低めに設置したセパハン(セパレートハンドル)やシングルシートなどを特徴としています。
以下ではスズキ・ST250のベース車種として人気のポイントを解説し、おすすめのカスタム方法をご紹介していきます(記事は2022年9月3日の情報をもとにしました)。
ベース車種として人気のST250の特徴
1.ST250には3つのタイプがある
2003年にスズキから発売された車種で、2017年まで製造されていました。全部で3タイプがあり、2008年以前はキックスターター式の初期モデル(ST250)とセル始動も併用する旧ST250Eの2種類、2008年以降はセル始動式のみの(新)ST250Eに統一されました。
現在も中古車が多く出回っていて、10万円以下の価格帯の商品もあるなど、同サイズのバイクとしては比較的安く入手することができます。
2.ST250はカフェレーサーのベース車両に最適
構造がシンプルで手を加えやすい
スピードを得るため無駄をそぎ落とし、空気抵抗を削減するのがカフェレーサー化の基本です。ST250は余計なものがないオーソドックスな構成で、カフェレーサーへのカスタムがしやくなっています。
例えば、シートレールはループフレーム式になっているため、サイズが合ったシートなら簡単に埋め込むことができるでしょう。フロントもシンプルな構造なので、カウルなどの追加パーツの取り付けも比較的スムーズにできます。
カフェレーサーらしい純正パーツが多い
ニューバイク。スズキST250。納車はまだ先だけど。 pic.twitter.com/3kui6ubl4H
— 路上行人 (@ro_jo_ko_zin2) May 7, 2022
フロント周辺には丸目のヘッドライトやアナログメーターといったレトロなアイテムが標準装備されているので、最初からカフェレーサーの雰囲気があります。
また、タンクは12リットルの割にはどっしりとした形状で、シート周辺も水平に近いのもカフェレーサーらしい特徴です。そのため、ほかのバイクと比べて少ないパーツ変更で、カスタムができるでしょう。
3.カフェレーサー仕様のST250も参考に
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— ウェビック バイク選び (@webike_moto) May 1, 2015
ST250にはタイプCという型名のカフェレーサーモデルがあります。2004年の東京モーターショーにて参考出展されますが、好評を受けて商品化されたモデルです。
タイプCにはセパハンやバックステップ、フロントビキニカウル、シングルシート、アルミフェンダーなどのカスタムが行われていました。限定100台のため現在では入手が困難ですが、SNSなどで写真を確認できるので、参考にしてみてはいかがでしょう。
フロント回りを中心にしたカスタム方法2選
1.セパハンでロースタイル化
WORLD WALK ST250セパレートハンドル
低い姿勢で乗車するカフェレーサーでは、ハンドルをセパパンに変えるのも一般的です。おすすめなのが、ワールドウォーク(WORLD・WALK)から販売されているセパハンで、こちらは、純正ケーブルを流用できるため、カスタム初心者でも簡単に作業ができるでしょう。
アルミ削り出しの本体と、錆びにくいステンレス製のボルトを用いているので寿命が長いのが特徴。27280円ほどの価格に見合った商品です。
バックテップへの変更もセットで実施しよう
WM ST250バックステップ
ワールドウォークのハンドルキットは、幅と高さの調整が可能で、体形や手の長さにフィットさせることができます。また、セパパンにしたら、前傾姿勢を保つためにステップをノーマルからバック位置に変更しましょう。
カスタム部品メーカーのWM製ST250バックステップは、加工なしで取り付けられる便利な商品です。価格は43450円ほどと比較的高価ですが、削り出しの滑りにくい構造なので、安心して踏み込めるでしょう。
2.フェンダーをコンパクト化
WM ST250 ベリーショートアルミフロントフェンダー
ST250の純正のフェンダーは長めのプラスチック製のため、無骨でシンプルなカフェレーサーにするには改善の余地があります。
上でもご紹介したWMのST250用のベリーショート・アルミフロントフェンダー(11000円ほど)やショートアルミリアフェンダー(35000円ほど)は、コンパクトなフェンダーとして人気です。アルミの鏡面仕上げが施されているため、バイクの外観を高級な雰囲気にしてくれるでしょう。
変更できるフェンダーの種類は豊富
オスカー フロントフェンダーショートB
リアフェンダーにテールランプを取り付けるには穴あけ加工が必要ですが、同メーカーのバーネットテールランプなどと組み合わせれば、よりクラシックな外観になります。
コストを抑えたい場合はパーツメーカー・オスカーのフロントフェンダーショートB(8800円ほど)もおすすめ。横幅・前後長を抑えたブラックカラーのフェンダーです。純正のリアフェンダーとカラーが同じなので、交換後の違和感もないでしょう。
シート回りを中心にしたカスタム方法2選
1.カフェレーサー風のマフラーに交換
仕事終わりに、ワークマンに防寒インナーとインナーダウン見に行ったら素敵なバイク停まってた。スズキのST250ですかね?WMのキャブトンマフラーが良い感じでした。 pic.twitter.com/6j3Pkd8qF0
— やっくん (@sr_ismylife_59) November 24, 2020
ST250の純正マフラーはラッパ型のかっこいい外観ですが、よりクラシックな雰囲気のキャブトンマフラーへの交換例が多くあります。キャブトンは中央部が太くなっているのが特徴のマフラーで、排気音のキレがよくなるのもメリットです。
ST250のマフラーには燃費を制御するO2センサー用のナットが溶接されているため、フルで交換するのは困難です。先端部のスリップオンマフラーと呼ばれるパーツを交換しましょう。
マフラー交換には工具や部材の準備が必要
Dream-Japan キャブトンマフラー
商品レビューで評判のキャプトンマフラーはドリームジャパンの商品で、価格が8778円ほどと他のメーカーに比べて安いのもおすすめポイントです。ST250、Eタイプともに接続が可能ですが、ナットの締め付けが硬いため、メガネレンチなどのしっかりと力をかけられる工具を準備しましょう
また、パーツを分解しやすくする潤滑油や、隙間を埋めるためのガスケットといった部材があると作業をスムーズに進めることができます。
2.シートをシングル化
シックデザイン カフェスタイルシングルシート
シートはバイクの印象を決める重要なポイントです。カフェレーサーのシートはシングルシートが一般的なので、純正品のセパレートシートから変更してみましょう。おすすめ品の一つがオリジナルバイクパーツ店・シックデザインのカフェスタイルシングルシート(ST250用)です。
スポンジに高反発ウレタンを使用した41800円ほどの高級シートで、街乗りから長距離でのツーリングまで多用途に活用できます。
気軽にカスタムができる商品も満載
汎用 カフェ レーサー シート ST250
ほかにもST250をカフェレーサー風にできるシートの選択肢は豊富にあります。スズキの250ccバイク・グラストラッカーのシートもシンプルなデザインで、ST250にもよく合うでしょう。中古なら1万円ほどの価格帯で入手が可能です。
また、上の商品サイトのようなST250に対応した低価格のカフェレーサー用シートも販売されています。ブランド品に比べて乗り心地は劣りますが、カスタムを気軽に楽しめるでしょう。
オリジナルのカフェレーサーで街乗りを堪能
シンプルな構造のST250はカスタムがしやすいバイクです。全体的にレトロなデザインのため、部分的にカフェレーサー化しても違和感がないのも特徴。パーツごとのカスタムをじっくりと楽しむことができるでしょう。
記事でご紹介した以外にも、ハーフカウルやゼッケンプレートを装着するとより本格的なカフェレーサーになります。SNSなどでも多彩なカスタム車が投稿されているので、参考にしてみてください。
ST250やカフェレーサーが気になる方はこちらもチェック!
以下にはST250Eの魅力について詳細に解説した記事をリンクしました。他にも、カフェレーサーへのカスタム方法や、よく似合うヘルメットについて取り上げた記事も追加しますので、こちらもお楽しみください。
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