ヘルメットを着ける際の悩み
ヘルメットで髪型が崩れる
バイクや原付に乗っている時の悩みと言えば、暑さ、寒さ、腰の痛さ、おしりの痛さなどなどありますが、ヘルメットを被った時に髪型の崩れが気になることも大きな悩みではないでしょうか。
例えば、誰かに会う約束をしているのに、ぺったんこの髪型で会うのはちょっと気が引けてしまったりするかもしれません。それが大事なデートだとより気になることです。また、ぺったんこになってしまう悩みを抱えたままではバイクや原付に乗るのが億劫になってしまいます。
ヘルメットを被るのがイヤになる
せっかく苦労して手に入れたバイクや原付も使わないようになってしまったりしては宝の持ち腐れとなってしまいます。何とかしてこの悩みを解決していきたいところです。
バイクや原付に乗る以上、ヘルメットを被ることは法律で定められていることはもちろん、自身の安全のためにも避けることはできません。それでも髪型がぺったんこになったり、つぶれないようにヘルメットを被るには何かいい対策はないのでしょうか。
気になる髪型の崩れから解放されたい!
髪型が気になることで運転に集中できなってしまったり憂鬱になってしまったり...そんなことはもうこりごりです。気にせず美しい景色を楽しみたいものです。
髪型が崩れたりぺったんこになることが少なくなればバイクや原付に乗る際の悩みが多少は解消され、より楽しいバイクライフになるでしょう。この記事では、気になる崩れが少なくなる対策やアイテムを紹介していきたいと思います。
ヘルメットを被っても髪型が崩れない対策8選
対策1:ワックスを使用する
まず1つ目の対策はワックスを使って髪型を整えてからヘルメットを被ることです。ワックスは多数の方が持っているアイテムの一つであるため、かなり手軽にできる対策だと思います。
ワックスを使って髪型を整えることで、ヘルメットを被っていてもある程度はその髪型を維持できます。髪に何もつけないでヘルメットを長時間被った時に比べて、格段に髪型の戻りが早くなるでしょう。
ワックス使用時の注意点1
ただし、ワックスを使ったからといって絶対に髪型がつぶれないというわけではありません。この対策の基本思想としては、ある程度の崩れは許容しつつも、後で直せるレベルで抑えておく、というところがポイントです。
従って、何かしらのつぶれや崩れは伴うのでヘルメットを脱いだ後に多少なりとも手直しが必要となることは頭に入れておいてください。100%髪型をセットした状態に戻すことはできません。
ワックス使用時の注意点2
絶対に髪型を崩したくないと思ってワックスを多量につけてしまうと、余分なワックスがヘルメットの内装に付くことがありますので付け過ぎには注意しましょう。筆者の経験上、汗の臭いとワックスのいい匂いがミックスされて結局変な臭いがします。
そしてその臭いが最終的に自分の頭に付くことになりますので、気になる悩みが1つ増えてしまいます。ベタベタしないものを使うことも手ですが、まずは髪型がつぶれない程度の適量を付けることを心がけてください。
対策2:ヘルメットを脱いだ後に整える
2つ目の対策はヘルメットを脱いだ後に髪型を整えることです。こちらは①の対策とは違いヘルメットを脱いだ後にワックスを付けます。ヘルメットを脱いだ直後は崩れたりぺったんこになっていますが、その後に直すことでヘルメットによる髪型への影響をなかったことにしてしまいます。
バイクや原付に乗って移動した後どこかに駐輪したまま買い物などに行った後は帰るだけの際にはおすすめな方法です。(例:バイクで移動した後、街でデートする時など)
ヘルメットを被る前に
こちらの対策の注意点としては、ヘルメットを被る前に寝ぐせなどを直すことです。どうせぺちゃんこになるからと思って何もしないでそのままヘルメットを被ると、その髪はヘルメットの中でくせがつき放題となってしまい、直すのが大変難しくなります。
また、髪の根元から寝ぐせを直し、しっかりとドライヤーで乾かしてください。そうすることによって、ワックスを付けた際にもスタイリングが容易になります。
ヘルメットを脱いでもすぐにセットしない
また、ヘルメットを脱いだ直後にワックスをつけるよりも、30分ほど時間をあけてからスタイリングを始めたほうがよいでしょう。脱いだ直後は髪型がヘルメットの形にそって髪型が崩れたりぺったんこになり気味ですが、30分くらい経った後では髪型がそこそこ戻っていることがあります。
その戻ったタイミングを見て髪型のセットに取り掛かれば楽に髪型を戻せます。少し早めに目的地へ到着して、化粧室などでセットしてみてはいかがでしょうか。
対策3:そもそも髪型がつぶれない/崩れない髪型にする
3つ目の対策は、髪型自体を崩れないような髪型にしてしまうことです。もし崩れないような髪型があれば、ヘルメットを脱いだ後も崩れることもぺったんこになることもなくなります。では、どのような髪型がよいのでしょうか。
男性の場合は、もしかすると坊主頭に躊躇がない人がいるかもしれませんが、実際すぐに髪型を変えられる人も多くはないでしょう。ヘルメットを被るために周りの人になぜ坊主頭にしたのか問い詰められたら悩みが増えてしまいます。
どのような髪型がいいか
では、どのような髪型が適しているでしょうか。男性女性それぞれの場合について紹介していきます。男性の場合、坊主頭はもちろん影響が一番ない髪型と言えますが、例えば横の部分は短めに、上はオールバックにするなどが考えられます。
女性の場合ですと、髪が長い方は編み込みにすることによって髪の崩れを防ぐことができます。自分の髪の長さや好みに合った髪型にして楽しい気分でツーリングに出かけましょう。
対策4:エアーヘッドを使う
4つ目の対策はエアーヘッドです。エアーヘッドという優れもののアイテムご存知でしょうか。これはヘルメット内部に装着するシリコン製のパッドです。
このパッドには凹凸が付いており、ヘルメットを被ってもヘルメット内側と頭の間に隙間ができるためこれが蒸れを防ぎ、髪型がつぶれないようにするアイテムです。こちらのアイテムは多くのサイトで紹介されていますので使い方やその効果までよく知ることができます。一度使ってみてはいかがでしょうか。
対策5:ヘルメットのエアーダクトを開く
5つ目の対策はエアーダクトの開放です。ヘルメットにはバイク/原付の走行時に空気を取り入れるダクトが付いていますが、これを開けるとヘルメットに空気を取り込み、内部の蒸れを防ぐことができます。
そもそも髪型にクセがつく原因の一つとしてこの蒸れによるものがあります。蒸れを少しでも抑えることができれば髪型がぺったんこになることや脱いだ時につぶれないようにできます。
エアーダクトの開け方
ところで、ヘルメットのエアーダクトは一体どこにあるかご存知ですよね?エアーダクトはヘルメットの上部や口の部分などに付いています。これを開けることによって走行中にヘルメットを空気が通り抜けるという仕組みです。
ずっとダクトを開いてはいるけれど、効果があまり感じられないという方は④で紹介したアイテムと合わせて使用してみてください。より隙間ができることで空気が通り抜けやすくなり、効果を感じられます。
対策6:とにかく被る前に洗う
6つ目の対策は、とにかく被る前に髪を洗うことです。髪を洗うことによって髪や頭皮に付着している皮脂が取り除かれ、ヘルメットを被った後でも髪型が崩れにくくなります。
バイクや原付に乗る方だと、よく温泉に立ち寄ることはないでしょうか。温泉で髪を洗った後ヘルメットを被ると、後で脱いだときにあまり崩れていないことってありますよね。このことからも、洗髪は効果的な手法であることがわかります。
洗髪後の注意点
ここでの注意点は、しっかりと髪を乾かしてから被ることです。乾かさずに被ってしまうと、くせがつきやすくぺったんこになりやすくなってしまいあまり意味がありません。是非根元から乾かした後にヘルメットを被ってください。
ちなみに、筆者の経験上しっかりと乾かさないでヘルメット被ることを続けていると、ヘルメット内部は臭くなっていきます。髪型を崩さないことも重要でありますが、自分の身を守ってくれているヘルメットを労わることも忘れずに。
対策7:ヘルメットインナーを使う
7個目の対策は、ヘルメットインナーを使うことです。ヘルメットインナーはヘルメットの中に帽子のように被るアイテムで、ヘルメットの中で汗などを吸ってくれます。
ここまで述べてきているように、そもそもヘルメットを被ると髪型が崩れてしまう原因としては皮脂や汗が挙げられますが、それらを吸ってしまえばいいという発想です。そうすれば、気になる髪型の崩れ、ぺったんこの防止になります。
ヘルメットインナーのメリット
ヘルメットインナーは取り外しも簡単であり洗濯も容易なため、わざわざヘルメットの内装を取って洗濯するなどといった面倒な作業は発生しません。
使い終わったらこのアイテムをヘルメットからさっと取って洗うだけで済むので、普段の洗濯と何ら変わりがないのが魅力であり、とても手軽な方法です。夏などはとても暑いので、髪型が崩れることを防止する以前に、汗を吸い取ってくれるものとして重宝しますのでおすすめです。
対策8:ヘルメットリムーバーを使う
8つ目の対策は、少し変わり種ですがヘルメットリムーバーを使うことです。ヘルメットリムーバーは本来緊急時にヘルメットを脱がすアイテムですが、髪型を崩れないようにする効果もあるようです。
こちらはサーキット走行などで使用されるために見た目は気にしていないので少々ダサいと思われるかもしれません。ただ、髪型も崩れないうえに緊急時の対応にも効果を発揮するので被っていて損はありません。
ヘルメットはもう怖くない!
快適なバイクライフを!
この記事では、今すぐできるお手軽な対策からアイテムを使った対策まで、ヘルメットを被っても髪型がつぶれない/崩れが気にならないようにする8個の対策を紹介してきました。
筆者もバイクに乗るため、髪型の崩れなどは試行錯誤した経験があります。自身としては髪を洗い、ワックスで整えてから出発すのが合っていました。ただ、悩みは人それぞれであるため自分に合った対策やアイテムを選んでみてください。そして安全で快適なバイクライフを送りましょう。
メンテナンスが気になる方はこちらもチェック!
今回はヘルメットによる髪型が崩れない、つぶれない方法について紹介しましたが、バイクに乗り続けるためにはメンテナンスも重要なことです。バイクのメンテナンスついてもっと知りたい方は、是非下記リンクのメンテナンスに関する記事もチェックしてみて下さい。
ヘルメット以外にもバイクの知識についてしっかりと身に着けて、より楽しく安全で快適なバイクライフを送りましょう!交通事故にも十分気を付けてください!
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