BMWのカフェレーサーはどんなバイク?
代表的なバイクはR nineT Racer
BMWの代表的なカフェレーサーバイクは「R nineT Racer」です。R nineT Racerは2017年の4月に発売され、1970年代のようなレトロ感なデザインが魅力的でした。しかし、2年後の2019年7月に生産終了となってしまった不遇のバイクでもあります。
一説によると、少し癖のあるライディングポジションがあまり受け入れられなかったのが、早期の生産終了となった原因ではないかと言われています。【2022年5月5日現在の情報をもとに記事を作成しています】
モデルになったのはR nineTというバイク
R nineT RacerのモデルになったバイクはR nineTというネイキッドスタイルのバイクです。エンジンはR nineT Racerと共通で、BMWの伝統的なボクサーエンジンが使われています。このR nineTにはさまざまな派生モデルが存在し、R nineT Racerも実はそのうちの1台になります。
RnineTRacerのスペック
R nineT Racerのスペックは以下の通りになります。スペックを見ただけでも、高性能なバイクということが判断できるでしょう。排気量から、R nineT Racerは1200ccの大型バイクに区分されるので、大型2輪免許が取得する必要があります。
排気量 | 1169cc |
エンジン | 4ストロークDOHC水平対向 |
最高出力 | 110PS/7,750rpm |
最大トルク | 116Nm/6000rpm |
冷却方法 | 空油冷 |
車体重量 | 218kg |
全長×全高×全幅 | 2105mm×1125mm×770m |
シート高 | 805mm |
フロントタイヤサイズ | 120/70 ZR17 |
リアタイヤサイズ | 180/55 ZR17 |
R nineT Caferacerはお得なバイク
最初からカフェレーサーカスタムされている
R nineT Racerは最初からカフェレーサーカスタムされています。特に大きく目立つカスタムパーツは、ロケットカウルとシングルシート。ロケットカウルはボディと同じ色を使うことで統一感があり、スクリーンも大きいので防風性能が高いです。
また、R nineT Racerは乗車定員が1人に設定されているので、車体と同じ色のシートカウルが装着されています。シートカウルは工具を使わずに取り外しができるので、小物をしまっておくのに重宝するでしょう。
さらにカスタムできるようにあえて余地がある
R nineT Racerはさらにカスタムができる余地が残されているのも特徴です。例えば、ロケットカウルに装着されているミラーは、よりスタイリッシュに見えるバーエンドミラーカスタムに変更することができます。
マフラーも純正のものから社外品に変えることで、サウンドと軽量化を図れるので、よりスポーティーな走りが楽しめるでしょう。他にもカスタムできるポイントがあるので、オリジナリティにこだわる人はカスタムも楽しんでみてください。
価格以上のスペックになっている
新車車両本体価格が183万円(税込)のR nineT Racerですが、スペックは価格以上の仕上がりとなっています。ブレーキ周りにはブレーキに定評があるブレンボキャリパーをフロントとリアに採用。
1169ccのボクサーエンジンは、他のBMWのバイクと比べて力強いフィーリングを感じられます。また、マフラーも純正品にしては迫力のあるサウンドを楽しめて、もちろん車検にも対応しているので安心です。
キャンペーン次第では100日間無料で借りられる
BMWMOTORRADでは、2022年2月1日~9月30日まで抽選に当選した方のみ、バイクを借りられるキャンペーンを行っています。基本的には全車最新ラインナップを借りられるようになっています。(M 1000 RR、F 850 GS Adventureは不可)
応募方法は以下のURLから専用の応募フォームに登録して、結果を待つだけ。BMWのカフェレーサーバイクが気になる方は、ぜひ応募してみましょう。
R nineT Racerの特徴を紹介
特徴①BMW伝統のボクサーエンジンを搭載
R nineT Racerは、BMWの伝統的なボクサーエンジンを搭載しています。BMWのボクサーエンジンは、1923年に「R32」というバイクに初めて搭載されました。BMWのボクサーエンジンは車体からはみ出るほど大きく、チェーンやベルトではなく、シャフトのみを使用した駆動方式を採用しています。
また、ボクサーエンジンは他のバイクと比べて低重心なため、高速道路での安定性が非常に高いです。さらに、ほどよい振動も感じられるので、バイクに乗っている感を求める人にピッタリでしょう。
特徴②メーターパネルがデジタルとアナログの両方
R nineT Racerは、メーターパネルがデジタルとアナログの両方が採用されています。レトロな雰囲気を壊さず、最新技術を上手く取り入れたスタイルです。アナログメーターのパネルは2眼あり、片方は速度で片方は回転数を見られます。
さらに、デジタルメーターでは時間やギアインジケーター、燃費などの情報が確認できるようになっています。レトロなデザインを崩さず、必要な情報が見られるようになっているのがポイントですね。
特徴③懐かしさを感じられるレトロなデザイン
R nineT Racerは、BMWのカフェレーサーバイクと一目でわかるようなデザインに仕上がっています。車体の形状はカフェレーサーカスタムの醍醐味でもある、ロケットカウルを装着。
さらに、オリジナルのシートカウルが付いており、レーシーなスタイルになっています。カラーリングはBMWでよく使われるライト・ホワイトカラーと2019年モデルではブラック・ストーム・メタリックの2種類用意されています。
特徴④独特なポジションはハマる人はハマる
R nineT RacerはBMWのカフェレーサーの中でも、独特なライディングポジションです。まず、目を引くのは低く遠いポジションに取り付けられたセパレートハンドルでしょう。ステップの位置も普通のバイクと比べて後ろにあり、純正でバックステップを装備しています。
そのため、かなりの前傾姿勢を強いられることになるので、慣れるのに時間がかかるかもしれません。ですが、慣れてしまえば扱いやすく、コーナリングを自然に曲がるようなフィーリングは病みつきになります。
中古車でも購入可能!
2022年5月5日現在、R nineT Racerは中古車でも購入できます。ですが、生産終了のためか中古車と新車の価格があまり変わりません。R nineT Racerの新車価格は183万円(税込)に対して、現在の中古車価格は210万円以上するものがあります。
2022年5月現在、R nineT Racerの販売が終了してしまったので、新車での購入が難しいです。また、R nineT Racerは人気のある車種なため、時期によっては中古車の台数が少なくなっている場合があります。
中古車でも程度がいいものばかり
中古で販売されているR nineT Racerは年式にもよりますが、走行距離が1万km前後であまり走っていないものが多いです。また、中古車なら車両によってはETCが装備されていたり、マフラーなどがカスタムされていたりする場合もあるので、これを特典と考えるとかなりのお得感があるでしょう。
BMWカフェレーサーをGETしよう!
BMWのカフェレーサーを購入するのであれば、新車でGETする方がお得です。BMWのカフェレーサーバイクでもあるR nineT Racerであれば、比較的新しいバイクなため、状態がいい物ばかり。
また、生産は終了してしまいましたが、探せば中古車よりも安い価格の新車があるでしょう。BMWの旧車のカフェレーサーバイクもいいですが、部品の共有が豊富なR nineT Racerもおすすめです。
BMW以外のカフェレーサーバイクが気になる方はこちらの記事をチェック
BMWのカフェレーサー以外のバイクが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。BMW以外のカフェレーサーバイクは沢山あり、どれも人気のある車種ばかり。カフェレーサースタイルは純正のバイクからカスタムしていく楽しさも味わえるので、カスタムを楽しみたい方にピッタリです。
下の記事では、カフェレーサーカスタムにおすすめのバイクや他のカフェレーサーバイクを紹介しているので、参考にしてみてください。
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