ドゥカティカフェレーサーはどんなバイク?
L型ツインエンジンを搭載した大型バイク
スクランブラーカフェレーサーは、海外メーカーのドゥカティで使用されている伝統的なL型2気筒エンジンを搭載しているバイクです。搭載されているのはモンスター796をベースにした排気量803ccのL型2気筒エンジン。
2017年に大型バイクのラインナップに追加されたので、比較的新しいモデルになります。乗り味は操作感をダイレクトに感じられる味付けになっているので、アクセルの扱いに注意が必要です。
【2022年5月4日現在の情報をもとに記事を作成しています】
ドゥカティには似たようなタイプのバイクがある
ドゥカティには、スクランブラーカフェレーサーに似たようなタイプのバイクが存在します。バイク名は「ドゥカティスクランブラー」で、排気量は400cc、800cc、1200ccの3タイプに分けられています。(400ccのモデルは現在生産終了)
搭載されているL型2気筒エンジンはカフェレーサーモデルと一緒ですが、アップハンドルポジションのスクランブラータイプになっています。さらに、モデルによって車体のデザインが異なったり、ホイールも変更されたりするので、気になる人はチェックしてみてください。
スクランブラーとカフェレーサーのどちらも楽しめる
ドゥカティのスクランブラーカフェレーサーは、2つのジャンルを楽しめるようになっています。1つ目はカフェレーサースタイルで、セパハンや専用のカフェシートは細かなこだわりが感じられます。
2つ目はスクランブラーデザインを取り入れており、ホイールの形状やゼッケンカスタムが特徴的です。さらに、乗り味に関してもカフェレーサーのような攻めた走り方から、ちょっとした悪路でもトルクで走る、スクランブラーのようなフィーリングが味わえるでしょう。
ドゥカティカフェレーサーの魅力を紹介!
魅力①セパレートハンドルなのに乗りやすい
ドゥカティのカフェレーサースクランブラーは、セパレートハンドルなのに乗りやすいです。乗りやすい理由としては、ハンドルの幅が広く、垂角がそれほどないので自然なポジションを維持できます。また、上半身を無理に倒さなくても、シングルシートの形状により前傾姿勢をサポートしてくれます。
一般的なカフェレーサースタイルはハンドル幅が狭く、垂角があるのできつい前傾ポジションになってしまうことが多いでしょう。ですが、ドゥカティのカフェレーサーなら、無理のないポジションでバイクに乗っていられます。
魅力②低回転トルクを活かした走りを楽しめる
ドゥカティのスクランブラーカフェレーサーは、低速を活かした走りを楽しめます。搭載されている空冷のL型2気筒エンジンはドゥカティの伝統的なエンジン。Vツインエンジンと似たような鼓動を感じられ、低速のトルクがとても太いです。
逆に、高回転までエンジンを回すとトルクが薄くなり、スピードが伸びにくい部分もあります。そのため、スクランブラーカフェレーサーは、低回転でゆったり走るほうが楽しく乗れるでしょう。
魅力③車体がコンパクトなため女性でも問題なく乗れる
スクランブラーカフェレーサーは大型バイクにしてはコンパクトで、女性でも問題なく乗れるサイズです。全長2090mm×全高1066mm×全幅875mmで、まるで400ccのバイクに乗っているような感覚を味わえます。
また、フロントフォークのキャスター角が立っているおかげで、フロントタイヤがハンドルに近く、ホイールベースを短くできました。さらに、バイクにまたがる際は、前後のサスペンションがある程度ストロークするので、足つきはそれほど悪くありません。
魅力④ドゥカティならではのデザインが特徴的
スクランブラーカフェレーサーは、ドゥカティならではのデザインが特徴的です。2019年に発売されたモデルはタンクにドゥカティの旧ロゴがあえて使われており、ユーザーを楽しませています。他にも、ヘッドライトにはカフェレーサーカスタムの中でも人気のあるX字フレームが装備されています。
さらに、ヘッドライト中央にはドゥカティのロゴでもある「スクデット」の刻印が印象的です。ドゥカティはデザインにこだわりがあるメーカーですので、他にも探してみると面白いですね。
カスタムパーツを装備するとかっこよさUP
ドゥカティのスクランブラーカフェレーサーにカスタムパーツを装着すると、かっこよさがアップします。ドゥカティはカフェレーサーをカスタムしてさらに楽しんでもらえるように、各メーカーがカスタムパーツを用意しています。カスタムパーツを装着した車両を紹介するので、カスタムの参考にしてみてください。
カスタム車両①防風対策のスクリーン
こちらの車両はヘッドライトの上に小さいスクリーンを取り付けたカスタムです。ドゥカティのスクランブラーカフェレーサーはカウルが付いていないため、他のバイクに比べて走行風を直接受けやすくなります。走行風を直接受けるメリットはバイクにのってダイレクトに風を感じられるところ。
逆に、デメリットは身体に直接風が当たるので、疲労の原因になるでしょう。小さいスクリーンを装着するだけでも走行風をかなり軽減できるので、性能とデザイン性のどちらも欲しいという方にピッタリなカスタムパーツです。
カスタム車両②ドレスアップマフラー
こちらの方の車両はマフラーがテルミニョーニに変更されています。テルミニョーニのマフラーはデザインが控えめなため、スクランブラーカフェレーサーのデザインとマッチするでしょう。
以下の動画サイトでは、テルミニョーニのマフラーを装着したバイクサウンドを確認できます。また、兄弟シリーズであるスクランブラーモデルのカスタムマフラーも装着できるようなので、気になる方はチェックしてみてください。
カスタム車両③オリジナルパーツの装着
こちらの車両は、海外のカスタムショップが手掛けたパーツを装着したモデルです。カスタムショップで作られたパーツはロケットカウルとカフェシートで、どちらもカフェレーサーカスタムによく装着されています。
もし、ロケットカウルやカフェシートなどを取り付ける際は、カスタムショップに依頼する必要があります。なぜなら、ドゥカティや他のカスタムメーカーでは、ロケットカウルやカフェシートなどのパーツを販売していないからです。
新車ではなく中古車でも購入できる?
新車か中古車かは気にしなくても平気
スクランブラーカフェレーサーは中古車で購入可能です。2022年4月26日現在、ドゥカティのスクランブラーカフェレーサーは新車での販売を終了しています。そのため、新車の在庫があればいいのですが、中古車で購入することがほとんどでしょう。
また、現在の中古車価格の平均は、130~150万円と新車価格とほとんど変わりません。ドゥカティのスクランブラーカフェレーサーの購入を検討している方は、新車や中古車についてあまり気にしなくてもいいでしょう。
購入するなら正規ディーラーがおすすめ
もし、スクランブラーカフェレーサーを購入するのであれば、ドゥカティの正規ディーラーで購入しましょう。不具合が起きてしまった場合、修理するのにドゥカティのディーラーでなければならないから。ドゥカティの車両に使われているコンピューターは、ディーラーが用意しているシステムでないと操作できないようになっています。
そのため、個人やディーラー以外で購入してしまうと、何かトラブルが起きてしまっても対応が難しいでしょう。万が一のことを考えるとディーラーでの購入が一番安心です。
ドゥカティカフェレーサーは独特な魅力ある
ドゥカティのスクランブラーカフェレーサーは独特な魅力があります。スクランブラーカフェレーサーは他のバイクにはないデザインや、エンジン性能が味わえるバイクです。また、排気量が800ccもありますが、低回転域でも気持ちよく走れて、扱いやすいのも魅力の1つ。
さらに、カフェレーサースタイルを気軽に楽しめるように、セパレートハンドルも垂角が浅く広いので、自然な乗車姿勢を保てます。個性のあるバイクを探している方は、ぜひドゥカティのスクランブラーカフェレーサーをチェックしてみてください。
カフェレーサースタイルが気になる方はこちらの記事をチェック!
カフェレーサースタイルについて気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。カフェレーサーには250、400、1000ccなど、さまざまな排気量が用意されています。
また、カフェレーサーバイクばデザイン性が重要視されるバイクでもあるので、カフェレーサースタイルに合ったヘルメットや服装を選んでみるといいでしょう。下の記事では、カフェレーサーについて紹介しているので、参考にしてみてください。
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