道正昆布 天然日高昆布
ミツカン ぽんしゃぶ 250ml
ムソー 旨味本来・生しょうがチューブ
鹿児島産黒豚しゃぶしゃぶ (ファミリーセット)
あく取りお玉 オレンジ
特殊製法 アオキの生うどん
ポッカサッポロ ポッカレモン100 120ml
ユウキ 四川豆板醤 500g
ふくれん 九州産ふくゆたか大豆成分無調整豆乳 1L
しゃぶしゃぶの食べ方にはコツがある!
お肉や魚介類などを出汁の中に短時間入れて食べるしゃぶしゃぶは、日本ならではのグルメです。お店で食べるのはもちろんのこと、自宅でも気軽に楽しめることから、高い人気を集めています。そんなしゃぶしゃぶをさらにおいしく食べるには、食べ方のコツを把握しておくことが重要です。
本記事では、しゃぶしゃぶを最後までおいしくいただくための食べ方をご紹介します。用意しておきたい野菜や薬味、入れる順番、スープのうま味を楽しめるシメのご飯まで、おすすめの食べ方を解説。ワンランク上のしゃぶしゃぶを楽しむためのコツを役立ててみてください。
また、いろいろな食べ方ができる人気レシピも集めました。好みの食べ方でしゃぶしゃぶを作って、贅沢な時間を過ごしていきましょう。
おいしいしゃぶしゃぶの食べ方【準備】
おいしい食べ方をするためには、準備段階からこだわるのがおすすめです。どのようなものを用意しておけばよいのか事前に把握しておけば、スムーズに必要な食材を揃えられるようになります。
出汁を取る
道正昆布 天然日高昆布
旨みたっぷりの味わいを楽しむのであれば、鍋に入れる出汁からこだわるのがおすすめです。おいしい出汁を作ることによって、食材にうま味が加わり、ワンランク上の風味を感じられるようになります。
基本は、昆布と鰹節の合わせ出汁がおすすめ。もし出汁の用意が面倒な時は、市販の顆粒出汁を使用しても問題ありませんが、なるべく自分で作った方が、香り豊かなしゃぶしゃぶに仕上がります。
簡単な出汁の取り方
水1Lに対して10〜15g程度の昆布を入れ、30分以上置いておきます。昆布が入った水を火にかけて、中火にかけてください。沸騰する前に昆布を取り出し、1Lに対して15〜20gの鰹節を入れます。
ひと煮立ちさせてから火を止めて、そのまま4分ほど置いたら、ザルでこして完成です。意外と簡単にできるので、おいしい食べ方をするために、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
タレを揃える
ミツカン ぽんしゃぶ 250ml
次に、味付けに必要となるタレや薬味を揃えていきます。タレの定番と言えば、ポン酢です。ポン酢と一口に言っても、柚子やカボスなどの柑橘系が効いたものや、出汁が入ったものなどいろいろあるので、好みの食べ方ができるタイプを選んでください。
また、ポン酢以外にもタレや調味料を揃えておくと、最後まで飽きずに食べられます。濃厚な味わいのゴマダレや、ピリッとした風味を楽しめるラー油、柚子胡椒など、お気に入りの味を取り入れましょう。
薬味も準備
ムソー 旨味本来・生しょうがチューブ
味わいにアクセントをつけたい時は、薬味も準備します。薬味の定番としてあげられるのが、小ネギや生姜のすり下ろし、ニンニクのすり下ろし、ミョウガなどです。これらの薬味を揃えておけば、味を変えたい時に役立ちます。
味の幅を広げたい場合は、他にも準備してみましょう。さっぱりとした風味がお好みなら、梅干しを叩いたものや、青ジソがおすすめです。刻み海苔を加えて、磯の香りを楽しむのも1つの方法。さまざまな薬味を活用してみてください。
必要な野菜を準備する
自宅でもおいしくしゃぶしゃぶを食べるために欠かせないのが、野菜です。魚介類や肉だけだと飽きてしまうので、合間に野菜を入れて変化をつけるのが食べ方のポイントです。
たっぷりの野菜を用意しておけば、栄養バランスを整えられます。必要な野菜をチェックして、好みに合わせて取り入れていきましょう。
おすすめの必要な野菜
定番の野菜としておすすめしたいのが、レタスやほうれん草です。これらの野菜はすぐに火が通るので、鍋の中に入れてからすぐに食べられるのが魅力。レタスはシャキシャキとした食感を楽しめるので、味のアクセントになります。ほうれん草を使う場合はアクができやすくなるため、適宜すくいとるようにしてください。
他には、エノキやシメジといったきのこ類もすぐに火が通ります。おいしい出汁も出るので、しゃぶしゃぶにぴったりです。
火が通るのに時間がかかる野菜は千切りに
人参や大根のように火が通るまで時間がかかる野菜は、千切りにするのがおすすめです。千切りにしておけば、そこまで時間をかけずに火が通ります。また、キャベツやセロリといった野菜を千切りにして入れるのもおすすめです。いろいろな野菜を使って、彩り豊かなしゃぶしゃぶにしていきましょう。
肉を用意
鹿児島産黒豚しゃぶしゃぶ (ファミリーセット)
スムーズに用意を進めるために、しゃぶしゃぶ用にカットされた肉を準備してください。厚切りの肉だとすぐに火が通らず、しゃぶしゃぶをするのが難しくなります。
定番の肉の種類として挙げられるのが、牛肉や豚肉です。さっぱりとヘルシーにいただきたい時は、鶏胸肉を使うのもよいでしょう。クセが気にならなければ、羊肉を使うのもおすすめの食べ方です。選ぶ肉によって味が変わるため、こだわってみてはいかがでしょうか。
魚介類も人気
使用する食材は肉が定番ですが、最近は魚介類を使ったしゃぶしゃぶも人気です。ブリや金目鯛など、脂が乗った魚介類を使用するとよいでしょう。脂が少ない魚介類だと火を通した時に、パサつきが気になることがあるので、注意してください。
また、お刺身でも食べられる鮮度のものを選ぶのも重要なポイント。お刺身用と表記されていない場合は、しゃぶしゃぶに使うのはやめておいた方が無難です。
おいしいしゃぶしゃぶの食べ方【入れる順番】
食材の用意ができたら、次は入れる順番をチェックしていきましょう。基本的な順番を把握しておくことで、スムーズにしゃぶしゃぶを堪能できるようになります。いろいろな食材を取り入れた食べ方で、楽しんでみてください。
最初は火が通りにくい野菜から
最初に、出汁を加熱して沸騰させます。次に、火が通るまでに時間がかかる野菜を入れてください。すぐに加熱に時間がかかる野菜は序盤で入れて、他の食材を食べている間に火を通すとスムーズです。
根菜類は特に火が通りにくいので、早めに入れておくとよいでしょう。また、野菜を最初に入れておくことで出汁に旨味が染み出し、スープがさらにおいしくなるのもポイントです。
すぐに火が通る野菜は後で
レタスを始めとしたすぐに火が通る野菜は、長時間鍋に入れておくと食感が損なわれます。食感を活かしたい場合は、最初に入れるのではなく、後で入れるとよいでしょう。
また、ほうれん草のようにアクが出やすい野菜は、一度にたくさん入れると、鍋の中がアクだらけになる可能性があります。このように野菜の性質を把握した上で、入れるタイミングを決めるのが食べ方のコツです。いろいろな野菜を試して、どのタイミングで入れるのがよいか決めてみてください。
肉や魚介類を入れる
火が通りにくい野菜の準備が整ったら、メインの食材の出番です。好みに合わせて選んで肉や魚介類を鍋の中に入れます。生物を扱う際には、専用の箸を準備するのがおすすめです。生物用と食用の箸を一緒にすると、食中毒の危険性があります。
刺身用の食材であれば問題ありませんが、刺身用以外の生物は、必ず専用の箸で扱うのが食べ方のコツです。菜箸など、みんなで使い回せる箸を用意しておくとよいのではないでしょうか。
食材に合わせて時間を変える
しゃぶしゃぶは、薄くスライスした食材を短時間加熱して食べる料理です。ただし、肉や魚介類を入れる場合は、食材の性質に合わせて加熱時間を変えるとよいでしょう。
例えば、牛肉は多少赤い部分が残っていても問題はないと考えられています。一方で、豚肉や鶏肉は中までしっかり火を通さないと、食中毒のリスクがあるという説も。食材によって加熱の程度は異なることを考慮に入れた食べ方で、しゃぶしゃぶを楽しむようにしてください。
アクが出たら早めに取る
あく取りお玉 オレンジ
豚肉や牛肉を入れると、鍋の中にアクが出やすくなります。アクを放置しておくと、雑味が出てくるので、早めに取るのが食べ方のコツ。
しっかりアクを取るためには、アク取り用のお玉を用意しておくのがおすすめです。早めに取っておけば、アクでスープが濁るのを防げます。スープは最後のシメで使用するので、なるべく綺麗な状態をキープするようにしましょう。
野菜類も一緒に食べる
メインとなる肉や魚介類を楽しんだら、野菜も一緒に食べましょう。ここで、火が通りやすい野菜も鍋の中に入れていきます。肉や魚介類と同時に野菜もしゃぶしゃぶにして、一緒に食べるのがおすすめです。野菜ならではの食感が加わり、肉や魚介類を単体で食べるのとは異なる味わいを楽しめます。
薬味を加える
次に、薬味も加えて味を変えていきましょう。薬味を後乗せするだけで、風味がガラッと変わります。いろいろな薬味や野菜を組み合わせて、自分だけの食べ方を楽しむのもおすすめです。また、タレの味も適宜変えて、最後まで飽きずに楽しめる食べ方にこだわってみてください。
おいしいしゃぶしゃぶの食べ方【シメ】
肉や魚介類、野菜を思う存分に楽しんだ後は、スープを使ってシメまで楽しめるのがしゃぶしゃぶの魅力です。うま味をたっぷり含んだスープを活用して、おいしいシメを味わっていきましょう。おすすめの食べ方をご紹介します。
ご飯を入れる
スープを余すことなく楽しみたい時は、ご飯を入れるのがおすすめです。ご飯がうま味を吸収して、深い味わいを堪能できるのが魅力。ご飯を使用する際に粘りが気になる場合は、事前に水洗いをしましょう。
ご飯をザルに入れ、流水を使って軽く洗うことで、ご飯を煮込んだ時に粘りが出るのを抑え、さらっとした食感に仕上げられます。また、スープを十分に吸収させたい時は、生米を入れて加熱する方法もあるので、好みに合わせて選んでください。
麺類もおすすめ
特殊製法 アオキの生うどん
ご飯以外には、麺類もおすすめです。ご飯か麺類のどちらにするかは、スープの種類によって決めるとよいでしょう。
和風の味付けなら、ご飯やうどんなどの和の食材が相性ぴったりです。もし、鶏がらスープを使ったのであれば、中華麺が合います。スープに合わせて、いろいろなシメの食べ方を楽しんでみてはいかがでしょうか。
薬味や溶き卵をプラス
鍋の中に入れたご飯や麺類に火が通ったら、お好みで溶き卵を回しかけます。卵を入れることでスープがマイルドになり、優しい味わいに。また、残った薬味を乗せるのも人気の食べ方です。溶き卵や薬味に関しては好みによるので、味見をしながらどのような食べ方をするのか決めてみてください。
最後までシメをいただいたら、しゃぶしゃぶの終了です。基本の食べ方を覚えていれば、普段よりもおいしくいただけるのではないでしょうか。
食べ方いろいろ!しゃぶしゃぶレシピ4選
定番の食べ方以外にも、さまざまな食べ方を楽しめるのが、しゃぶしゃぶの魅力です。おすすめの食べ方・レシピをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。お気に入りの食べ方で、しゃぶしゃぶを味わいましょう。
レシピ①:梅干ししゃぶしゃぶ
豊の香梅 梅干し
白だしの中に梅干しを加えることで、脂が乗った豚肉もさっぱりといただける食べ方です。スープにしっかり味がついているので、タレを準備しなくてもよいのが嬉しいポイント。お好みで薬味も加えて、おいしく食べましょう。
わかめ(塩蔵)25g
レタス4枚
豆苗1パック
長芋250g
豚肉しゃぶしゃぶ用300g
■ 【A】
ヤマキ「割烹白だし」100ml
水700ml
梅干し適量
■ 【シメの材料】
ご飯茶碗2杯分
大葉(せん切り)5枚分
おいしい食べ方
長芋は千切りに、レタスは食べやすい大きさにカット、豆苗は根元を切り落とします。ワカメは水で戻して、食べやすい大きさに切ってください。鍋に白だしと水を入れて沸騰させ、ちぎった梅干しを加えます。
ワカメやレタス、豆苗を入れて、豚肉に火を通しましょう。野菜類と豚肉を一緒にいただきます。シメにはご飯を入れ加熱し、大葉を散らす食べ方がおすすめです。
レシピ②:レモンしゃぶしゃぶ
ポッカサッポロ ポッカレモン100 120ml
レモンの爽やかな風味が効いた、人気の食べ方です。輪切りにしたレモンを入れることで、甘酸っぱい味わいを楽しめます。寒い時期はもちろんのこと、暑くて食欲がなくなりがちな時期にもぴったりなしゃぶしゃぶです。
■ 【つゆ】
ポッカレモン100大さじ2
和風だし汁(かつお・昆布だし)800ml
オリーブオイル大さじ2
塩小さじ2
黒こしょう少々
■ 【具材】 豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)350g
白菜1/4株
長ねぎ1本
ぶなしめじ100g
水菜2株
にんじん1/4本
レモン適量
■ 【しめ】
そうめん適量
水菜適量
黒こしょう適量
レモン適量
おいしい食べ方
白菜と水菜はざく切り、人参は細切り、シメジはほぐし、レモンは輪切りにしておきます。だし汁・レモン果汁・オリーブオイル・塩胡椒を鍋に入れて沸騰させたら、具材を入れてしゃぶしゃぶをいただきましょう。
シメには、茹でたそうめんを冷水で締めてから、鍋の中に入れます。軽く温めてから器に盛り、お好みで水菜や黒胡椒を加えて完成です。
レシピ③:火鍋しゃぶしゃぶ
ユウキ 四川豆板醤 500g
ピリッとした風味が効いた、火鍋風のしゃぶしゃぶです。豆板醤や山椒を入れることで、まるでお店のような味わいに仕上げられます。いろいろな具材を入れて、楽しんでみてください。シメには中華麺を入れるのもよいでしょう。
★にんにくみじん切り1カケ
★生姜みじん切り小1〜2
★長ネギみじん切り大1
★豆板醤小1〜2
★花山椒大1
★粉山椒小1/2
★ごま油大1
■ダシ汁
干し椎茸1枚
昆布10㌢1枚
水1200㏄
■ 調味料
鶏ガラスープの素大2
酒大2
醤油大2
ナンプラー大1
ラー油大1
おいしい食べ方
鍋に、ニンニク・生姜・長ネギ・豆板醤・山椒・胡麻油を入れて、加熱します。香りが出てきたら、水と干し椎茸・昆布を入れましょう。鶏がらスープ・酒・醤油・ナンプラー・ラー油も加えて、煮立たせます。
もやしや長ネギ、青梗菜、ほうれん草など、好みの野菜や豚肉を入れて、しゃぶしゃぶを楽しんでください。タレはなくてもおいしくいただけますが、ごまダレを合わせる食べ方もおすすめです。
レシピ④:豆乳キムチしゃぶしゃぶ
ふくれん 九州産ふくゆたか大豆成分無調整豆乳 1L
豆乳のまろやかさとキムチの辛味が絶妙にマッチ。キムチ入りながらも、優しい味わいに仕上げられるのが魅力です。辛味が苦手な方は、甘口のキムチを使ったり、キムチの量を少なくしたりして調整をするとよいでしょう。
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)300g
長ねぎ1/2本
白菜キムチ200g
味噌大さじ1と1/2
ごま油大さじ1
おろしにんにく1片
塩、あらびき黒こしょう各適量
■ A 豆乳(無調整)2カップ
水1カップ
酒1/2カップ
■ お好みの食材
野菜、きのこなど適量
おいしい食べ方
長ネギは斜め切りにしておきます。鍋にごま油とニンニクを入れて加熱し、香りが出てきたらネギを加えてください。ネギがしんなりとしたタイミングで、味噌とキムチを入れて軽く炒めます。
豆乳・水・酒を入れて中火で煮立たせたら、スープのできあがりです。お好みの野菜や豚肉を入れて、しゃぶしゃぶを堪能してください。
好みの食べ方でしゃぶしゃぶを堪能しよう
自宅でも簡単に楽しめるのが、しゃぶしゃぶの魅力です。本格的な味わいを楽しむためには、食べ方にこだわることが大切。出汁を取ったり、必要なタレや薬味を揃えたり、しゃぶしゃぶの準備を整えておきましょう。
また、火が通りにくい野菜は先に入れるなど、しゃぶしゃぶの具材を入れる順番にも、意識を向けるのがおすすめです。最後は、お好みのご飯や麺でしゃぶしゃぶをシメます。ぜひ、好きな食べ方でしゃぶしゃぶを堪能してください。
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