サーマレスト ベースキャンプ L
モンベル U.L. コンフォートシステム エアパッド 180
キャプテンスタッグ EVAフォームマット UB-3001
コールマン テントエアーマット300
テント泊に便利なアイテムをご紹介
インナーマットとは
インナーマットとはテント内に敷くキャンプアイテムの一つです。一般的に厚手の生地を用いていてクッション性も高いので、地面の凹凸があっても快適な寝心地が得られるでしょう。また、地面からの湿気や冷気をシャットアウトできるため、真夏や真冬の厳しい条件をやわらげる効果もあります。
テント用のインナーマットの種類は豊富
有名アウトドアブランド品をはじめとして数多くのインナーマットが販売されています。ソロ用に便利なコンパクトな商品からファミリー用途で使える大型のマットまでバリエーションも豊富です。
以下ではテント泊用のインナーマットの選び方を解説し、おすすめの商品をサイズ別でご紹介していきます。本記事は2022年8月9日の情報をもとにしました。ご購入の際は最新の情報を再度ご確認ください。
インナーマットの選び方
1.用途にあったタイプを選ぼう
インナーマットは大きく3タイプに分類できます。インフレーターマットはスポンジ状の発泡剤を内蔵したマットで、バルブを開くことによって自動で膨張する仕組みです。エアマットは空気を注入してクッション性を持たせるのが特徴で、空気の入れ方でお好みの硬さに調整ができます。
また、折りたたみ式のウレタンやEVA素材のマットは設営をスムーズにできるのがおすすめ点ですが、ややかさばるのがデメリットです。
2.厚みは4cm以上&軽量の商品を選ぼう
人がストレスを感じずに寝返りを打てるマットの厚さは4cm以上といわれています。4cm程度を目安にして厚手の商品を選びましょう。
また、テント内への持ち運びを考慮すると軽量でコンパクトに収納ができる商品がおすすめです。特にエアマットやインフレーターマットは空気を抜けば小さく折りたためる傾向があります。なかには収納ケース付きの便利な商品もあるのでチェックしてみましょう。
3.保温性や防水性もチェックしよう
インナーマットの保温性能を示す指標として「R値(熱抵抗値)」というものがあります。大きいほど地面からの熱や冷気を遮断する傾向にあり、冬に利用する場合はR値が4以上の商品がおすすめです。R値の表記がない場合は、ショップや商品サイトの口コミなどで保温性能をご確認ください。
また、キャンプでは濡れた地面や急な雨のなかでテント泊をする場合もあります。防水性の高いマットを選び、快適な寝心地を保ちましょう。
コンパクトなインナーマットおすすめ2選
1.サーマレスト・ベースキャンプ(L)
サーマレスト ベースキャンプ L
サイズ | 長さ196cm×幅64cm×厚さ5cm |
---|---|
重量 | 1530g |
サーマレストはアメリカを本拠とするアウトドア用睡眠グッズを中心にしたブランドです。ベースキャンプはインフレータータイプのソロ用インナーマットで、R・L・XLの3サイズから体格に合わせて選ぶことができます。
R値が6.0もあり冬でも暖かく過ごせるのが特徴です。カラーはポセイドンブルーで、Lサイズは18700円ほどで販売されています。
4シーズン対応でコンパクトに収納できる
ベースキャンプは膨らませると厚み5cmになるマットです。内部の空気と発泡剤がクッション性を上げるため、快適な寝心地が得られるでしょう。表面のポリエステル生地はすべにくく、寝袋をホールドしてくれるのもおすすめ点です。
同社独自のバルブ機構は空気の抜けがスムーズで、初心者でも利用しやすくなっています。軽量で付属のスタッフサックも扱いやすく、テントへの移動がしやすいでしょう。
2.モンベル・U.L.コンフォートシステムエアパッド180
モンベル U.L. コンフォートシステム エアパッド 180
サイズ | 長さ180cm×幅50cm×厚さ7cm |
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重量 | 504g |
登山用品などで有名なモンベルのエアタイプのインナーマットです。空気を抜けば直径11cm・長さ20cm程度のコンパクトサイズになるので、付属の収納バッグで気軽に持ち運べるでしょう。
カラーはライトブルーで価格は11000円ほど、TPUラミネートによる防水加工が施されています。150cmや120cm、90cmの長さ違いやワイド幅のラインナップもあるので、体型や身長に合わせられるのもおすすめ点です。
持ち運びが便利でクッション性も抜群
モンベルのエアパッドめちゃコンパクトでいいぞこれ#キャンプ pic.twitter.com/qb9CPpkyTj
— キャンパーぽん (@Nopekat) October 4, 2020
エアパッドにはモンベル独自のボックス構造が採用され、体を包み込むような寝心地が得られます。体重をかけるとフラットになるので、スムーズに寝返りを打つこともできるでしょう。また、空気の入れ具合で硬さを調整できるのも魅力です。
頭の部分にはピローストラップを備え、マットに枕を固定することができます。呼気で空気を入れることもできますが、別売りのポンプバッグを利用すればより簡単に設営ができるでしょう。
大型のインナーマットおすすめ2選
1.キャプテンスタッグ・EVAフォームマット(ダブル)
キャプテンスタッグ EVAフォームマット UB-3001
サイズ | 長さ217cm×幅140cm×厚さ1.5cm |
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重量 | 約760g |
多彩なアウトドア用品を展開するキャプテンスタッグのマットで、EVAフォームという発泡剤を素材としています。厚手ではありませんが、特殊な凹凸構造により地面の形状によらず快適な睡眠が取れるのがおすすめ点です。
ダブルサイズのため2人が余裕をもって就寝するスペースを確保。2人より多い場合はシングルサイズを横に追加することが可能です。軽量で大きな持ち手の収納ケースも付属するので、持ち運びも苦になりません。
シンプルな構造で使い方のバリエーションが豊富
EVAフォームマットのカラーはキャンプ場になじむグリーンで、価格は13000円ほどと大きさの割にはリーズナブルです。折りたたみ式なので取り扱いが簡単で、初心者の方が最初に利用するマットとしてもおすすめできます。
ソロキャンプで利用する場合には、幅方向に2つ折りにして厚みを増したり、縦方向にたたんで一部を枕として利用したりと、さまざまな使い方ができるでしょう。
2.コールマン・テントエアーマット300
コールマン テントエアーマット300
サイズ | 長さ288cm×幅190cm×厚さ14cm |
---|---|
重量 | 8kg |
アメリカの有名なアウトドアブランド・コールマンが提供する大型のインナーマットです。300cm×190cm以上のテントに対応する大型商品ですが、エアタイプなので比較的コンパクトなサイズの収納ケースに収めることができます。
カラーはベージュで価格は18800円ほどです。表面は表面フロック仕上げによるスウェードのようなやさしい肌触りなので、心地よい睡眠が得られるでしょう。
ファミリーで快適に過ごせる有名ブランド商品
テントエアーマット300は手動で膨らませるには体力が必要なので、電動空気入れの利用をおすすめします。空気をしっかり入れるとエア式とは思えない硬さになり、他の人が寝返りを打っても気にならないほどです。
また、厚みが14cmもあるので、地面の凸凹を吸収し冷気も感じにくいでしょう。裏面は防水性の高いビニール素材のため濡れる心配はありません。横幅は広めの設計で家族4人がゆったりと過ごすことができます。
居心地抜群のテントで快適な睡眠を
インナーマットはテント泊で快適な寝心地を得るために必要なアイテムです。地面の凹凸を吸収してくれるだけでなく、肌触りがよく冷気を遮断してくれるといった多彩な機能があります。
コンパクトにできる持ち運びが便利な商品や、折りたたみが簡単な初心者向けのマットなど用途に合った製品を選ぶことが可能です。お気に入りが見つかりましたら、近くのアウトドアショップなどで実物を確認してみてはいかがでしょう。
テント泊向けのインナーマットが気になる方はこちらもチェック!
テント泊用のインナーマットにはほかにも数多くの製品があります。以下にはインナーマットの代用としても便利な銀マットも含めた、おすすめ商品の特集をリンクしました。こちらも併せてお楽しみください。
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