サーマレスト|アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト
キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット M-7381
ユーザー折りたたみ式レジャーマット U-P845
キャラバン| AP テントマット M 4102
モンベル ダウンハガー800 Women's #2
コールマンインナーマット フォールディングテントマット
コールマン|マット キャンパーインフレーターマット/Wセット 2000026847
超軽量銀マットキャンプ用レジャーアルミシートマット
銀マットの役割とは
キャンプや登山での快適な睡眠のために重要なアイテム、そのひとつが銀マットです。 ホームセンターで売っている、お風呂の蓋としても使えるお手軽な値段のものから、ブランドの高性能なものまで様々なものがあります。 この銀マットにはどんな役割があるのでしょうか?
断熱効果
夏は地面からの熱を遮断し、冬は体から地面へ熱が放出するのを防いでくれます。 地面からの「底冷え」で、一睡も出来ずに朝を迎えてしまった・・・そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
銀マットで断熱効果を得るとはどういうことなのでしょうか? 熱が移動する方法には、「熱放射」・「熱伝導」・「対流」の3種類があります。 「熱放射」は電磁波によって熱が伝わります。 「熱伝導」は物質によって熱が伝わります。 「対流」は液体や気体の移動によって熱が伝わります。 銀マットのアルミ面は「熱放射」の効果があります。 熱の出る物質に向けることで、電磁波の赤外線を反射し暖かく感じることが出来ます。
地面から出る冷気は、電磁波ではないので反射することが出来ません。 「底冷え」は地面から冷気が出てきて体が冷えるわけではなく、熱は温度が高いほうから低いほうへ移動するので、冷えた地面に体の熱が奪われるため寒く感じるのです。 冷えた手で暖かいカップを持つと手が温まるのはこの現象です。 熱は双方の温度が等しくなると移動しなくなりますが、温度差があるほど移動速度は速くなるので、地面と温度が等しくなる勢いで熱を奪われれば、体が痛くて眠れなくなるくらい寒くなるのは当然のことと言えますね。 冷気を防ぐためには、素材の発泡ポリエチレンなどが厚いものを選んで対策しましょう。 熱源である自分の体にアルミ面を向けて、体から出る熱を反射させ、地面に逃がさないようにするのが良いでしょう。
床の凹凸を吸収
登山でテントが張れる平らな場所や、一見きれいに整えられたキャンプ場でも、実際横になってみると地面の凸凹や、小さな石が体に当たってしまいます。小さな石でも結構気になって眠れないものです。これはテントのシートだけでカバー出来るものではありません。 銀マットを敷くことによってこの不快な床の凹凸を吸収してくれるので、快適な睡眠を手に入れることが出来ます。
銀マットの使い方
テントシートの上に銀マットを敷きます。この時アルミの銀面をどちらに向けるか悩むところです。 一般的に銀マットの使用説明書には、「銀面を下に向ける」と記載されているようですが、断熱効果で記載したように、アルミは熱の伝わる赤外線を反射することから、夏は地面の熱を体に移動させないように銀面を下向きに。冬は体の熱を地面に移動させないように銀面を上向きに使うのが効果的です。
車中泊でも活躍します!
車中泊で寝る時に敷くという使い方はもちろんですが、車の窓に銀マットを取り付ければ、断熱、遮光、目隠しが出来る優れものです。 ただし、車の窓に合わせて切ったり、組み合わせたりの作業が必要ということと、出来上がったものを積んでいかなければならないので、その分かさばる荷物が増えるということをお忘れなく。
緊急時にも活躍します!
折りたたみタイプの銀マットでは難しいので、ロールタイプでの使い方になりますが、銀マットは熱反射や保温の効果が期待できるので、緊急時には体温保持のために体に巻き付けて使うことが出来ます。 キャンプや登山での緊急時はもちろんのこと、日常生活で自然災害が起こった時に、避難用の荷物の中に入っていると心強いアイテムです。
銀マットを選ぶポイント
銀マットを購入する時の3つのポイントをあげてみました。 自分の用途に合った銀マットを選びましょう。
①折りたたみかロールか
折りたたみタイプの銀マットのメリット:たたむのが楽。きれいに敷ける。 デメリット:かさばるので収納するスペースが必要。 ロールタイプの銀マットのメリット:コンパクトに収納出来る。 デメリット:巻き癖がつくので、広げると端が丸まってきれいに敷きにくい。
②サイズはどうするか
登山の場合、荷物は軽量コンパクトが一番です。収納を考えて小さめのサイズを選んで、足りない部分はザックなど他の荷物に足を乗せるなどして補いましょう。 キャンプや車中泊で、荷物の重量をそれほど気にしなくていい場合は、自分の身長に適したサイズのものを選びましょう。
③厚手か薄手か
体の下に敷いた時のクッション性に重点を置くのなら、厚手のものを選びましょう。厚みが増す分快適さもアップします。 夏のキャンプでの使用や、あまり地面の凹凸をなくすことは出来なくても、保温ために体に巻き付けて使うことも考えるなら、薄手のものを選ぶのが良いでしょう。
R値について
商品説明にR値と書かれているのを目にしたことはありませんか? このR値とその後の数字にはどんな意味があるのでしょうか。 R値とは熱抵抗値のことで、熱抵抗値とは物質の熱の伝わりにくさを表す値です。この値が大きいほど熱が伝わりにくいということになります。 熱抵抗値は物質の熱の伝わりやすさ(=熱伝導率)と厚みの関係で決まります。 同じ熱伝導率の素材であれば、厚ければ厚いほど熱が伝わりにくく熱抵抗値が高い、つまりは断熱性が高いということになります。 どの商品を買おうか迷った時に、覚えておくと比較出来て便利な値ですね。
銀マットは修理できるか?
銀マットは、どちらかというと消耗品のような使い方になると思います。 とはいえ使い捨てるほどの安い値段でもなく、中にはかなりいい値段の銀マットもあります。 使用できなくなったら仕方ないとして、愛着を持って使っていたら、修理出来るものなら修理して使いたいですね。 銀マットの破損は、折り目や小さな穴が破れて広がるケースが多いです。 この破れた個所を、OPPテープという梱包などで使われる粘着テープを使って修理しましょう。 OPPテープは無色透明で粘着力が高く、丈夫で防水性も高いので、アウトドアで使うにはうってつけと言えるでしょう。 修理方法は、破れた箇所の位置を合わせてOPPテープを貼っていくだけです。 気泡が入らないように丁寧に、裏表とも貼りましょう。 破損が小さいうちに修理をしておくと楽ですよ。 また、折り目などの破れやすそうな箇所には、最初からテープを貼って補強しておくと長持ちします。
銀マットおすすめ5選をご紹介
銀マットおすすめ①THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス
サーマレスト|アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト
サイズ:51×183×2cm 重量:410g 素材:軽量EVAフォーム 収納サイズ:51×15×13cm R値:2.6
すぐに広げられるアコーディオン式収納で、軽量コンパクトなところが魅力です。 厚手で丈夫、穴が開く心配もありません。少々の小石は気にすることなく眠ることが出来ます。 断熱性にも優れ、表面に施されたアルミ蒸着が、体からの熱を反射し暖かさを逃がさない構造になっています。
銀マットおすすめ②キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シルバーキャンピングマット
キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット M-7381
コンパクトに収納できる小さいサイズなので、出来るだけ荷物のかさを減らしたい人や車中泊にもおすすめです。 キャンプ、登山以外に、お花見などの普段使いのレジャーにも活躍します。
銀マットおすすめ③ユーザー(USER) 折りたたみ式レジャーマット
ユーザー折りたたみ式レジャーマット U-P845
収納する時に地面に触れていた面どうしが接するので、座る側が汚れることがありません。 折りたたみタイプで巻き癖がつかないので、きれいに敷くことが出来ます。
銀マットおすすめ④HWSHOW 超軽量銀マットキャンプ用レジャーアルミシーマット
超軽量銀マットキャンプ用レジャーアルミシートマット
アウトドアやキャンプにピッタリ。6〜8人でたっぷり使え、撥水加工で雨や汚れに強く速乾性に優れています。
湿気を通しにくい仕様なので、朝露や雨の後の湿った場所でも気にせずに快適に過ごせます。
銀マットおすすめ⑤キャラバン(Caravan) APテントマット
キャラバン| AP テントマット M 4102
強化繊維入りのアルミ蒸着を施しているので、破れにくく丈夫なことが特徴です。 ややかさばりますが、自分の用途に合わせたサイズにカット出来るのも魅力です。
銀マットと一緒に使うと効果的なアイテム
シュラフ
モンベル ダウンハガー800 Women's #2
テント泊をしようとするなら、シュラフは銀マットよりも先に購入していると思います。 テントシート+銀マット+シュラフ。これで快適度はかなり高くなるでしょう。 銀マットとシュラフはセットとして考えたいですね。
インナーマット
コールマンインナーマット フォールディングテントマット
インナーマットは銀マットの上に敷きます。 インナーマットの空気の層で断熱し、その熱を銀マットで反射して逃がさないようにします。
インフレーターマット
コールマン|マット キャンパーインフレーターマット/Wセット 2000026847
役割はインナーマットと同じで、銀マットの上に敷きます。 インフレーターマットは、バルブを開けると半分くらいは自動で膨らむところが楽ですね。
準備を整えて快適に過ごそう!
質の高い睡眠を得るためには、銀マットは必須と言っても過言ではありません。 ただし銀マット1枚で完璧!とはいきませんので、出来れば銀マット単独ではなく、ご紹介したようなシュラフやインフレーターマットなどの、他のアイテムと組み合わせることをおすすめします。そうすることによって、より暖かく快適に過ごすことが出来ますよ。