クロスカブのスペックを調査!
日本中を巻き込む空前のバイクブーム到来
日本では、古くからバイクブームが定期的に訪れています。ですが、1980年代のバイクブーム以降は影を潜め、その後のブームはなかなか到来することがありませんでした。しかし、社会情勢の影響もあって2021年〜22年、久しぶりのバイクブームが到来しています。
入手することすら困難になるほど注目を集めており、納車が数ヶ月待ちというケースも珍しくありません。社会情勢による部品供給などの遅れも影響しているとはいえ、凄まじい状況だと言えます。
ホンダ・クロスカブの燃費を始めとするスペックに注目
そんなバイクブーム真っ只中の日本では、さまざまなバイクが注目を集めています。そこで今回の記事では、ホンダが製造・販売をしている「クロスカブ」というバイクのシリーズに注目いたします。
気になる燃費のカタログスペックや実測値、タンク容量などをチェックしていきましょう。また、エンジンや走行性能といった観点からも紹介いたします。なお、本記事は2022年6月7日に作成されています。スペック情報は執筆時点のものとなりますのでご了承ください。
ホンダの「カブ」シリーズについて
50と100の2種類が販売中
ホンダのクロスカブは現在2シリーズが存在しています。それが「CROSS CUB 50」と「CROSS CUB 110」という2種類になります。クロスカブ110の方が50と比較して一回り大きいサイズです。
タイヤのサイズも比較すると、110が17インチのタイヤなのに対し、50は14インチです。50の方が街中などでは取り回しやすいというメリットを持ってい流と言えます。どちらを選ぶかは、性能・大きさで比較し自分の好みの方を選べるでしょう。
スーパーカブとは別物なので注意
なお、今回の記事で注目していくクロスカブは、同じくホンダが製造している「スーパーカブ」とは別物なのでご注意ください。エンジンは同一ではあるものの、デザインやシート高、乗り心地などは全くの別モデルです。同じ「カブ」シリーズだからといって混同視しないよう注意してください。
2022年に新型・新色が発売!
50は新色を6月に発売!
実はクロスカブは、2022年に新型および新色を発売を予定しています。50が新色としてマットアーマードグリーンメタリックとパールディープマッドグレーの2色を2022年6月に追加予定に加え、くまモンバージョンも継続が発表されています。
110は仕様変更で新型へモデルチェンジ!
そして、クロスカブ110は仕様変更を施した新型モデルが4月に発売されました。同時に発表されたスーパーカブ110の新型をベースにしているモデルであり、高い耐久性を備えた新エンジンを搭載するなど性能も向上している機能的なモデルに仕上がっています。
バイクのスペックをチェック!
気になる燃料消費率を紹介
ここからは、クロスカブの性能面に注目していきましょう。クロスカブは、燃費がいいオートバイとしても有名なモデルです。50と110、それぞれの燃費性能を紹介いたします。特に110は仕様変更に伴うモデルチェンジで燃費が向上しているので、欠かさずにチェックしておきましょう。
50の燃費
まずはホンダ・クロスカブ50の燃費から確認しておきましょう。クロスカブ50は、1名乗車時の定地燃費値が94.0km/リッターという数値で販売されています。非常に燃費性能が高いことが分かりますね。なお、燃料タンク容量は4.3Lとなっています。
110はモデルチェンジに伴い燃費性能アップ
クロスカブ110の2022年版の新型は、従来のクロスカブ110と比較して燃費の数値が向上しています。2人乗車時の定地燃費値が従来のモデルは61.0km/リッターだったのに対し、2022年モデルは67.0km/リッターへ大幅にアップしました。なお、燃料タンク容量は4.1Lとなっています。
実測値に近くてより参考になるWMTC値もチェックしよう
燃費の性能を示す指標として「WMTC値」というものが存在しています。発進・加速・停止などを織り交ぜて、より実際に行動を走行する際と近い想定で計測が行われた燃費の数値です。より実測値と近いため、購入時の参考にしやすいでしょう。
クロスカブ50のWMTC値は69.4km/リッターです。クロスカブ110は、やはりモデルチェンジに伴い、従来は66.7km/リッターだったのが67.9km/リッターへ向上しています。
両モデルの評価をチェックしてみよう
110の口コミ1:快適な乗り心地
バイクに限った話ではありませんが、何かを購入する際には実際の使用者による評価を確認しておくのが大切です。今回の記事では、クロスカブユーザーが寄せた参考になる口コミをいくつかピックアップいたしましたので、参考にしてみてください。
まず下記の口コミでは、クロスカブ110の乗り心地の快適さが伝わってくるでしょう。ある程度の距離であれば体が痛くならないというエピソードを添えられており、クロスカブ110のシート・サスのクオリティの高さが分かります。
【乗り心地】
快調。シートもサスもスーパーカブとは比べものにならない。100kmくらいの走行なら全く体のどこも痛くならない。
110の口コミ2:十分すぎる走行性能を搭載
オートバイを選ぶ際に走行性能を気にする方は多いでしょう。クロスカブ110は原付二種に該当するバイクで、いわゆるピンクナンバーでお馴染みのカテゴリーになりますので、そこまで特筆するべき走行性能を持っているわけではありません。
とはいえ、下記の口コミからはクロスカブ110が十分な走行性能を持っていると伝わってきます。日常生活の足として使ったり、ちょっとしたツーリング気分を楽しむのであれば十分な走行性能を持っているモデルだと言えるでしょうう。
【走行性能】
最初は60kmしか出ない気がしてましたが、3速60kmまで引っ張ってからの4速、80チョイはなかなか頑張ってくれて古いバイク乗りは十分ですよ。この軽さで取り回しで110ccで80km/hは優秀でしょう。
50の口コミ:可愛らしいデザインと評判
110と比較すると一回りほど小さいサイズが特徴的なクロスカブ50は、燃費性能の高さが最大の特徴です。しかし、その小ぶりなデザインが愛らしいという評判や、コンパクトなので取り回しがしやすいと使用面の快適さが言及されることも多いです。
実際、下記の通り口コミが投稿されています。小ぶりで「かっこかわいい」と自身のみならず周囲からもよい評判を受けていたり、オートバイ初心者の方でも意のままに操れるということが伝わってきます。
【デザイン】
文句のつけようがないです!14インチと小ぶりなタイヤのおかげでかっこかわいいと知人に大絶賛されます。
(中略)
【走行性能】
意のままに操る感覚がくせになります。コーナリングも初心者でも余裕です。ブレーキもよく効きます。ディスクじゃないので不安でしたが問題なしです。
ホンダのクロスカブは燃費がいい!
今回の記事では、50・110両モデル共に優れた燃費が特徴だと言える、ホンダの「クロスカブ」について注目してきました。クロスカブが持つ燃費のよさは、ガソリン代の節約のみならず環境にもやさしいモダンなモデルとも表現できるでしょう。
また、110は2022年4月に仕様変更バージョンの新モデルが発売したことで、燃費や耐久性を含めさらに性能が向上しています。原付二種クラスのオートバイを探している方は、クロスカブも検討してみてくださいね!
ホンダのクロスカブの燃費が気になる方はこちらもチェック!
今回の記事ではクロスカブの情報の中でも特に「燃費」などの性能面に比重を置いて紹介してきましたが、本サイトには他にもクロスカブや原付・バイク関連記事を多数掲載しています。中には、クロスカブとスーパーカブの違いを解説している記事も掲載中です。
また、クロスカブ乗りに人気の快適なヘルメットや、原付ユーザーが気をつけたい「雨の日」の対策や注意点を紹介している記事など幅広いトピックを掲載しています。ぜひ併せてご覧ください!
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