ジャクソン フリークセット 12g
ダイワ フラットジャンキー ヒラメタルZ 32g
熱砂 サルベージソリッド 70ES サーフエディション
ジャクソン サーフトライブ STHS-9102L
ダイワ 19 セルテート LT3000-CXH
ゴーセン ルーツ PE*8 150m 0.8号
サーフフィネスを始めよう!
タフなヒラメ・マゴチに効く新スタイルを解説!
ライトルアーで波打ち際まで攻略!プレッシャーの掛かるポイントや日中の釣りで実績をあげているサーフの新スタイル「サーフフィネス」をご紹介します。
ヒラメ・マゴチをターゲットにタックルからルアーまでややライトな構成、アクションはスローでじっくりという釣り方なので、これからサーフを始める初心者の方でも実践可能!中近距離戦で反応しなかったサーフの魚を攻略しましょう!
サーフフィネスはどんな釣り?
丁寧に探ってヒラメ・マゴチを反応させる釣り方!
まずは今回ご紹介する「サーフフィネス」の概要をご紹介します。
「フィネス」は釣りにおいては「繊細」を表す言葉で、細いラインとライトなルアーで感度を求めたり、小さなルアーやスローなアクションで魚を反応させる釣り方を指します。
近年、ヒラメやマゴチを狙うサーフゲームはヘビールアー・パワーロッド・遠投とストロングな釣り方が流行していて、飛距離を出してフレッシュな魚にアプローチするというスタイルが主流。これとは逆のアプローチで、ヘビールアーに反応しない手前の魚を釣ろうというのが新戦略「サーフフィネス」です。
飛距離よりも食わせを重視!
サーフフィネスで使用するタックルは、現在サーフの標準とされているものよりもややライトな構成。軽くてシルエットの小さいルアーが扱いやすく、着底をしっかり認識できる感度に優れたセッティングを用います。
ヘビールアーで沖を探すのではなく、軽いルアーで手前を釣るというのがサーフフィネスのイメージです!
サーフフィネスの強みと弱点
サーフフィネスが特に効果を発揮するシチュエーションは、低活性な魚が多い日中、移動が難しいハイプレッシャーポイント、軽いルアーが活きる遠浅サーフや手前狙いの釣りです。ヘビールアーが底を引きずってしまうような浅いポイントで、手前に残っている魚を攻略できます。ヒラメ・マゴチが岸に寄りやすいナイトゲームとも相性◎。
逆に弱点と言えるポイントは飛距離と効率で、シルエットの大きなルアーを遠投して探るような釣り方には適していません。沖側に変化があったり鳥山が出たり、こんなシチュエーションとの相性はイマイチです。
エリアの特性を考慮に入れつつ、タックルとルアーのバランスを検討してみましょう!
サーフフィネスに適したルアー
サーフフィネスにおすすめのルアーを3つご紹介!
続いてはサーフフィネスに適したルアーをご紹介します。
スタンダードなサーフルアーよりもシルエットを小さく、ウェイトを軽くするのがサーフフィネススタイル。ワンランク小さいもの、軽いもので、ボトムを攻めやすいタイプのルアーが人気です。
サーフ向けにこだわらずシーバス用を流用してもOK!まずはサーフフィネス定番のジグヘッド&ワームから始めてみましょう!
①ジグヘッド&ワーム
ジャクソン フリークセット 12g
ハードルアーに反応しないヒラメ・マゴチにはやっぱりワーム!ジグヘッドのウェイトを落として、フワっと誘うのがサーフフィネスのワーミングです。
ジグヘッドのウェイトは10g前後がおすすめで、ワームも3インチ程度までで細身のものを組み合わせるといつものジグヘッド&ワームと差別化ができて◎。テールタイプは定番のシャッドだけでなく、波動とアクションが控えめなピンテールタイプも有効です。
ジャクソンは「フリークセット」・「フィネスヘッド」などサーフフィネス系のアイテムが特に充実しているので、メーカーに迷う場合はこちらをチェックしてみてください!
②メタルジグ・シンキングペンシル
ダイワ フラットジャンキー ヒラメタルZ 32g
メタルジグ・シンキングペンシルをスローにストップ&ゴーで使ったり、リフト&フォールさせるような釣り方もサーフフィネスと相性がいいです。こちらもウェイトは軽めを意識して、メタルジグなら30g程度まででスローアクションに強いものをセレクトしましょう。ジグヘッドよりも飛距離を稼げる点が大きな強みです。
シンキングペンシルもドスンと沈まないことが重要なので、ウェイトに対してサイズがあるものならOKです。細身・コンパクトで重いタイプは飛距離を重視する釣りで投入しましょう。サーフフィネスタックルならウェイトが10g程度でも扱えます!
③バイブレーション・スピンテール・小型ミノー
熱砂 サルベージソリッド 70ES サーフエディション
バイブレーションやスピンテールもサーフフィネスで使えます。シーバス向けで20g程度までのもの、コンパクトなものを選択しましょう。バイブレーションはメタルだけでなく樹脂製も検討しておきたいところです。
その他、従来のサーフ用タックルでは軽すぎて扱いにくかったミノーも使えます。100mm程度までのシーバスミノーもチェックしてみましょう。
サーフフィネスに適したタックル
サーフフィネスタックルを3つに分けてご紹介!
サーフフィネスのタックルは10g程度のルアーまで扱える繊細さが必要になります。MAX50g近いパワーロッドでこのウェイトのルアーを扱いきるのは難しいので、Lクラスのサーフロッドやシーバスロッドの流用で挑戦してみましょう。
軽いルアーでもある程度飛距離が出せるようにラインを細く、細いラインに合わせてリールを3000番と、標準的なサーフタックルと比べてワンランクライトなセッティングになります!
①サーフフィネスタックル:ライン
ゴーセン ルーツ PE*8 150m 0.8号
ラインはPE0.8号~1号程度がおすすめ。各種ルアーをしっかりキャストできて飛距離もそれなり、中大型のヒラメを掛けてファイトができる細すぎないラインセッティングでチャレンジしてみましょう。リーダーは16lb程度がおすすめです。
②サーフフィネスタックル:リール
ダイワ 19 セルテート LT3000-CXH
リールのサイズはPE0.8号が200m巻ける3000番サイズがピッタリ!シーバスゲームのリールを流用してもOK、4000番に細いラインを巻いても問題ありません。
ギア比は速い動きに対応できるハイギアかエクストラハイギア、剛性に優れるタイプがサーフゲームにマッチします!
③サーフフィネスタックル:ロッド
ジャクソン サーフトライブ STHS-9102L
ロッドは飛距離よりも操作性を重視して9フィート前後、軽量ルアーを扱えるライトなモデルを選択します。サーフロッドで探すとそれほど選択肢が多くないので、専門性の高い1本を探す場合はシーバスロッドまでチェックしてみてください。
サーフフィネスのロッドは着底をしっかり認識できる感度が重要!ルアーウェイトがMAX30g程度のものを基準に選ぶと、着底確認からアクション入力まで10gクラスのジグヘッドをしっかり扱えます!
サーフフィネスの釣り方!
サーフフィネスの釣り方を3つに分けてご紹介!
最後はサーフフィネスの釣り方をご紹介!代表的なアクションであるストップ&ゴーとリフト&フォール、サーフフィネスの実釣動画をご紹介します。
使用するルアーが軽いだけでアクションパターンはいつものサーフゲームに近いものがありますが、軽いルアーをフワっとさせつつ、底から離れすぎないように操作し続けるのは専用タックルと釣りへの慣れが必要になります。
まずはロッドティップを高く構えて、ずっとティップを見ながら操作の練習をしてみてください!
①サーフフィネスの釣り方:ストップ&ゴー
サーフフィネススタイルでも基本の釣り方はストップ&ゴー!浮き上がりの速い軽量ルアーのリトリーブ感覚が無くても、頻繁に着底させることで底付近のコースを引けます。目安は底から1m、止めてから着底までが3カウント~4カウント程度になるようなリトリーブを目指しましょう。この程度のスピード感を標準にして、分かりにくいときは何度も着底させればOKです。
ジグヘッド&ワームをはじめ、軽いルアーは浮き上がりが速く沈みが遅いケースがほとんどなので、リトリーブスピードもいつもより若干遅めとするとバッチリ!釣り場の水深や流れの影響を受けるので、都度調整しながらじっくり探ってみてください。
マズメ時はスピードを出してみよう!
低活性時はスローなアクション、高活性時はスピーディーなアクションをメインに当日の反応をチェック!朝夕のマズメ時はマゴチ・ヒラメともエサを積極的に追う高活性に期待できるので、標準となるアクションスピードよりも少し速めにルアーを動かしてやる気のある魚を反応させましょう。
巻き速度を上げるとともに着底の頻度をアップさせれば、速い動きとボトムトレースを両立できます。日中は逆に巻き速度を下げてスピードをコントロールしましょう。
②サーフフィネスの釣り方:リフト&フォール
ストップ&ゴーと合わせて試したいのがリフト&フォール。ストップ&ゴーよりもハッキリとリフトして高さを稼ぐことで、移動距離を抑えつつフォールアクションを見せられるアクションパターンです。
メタルジグやシンキングペンシルといったウェイトのあるルアーでゆっくり巻きにくいと感じたときは、このアクションを試してみてください。
やり方はラインが張った状態からロッドを大きく上げる、下げながら巻くの繰り返し!一連の動作を3カウント~5カウント程度で行って、スローに誘うのがポイントです!
連続したトゥイッチでリフト
リフト&フォールのリフト動作は、大きく1回ではなくトゥイッチ的に3回ほどロッドをシャクって行う方法もあります。ストレートなリフトよりもルアーに不規則な動きを与えられるので、アクションに変化が欲しいときにおすすめ!アクションの入力に大きく反応する軽いルアー、軽量ジグヘッドで行うとバッチリです!
着底からストップ&シェイク
こちらもリフト&フォールの変化球パターンです。ワームやティンセルフック付きのジグなど、止めていてもわずかに動くパーツがついているルアーを使うときは、着底後に止めを入れてたりシェイクでゆすって誘えます。かなりスローな釣り方なので、地形変化などここぞの場面で使うのがおすすめ。
シェイクはサーフでラインのみを動かしてゆするというのが難しいので、ティップが曲がったり戻ったり、少しずつルアーが手前に来るような動かし方でOKです!
③サーフフィネスの釣り方:釣り方を動画でチェック!
最後はサーフフィネスの実釣動画!ロッドの動かし方や実釣時のイメージなど、実践的なポイントがチェックできる動画をご紹介します。
リールを巻くスピードやロッドのふり幅は動画で予習!細いラインと繊細なティップのロッドがあれば、ルアーが軽くてもしっかり着底を確認しながらヒラメを誘えます!
サーフフィネスでマゴチとヒラメを攻略!
まずはワームから始めよう!
新しいアプローチで釣果アップを目指せるサーフフィネス。小型のベイトが増える春の釣りにピッタリの釣法です。
まずはサーフフィネスの特性をフルに発揮できる軽めのジグヘッド&ワームから挑戦!ライトな専用タックルを用意してマゴチ・ヒラメをゲットしましょう!
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