今週はあってよかったアイテムの振り返りから
先週は、冬ソロキャンプデビューしてきた私の体験をもとに魅力や感想、注意点などを紹介しました。今週は事前に購入しておいたアイテムが実際、どのように役に立ったのかを解説します。
また、『これがあったらもっと安心・快適に過ごせた!』と感じたアイテムもチェックしますし、次回キャンプまでに少しずつそろえていきたいと考えていますので、冬キャンプギア選びの参考にしてみてください!
ソロキャンプの魅力や感想は先週の記事をチェック!
先週記事では、私がソロキャンプをしながら呟いたツイートを貼りながら魅力をお伝えしました。記事を書いている状況とは違い、私が率直に思ったことを呟いていますので、冬キャンプのリアルな感覚を共有していただけたらと考えています。
今後もあらゆるギアを試したり、キャンプ場へ訪れたりするつもりです。もしよければTwitterアカウントもフォローしてみてください!
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買ってよかったアイテム7選!
それでは、実際ソロキャンプへ持っていき、『買ってよかった!』とおすすめしたいアイテムを7つ選んで紹介します。
1:アルコールティッシュ
1つ目はキャンプギアではありません。「アルコールティッシュ」です。いつもであれば、ティッシュやゴミ袋など日用品から転用できる消耗品類は、妻が用意してくれていました。
しかし、今回は私ひとり。時間があったので少し買い足しをしにスーパーへ寄った際、『いつも持っていってたよね』と購入しました。
先週の連載でもお伝えしたように、テント設営時から手にケガをしたり、食事前には手洗い代わりに使ったりと大活躍。
もっとも『あってよかったな』と思うタイミングは撤収時です。キャンプギアの脚拭きから全体の清掃までアルコールティッシュで賄いました。
みなさんもアルコールティッシュやアルコールフリーでも除菌できるウェットティッシュは必ず携行するのがおすすめです。
2:スキットル
私はお酒を嗜み、ビール以外にはウイスキーや焼酎などの蒸留酒を飲みます。キャンプの都度、大きな瓶を持っていくのは邪魔になりますし、かといって小瓶を購入するのはコスパが悪くなってしまう原因です。
そこで、普段飲んでいるお酒を気軽に持ち運べるスキットルの購入を決めました。実際に使ってみて薄さと軽さが両立しており、買ってよかったアイテムのひとつです。
私が購入したのは、スキットル本体と漏斗が付属したもの。商品によってはショットグラスもセットになったものがありますので、自分以外もお酒を飲む場合はグラスがセットになったスキットルをおすすめします。
3:フューチャーフォックス「シングルバーナーアタッチメント」
テント屋内に使うのは危険ですが、フューチャーフォックス「シングルバーナーアタッチメント」があれば気軽に暖を取れます。使い方も簡単で、シングルバーナーの五徳にアタッチメントをセットして、点火するだけです。
あっという間に暖かい空気を周囲に伝えてくれます。気になる輻射熱も以下のアイテムを併用すれば心配なく使えるので、チェックしてみてください。
遮熱テーブルも一緒に!
以前の記事で紹介した遮熱テーブルを使うとボンベに伝わる輻射熱をカットして、長時間調理やアタッチメントを安心して使用できます。ちょっとしたテーブルとしても使えますし、シンプルな見た目はおしゃれです。
4:ハスクバーナ「ハチェットH900」
デイキャンプで薪を楽に割れる道具の大切さを痛感したことから、購入したハスクバーナ「ハチェットH900」。短時間で薪を割りたいときに大活躍してくれました。
太い薪を中くらいの薪に割るのに最適。シースナイフでは割れない節がある薪も楽々と割れました。
しかし、細い薪にするには薪自体に安定感がないため、上手く使えなかったこともお伝えしておきます。
ハスクバーナ「ハチェットH900」とフューチャーフォックス「遮熱テーブル」の細かい情報は、以前の連載で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
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5:APECTY「フルタングナイフ」
ハスクバーナ「ハチェットH900」では、安定して置けずに割れない中くらい以下の薪を簡単に割るのに便利だったAPECTY「フルタングナイフ」。
焚き付けを作るのに困っていたところ、自宅でバトニングしたよりも細くなった薪に刃を当ててブレードの背を叩くとあっという間に焚き付け用の細薪をたくさん作れました。
他にも、ビニールを切る・木を削ると細かい作業に役立ちます。持っていく前にはしっかりと研いでから持ち出すのが快適に使うポイントです。
APECTY「フルタングナイフ」に関する情報はこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
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6:薪キャリー&スタンド
BUNDOK「薪キャリー&スタンド」は、1束の薪を安全・快適に持ち運べるアイテムです。最初は持ち運びだけできるバッグタイプのキャリーを買おうと考えていましたが、地面が湿気ている可能性を考慮してスタンドが付属したタイプを選びました。
実際に使った感想としては、想定していた通り、夜露で地面もテントも水滴だらけです。そのため、スタンドを使うと薪への湿気を最小限に留めて、火付きの悪さを抑えられました。『焚き火は絶対にしたい!』と考えている人におすすめしたいアイテムです。
7:クッカースタンド
これまでは、ファミリーキャンプ・バーベキューで網を使った利用が焚き火台の主な活用方法でした。『今回は焚き火を利用して料理したい!』と考え、急遽購入しましたが、買ってよかったです。
昔から使っている鉄製フライパンを一緒に持っていき、クッカースタンドと一緒にセット。薪でも手軽にバーベキューできます。他にもダッチオーブンや湯沸かし、串焼きなどにも応用できて、焚き火料理の幅を大きく広げてくれるアイテムです。
次回ソロキャンプまでに買っておきたいアイテム4選!
実際にソロキャンプを経験したことで、『これがあったらよかった』と気付けるアイテムが複数ありました。その中でも『購入したい』と思った順番に買っておきたいアイテムを4つ選んで紹介します。
1:救急セット
OHKEY ファーストエイド キット
アルコールティッシュの項目でも触れましたが、テント設営にケガをしました。ちょっとした切り傷などのケガに対応できる救急セットの必要性を感じたので、次回ソロキャンプまでに必ず購入しようと考えた次第です。
包帯やポイズンリムーバーなどセットになっているアイテムが多ければ、1年中使いまわせるので、セット内容を吟味しながら探してみようと思います。
2:着火剤
着火剤
火付きが悪い湿った薪をトーチバーナーで炙っても、なかなか着火できませんでした。そのときに使ったのが「不要な紙」です。ぐしゃぐしゃと丸めて組んだ焚き木の真ん中にセット。点火すればじわじわと燃え広がってくれました。
キャンプ場に松ぼっくりや手頃な落ち葉があれば活用したいところでしたが、訪れたキャンプ場では見つけられず、また、手頃な紙がない場合を想定して、ゲルタイプやナチュラルな素材を使用した着火剤を常備しておこうと考えています。
3:リフレクター
焚き火 リフレクター
キャンプへ訪れた当日は幸い風もほとんどなく、焚き火に影響はありませんでした。しかし、これから季節が進むに連れて、冷たい北風が強くなることも想定できます。
そんな場合に備えて先輩ソロキャンパーさんから『リフレクターを用意しておくといいよ』とアドバイスをいただきました。その方によると「タープを設営し、クローズにして楽しむよりもオープンエアで楽しみたい」と考えているそうです。私も真似してみようと考えています。
4:ポータブル電源
Jacrey ポータブル電源
私は、当サイトでも記事を執筆しているようにパソコンがあればどこでも仕事ができます。キャンプ当日も締め切りがある記事の執筆をうっかり見落としていたため、テントやテーブルの設営が終わったらパソコンを開き仕事をしていました。
また、スマートフォンは仕事連絡と撮影用を兼ねており、バッテリー切れは記事の出来に直結します。なるべく節約して使っていましたが、スマートフォンのバッテリーはピンチに。
そこで、緊急避難的にパソコンからスマートフォンへ充電しました。私のように常時パソコンを携帯している方は少数かもしれませんが、スマートフォンやタブレットはずっと持っている方が多いでしょう。
使いたいときにデバイスの充電切れはストレスの元です。あらゆるポータブルバッテリーが販売されていますが、当サイトでも一度特集したジャクリのポータブル電源を購入しようと目論んでいます。
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来週はソロキャンプスタイルや持っていくべき燃料などを考察!
冬ソロキャンプでは、ファミリー・グループキャンプよりもギアを吟味して選ばなければ快適に過ごせないと痛感しました。
想像して、買ったアイテムだけでは不足を感じてしまうシーンが多くあったので、優先順位を考えてギアを買い増ししながら冬キャンプを楽しもうと考えています。
次週はソロキャンプスタイルや薪やガスボンベなど、持っていくべき燃料の量について、実際にソロキャンプした体験から考察したことを解説します!
冬のアウトドアライフを楽しむ参考にしていただけたら幸いです。
リクエストやご意見があればぜひTwitterアカウントまでリプ・DMください!お待ちしています。
冬キャンプデビューまでの道筋はこちら!
11月の1週目から冬キャンプデビューから楽しみ方、魅力までをお伝えする連載を担当させていただいています。初めて記事を読まれた方は、これまでの記事を読んでもらえると、冬キャンプデビューするまでにそろえておくべきものを素肌感覚で知ることができますので、ぜひお読みください!
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ライター撮影