モナルダの育て方は?種まきから植え替えの時期、剪定の仕方まで解説!のイメージ

モナルダの育て方は?種まきから植え替えの時期、剪定の仕方まで解説!

モナルダの育て方をご存知でしょうか?モナルダは派手な色の花を持つ、非常に見た目の良い花で、初心者でも育てやすく、ハーブティーにして楽しめるというメリットもあります。今回はそんなモナルダの育て方や種まきの方法、植え替え、剪定の仕方などを解説していきます!

2019年05月24日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. モナルダの育て方は?
  2. モナルダの特徴
  3. モナルダの花言葉と風水
  4. モナルダの販売価格は?
  5. モナルダの育て方①環境
  6. モナルダの育て方②用土・植え付け
  7. モナルダの育て方③水やり・肥料
  8. モナルダの育て方④植え替え・増やし方
  9. モナルダの育て方⑤剪定・切り戻し
  10. モナルダの育て方⑥病害虫・その他
  11. まとめ

モナルダの育て方は?

丈夫で育てやすく、花色の綺麗な植物を育てたいと考えている方におすすめなのが「モナルダ」です。モナルダは丈夫な植物で、適切に管理していればどんどん育ってくれます。また、香りが良い植物でもあり、ハーブティーにして楽しめることもよく知られていますね。今回はそんなモナルダの特徴、育て方や種まきの方法、植え替え、剪定の仕方などを解説していきます!

モナルダの特徴

モナルダとは?

モナルダとは、シソ科ヤグルマハッカ属に分類される植物です。ヤグルマハッカ属はモナルダ属と呼んでも構いません。分類としてはハーブの仲間になります。宿根タイプの多年草ですので、何年も楽しめるのが特徴。原産地は北アメリカで、約20種類ほどが分布しています。赤い花が有名ですが、その他の花色も楽しめます。大きさは30~100センチほどに成長しますので、それなりに大きくなると考えておきましょう。

モナルダは初心者でも育てやすい?

栽培難易度は低めで、初心者でも気軽に育てられる植物と言えます。夏冬時期の厳しい気候にも耐えられますので、はじめて育てる植物としても選べるでしょう。また、宿根タイプの植物は、冬には地上部が無くなってしまいますが、また春になると芽を出してくれますので、一度根付けばずっと楽しめるのが大きなメリットとなります。

モナルダの開花時期

開花の時期は6~9月と言われていますが、地域によっては10月まで咲くこともあるでしょう。花色は赤を基本としますが、ピンクや白、紫色などもありますので、お好きな花色の品種を選びましょう。品種も多数作出されています。開花の時期になると、茎の頂部に画像のような花を咲かせます。花径は5センチほどです。唇のような形の花が付くのも特徴ですね。

モナルダはハーブティーになる

ただ花を楽しむだけじゃなく、ハーブティーとしても楽しめるのがモナルダのポイントです。香りはイタリア原産のオレンジである「ベルガモットオレンジ」に似ており、その為、モナルダは「ベルガモット」と呼ばれることもあります。ハーブティーにする場合は、葉を紅茶に浮かべましょう。画像のように、葉を乾燥させてから入れるのが一般的です。また、料理に使ったり、ポプリに使ったりといった使い方もあります。

モナルダは寄せ植えも楽しめる

後述しますが、モナルダは丈夫な植物ですので半日陰のような環境でも育てられます。基本的には日向を好みますが、少し湿気を好むようなハーブなどとの寄せ植えも可能ですので、お好きな花と寄せ植えしてみましょう。寄せ植え相手の勢いが弱いとモナルダが勝ってしまいますので、お互いに成長スピードが早いものが良いですね。

モナルダの花言葉と風水

モナルダの花言葉は?

贈り物に使いたい方は花言葉も覚えておきましょう。モナルダの花言葉は「火のような恋・燃える思い」といった情熱的な言葉と、「安らぎ・やらわかな心・感受性豊か」といった優し気な言葉に分かれます。情熱的な色は恋を連想させますが、優しい香りが優し気な言葉を連想させますよね。贈る相手にどのようなことを伝えたいかによって、添える言葉を選ぶと良いでしょう。

モナルダの風水

ご自宅で飾る、もしくはお庭に植える際は、風水も参考にしてみて下さい。赤系の花は仕事運を上げるのに良いとされており、東と南西が適しています。東と南西に花壇があれば、植えてみましょう。その方角に無ければ、鉢植えにして置いておくのも良いですね。

モナルダの名前の由来

モナルダは属名でもありますが、これは発見者である植物学者の名前にちなんで付けられています。和名ではタイマツバナ(松明花)と呼ばれており、松明のように見えることが由来です。また、とヤグルマハッカ(矢車薄荷)と呼ばれることもありますね。海外では「ビーバーム」と呼ばれることもありますが、これは蜂がよく寄ってくることが由来となっています。

モナルダの販売価格は?

モナルダの販売価格

気になる販売価格ですが、モナルダの苗は安く流通しており、400~800円ほどで購入出来ることが多いです。もう少し高い場合もありますが、それほど高騰はしないでしょう。種もありますが、通常は苗が流通します。モナルダは宿根ですので、一度購入するとずっと楽しめる為、あまり沢山は売れない花です。その為、お店で取り扱われることが少なく、ネットショップでの購入がおすすめです。

モナルダの選び方

もし店頭でモナルダが販売されていた場合は、店頭で購入すると良いでしょう。何株もある場合は、なるべく良い株を選んで下さい。選び方は簡単で、葉の色が美しく、生き生きとした雰囲気のものを選びます。また、うどんこ病という病気になりやすい面がありますので、病気を持っていないか、害虫が付いていないかもチェックしましょう。

モナルダの育て方①環境

モナルダは鉢植え?地植え?

鉢植えでも地植えでも育てることが出来ますが、生命力が高く、どんどん成長していきますので、地植えの方が適していると言えるでしょう。お庭が無い、もしくはあまり広げすぎたくない方は鉢植えで育てて下さい。鉢植えの場合は植え替えの手間がありますが、大きさをセーブ出来るのがメリットになります。

モナルダに適した生育環境

日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育てられます。ただし、日光が減るほど花つきが悪くなりますので、なるべくなら日当たりの良い場所で育てたいですね。また、水はけ・風通しの良い場所で育てるのもポイントとなります。多少なら合っていない環境でも育ってくれますので、ベランダ等でも気軽に育ててみて下さい。

モナルダの夏冬時期の管理

厳しい夏冬時期の越え方ですが、モナルダは耐暑性も耐寒性も高いので、問題無く乗り越えられます。耐寒性はマイナス15度までありますので、日本国内であれば多くの地域で冬越しが出来るでしょう。真夏の直射日光を浴び続けるのと花色が抜けてしまうことがあり、また高温状態で蒸れると危険ですので、少しだけ遮光してあげると良いですね。

モナルダの育て方②用土・植え付け

モナルダに使う用土

使用する用土は、一般に販売されているハーブの土や草花用の培養土で問題ありません。ご自分で混ぜたい方は、赤玉土を7割に腐葉土を3割の割合で作ると良いでしょう。地植えであれば、植え付けの少し前に腐葉土を混ぜておいて下さい。丈夫な植物ですので、用土にこだわりすぎる必要はありません。

モナルダの植え付け①種まき

種子を購入した方は、種まきから始めることになります。種まきの適期は3~4月の春時期、もしくは9~10月の秋時期です。育苗箱に用土を詰め、種をばらまきし、少し隠れる程度に覆土をして、水気を保てば一週間ほどで発芽します。本葉が4枚になったら鉢上げしましょう。

モナルダの植え付け②鉢植え

苗を購入したら、鉢か花壇に植え付けましょう。鉢に植える場合は、鉢底ネットを敷いて、鉢底石を入れ、用土を入れてから苗を置きます。周りの隙間に用土を詰めて、水やりをすれば植え付けは完了です。あとは適した場所で、適切に管理していきましょう。

モナルダの植え付け③地植え

地植えにする場合も、基本的な植え付け方は同じです。ただし、何株も植え付ける場合は株間に注意しましょう。どんどん成長し、幅を広げていきますので、株間が狭すぎると込み合います。大体40㎝ほど、つまり大人の手のひら2枚分ほど空けておくと良いですね。草丈が中々高いので、花壇であれば後方に植え付けても良いでしょう。

モナルダの育て方③水やり・肥料

モナルダへの水やり

植え付けが終わったら、後は水やりをして育てていきます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをして下さい。夏は乾燥しやすいので、1日1回、涼しい時間帯に水やりをしましょう。地植えの場合は雨だけで育ってくれますが、あまりにも乾燥している様子であれば水やりをしてあげましょう。

モナルダへの肥料

肥料は緩効性の化成肥料を使うのがおすすめです。植え付け時に緩効性化成肥料を混ぜておきます。また、3~4月と9~10月にも追肥で緩効性化成肥料を与えましょう。液体肥料をお持ちの方は、液体肥料を与えても構いません。液体肥料であれば月に3回ほど与えると良いでしょう。

モナルダの育て方④植え替え・増やし方

モナルダの植え替え

鉢植えであれば毎年植え替えをしましょう。新しく一回り大きな鉢を用意して、植え付けと同様に準備をし、植え替えます。地植えの場合は4年に1度のペースで植え替えすると良いでしょう。地植えをしていると地下茎を沢山伸ばして繁殖しますので、定期的に株分けすることで増やしていけます。

モナルダの増やし方①挿し芽

増やし方は3通りあり、一つ目が「挿し芽」です。剪定で茎を切ったら、その茎を3節ほどの長さで切ります。下葉を取ってから、切り口を水に1時間ほどつけて吸水させ、用土に挿しましょう。時間が経つと、下の節から根が出てきますので、十分根付いたら植え替えして育てていきます。発根するまで乾燥しないようにご注意下さい。挿し芽の適期は春か秋です。

モナルダの増やし方②種まき

種まきでも増やせます。種まきをする場合は、まず種の採取をしましょう。種が茶色く乾燥してから、茎ごと切り取り、軽く叩くと種を採取出来ます。その種を涼しい場所で保管しておいて、種まきの適期である春か秋に使用しましょう。秋に種まきをした場合は、鉢に植えた状態で冬越しをして、春に地植えすると良いでしょう。

モナルダの増やし方③株分け

一番シンプルな増やし方が「株分け」です。株分けの適期も3~4月、もしくは9~10月です。モナルダは地下茎を伸ばして繁殖しますので、植え替えのタイミングで株を掘り上げ、地下茎を切って、それぞれを別の株としてまた育てていきましょう。品種によっては地下茎を出しませんのでご注意下さい。

モナルダの育て方⑤剪定・切り戻し

モナルダの剪定

すくすくと育ちますので、剪定をして調整しましょう。夏を迎える前に剪定をしておくことで、蒸れを防ぎます。剪定をしないと風通しが悪くなり、病気や害虫の被害を受ける可能性がありますので、適時剪定をして下さい。

モナルダの切り戻し

冬を迎える前にバッサリと切り戻しを行います。切り戻しのタイミングは葉が枯れ始めた頃。地際でバッサリと切ってしまって構いません。初めて切る場合は不安を感じるかもしれませんが、また春になると芽が出てきます。

モナルダの育て方⑥病害虫・その他

モナルダの病気

特にかかりやすい病気が「うどんこ病」です。うどんこ病はうどん粉のような白い糸状菌が広がっていく病気で、風通しが悪いと発生しやすくなります。発見したら、該当箇所を切り取って焼却しましょう。伝染しますので、焼却するのが大切です。風通しを良くして予防に努めて下さい。

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モナルダに付く害虫①アブラムシ

ガーデニングでお馴染みの害虫であるアブラムシの被害も受けます。こちらも風通しが悪いほど発生しやすくなりますので、適時切り戻しを行ってスッキリさせましょう。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

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ヨトウムシは昼間は地中で過ごし、夜間になると出てきて食害をする困った害虫です。普段は姿が見えないので対策しにくい面があります。食害の様子を感じたら、すぐに薬剤等で対策をしましょう。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

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カイガラムシも風通しが悪いと発生しやすくなる害虫です。切り戻しをして風通しを良くしておきましょう。こちらは成虫になると薬剤が効きにくくなりますので、先に幼虫対策をしておくのが有効です。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

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まとめ

今回の「モナルダの育て方は?種まきから植え替えの時期、剪定の仕方まで解説!」はいかがでしたでしょうか?特徴から育て方、切り戻し、注意点などを解説させて頂きましたが、風通しにだけ気を付ければとても育てやすい植物でしたよね!適切に切り戻しを行えば問題なく育てられますので、気になった方は是非育ててみて下さい。うどんこ病の対策を事前にとっておけば、更に安心です。

モナルダが気になる方はこちらもチェック!

今回はモナルダについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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