検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

うどんこ病の原因と対策!効果的な予防法をご紹介!

せっかく育てた花がうどんこ病で枯れてしまった・・。野菜が実をつけたのにうどんこ病でせいちょうが止まってしまった・・。もっと早く対策していたら・・なんてことにならないためにうどんこ病の原因と予防、そして手に入りやすい酢や重曹を使った効果的な対策を紹介します。
2020年8月27日
candy.angel0805
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

すぐれた効き目の総合殺菌剤 【STダコニール1000 30ml】

カリグリーン水溶剤 500g

うどんこ病と原因は?

うどんこ病ってどんな病気?どうして発生するの?そもそもの原因や理由がわからなければ対策・予防のしようがありません。 ここではなぜうどんこ病が発生するのか詳しく説明します。

うどんこ病とは?

うどんこ病は主に植物の葉や茎が白くまるでうどん粉をまぶしたような 状態を言います。

まるで白い粉をばら撒いたように白くなっています。 白くなっているところ全てがうどんこ病です。

こちらはバラの茎です。 うどんこ病は葉だけでなく茎にも発生します。

その原因は?

その原因は白いカビ菌、すなわち白カビの一種です。そのカビの胞子が風などに飛ばされて葉や茎に付着することで発生します。 この菌は生きた葉や細胞でしか生きていけない「絶対寄生菌」です。

うどんこ病のカビ菌はどこから?

うどんこ病のカビ菌は土の中や落ち葉などに潜んでいます。 それが風などに運ばれて葉に付着したり、灌水の際の水の跳ね返りなどでも 付着することがあります。

うどんこ病の発生時期は?

どんこ病が発生しやすいのは5月~6月、9月~11月にかけてです 気温が17度~25度で、乾燥した環境を好みます。 うどんこ病のカビ菌は通常のカビと違い低い温度で乾燥していると発生する確率が高くなり、 逆に極端に気温が高い夏場や、雨が続いたりすると発生する確率は低くなります。

うどんこ病になると?どんな植物がなりやすいの?

うどんこ病にりやすい植物の種類やどんな症状が出るのか詳しく説明します。

うどんこ病になると・・

うどんこ病は最初は小さな斑点から始まり、それが葉全面に広がり白い粉をまぶしたようになります。 放っておくと茎や花に広がって生育が悪くなったり最悪の場合、植物が枯れて死んでしまいます。


最初はぽつぽつとした白い斑点から始まります。

それがじわじわと葉全体に広がっていきます。 環境によっては爆発的なスピードで植物全体に広がることもあります。

うどんこ病で光合成が出来ず変形してしまったバラの葉。 うまく成長できず先の方から枯れてきています。

うどんこ病になりやすい植物は・・

残念なことに、うどんこ病はほとんどの植物に発生する可能性があります。 特にブドウ、麦類、モモ、イチゴ、トマト、キュウリ、バラなどは うどんこ病になりやすい植物です。 ですが、予防と初期の対策で防ぐことができます。

うどんこ病の効果的な対策と予防とは?

うどんこ病は効果的な対策と予防で植物を守ることができます。 ここでは効果的な対策と予防を紹介します。

うどんこ病の効果的な予防とは

乾燥が続いているようなら水を散布します。 低温より高温の方が発生しにくいので日当たりを良くすることも大事です。 肥料を散布している場合は窒素肥料を少なめにすることでうどんこ病の発生が 低くなります。 土壌の水捌けを良くして、根を丈夫に育つようにしましょう。 植物が密集すると通気性が悪くなりうどんこ病にかかりやすくなるので、 なるべく植物同士の隙間を開け通気性を良くすることが大事です。

うどんこ病の効果的な対策とは

うどんこ病は初期の段階でも肉眼で発見できます。 初期の段階であれば薬剤の散布で菌の繁殖を抑えることができますが、 うどんこ病の菌は風に飛ばされて他の植物に移りますので見つけたら 病変した葉を切り取り直ちに処分するようにしましょう。

このように病気の部分が小さくても肉眼ではっきり見つけることができます。

うどんこ病かな?と思ったら早めの対策を

うどんこ病は、初期の段階であればお酢や重曹で作った薬剤を散布するだけでも 効果的です。 うどんこ病になっていない葉や茎にも早めに散布すれば予防効果もあります。 手に入りやすい酢や重曹を水で薄めるだけですので自分で簡単に作ることができます。 見つけたらすぐ対処するようにしてください。

酢と重曹で殺菌剤は自分で簡単に作れます


初期のうどんこ病に効果がある殺菌剤は酢や重曹を使って自分で簡単に作れます。 酢の酸性成分、重曹のアルカリ性成分がカビ菌を殺菌して菌の繁殖を防いでくれます。 ここでは作り方を紹介します。

酢と重曹を使った殺菌剤の作り方

自作できる酢と重曹を使った殺菌剤の作り方 初期のうどんこ病に効く殺菌剤の作り方を紹介します。 材料はお酢または重曹、そして水です。 作り方は至って簡単です。 ○重曹の殺菌剤 水1Lに対し重曹1ℊを入れて溶かします。 ○酢の殺菌剤 水500㎖にお酢30㎖を入れて混ぜます。 これで自家製殺菌剤が完成です。 あとはスプレー容器に入れて植物に散布するだけです。

それでもうどんこ病が広がってしまったら

うどんこ病は初期の段階で対策できていれば広がることはありません。 それでも見逃したりして広がってしまった場合の対処法を紹介します。

うどんこ病は放っておくとほかの植物にもどんどん広がっていきます。 もし、薬剤を散布しても病巣が抑えられず広がってしまったら・・ その時は思い切ってその葉や花を摘み取りましょう。 そうすることで他の植物へ菌が飛び散らず、 他の植物への予防となり被害を抑えることができます。

うどんこ病になると左上のように菌が葉を覆い光合成が出来ず枯れてしまいます。 このまま放置しておくとほかの健康な葉に付着してうどんこ病が広がる確率が 高くなりますので見つけたらすぐ取り除きましょう。 植物全体に蔓延してしまったら、株ごと取り除くようにしてください。

うどんこ病のカビ菌は一種類じゃない

うどんこ病を引き起こす菌は一種類ではありません。 ここではどんな種類があるか詳しく説明していきます。

うどんこ病、菌の種類は?

うどんこ病を引き起こすカビ菌は5種類存在します。 種類は5種類ですが植物の種類などにもより同じ殺菌剤では 効き目がないことがあります。 その場合は園芸店などで売っている市販の殺菌剤を使うのが効果的です。

うどんこ病効果のある薬剤は

うどんこ病に適した殺菌剤はアブゾール系や炭酸水素カリウムがありますが 植物の種類によりいろいろな殺菌剤がありますのでどれを選べばいいかわからないときは お店の店員に聞いて植物に適した殺菌剤を購入するようにしましょう。

薬剤の効果的な使い方

うどんこ病になっている植物の種類によって使用する薬剤が違ってきます。 ここでは使い方を詳しく説明していきます。


殺菌剤を使うときは地面にも

うどんこ病はカビ菌ですので葉や茎だけを殺菌すればいいというわけでは ありません。 植物が生えている地面も殺菌しないと翌年またそこからうどんこ病が発生する 確率が高くなります。 株ごと取り除いた場合でも、土壌に菌が残っていますので 殺菌剤は地面にも散布して菌を殺菌するようにしてください。

殺菌は園芸資材にも

うどんこ病はカビ菌の胞子が風などで飛び散って広がります。 病変部分を処分地面を殺菌したところで園芸資材を殺菌しないと意味がありません。 うどんこ病にかかった植物の近くにある支柱や他の園芸資材も忘れず殺菌するようにしましょう。 そうすることでうどんこ病が広がるのを防ぐことができます。

うどんこ病に効く薬剤は

うどんこ病にお薦めの薬剤を紹介したいと思います。 手作りの殺菌剤で効果が出なかった場合、使用することを勧めます。

予防対策には

すぐれた効き目の総合殺菌剤 【STダコニール1000 30ml】

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ダコニールは総合殺菌剤です。 日光や雨にも強く、植物を長期間守る効果があります。 また病原菌に対する抵抗性もつきにくいので優れた効果が期待できます

治療薬なら

カリグリーン水溶剤 500g

出典:Amazon
出典:Amazon

重曹にも含まれている人や環境にやさしい炭酸水素カリウムが主成分です。 水で薄めて使用し、発病後の治療薬に優れた効果を発揮します。

予防治療薬なら

出典: https://www.sc-engei.co.jp/guide/detail/1508.html

2種類の殺菌成分で予防と治療薬、両方の効果が期待できます。 雨にも強く、長期間効き目が持続します。 価格は900円~

まとめ

・乾燥が続いているようならまめに水を散布し、日当たりを良くする。 ・土壌の水捌けを良くし、根を丈夫に育つようにする。 ・植物同士の隙間を開け通気性を良くする。 ・肥料を散布している場合は窒素肥料は少なめにする。 ・まめに観察しうどんこ病を見つけたら直ちに殺菌剤を散布するか、  ひどい場合は切り取り素早く処分する。