カップヌードルリフィルの魅力
アウトドアで活躍、カップヌードルリフィル
カップヌードルリフィルという商品をご存知でしょうか。カップヌードルリフィルは日清食品(以下、日清)が販売している即席めんのひとつになります。コンパクトな設計で持ち運びも容易で登山で活躍する商品です。
カップヌードルリフィルの魅力を紹介
カップヌードルリフィルは従来のカップヌードルよりも持ち運びやすく、またエコにも優しい商品です。カップヌードルリフィルの食べ方や作り方、また賞味期限などを紹介します。アウトドアだけでなく日常生活でも食べたくなるカップヌードルリフィルの魅力に迫ります。
カップヌードルについて
約半世紀愛され続けるカップヌードル
カップヌードルリフィルの紹介の前に意外に知られていないカップヌードルの歴史について少しだけ紹介します。カップヌードルは言わずと知れたカップ麺の代表的存在です。1971年に発売された世界初のカップ麺になります。約半世紀もの間、愛され続けている国民食とも言える存在です。
世界80カ国以上で展開
現在ではカップヌードルは日本だけにとどまらずに世界中で販売されています。世界80カ国以上で展開されており、世界累計販売食数は400億食を超えると言われています。ちなみに日本では「CUP NOODLE」という表記ですが、海外では複数形の「CUP NOODLES」という表記が用いられることが多いようです。
これまでに多種多様な味を販売
カップヌードルは様々な味がこれまでに販売されてきました。定番は、醤油、シーフード、カレーがあります。この他にレッドカレーやシーフードカレー&チーズ、キムチなどの現在では販売されていないものや期間限定で販売されたものなど、これまでに販売された味は多岐にわたります。
カップヌードルの展開
サイズもさまざま
カップヌードルは味だけでなく、その他にも様々な方向に展開しています。最もわかりやすいのがサイズで、定番のレギュラーサイズのほか、少しだけ食べたいときに嬉しいミニ、いつもより多めのビック、さらに大容量のキングが現在販売されています。
カロリーを抑えた商品や麺以外も
またサイズや味の違いだけでなく、カロリーを抑えたライトやナイス、カップヌードルごはんやカップヌードルおにぎりといった麺以外の商品もあります。この他にもパスタヌードルやカップヌードルのスープに御飯を入れた味を再現したというカップヌードルぶっこみ飯なども販売されています
カップヌードルリフィルの特徴
このように一口にカップヌードルと言っても味やサイズ、麺以外の商品などさまざまな種類があります。その中でもカップヌードルリフィルは展開されているこれらの商品とは別の特徴を持っています。カップヌードルリフィルは携帯のしやすさや環境に配慮した形の商品になります。
カップヌードルリフィルの基本情報
楽しく食べてエコスタイル
カップヌードルリフィルは2007年から販売されている商品で、全国で販売されています。日清による希望小売価格は1つあたり税別140円(2018年3月12日現在)です。「楽しく食べてエコスタイル」がキャッチコピーとなっています。1ケース8食入りで8個セットでの販売も多いです。
リフィルとは詰め替え
カップヌードルリフィルの「リフィル」とは詰め替えという意味になります。他のカップヌードルの多くは容器に入っていて、容器の中に熱湯をかけて食べるという方法が一般的です。カップヌードルリフィルは詰め替えを目的としており熱湯を入れる容器がない商品になります。
中身を移して食べる
カップヌードルリフィルは他の容器を準備してそれに中身を移して食べるという方法をとります。他のカップヌードル商品は食べ終わった後に容器を捨てますが、カップヌードルリフィルではその必要がありません。この点がエコであり、容器がないためコンパクトで携帯に優れている理由になります。
カップヌードルリフィルの概要
中身には定番の具材入り
カップヌードルリフィルはベーシックな醤油味になります。他の醤油味のカップヌードル同様に中身にはエビ、肉、タマゴ、ネギなどの定番の具材も入っています。カップヌードルリフィルの内容量は72グラムでその内麺の量は60グラムです。
コンパクト設計も特徴
カップヌードルリフィルは、従来の麺に比べて約80パーセント圧縮されているそうです。この麺の圧縮には従来のフライ技術を進化させた製法が使われています。また真空パックのため入れ物も非常にコンパクトです。麺の圧縮や真空パック使用により持ち運びも楽にできます。
賞味期限は6ヶ月
カップヌードルリフィルは1980年代後半以降のエコロジー運動によるエコ意識の高まりを開発の背景としており、コンパクトな設計へのこだわりはこの点を理由としています。時代の要望に応えた商品とも言えそうです。なおカップヌードルリフィルの賞味期限は6ヶ月になります。
カップヌードルリフィルの種類
計4種類を販売
カップヌードルリフィルシリーズは定番の醤油味の他にも3種類の味があり、計4種類が販売されています。醤油味の他に「シーフードヌードル」「カレー」「チリトマトヌードル」の3種類がレギュラー商品になります。名称はカップヌードルとリフィルの間にそれぞれの味の名前が入ります。
値段、賞味期限は全て同一
4種類とも希望小売価格は1つあたり税別140円(2018年3月12日現在)で同一になります。内容量に多少の違いがあり、シーフードカレーは75グラム、カレーは80グラム、チリトマトヌードルは75グラムです。麺の量は全て同一で60グラムになります。賞味期限は6ヶ月と全て同一です。
カップヌードル以外のリフィルシリーズ
日進ではカップヌードル以外にもリフィル商品を展開しています。カップヌードル以外では「どん兵衛きつねうどん」「どん兵衛天ぷらそば」「チキンラーメン」の3種類もあります。こちらの3点も希望小売価格は140円(2018年3月12日現在)とカップヌードルリフィルシリーズと同額です。
カップヌードルリフィルの作り方・食べ方
作り方と食べ方を紹介
カップヌードルリフィルは容器がないため他のカップヌードルとは多少作り方が異なります。また熱湯を注ぐ以外に電子レンジを使用した作り方があるのもカップヌードルリフィルの特徴です。カップヌードルリフィルの作り方と食べ方を紹介します。
作り方・食べ方1
熱湯を注ぐ場合でも電子レンジを使用する場合でもカップヌードルリフィルの他に容器を準備します。マグカップが容器としては適しています。また後述しますが日進がカップヌードルリフィル用の専用マグカップも販売しているので、よく食べるという方はこちらもおすすめです。
作り方・食べ方2
容器を準備したらカップヌードルリフィルの中身を容器に移します。移すときはカップヌードルリフィルのフタを外し、カップに中身を被せるようにしてからリフィルを裏返すと入れやすいです。熱湯を注ぐ場合は330ミリリットルのお湯を入れて3分待てば完成です。この辺りは普通のカップヌードルと同じですね。
作り方・食べ方3
電子レンジを使用する場合は作り方が多少異なり、お湯を入れる必要はなく、容器に330ミリリットルの水を注ぎます。あとは電子レンジで加熱します。加熱時間は商品により違いがあるのでそれぞれの商品を確認しましょう。なお600ワット以上の電子レンジは使用しないようにと注意されています。
カップヌードルリフィル用マグカップ
詰め替えに対応する専用マグカップ
カップヌードルリフィルの詰め替えに対応する商品としてリフィル用フタ付マグカップも販売されています。リフィル用フタ付マグカップは2011年に発売された商品で1つあたり希望小売価格税別237円(2018年3月12日現在)で販売されています。落ち着いたデザインで場所を問わずに使用できそうです。
軽い、壊れにくい、保温性が高い
リフィル用フタ付マグカップは軽さが特徴のポリプロピレンを素材に使用しています。軽さのほかに、保温性や壊れにくさがリフィル用フタ付マグカップのメリットとしてあげられており、アウトドアなどの移動やさまざまな環境での使用にも十分に活躍が期待されます。
カップヌードル型チタンクッカーもおすすめ
リフィル用フタ付マグカップの他にカップヌードル型チタンクッカーという商品も販売されてます。こちらの商品はさらにアウトドアでの利用に特化したもので、その名の通りに素材はチタンを使用、軽量や高強度といった特徴を持ちます。オープン価格でリフィル用フタ付マグカップよりも高いことが多いです。
他のマグカップでも詰め替え可能
リフィル用フタ付マグカップとカップヌードル型チタンクッカーという2つの関連商品を紹介しました。しかし、カップヌードルリフィルはこれらの商品でなければ詰め替えができないということはもちろんありません。他のマグカッ王でも詰め替えできるので、お気に入りのマグカップの使用でも大丈夫です。
カップヌードルリフィルと他の商品の比較
値段は高い?内容量は?
カップヌードルリフィルは他のカップヌードルと違いはあるのでしょうか。ベーシックな醤油味でカップヌードルのレギュラーサイズとカップヌードルリフィルでの違いがあるかを検証します。
カップヌードルの方が高い
希望小売価格での比較ではカップヌードルの方がひとつあたりの値段は高いです。カップヌードルは税別180円(2018年3月12日現在)なので、40円ほど高い計算になります。ちなみにミニは108円(2018年3月12日現在)なので、ミニと比べるとカップヌードルリフィルの方が高いということになります。
カップヌードルの方が中身が多い
カップヌードルの内容量は77グラムでその内麺の量は65グラムです。リフィルよりも5グラム分カップヌードル方が量が多いです。内容量と値段で見るとカップヌードルの方が高いです。容器にかかる値段などがカップヌードルの費用には加味されているのかもしれません。
お湯の量はカップヌードルの方が少ない
カップヌードルは必要なお湯の量の目安が300ミリリットルとカップヌードルよりも30ミリリットルほど少ないです。カップヌードルの方が量が多いのにお湯の量が少なくてもよいというのは少し不思議な感じもします。これは当然ですが一食あたりのカロリーはカップヌードルの方が多いです。
カップヌードルリフィルについてまとめ
食べ方や作り方、賞味期限などを紹介
カップヌードルリフィルの食べ方や作り方、賞味期限などについて紹介しました。登山で食べるカップ麺は格別なものがあります。その美味しさを小さく持ち運べるカップヌードルリフィルは非常に魅力的ですね。登山のお供におすすめです。
登山の道具を知りたい方はこちらもおすすめ
登山のマストアイテムに加えたいカップヌードルリフィルですが、この他にも登山におすすめの食事はあります。登山の食事やおすすめの登山道具を紹介したこちらの記事もおすすめです。
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