カリグリーンの使い方と効果とは?うどんこ病に悩まされる方は要チェック!のイメージ

カリグリーンの使い方と効果とは?うどんこ病に悩まされる方は要チェック!

カリグリーンをご存知でしょうか?カリグリーンとはうどんこ病など、多くのガーデニングファンを困らせる病気に使える安全性の高い薬剤です。どんな病気に使えるのか、注意点なども気になりますよね。今回はそんなカリグリーンの使い方や効果、混用の注意などをまとめます!

2020年06月07日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. カリグリーンとは?
  2. カリグリーンの効果
  3. カリグリーンが使いやすい理由
  4. カリグリーンの使い方①水で希釈
  5. カリグリーンの使い方②展着剤を入れて散布
  6. カリグリーンの使用頻度
  7. カリグリーンは肥料にもなる
  8. カリグリーンの安全性
  9. カリグリーンの注意点
  10. カリグリーンに関してのTwitter
  11. まとめ~カリグリーンの使い方と効果~

カリグリーンとは?

石原バイオサイエンス株式会社

出典: http://ibj.iskweb.co.jp

カリグリーンを製造・販売しているのは石原バイオサイエンス株式会社です。石原バイオサイエンス株式会社は親会社である石原産業株式会社時代からの農薬製造ノウハウを受け継いでいます。稲の除草剤や殺虫剤など様々な農薬を製造・販売してきた会社で、安全性の高い・環境負荷の少ない農薬作りを心がけて農薬を作っている会社です。

うどんこ病・さび病・灰色かび病に使う防除剤

出典: http://ibj.iskweb.co.jp

石原バイオサイエンス株式会社がつくっている薬剤「カリグリーン」は、主にうどんこ病に使いますが、さび病や灰色かび病といった病気にも使えます。うどんこ病やさび病にかかってしまうと、見た目が悪くなるのはもちろん、育てている植物もダメージを受けてしまいますよね。今回はそんな病気に使えるカリグリーンをまとめましたので、是非参考にしてみて下さい。

カリグリーンの効果

うどんこ病の治療効果が高い

カリグリーンと言えば、うどんこ病対策です。うどんこ病とは、植物にカビの菌が住み着いてしまい、画像のように白くなってしまう病気のことです。カビが発生しやすい梅雨時期や秋頃に発生する場合が多いですね。また、うどんこ病はほとんどの植物で発生する可能性がある病気ですので、うどんこ病対策はガーデニングファンなら誰しもが知っておいた方が良い知識だと言えます。

さび病・灰色かび病にも

カリグリーンはさび病や灰色かび病にも使えます。さび病とは、かび病菌に感染して発生する病気です。上の画像はさび病にかかってしまったネギです。確かに、まるで錆びているようですよね。また、灰色かび病はその名の通り、灰色のかびが生じてくる病気です。うどんこ病もさび病も灰色かび病も、園芸・ガーデニングをしているとよく見かける病気ですので、是非カリグリーンの使い方を知っておきたいですね。

カリグリーンが使いやすい理由

マイクロカプセル技術

カリグリーンはとても使いやすい薬剤なのが特徴です。安全性や使用しやすさを追及し、カリグリーンはマイクロカプセル技術を駆使して作られた水溶剤となっています。マイクロカプセル技術とは、その名の通りとても小さなカプセルに入れる技術のことです。このマイクロカプセル技術によってより安全性を高めているのですね。

収穫前日まで使える

多くの農薬は収穫が近くなると使えなくなってしまいます。収穫が近いのに薬剤を散布してしまうと、野菜に薬剤が沢山ついたまま出荷されてしまうからです。しかし、カリグリーンは安全性の高い成分で作られているため、収穫前日まで使用することが可能です。これはとても嬉しいポイントですよね。収穫前日まで殺菌することが出来ます。

カリグリーンの使い方①水で希釈

希釈倍率

出典: http://ibj.iskweb.co.jp

カリグリーンは希釈して使います。上の画像に希釈倍率が書かれていますが、大体800倍から1000倍ほどに薄めて使います。つまり、10リットルの水に対して10mlのカリグリーンを入れるイメージですね。また、10アールあたりの使用液量も記載されていますので参考にしましょう。安全性が高い殺菌剤ですので、多少の違いが出てもあまり問題はありません。

やや濃いめにするのも手なの?

カリグリーンを使う場合、出来れば病気の初期段階に使って殺菌したいところ。ですが、病気が結構進行してしまったあとに使うのであれば、殺菌効果を高めるために希釈倍率を下げて、濃く作る方もいます。殺菌効果が高まりそうなイメージはあるかと思いますが、記載されていない使い方をするのはおすすめ出来ません。その場合は使用頻度で調整したりしましょう。

カリグリーンの使い方②展着剤を入れて散布

展着剤を入れて使う

出典: https://item.rakuten.co.jp

カリグリーンは葉にくっついて、葉などにいる細菌を殺菌することで効果を発揮する薬剤です。ですので、カリグリーンを使うときは必ず展着剤をいれましょう。展着剤を入れないと、せっかく散布したカリグリーンが流れていってしまいますので、殺菌効果が期待出来なくなってしまいます。使い方にも書かれていますので、よく読むようにしましょう。

展着剤とは?

出典: https://item.rakuten.co.jp

カリグリーンなどの水溶剤を使うときによく使われる展着剤。展着剤とは農薬などを散布する際に混ぜて使うことで、葉などに農薬がよりくっつきやすくするためのものです。水溶剤に展着剤を入れずに使ってしまうと、効果のある成分がすぐに下に流れ落ちてしまう可能性があります。展着剤は特に、水を弾きやすい植物に使う際には必ず使いたいものですね。

カリグリーンの使用頻度

5~7日間隔で散布

カリグリーンの使用頻度ですが、5~7日間隔で散布していきましょう。殺菌を急ぐ場合は5日間隔で、そんなに酷い状況ではない、または予防目的であれば7日間隔で使います。また、後述しますが、カリグリーンは植物にとって肥料となる部分がありますので、そういった目的も兼ねて7日間隔で使用するのがいいかもしれませんね。

合計で3回散布する

カリグリーンはたばこ葉に使う時以外、使用回数の制限は書かれていません。ですので、多くの場合、収穫前日まで何回も使うことが出来ます。しかし、まだ発生していない内から沢山使っても無駄になってしまうかもしれませんので、状況に合わせて使い、予防していきたいですね。大体3回くらい使う方が多いので、目安にしてみましょう。

初期段階で使えば更に効果が期待出来る

カリグリーンを3回くらい使う方が多いと書きましたが、それは現在の状況によります。上の画像のように、うどんこ病がまだ小さい内ならまだ大丈夫なのですが、うどんこ病が全面にびっしりとある状況になれば、3回以上使うことになります。目安はあくまで目安とし、状況に合わせて使いましょう。出来れば毎日見回って、早い段階から予防をしていきたいですね。

カリグリーンは肥料にもなる

防除効果のあとは吸収される

カリグリーンはうどんこ病などの病気対策に用いるものですが、実は植物にとって栄養になる成分で作られています。ですので、展着剤を入れて散布したカリグリーンは、殺菌効果を発揮したあとは葉から吸収され、植物の一部となっていくのです。これはカリグリーンの80%の成分が「炭酸水素カリウム」だからです。

カリウムは植物の三大要素

植物の三大要素と言われているのが、「窒素とリン酸とカリ」です。その内のカリを主成分としてカリグリーンは作られていますので、肥料としても期待出来るのです。カリウムが不足してしまうと根の成長が悪くなってしまったり、また葉に斑点が出来てしまうなどの症状が出てしまいます。うどんこ病などの予防も兼ねて、肥料にもなるカリグリーンを散布しておきたいですね。

カリグリーンの安全性

人に優しいカリグリーン

カリグリーンの素晴らしいところは、人への安全性の高さです。カリグリーンの主成分は炭酸水素カリウムですが、炭酸水素カリウムは普通に食品や薬などに使われている成分。ですので、安全性がとても高いのですね。カリウムイオンは普通に天然にも存在しているものですので、安心して散布することが出来ます。

環境に優しいカリグリーン

カリグリーンは人への安全性も高いので、もちろん環境にとっても優しい成分になっています。通常、農薬を散布すると自然にダメージを与えてしまうものですが、カリグリーンなら益虫などを殺してしまったりすることがありません。益虫を大切にしている方がどんどん増えていっている時代ですので、カリグリーンはこれから大活躍する薬剤かもしれませんね。

カリグリーンの注意点

かぼちゃのうどんこ病に使う場合

カリグリーンを使用する際の注意点がいくつかありますので、そちらも紹介させて頂きます。まず、カリグリーンをかぼちゃのうどんこ病に使う場合は、少し効果が薄れる可能性があります。ですので、かぼちゃのうどんこ病に使う際には少しだけ濃くして、散布する日数の感覚も少し縮めましょう。

メロンに使う場合

カリグリーンをメロンに使うと、葉に褐点が出来てしまう可能性があります。また、葉に軽い縮葉症状が出てしまうこともあります。メロンに使う際にはその点を十分注意して使いましょう。

混用に注意

カリグリーンを使う際は混用に注意しましょう。カリグリーンを他の葉面散布剤と混用すると危険です。混用してはいけない散布剤には「木酢、クエン酸、強酸性のもの、ベンレート、アリエッティ」などがあります。同じような効果を期待する水溶剤との混用は避けましょう。混用して良いか迷った際には、販売店に相談しましょう。

保管方法

カリグリーンの保管は、しっかりと密封した上で、直射日光のあたらない場所で保管しましょう。温度が高いとカリグリーンの状態が悪くなってしまいますので、涼しくて乾燥した場所に保管しましょう。

カリグリーンに関してのTwitter

防除マスクを使って

こちらのツイートでは、カリグリーンを撒いたあとにマスクを乾燥させている様子が書かれています。カリグリーンは安全性の高い水溶剤ではありますが、薬剤を散布する際には防除マスクが欠かせません。薬剤散布用のタンクには、他の水溶剤成分も残っている可能性があるからです。カリグリーンを撒く際でも防除マスクをして、安全に散布するようにしましょう。

農薬とカリグリーン

こちらのツイートでは、農薬がいかに劇薬が多いかが分かる内容が書かれています。農薬はホームセンターなどに行くと沢山売っていますが、いくつか種類がありますよね。何も証明なしに変える農薬も多いですが、ちゃんと管理することを求められる危険な農薬もあります。そんな中で、カリグリーンは肥料にもなる安全性の高い水溶剤ですから、とても使いやすい水溶剤だと言えますね。

カリグリーンは予防出来ない?

こちらのツイートでは、カリグリーンの予防効果について書かれています。カリグリーンには予防効果はありませんが、カリグリーンを展着剤を使って葉につけてある状態であれば、原因となる菌は増えません。ですので、そういった意味では予防効果があるとも言えます。肥料にもなるカリグリーンですので、心配な方は早めに、定期的にカリグリーンを散布することをおすすめします。

まとめ~カリグリーンの使い方と効果~

今回の「カリグリーンの使い方と効果とは?うどんこ病に悩まされる方は要チェック!」はいかがでしたでしょうか? カリグリーンはとても安全性の高い、肥料にもなる素晴らしい水溶剤でしたね。予防効果は無いとされていますが、梅雨時期などうどんこ病が出やすい時期に入ったのなら、見えない内から早め早めに対策をするのがおすすめです。肥料にもなりますのでカリを補給する目的でもいいですね。また、くれぐれも混用には注意して使いましょう。

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ガーデニングが気になる方はこちらもチェック!

今回はカリグリーンに関してまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも沢山のガーデニングに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。

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