手軽にできるアウトドアの朝食レシピをご紹介
かんたんに調理できる朝食メニューとは？
大盛り上がりしたキャンプの次の日や、キャンプ場から撤収する日の朝ごはんは、火を使わないで手軽に調理できるレシピを知っておくと便利です。子どもといっしょに作ることもできるため、ファミリーキャンプなどで活用できます。
そこで今回は、洗い物などの手間をかけず、なるべく手軽に調理することのできる朝ごはんのレシピをご紹介します。使い勝手のいい食材やアレンジしやすい簡単レシピ、子供も大人も大好きな定番レシピなどをご紹介しますので、次のキャンプの参考にしてみてください。
火を使わないで作るキャンプの朝ごはんとは？
火を使わずに簡単に準備したいキャンプでの朝ごはんでは、前日の夜に調理した料理の残りや、手をかけずに味付けできる調味料なども活用しましょう。
たとえば、前夜に作ったご飯や麺類は翌朝まで取っておけば、現地で調達した新鮮な食材と合わせて一品作ることができます。また、キャンプ場近くの特産物の野菜やフルーツをサラダとして利用する際、ドレッシングなどの調味料があるとさらにおいしくいただくことが可能です。
キャンプの朝ごはんに火を使わないで準備しやすい食材
火を使わないレシピに使いやすい食材がいくつかあります。たとえば、ハムやチーズなどの保存食品、ツナ缶などの缶詰類、アーモンドやくるみなどの種実類、和食に欠かせない梅干しなどがそれです。
また、キャンプ場の近くで購入できる野菜やフルーツは積極的に活用しましょう。旬の食材はそのままで十分においしいうえ、サラダなどに使える野菜は特産物のフルーツと合わせ、持参した調味料を味付けすれば子供も大人も楽しくいただけます。
夏のキャンプは火を使わない料理がおすすめ
新鮮な食材をフレッシュなまま使うことの多い火を使わないレシピは夏のキャンプにもってこいです。すがすがしい食感を楽しみたい朝のレシピにぜひ活用しましょう。
また、新鮮な食材はキャンプ場近くで入手するのが最適です。キャンプに出かける際にはしっかりと情報収集して、どこでどんな食材が購入できるのかを確認するようにしましょう。
定番の火を使わない朝ごはんレシピ2選
①トーストサンド
キャンプ場のそばやキャンプ場へ向かう道すがら、簡単に入手できる野菜は火を使わない朝ごはんに打ってつけの食材です。昨晩にたまご焼きを準備しておけば、きゅうりやハムなどの食材をパンにはさんで手軽に準備できます。好みに応じてチーズをのせたり、ツナ缶などの食材を使ったり、さまざまなアレンジメニューも可能です。子供もいっしょに作れるので家族で楽しみたいキャンプでも重宝します。
こちらのレシピの作り方は？
こちらの定番トーストサンドのレシピは以下のとおり簡単です。きゅうりは斜め にカットし、トマトはスライスに切ります。パンにマヨネーズを塗り、カットした野菜と前日までに準備したたまご焼きを載せればできあがりです。
マヨネーズが苦手な子供などにはバターやマーガリン、ヘルシー志向の高い方にはオリーブオイルなどでも代用できます。好みに合わせて風味を変えてみましょう。
食パン：8枚切り
ハム：4枚
卵：3個
きゅうり(スライス)：24枚
トマト(スライス)：8枚
マヨネーズ：適量
ほかの食材でのアレンジはとても簡単
こちらのレシピは、サラダで使う野菜などでのアレンジレシピが手軽にできます。レタス、たまねぎなど、新鮮なままで使える野菜が手に入ったら、好みに合わせてトーストサンドにはさんでいただきましょう。
また、ハムのほかに、ベーコン、薄くカットしたウインナー、肉類が苦手な方は魚のすり身やツナ缶などの材料でもアレンジできます。キャンプの日、手に入る食材を上手に使ってさっそく作ってみましょう。
②朝ごはんにフルーツヨーグルト！
地元のフルーツをふんだんに使ってヨーグルトと合わせるレシピは朝ごはんの定番レシピのひとつです。しかも、健康的で栄養価の高いヨーグルトとビタミン類が豊富なフルーツの組み合わせで、体にもいい影響を与えてくれます。
フルーツは季節によって入手しやすいものが異なりますので、旬の食材を使ってぜひ健康的な朝ごはんを用意してみましょう。
味付けは好みに応じていろいろ
こちらのメニューのレシピは、ベースとなるヨーグルトや砂糖類の量は好みに合わせてあります。ヨーグルトを多くするのか、フルーツなどの食材を多くするのかは、そのときにどんな食材で作りたいのかによって選ぶことが可能です。
りんごやみかんなどの材料は、食べやすいサイズにカットします。地元の特産物や旬のフルーツがあったら積極的に利用しましょう。カットした材料に、ヨーグルトを和えます。最後にメープルシロップをかければできあがりです。
りんご：1/4個
みかん：1個
ヨーグルト：適量
メープルシロップ：適量
よりおいしくするためのポイント
こちらのレシピでは、メープルシロップだけではなく、はちみつなどでも代用できます。また、ナッツ類などを載せると、抗酸化作用のあるビタミンEや、血液中の悪玉コレステロールを低下させるオレイン酸などの栄養素を豊富に含んでいるため、ヘルシーなレシピとしてもおすすめです。
また、旬の食材には、早春のいちご、春を迎えるとさくらんぼ、夏に向かうと桃やメロン、秋にはぶどう、年の瀬に向かってりんごやみかんなどがおすすめです。
キャンプで和食の朝ごはんレシピ2選
①納豆豆腐アボカド丼
一年を通して流通されるアボカドはキャンプシーンでも使いやすい材料のひとつです。手に入りやすい豆腐と合わせれば、朝から元気よく遊びたいキャンプなどの朝ごはんに早変わりします。
前日に作ったごはんを取っておいて調理した具材を載せていただきましょう。こちらのレシピはごはんの準備がなければそのままサラダとしていただくことも可能です。
めんつゆはキャンプ料理の必需品
このレシピは、市販のめんで味付けをします。好みで海苔も加えますが、これらの材料の中で注目したいのがめんつゆです。
めんつゆは、麺類にも炒め物にも使える便利な調味料で、日常の料理ではもちろん、キャンプ料理でも大活躍します。小さなボトルに入れてぜひキャンプにも持参するようにしましょう。
材料 （1人分）
ご飯：1膳分
納豆：1/2パック
豆腐：小1/2丁(75g)
めんつゆ(3倍濃縮)：小さじ1/2
アボカド：1/2個
海苔：適量
■ わさび醤油
わさび：適量
醤油：小さじ1
アボカドを使ったアレンジレシピとは？
アボカドは新鮮なままで使えるため、キャンプシーンでも重宝します。新鮮な海の幸が手に入ったら、アボカドをさいころ状にカットしていっしょに合わせれば、簡単なサラダができあがりです。ごはんやパン、パスタと一緒にいただけば、おなかにたまる朝ごはんとなります。
またアボカドは、調味料の種類に応じて、さまざまな料理に仕上げることができます。醤油を使って和風に、中華調味料を使って中華風に、オリーブオイルを使えば洋風にも仕上がりますので、好みに応じた調味料はぜひキャンプに持参しましょう。
②ツナマヨ丼
気軽に購入できる缶詰や瓶詰はキャンプでも十分に活躍することができます。スーパーなどに行くと、さまざまな種類の缶詰や瓶詰の保存食がありますが、中でもどこにでもあって購入しやすく、調理に幅広く使えるのがツナ缶です。
こちらのレシピも前日に作っておいたごはんに載せるだけなので大人はもちろん子供も簡単に作ることができます。ぜひツナ缶とマヨネーズを使って準備しましょう。
アレンジレシピが多彩なツナマヨ
ツナマヨ丼の作り方は、ごはんに麺つゆと胡椒を混ぜ、ツナ缶はふたを開けて中の水分や油分を捨て、缶の中でマヨネーズ入れ、カイワレは洗って水分を取ります。あとはごはんに具を載せればできあがりです。
このレシピの具材は、残り物のパスタと合わせれることもできるほか、トーストに載せてもおいしくいただけます。また、そのときにある旬の食材と合わせてさまざまなレシピで対応することも可能です。料理のレパートリーに困ったらツナ缶をアレンジしたレシピでキャンプの朝を盛り上げましょう。
ご飯：2人分
寿がきやだしつゆ：好きなだけ
粗挽き胡椒：好きなだけ
ツナ缶：1缶
マヨネーズ：好きなだけ
カイワレ：少々
めんつゆで和風味をアップさせる
ツナマヨの和食アレンジレシピとして、めんつゆで味付けをするとさらに和食の風味が引き立ちます。前日にごはんを作りすぎたら、ツナマヨで具を作っておにぎりを握って朝ごはんの準備をしておくというのも手です。
この和風ツナマヨは、さまざまな食材を和風にアレンジできます。和風パスタ、和風チャーハンなどを作りたいという方は、めんつゆを使ってみてはいかがでしょうか。
火を使わないキャンプ料理で活用したいグッズ2選
①調味料用の小瓶
限られた食材で作るキャンプ飯では、レシピがマンネリ化することもあります。そんなとき、調味料を変えることで味付けが変わり、同じ食材を使っていても違った料理のような印象を与えることができます。
こちらの商品は、好みの味のドレッシングやスパイスを9つの小瓶に入れて持ち運べる便利グッズです。子供から大人までそれぞれの好みに合った調味料を持ち運べるため、家族で出かけるキャンプシーンなどでも活躍します。
②食材を温めることもできる発熱剤
火を使わずに食品を温める方法を知っておくと、キャンプシーンでも活躍します。たとえば、防災グッズなどにある発熱剤は、製品によって成分などは異なりますが、発熱剤に水を加えることで発熱させるだけです。
火を使うのが面倒なキャンプシーンでも、食品を温めて食べたいときなどは、こうしたグッズを利用するのも手です。興味のある方はぜひキャンプ前に購入しておきましょう。
子供も大人もアウトドアでの料理を楽しもう！
大忙しのキャンプの朝は、火を使わないで準備できる朝ごはんレシピが活躍します。キャンプ場近くの地元で入手できる食材を活用して手軽に準備して、キャンプの楽しいひとときを充実させるようにしましょう。調味料をいろいろ持っていくと定番レシピの風味を変えることができるため、料理の幅も広がります。
また、火を使わずに作れるレシピは、小さな子供もいっしょに調理することができます。家族で楽しむキャンプシーンではぜひ火を使わないキャンプ料理を取り入れていきましょう。
キャンプ料理のレシピが気になる方はこちらもチェック！
今回は、キャンプで火を使わない朝ごはんレシピをご紹介しました。火を使わずに作れる朝ごはんだけではなく、もっと幅の広いキャンプ料理のレシピが気になる方は、こちらの記事が参考になるはずです。ぜひチェックしてみましょう。
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