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レーヨンとポリエステルはどう違う?素材の特徴や季節ごとの向き・不向きをご紹介!

レーヨンとポリエステルは見た目は似ていても、特徴は異なります。レーヨンとポリエステルを比較し、それぞれの素材の特徴や扱い方、洗濯の際の注意点などついてご紹介します。また向き・不向きの季節についてもチェックしてみましょう。
2022年9月18日
MINK
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目次

素材の違いをチェックしよう

どちらも化学繊維

出典:https://unsplash.com/

レーヨンとポリエステルは、どちらも人工的に作られた化学繊維です。その中で、レーヨンは木材パルプや綿などの天然素材を原料にした「再生繊維」、ポリエステルは石油を原料とした「合成繊維」に分類されます。

見た目は似ていますが、触れてみると違いが分かります。レーヨンは滑らかでシルクのような質感、ポリエステルは弾力がありツルっとした肌触りがあるのが特徴です。

レーヨンとポリエステルを比較しよう

レーヨンやポリエステルはどちらもよく使われている素材ですが、伸縮性や吸水性、質感などの違いがあります。本記事では2つの素材を比較し、それぞれの特徴や違い、洗濯をする時の注意点などについてご紹介します。また、それぞれの素材の向き・不向きの季節についても考えてみましょう。

レーヨンの特徴

上質感のある素材

出典:https://unsplash.com/

レーヨンの歴史は古く、シルクが高価だったため、19世紀にシルクに似た質感の生地を作ったのが始まりとされています。レーヨンはシルクのような光沢があり、身に着けた時にしなやかに流れる「ドレープ性」に優れているのが特徴です。

通気性と吸水性に優れ、なめらかで肌触りよく上質感があります。その一方で、摩擦に弱く、シワになりやすいというデメリットがあります。


レーヨンを使ったアイテム

レーヨンはブラウスやワンピース、スカート、シャツなどのおしゃれ着の素材としてよく使われます。また吸水性が高く静電気が起きにくいことから、裏地や高級肌着にも利用されている人気素材です。さらに、レーヨンは油汚れをよく吸収することから、掃除用のクロスにも使われています。

洗濯をする時の注意点

出典:https://unsplash.com/

レーヨンは水に弱いデリケートな素材で、濡れると縮みやすくなります。また型崩れを起こしやすく、シワになりやすいので、洗濯をする時には注意が必要です。

レーヨン素材の衣服は、基本的にクリーニング店に持ち込むのがおすすめです。家庭で洗濯する場合は表示を確認し、「手洗い可」の場合はやさしく押し洗いをするようにしてください。

ポリエステルの特徴

普段使いにぴったりの素材

出典:https://unsplash.com/

ポリエステルは1950年頃にアメリカで開発された素材で、現在はさまざまな製品に使われています。ポリエステルだけで使われることは少なく、他の素材と組み合わせて使われるのが一般的です。

ポリエステルは耐久性に優れ、洗濯をしても型崩れがしにくいのが特徴です。シワになりにくく、普段使いにぴったりの素材です。デメリットとしては、臭いや汚れを吸収しやすく、静電気が起きやすいという点があげられます。

ポリエステルを使ったアイテム


出典:https://unsplash.com/

ポリエステルは子供服や普段着などに使われることが多く、伸縮性に優れ型崩れがしにくく、洗っても乾きやすいことから、ユニフォームやスポーツウェアにも人気がある素材です。衣類のほか、寝具やインテリアなど幅広いアイテムに利用されています。

洗濯をする時の注意点

ポリエステル素材の衣類は、基本的に家庭の洗濯機で洗えます。伸縮性や耐久性に優れていますが、型崩れが心配な場合はネットに入れて洗うのがおすすめです。ポリエステル素材の衣類は毛玉ができやすいので、裏返してネットに入れて洗うようにするといいでしょう。

季節ごとの向き・不向き

レーヨンのおすすめ季節

出典:https://unsplash.com/

レーヨンは春から夏におすすめの素材です。レーヨンはつるつるとした滑らかな肌触りの素材で、夏にレーヨン素材の服を着ると冷しく感じられます。

また汗をかいてもベタつかず、消臭効果が高いため、夏にぴったりの素材といえるでしょう。ただしレーヨンは速乾性に欠けるため、夏の登山には不向きです

ポリエステルのおすすめ季節

ポリエステル素材の服は、季節を問わずオールシーズン着用できます。ポリエステルは他の繊維と組み合わせて使われることが多く、冬はフリースなどにつかわれています。速乾性があり、登山用のインナーとしてもおすすめです。


素材の違いを考えて使い分けよう

出典:https://unsplash.com/

レーヨンとポリエステルを比較し、違いや特徴などをご紹介しました。レーヨンとポリエステルは、伸縮性や吸水性、肌触りなどさまざまな違いがあります。

ポリエステルはオールシーズンに対応していますが、レーヨンは春から夏におすすめです。またレーヨンはシワになりやすく扱いが難しいという点があります。違いを比較し、目的に合わせて使い分けてください。

素材の違いが気になる方はこちらをチェック

コットンとポリエステル、ナイロンとポリエステルの違いについてまとめた記事をご紹介しましょう。また、レーヨン素材の洗濯方法について詳しく解説した記事も合わせてご紹介しますので、洗濯をする時の参考にしてください。