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寒い季節はウールとポリエステルどっちが良い?素材の特徴の違いを徹底解説!

ウールやポリエステルは、冬の衣類にもよく使われている素材です。どちらも型崩れがしにくく、人気がある素材ですが、寒い季節はどちらの素材のほうがおすすめでしょうか。ウールとポリエステルを比較し、違いやそれぞれの特徴をチェックしてみましょう。
2022年9月19日
MINK
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目次

冬におすすめの素材は?

ウールやポリエステルは人気の素材

出典:https://unsplash.com/

ウールもポリエステルもファッションに多く取り入れられている素材ですが、よく比較されるのがウールのスーツとポリエステルのスーツの違いです。ウールは着心地がよく高級感があり、ポリエステルはお手入れが簡単でカジュアルに着こなせます。その他にも、ウールとポリエステルにはさまざまな違いがあります。

素材の違いを比較しよう

ウールもポリエスエルも人気素材ですが、寒い冬の季節にはどちらの素材のほうが適しているでしょうか。本記事では2つの素材を比較し、それぞれの特徴やデメリットをご紹介していきます。また2つ以上の繊維を合わせた混紡についてもご紹介します。記事を参考にして、季節におすすめの素材を見つけてください。

ウールの特徴

夏は涼しく冬は暖かい

出典:https://unsplash.com/


ウールは羊毛を原料とした天然素材100%の繊維です。動物由来の繊維のため保温性・吸湿性に優れているのが最大の特徴で、寒い季節でも中の熱を逃さず体が温まります。また吸湿性に優れているため湿気がこもりにくく、夏は涼しく快適に着用できます。

さらに伸縮性が高く弾力性があり、型崩れがしにくく、シワになりにくいのも特徴です。温かみのあるふわっとした着心地で、スーツやおしゃれ着にもおすすめです。

ウールのデメリット

ウールは扱い方が難しいというデメリットがあります。摩擦に弱く、繰り返し着用していると毛玉ができやすくなります。またウールは水に弱く、濡れるとフェルトのように固まってしましいます。家庭で洗濯をするのが難しいため、クリーニング店に持ち込むのがおすすめです。

さらに、ウールは動物由来の天然繊維ため、虫食いに合いやすいとういデメリットがあります。長期間保管する際は汚れをよく落とし、防虫剤を入れるのがおすすめです。

別の素材と混紡したウールもおすすめ

出典:https://unsplash.com/

ウールは他の素材と混紡して使用されることがあります。ポリエステル混のウールは、ポリエステル100%よりも高級感があり、静電気が起きにくく扱いが簡単なため、毎日着用するスーツ生地にも人気があります。またカシミア混のウールは、ウール100%よりも保温性が高く、寒い冬にぴったりです。

ポリエステルの特徴

耐久性が高い

出典:https://unsplash.com/


ポリエステルは石油を主な原料とする化学繊維です。耐久性や伸縮性に優れ、型崩れがしにくくシワになりにくいという特徴があります。

また、軽くて速乾性が高く、さらっとした着心地です。そのためスポーツウェアやユニフォーム、登山用のインナーなどにもよく使われています。価格が比較的安く、ポリエステル製品はコストパフォーマンスがいいことでも人気があります。

ポリエステルは扱いが簡単

ポリエステルは扱いが簡単で、家庭の洗濯機で毎日のように洗えます。そのため日常着として人気があり、子供服や作業着など幅広く使われています。ウールのセーターは洗濯をすると縮んでしまいますが、ポリエステルの服は縮みが少なく、安心して洗えるのもメリットです。

ポリエステルのデメリット

出典:https://unsplash.com/

ポリエステルは、冬場の乾燥した季節になると静電気がしやすいというデメリットがあります。また化学繊維は、肌が弱い人が着ると、かゆくなるなどアレルギー反応を起こすこともあります。

ポリエステルは通気性が悪く、汗をかくとベタついて不快に感じるというデメリットもあります。また燃えやすいので、花火やバーベキューなど火を使う時は気を付けるようにしてください。

オールシーズン使える

ポリエステルは研究開発が盛んに行われていて、ポリエステルのデメリットを小さくした化学繊維がたくさん登場しています。吸汗性や通気性に優れた製品や静電気を起こしにくい製品などもあり、オールシーズン着用できます。

夏は吸汗速乾性に優れたインナー、冬は保温性に優れたセーターやアウターなど、さまざまな製品が販売されているので、それぞれの季節やシーンに合った素材を選ぶといいでしょう。

素材を比較し冬を快適に過ごそう


出典:https://unsplash.com/

ウールとポリエステルを比較し、それぞれの素材の特徴やデメリットなどをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ウールは冬におすすめの素材というイメージがありますが、通気性がよく夏の服としてもおすすめです。

またポリエステルは素材開発が盛んで、オールシーズン使える製品がたくさん誕生しています。季節に合わせた素材を選び、夏も冬も快適に過ごしてください。

他の素材が気になる方はこちらをチェック

本記事ではウールとポリエステルについてご紹介しましたが、レーヨンやコットンなどその他の素材についてまとめた記事もご紹介します。また、最近話題のメリノウールについての記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。