モンベル M/GTXレインダンサージャケット
Mont-bell ストームクルーザー
登山用品の人気ブランド「モンベル」
モンベルとは登山用品で人気の日本のブランドです。登山用品は高価な物が多いですが、他社と比較するとリーズナブルなものが多く、アウトドアにおける普段着大手のユニクロというイメージを持っているユーザーも多いと言われています。
防風性、保温性、耐水性のあるアパレル(ウェア)やテント、寝袋などのキャンプ用ギア、トレッキングシューズなどの重要なアイテムまで揃い、モンベルでコーディネートできるようになります。
全国で購入できる
モンベルの製品は登山専用の店に行かなくても購入できる場所が多く、アウトドア用品を取り揃えている場所なら取り扱っていますよ。また全国に直営店もあります。
アパレルは上下のコーディネートもあるため実店舗で買いたいという方も安心して買えますよ。また通販でもいいという方は各種通販サイトやモンベル公式サイトからも購入可能です。
高品質
他社と比較してリーズナブルだと気になるのが品質です。特にキャンプではなく登山になると命を預ける大切なギアになりやすく、耐久性や品質が高いレベルで求められます。
モンベルはリーズナブルですが、耐久性を含め高品質なギアが多く、ロングセラーのテントやアパレルがありますよ。アパレルだとストームクルーザーやレインダンサーがその代表例です。
レインダンサーとは
ゴアテックスのベーシックなレインウェア
モンベル M/GTXレインダンサージャケット
透湿性 | 透湿性25,000g/m²・24hrs |
---|---|
収納サイズ | 8×8×17cm |
重さ | 335g |
モンベルの定番のレインウェアがレインダンサーです。レインウェアとはアウトドアで使う雨合羽のような服装のことです。上下に分かれているため上下セットでコーディネートするとより雨に対して効果的に働いてくれますよ。
材質は雨の侵入を防ぎながら、湿気は外に排出するゴアテックスが使われ、ビニールなどが使われている雨合羽のように蒸れず、雨の日でも快適に使えます。専用のウェアとなるため雨合羽と比べると高価です。
入門にちょうどいいレインウェア
山の天候は変わりやすいため雨への備えは必須です。登山は歩くだけでも汗をかきやすいため湿気を逃がすゴアテックスを使用したウェアが必要になります。
モンベルのレインダンサーは初心者が買いやすい価格設定と湿気を排出するゴアテックスが使われている点が、登山でも非常に使いやすくなっています。1日辺り、1㎡から25000gもの水蒸気を外に逃がしてくれる素材です。真価を発揮するには上下セットでコーディネートしましょう。
レインダンサーの魅力1:バランス
おすすめポイント1:性能と価格のバランス
モンベルにはゴアテックスを使用したレインウェアが他にもあります。ストームクルーザーは同社の人気商品ですが性能が高いため、高価です。レインダンサーは性能と価格のバランスがいいモデルとなり登山で必要な透湿性、耐水圧がありながらリーズナブルになっていますよ。
防風性、耐水圧や軽さなど突出した部分がありませんが、性能と価格のバランスがいいため初心者でも上下セットで買い揃えやすいという魅力があります。
スタンダードモデルでも最安
レインダンサーは価格と性能バランスがとれたスタンダードなモデルとして発売されています。しかし他社のゴアテックスを使った透湿性のあるウェアと比較すると最安になると言われているぐらい低価格です。
現在は廃盤になった旧モデルからずっと愛用している方がいるぐらい信頼されている、スタンダードモデルの定番のアイテムとなっています。
レインダンサーの魅力2:防風性
おすすめポイント2:防寒・防風
雨だけを防ぐのがレインウェアの仕事ではありません。登山やトレッキングでは、重ね着(レイヤード)をして汗をかかないように服装で調整するという考え方が一般的です。
レインウェアは上下とも重ね着の一番上(外側)に着るというコーディネートをします。一番外にくる服装のため雨だけではなく風が中に侵入しない作りになっていますよ。スタンダードモデルのレインダンサーにもしっかり防風性があるため寒い時期でも使いやすいです。
コーディネートしやすいサイズ感
重ね着の一番上に着るウェアのため少しゆとりのあるサイズ感となります。普段着のようにそのまま着ると少しぶかぶかでゆとりがあります。さらにポケットの中にあるコードを引っ張ると、腰回りの裾部分が絞れるようになっていて、風が入り込まないように調整可能です。
登山で重ね着をする場合は、レインダンサーの大きめのサイズ感のおかげでフリースなどの保温性のある中間着が着用しやすく、しっかり関節の可動域を確保できます。
レインダンサーの魅力3:使い勝手
おすすめポイント3:普段着になる
レインウェアですが防寒着をかねて使えるという口コミが多くあります。質感も雨合羽のような硬い生地ではなく普段着として使っても違和感がないと言われていますよ。
雨が振りそうなときや釣りやキャンプなどのアウトドアなど普段着に使っても防風性や耐水性、透湿性が活躍するシーンが多くあります。自転車で通勤通学する方も水蒸気(汗)を外に排出できるゴアテックスのため雨合羽よりも使いやすく、走行中に雨が降ってきても快適です。
雨合羽のようにコンパクトになる
普段着としてだけではなく雨合羽の変わりに使うことも可能です。雨合羽はコンパクトに収納できリュックサックの中に入れやすい魅力がります。
レインダンサーは雨合羽のように非常にコンパクトになるというわけではありませんが、もともとは登山用のウェアのため携帯性も充分あります。専用の収納袋が付属していて持ち運びしやすいです。
上下別売
登山用のウェアだと上下セットになっているものも多いです。レインダンサーは上下分かれているため、普段着として使いたいという方はパンツ(ズボン)を揃えなくていい分、他社よりも安くアウトドアジャケットが購入できます。
カラーバリエーションも分かれているため上下で色を変えられますよ。デザインもシンプルで普段着としてコーディネートしやすいです。
レインダンサーの魅力4:構造
おすすめポイント4:工夫が多い
レインダンサーはメンズ、レディース、キッズに分かれています。さらにメンズはS、M、L、XLの4種類の大きさがあり、レディースはXS、S、M、L、XLの大きさがあり、レディースには柄入モデルもあります。
また各モデル共通の構造としてフードがフィットするようにドローコードで3箇所も調整できたり、立体裁断などを使い肩や肘などの可動域がつっぱらないような構造になっていて動きやすいです。
パンツさらに多彩なサイズがある
パンツもサイズが豊富になります。メンズはS、M、L、XL、M-S、L-S、XL-S、S-L、M-L、L-L、XL-Lとなり、レディースはXS、S、M、L、XL、M-S、L-S、XL-S、XXL-S、S-L、M-L、L-Lになります。
また各サイズ共に長さが異なるショート、ロングがありウェストのサイズは変わりませんが、股下の長さが変わりますよ。上と同じで構造にも工夫があり、耐久性を高める構造や靴を履いたまま着脱できるようになっていて便利です。
レインダンサーの魅力5:耐久性
おすすめポイント5:長く使える耐久性
安いと心配になるのは耐久性です。防風性があり、防寒着として使うジャケットは化学繊維が使われていて引き裂きに耐久性がなかったり摩擦に弱いものが多いです。レインダンサーは引き裂きに対し耐久性があるリップストップナイロンが使われていて丈夫です。
パンツも縫い目を工夫することで摩擦が起きにくい構造になっていてやはり耐久性が高くなっています。もともとアウトドア用のため普段着よりも耐久性が高く、おすすめです。
耐久性が一番高い
スタンダードモデルのレインダンサーですが、耐久性はモンベルの中で一番高いとも言われています。50D(デニール)の太めの糸が使われていて引き裂きに強いだけではなく、ゴアテックスを表と裏からナイロンやトリコットなどで挟んだ構造になっています。
デニールとは
糸の太さ(重さ)になります。糸を9000mにした時にどのくらい重たいかを意味します。太いと重たくなります。例えば9000mの糸が10gだとすると、その糸は10Dです。レインダンサーは50Dなので9000mにすると50gの重さになる糸を使っています。
ストームクルーザーとは
モンベルのワンランク上のレインウェア
Mont-bell ストームクルーザー
透湿性 | 透湿性35,000g/m²・24hrs |
---|---|
収納サイズ | 7.5×7.5×15cm |
重さ | 254g |
モンベルのレインダンサーとよく比較される製品に同社のストームクルーザーがあります。レインダンサーと同様にロングセラーのレインウェアです。素材もレインダンサーと同じゴアテックスを使用していて防風性、防水機能、透湿性を備えていますよ。
特に透湿性は、35,000g/m²・24hrsとなり大きく異なります。しかし耐久性では糸の太さが細いため純粋な上位互換にはならず比較して自分にあったレインウェアを選ぶようにしましょう。
高性能なモデル
ストームクルーザーとレインダンサーの詳しい比較は後述しますが、汗(水蒸気)を排出する能力が大きく異なります。排出できる量が多いほど蒸れにくいレインウェアとなるため高性能になりますよ。
また、ストームクルーザーは細い糸を使用しているため耐久性がレインダンサーよりも下がりますが、その分軽量で携帯性もましています。しかし防風性が高く、防寒着として使える点や上下別売など似ている点も豊富です。
レインダンサーとストームクルーザーの比較
スペックの比較
商品 | ||
---|---|---|
商品名 | モンベル M/GTXレインダンサージャケット | Mont-bell ストームクルーザー |
透湿性 | 透湿性25,000g/m²・24hrs | 透湿性35,000g/m²・24hrs |
収納サイズ | 8×8×17cm | 7.5×7.5×15cm |
重さ | 335g | 254g |
商品リンク |
ストームクルーザーが高性能な透湿性があり、携帯性に優れているということになりますが、価格面ではストームクルーザーよりレインダンサーのほうがリーズナブルで登山を始めたばかりの方、これからはじめるという方におすすめしやすいです。
前述したように糸の太さが異なりレインダンサーは50D、ストームクルーザーは耐久性が高いバリスティックナイロンのリップストップですが糸の太さが半分以下の20Dとなります。
見えない部分の比較
スペックからは見えない部分での比較だとストームクルーザーは裁縫箇所をできるだけ少なくして裁縫し、薄いニット素材を使用しているため耐水圧が50000mm以上あるレインウェアとは思えないような着心地となりますよ。
パリパリとした硬い生地はなく柔らかい質感です。ドローコードでフードや裾部分を調整できる点など構造上の工夫は同じです。
バリスティックナイロンについて
バリスティックナイロンは一般的なナイロンの2倍の強度があるモンベル独自の素材です。20Dの2倍となるので強度はおよそ40Dのナイロンでできた生地と同じぐらいになります。
レインダンサーは高耐久のレインウェア
レインダンサーはスタンダードレベルのレインウェアです。しかし普段着としてコーディネートしやすく、登山でも使える高い耐水圧と透湿性があり低価格と魅力がたくさんある人気商品です。
低価格ですがゴアテックスを使用している事自体魅力になると言われていて、登山だけではなく自転車や冬期の防寒着などどこでも使えますよ。上下別売のため普段着として使うのであれば上だけあるといいでしょう。
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