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登山でマダニに咬まれたときの対処法を徹底解説!取り方や予防策をご紹介!

春から秋にかけて登山家を悩ませるのがマダニ。マダニは感染症を媒介することがあるので、咬まれた場合、そのままにしておくのは危険です。登山では病院が近くにない場合が多く、自分で取り方や対処法を考えなくてはなりません。マダニの取り方や予防策をご紹介します。
2022年9月25日
MINK

目次

マダニの取り方と予防方法をご紹介

マダニとは

出典:https://unsplash.com/

マダニは家の中に生息するイエダニより一回り大きく、3~4mmあります。動物の血液をエサにしていて、自分の体重の100倍以上を吸血することができます。イノシシやシカなどの野生動物の他、人間が通れば取り付いて血を吸うこともあるので注意が必要です。

マダニは低地から標高1,500mを超える山岳地帯まで広く生息していて、草むらやあぜ道、登山道などに潜んでいます。春から秋にかけて活発になり、登山の時に咬まれる人もいます。


咬まれた時の症状

マダニは吸血する時に口器を皮膚に差し込みます。唾液には麻酔のような物質が含まれていて、刺された直後は気が付かないことがほとんどです。マダニは皮膚に張り付き、2~3日経つと痒みや軽い痛みを感じることがあります。

マダニは7~10日で飽血(満腹状態)となり、皮膚から離れます。マダニの唾液に対してアレルギー反応が生じる場合があり、再度咬まれると強い痒みや腫れなどの症状が出る可能性があるので注意してください。

マダニが媒介する感染症が危険

出典:https://unsplash.com/


マダニに咬まれると危険なのは、マダニが感染症を媒介する可能性があるからです。マダニの種類によって発症する感染症が異なりますが、主なものに日本紅斑熱、ライム病、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)があります。

日本紅斑熱とライム病には抗菌薬がありますが、SFTSには治療薬がなく、重症の場合は死亡することがあるので非常に危険です。SFTSウィルスを持つマダニは日本に広く分布していて、毎年感染が報告されています。

登山で咬まれた時の対処法

咬まれた時は無理に引っ張らない

マダニは吸血すると体が膨らんでくるので、皮膚に付いていると見て分かるようになります。マダニに咬まれているのがわかったら、指でつぶしたり、無理やり引っ張って取ったりするようなことはしないでください。無理に取ろうとすると、唾液を通してウィルスが皮膚の中に入ったり、口器が皮膚の中に残って化膿したりする可能性があります。


ピンセット・ティックピッカーを使う取り方

ティックピッカー

出典:楽天
出典:Amazon
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マダニに咬まれた直後で、病院が近くにない場合は、ピンセットや「ティックピッカー」と呼ばれるダニ取り専用の道具を使ってマダニを取ることができます。取り方は簡単で、皮膚に近い部分をピンセットやティックピッカーで挟み、ゆっくりと引き抜いてください。

マダニは皮膚の中にセメント状の塊を作って、口器を抜けにくくします。時間が経つにつれ、ピンセットやティックピッカーで取り除くことが難しくなります。

塩を使った簡単な取り方

ピンセットを持ち合わせていない場合、塩を使ってマダニを取ることができます。取り方は、まずマダニの上に塩をたっぷりと盛り、水を垂らして塩を湿らせます。15分くらい置いたら塩を取り、マダニを引っ張ると簡単に抜けます。コツは、塩を置く時間を十分に取ることです。

塩でも取れなかった場合は、ティッシュペーパーに除菌用のアルコールを浸しマダニの上に乗せ、さらに10~15分そのままの状態にしておくと、マダニが抜けやすくなります。

登山の時の予防方法

肌を露出しない登山服を着る

出典:https://unsplash.com/

マダニが発生する時期や、マダニが多く生息している場所に登山やハイキングに出かける場合、長袖の服や長ズボンを着用し、できるだけ肌を露出しないようにしてください。特にサラサラとしたナイロン生地の長袖ジャケットは、マダニ除け効果が高いのでおすすめです。

家に戻ったらすぐにシャワーを浴び、登山で使った服を洗濯し、部屋の中にマダニを持ち込まないようにしましょう。

登山の時に虫除けスプレーを使う

ディートやイカリジンが含まれた高濃度の虫除けスプレーは、マダニにもある程度の効果があります。長袖・長ズボンの服の上からたっぷりと噴霧すると、マダニが付きにくくなります。しかし、マダニが多い場所やマダニの種類によっては効果が低い場合があります。また、虫除けスプレーで衣服が変色する場合もあるので、気を付けて使用してください。

マダニの取り方をマスターしよう

出典:https://unsplash.com/

マダニに咬まれたら病院で取り除いてもらうのがベストなのですが、登山の途中ではすぐに病院に行けないことがあります。そのような時に対処できるよう、マダニの簡単な取り方を知っておくといいでしょう。

マダニがうまく取れなかったり、咬まれた後に体調が悪くなったりした場合は、そのまま登山を続けずに、なるべく早く病院で診察してもらうようにしてください。

マダニや虫除け対策の情報はこちら

マダニに咬まれた時の詳しい対処法についてまとめた記事をご紹介します。さらに、登山での効果的な虫除け方法や強力虫除けスプレーについての記事も合わせてご紹介します。マダニや害虫に注意して登山やハイキングを楽しんでください。