タコの燻製はキャンプで簡単に作れる！
キャンプで人気を集める燻製料理
キャンプ料理にはさまざまな種類がありますが、中でも人気を集めているのが燻製です。室内では煙やニオイが気になる燻製も、アウトドアなら気兼ねなく楽しめるでしょう。特にタコの燻製は、ビールと相性のよいおつまみとして評判です。
タコの燻製に挑戦しよう
本記事では、初心者でも手軽に作れるタコの燻製レシピを紹介します。美味しく仕上げるコツやアレンジレシピまで、知っておくと便利な情報を集めました。キャンプでタコの燻製を作って、美味しいアウトドアタイムを満喫しませんか。
事前に準備する道具・材料
スモーカー
タコの燻製を作るためには、あらかじめ必要な道具・食材を揃えておく必要があります。中でも燻製を作る上で欠かせないのがスモーカー。しかし、スモーカーと一口に言ってもさまざまな商品があり、どれを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。
キャンプで手軽に使えるスモーカーであれば、キャメロンズから出ているミニスモーカーがおすすめ。クッカー感覚でキャンプ場へ持って行けます。
煙が出にくくIHにも対応
キャメロンズのミニスモーカーは密閉性が高いため煙が出にくく、食材にしっかり香りをつけられるのが魅力です。また、ガスや炭火だけでなくIHにも対応しているため、アウトドアだけでなく自宅で燻製を楽しみたい時にも役立ちます。タコの燻製を作る際に取り入れてみてはいかがでしょうか。
燻製チップ
NANTO スモークチップ 80g
出典:楽天スモーカーを使ってタコに香り付けをするためには、燻製チップを使います。燻製の方法によってはスモークウッドを使うこともありますが、タコのように長時間燻製する必要のない食材はチップで十分です。
チップにはサクラやナラ、ブナなど、さまざまな種類があり、それぞれに香りが異なります。美味しい燻製を作るためには、食材に合ったチップを使うことが大切です。タコならサクラやヒッコリーのチップが合うでしょう。
タコと調味料
次に、メインの食材となるタコを準備します。タコは、生ではなくボイル済みのものを選んでください。調味料は塩胡椒で十分ですが、お好みでスパイスを準備しておくと味のバリエーションを増やせます。
基本的な作り方
タコを切って乾燥させる
まずは、タコを食べやすい大きさにカットします。おつまみ感覚で軽く食べられる燻製を作るなら薄切り、しっかりとした噛みごたえを楽しみたい時は厚めのぶつ切り、といったように好みに合わせて切ってください。
カットしたタコの水気をキッチンペーパーで拭き取った後は、しばらく風通しのよい場所に置いて乾燥させます。乾燥が足りないと燻製した時に酸味が際立ってしまうため、30分ほど乾かすようにするのがポイントです。
スモーカーにタコを入れる
スモーカーの底に燻製チップを入れた後に網をセットし、タコを乗せます。スモーカーにチップの焦げ付きがつくのを避けたい場合は、アルミホイルを敷いてからチップを入れるとよいでしょう。蓋を閉めたら、燻製の準備は完了です。
10分ほど加熱したら完成
最初は、強火で加熱します。しばらくすると煙が出てきますので、弱火に落としてください。弱火にした後、10分ほど加熱し、お好みで塩胡椒をふりかけたら完成です。材料をセットしてからできあがるまで短時間で済ませられるため、お手軽なアウトドア料理を作りたい時にいかがでしょうか。
美味しく仕上げるコツ
燻製中も水気を取る
燻製前だけでなく燻製中の水分を放置した場合も、酸味が増す可能性があります。そのため、燻製中も2回ほどタコの様子を見て、水分が浮き上がっているようならキッチンペーパーで拭き取るのがコツです。
ただし、頻繁に蓋を開くと燻製用の煙が逃げてしまいますので、2回を限度にすることが大切です。水気を拭き取ったら、素早く蓋を閉めるようにしてください。
加熱し過ぎない
燻製中も、食材には火が通り続けています。加熱が長すぎるとタコは固くなってしまうため、時間には気をつけるようにしてください。強火で煙が出た後、10分経ったらすぐに火から下ろすことが重要です。
火から下ろすのを忘れないよう、タイマーをかけておくのもよいでしょう。時間の管理をきちんと行っていれば、初心者でも簡単に美味しい燻製に仕上がります。
燻製後にしばらく置く
燻製ができあがったらすぐに食べたくなりますが、しばらく置いて味を馴染ませることも重要です。燻製後、30分ほど置いておくとよいでしょう。香りが落ち着いて、ワンランク上の味わいになります。燻製を落ち着かせている間に、他のキャンプ料理を作ってはいかがでしょうか。
おすすめアレンジレシピ2選
①：カルパッチョ
タコの燻製は、そのまま食べるだけでなくアレンジを加えるのもおすすめです。ちょっとした工夫でさらに美味しい料理になるため、チャレンジしてみてください。
カルパッチョは、短時間で簡単に美味しいおつまみを作りたい時にぴったりなレシピです。器に燻製したタコと卵、プチトマト、貝割れ大根を盛り付け、調味料を混ぜ合わせたソースをかければ、あっという間にできあがります。
ゆでタコ 足1〜2本
ゆで卵 1個
プチトマト 2〜3個
かいわれだいこん 適量
オリーブオイル 適量
醤油、ぽん酢、黒胡椒 適量
パセリみじん切り 適量
さらに詳しいレシピはこちら
②：パスタ
おしゃれなキャンプ料理を作るなら、パスタに挑戦するのもよいでしょう。シンプルなペペロンチーノ風パスタは、タコの燻製と相性ぴったりです。
まず、タコを基本の方法で燻製し、パスタは茹でておきます。オリーブオイルとニンニクのみじん切り、鷹の爪を炒め、香りが出てきたらタコとパスタを加えて炒め合わせてください。塩胡椒で味を整えたら完成です。
スモークチップ（サクラ） ひと握り
茹でタコ足 2本
パスタ 400g
にんにく 4片
鷹の爪 4本
オリーブオイル 大さじ4
塩 適量
こしょう 適量
パセリ 適量
さらに詳しいレシピはこちら
タコ以外にもある！おつまみ向け燻製3選
①：卵
キャンプで燻製を作る時は、タコ以外にも好みの材料を揃えておくとバラエティ豊かな味を楽しめるようになります。初心者にもおすすめの材料として挙げられるのが卵です。あらかじめ茹でて殻を剥いておいた卵を10分ほど燻製にすれば、ビールと合うおつまみになります。
②：チーズ
チーズも、簡単に燻製を作ることのできる材料として人気を集めています。ただし、溶けやすいチーズは燻製で加熱すると形がなくなってしまうため、溶けにくいプロセスチーズを使うようにしてください。5分ほど燻製するだけで、お店で食べるような味わいになります。
③：ささみ
パサつきがちなささみも、スモーカーでじっくり熱を通せばしっとりとした食感に仕上がります。タコと同様、事前にしっかり水気を拭き取っておくのがポイントです。10分ほど燻製することで、おつまみに最適なアウトドア料理ができあがります。
キャンプでタコの燻製を堪能！
初心者でも簡単に作ることのできるタコの燻製は、普段のキャンプ料理に飽きてきた時にチャレンジしておきたいレシピです。燻製を作る際は、事前にタコを乾燥させて水気を取り、酸味を抑えることが大切になります。
また、加熱し過ぎないことや、できあがってからしばらく置いて味を馴染ませるのもポイントです。できあがった燻製はそのまま食べるだけでなく、カルパッチョやパスタにアレンジするのもよいでしょう。ぜひ、タコの燻製を堪能してみてください。
キャンプで作るタコの燻製が気になる方はこちらもチェック！
タコはもちろんのこと、さまざまな燻製料理を楽しめるのがキャンプの魅力です。関連記事ではキャンプでおすすめの燻製レシピについて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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