モンベル ステラリッジテント
コールマン タスマンキャンピングマミー
PRIMUS P-115 フェムトストーブ
コールマン パックアウェイ ソロクッカーセット
初めての登山テント泊は準備が重要!
人気を集める登山のテント泊
雄大な自然を感じながら休日を過ごすことのできるテント泊登山は、近年人気を集めているアウトドアスタイルです。しかし、登山初心者はどのようにテント泊の準備をするべきかわからないことも多いでしょう。そんな時は、事前に必要な情報を集めておくことが大切です。
安全にテント泊を楽しめるようにしよう
本記事では、初めてのテント泊登山の入門ガイドについて解説します。必要な装備や設営方法、テント泊初心者にぴったりな山など、チェックしておくと便利な情報を集めました。ぜひ、登山を楽しむために役立ててみてください。
眠るための必須装備2選
①:テント
テント泊という名前の通り、テントは眠るために必要不可欠な装備です。テントと一口に言ってもさまざまな種類があるため、登山に適した商品を選ぶのがポイントになります。軽量で運びやすいのはもちろんのこと、1人でも設営しやすい自立式・吊り下げ式のものを取り入れるのが選び方のポイントです。
おすすめテント:ステラリッジテント
モンベル ステラリッジテント
こちらは、長年に渡り多くの登山家から愛され続けてきたモンベルの登山用テントです。軽量性に加えて耐風性も備えており、過酷な状況下でも快適な環境を保てます。独自の吊り下げ式構造を採用し、初心者でも簡単に組み立てることが可能です。
②:寝袋
山は標高が高くなるほど気温が下がるため、夏のシーズンでもしっかりとした保温性を備えた寝袋を選ぶことが大切です。商品によって使用に適したシーズンは異なりますが、初心者なら汎用性の高い3シーズン仕様を選ぶとよいでしょう。春から秋にかけて、長期間活用できます。
おすすめ寝袋:タスマンキャンピングマミー
コールマン タスマンキャンピングマミー
高い保温性を確保できるのはもちろんのこと、寝返りも打ちやすい形に設計されているのが特徴です。フード部分を締めることで外部からの冷たい空気が入り込むのを防ぎ、気温が下がりやすいシーズンも暖かさをキープできます。使用後はコンパクトにまとめて運ぶことが可能です。
食事のための必須装備2選
①:ガスバーナー
食べ物を加熱したり、お湯を沸かしたりできるガスバーナーは、食事のために欠かすことのできないアイテムです。テント泊では、標高が高くても活用できるアウトドア缶用のバーナーを取り入れてください。また、小さくて持ち運びやすいことも選び方のポイントです。
おすすめガスバーナー:フェムトストーブ
PRIMUS P-115 フェムトストーブ
火力調整つまみを押し込むだけで簡単に点火できるガスバーナーです。強火からとろ火まで幅広い火力調整が可能となり、シーンに合わせた使い方ができます。折り畳めば手のひらに収まるほどのサイズにまとまるため、携帯性もバッチリです。
②:クッカー
ガスバーナーの上に乗せて、調理を行うためのクッカーも食事を楽しむために欠かすことのできないアイテムとして挙げられます。まずは、お湯を沸かすことのできる深型とフライパンのように使える浅型の2種類を揃えておくのがおすすめです。
おすすめクッカー:パックアウェイソロクッカーセット
コールマン パックアウェイ ソロクッカーセット
深型と浅型のクッカーをスタッキングして持ち運ぶことのできるセットです。専用の収納袋に入れておけばクッカーがバラバラになることなく、バックパックに収納しやすいのが嬉しいポイントとして挙げられます。クッカーの内部にはフッ素樹脂コーティングが施されており、食材が焦げてしまうのを防ぐのも魅力です。
基本のテント設営方法
設営位置を厳選する
テント泊の快適性は、テントを設営する位置によって大きく変わります。心地よく眠るためには、なるべく平面に設営するのが選び方のポイントです。また、なるべく風が当たりにくい位置を選ぶと、設営時や就寝時に強風に悩まされずに済みます。
ポールを組み立て、テントを広げる
今回は自立式のダブルウォールテントの設営方法を解説します。まず、設営する位置が決まったらポールを組み立て、テントの中心部分の穴に通してください。次にテントの端の部分の穴にポールを通し、テントを広げていきます。
フライシートを被せてペグを打つ
広げたテント本体にフライシートを被せ、固定します。この時、フライシートの位置がズレていないかしっかり確認するのがポイントです。テント本体をペグで固定した後にフライシートのペグも打ち込んだら、設営の完了となります。
事前の練習は必須
初心者向けのテントは簡単な設営方法で組み立てることができますが、それでも事前の練習は欠かせません。現地でいきなり設営しようとしても手順がわからず、余計な時間をかけてしまう可能性があります。自宅で2〜3回練習し、説明書を見なくても組み立てられるようにしておくようにしてください。
初めてでも安心!おすすめの山2選
①:小梨平キャンプ場
豊かな自然に囲まれた、長野県上高地に位置するキャンプ場です。日本百名山にも選ばれた穂高連峰が広がり、登山を楽しみながらテント泊をするのにぴったりな場所となります。
敷地内には食料品が揃う売店や大浴場などもあり、テント泊登山入門編にふさわしい設備が整っているのが嬉しいポイントです。長野県でテント泊登山を楽しみたい時に訪れてみてはいかがでしょうか。
小梨平キャンプ場の詳細
小梨平キャンプ場
- 住所〒390-1516
長野県松本市安曇上高地 - 電話番号0263-95-2321
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②:笠取小屋テント場
関東の都市部からアクセスしやすい山梨県甲州市に位置し、豊かな自然が広がる人気スポットです。テント場には快適に眠ることのできる平らな芝生が広がり、テント泊初心者でも簡単に設営を行えます。山梨県の名山として知られる笠取山の頂上付近に位置し、天気のよい日には富士山を眺められるのが魅力です。
笠取小屋テント場の詳細
笠取小屋テント場
- 住所〒404-0047
山梨県甲州市塩山三日市場2750-10 - 電話番号090-8581-9119
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登山初心者が意識したい注意点
まずは標高の低いところから始める
いきなり標高の高い山に挑戦すると、経験不足が響いて体調不良になったり、スケジュール通り行動できなかったりといった事態が起きやすくなります。まずは標高の低い山から始めて、徐々に経験値を上げていくことが大切です。
決められた場所以外のテント泊はNG
テント泊登山を行う場合は、決められたキャンプ場以外ではテントを設営しないようにしてください。キャンプ場以外の場所にテントを設営すると滑落の危険があるほか、害獣と出くわす危険性もあります。必ずテント泊ができるキャンプ場を探し、あらかじめ手配を行った上で出かけることが大切です。
正午過ぎを目安に早めの到着を心がける
テント泊をする時は早朝から登山をスタートし、キャンプ場には正午過ぎを目安に到着するようにしてください。早めにキャンプ場へ到着した方がベストな設営位置を確保しやすくなります。また、早めにテントで体を休めることで翌日には体力が回復し、元気に山頂を目指すことができるのもポイントです。
テント泊登山を満喫しよう!
雄大な自然を感じ、登山とキャンプの両方を楽しむことのできるテント泊は、非日常の休日を過ごしたい時にぴったりです。テント泊を行う前にはテントや寝袋といったの必要な装備を揃えておくのはもちろんのこと、あらかじめテントの設営を練習しておくのも重要になります。
また、初心者でも安心してテント泊登山ができる人気のキャンプ場や注意点をチェックしておくことも忘れないようにしてください。関東周辺にも初心者に最適な山はたくさんありますので、ぜひテント泊を満喫してみませんか。
テント泊登山が気になる方はこちらもチェック!
テント泊登山をする際には、入念な準備が必要不可欠です。関連記事ではテント泊におすすめのテントや装備品などを紹介していますので、登山の入門ガイドとして参考にしてみてください。
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