クライミングロープの選び方
選び方①：種類で決めよう
クライミング用ロープにはシングルロープをはじめ、ハーフロープ、ツインロープの3つのロープが存在します。シングルロープは直径も3種類の中では一番太く、耐久性も最も優れているため、高難度の岩場でのクライミングシーンなどで使用するのにおすすめです。ハーフロープはロープ径が0.8cm以上ある商品で、かつ2本のロープを交互に振り分けて活用するためにダブルロープという呼ばれもあります。
ダブルロープはどちらか一本が切れた時などにも安全で、寒さで凍っている氷壁などをつたって登頂するアイスクライミングや、外壁をつたいながら登頂するアルパインクライミングなどで使用するのにおすすめです。最後のツインロープは主にアイスクライミングで使用するのにおすすめです。3タイプの中では一番細いロープ径なので重さも一番軽量です。利用するシーンが限定されている為に、日本ではマイナーな存在のロープになります。
選び方②：表面加工が施されているか
選び方ではロープ表面に加工が施されているかどうかもチェックするようにしましょう。水分を吸収して強度が衰えることを防止するために、ロープの表面に撥水&防水加工などを施しているクライミングロープもあり、アイスクライミングなどの水に濡れやすいシーンにも適しています。
選び方③：長さを比べよう
クライミングロープの選び方では「長さ」が何mまであるかどうかも比較して決めるのがおすすめです。岩場の多い山岳地帯でのクライミングなどでは、最低でも50m程度の長さのロープを使用するのがおすすめです。またクライミングジムなどでは少し短めの30〜40m程度のロープでも対応できます。
選び方④：ボビン数や衝撃荷重もチェックしよう
クライミングロープ選びではボビン数や衝撃荷重の値についても比較して選ぶのがおすすめです。ボビン数は外皮の編み糸の数の事で、多ければ多いほどに耐久性に優れる特徴を持っていて、反対に少なければ衝撃吸収性の高いことを表しています。なおこれらは直径が同じ場合になります。また衝撃荷重は、クライミング時の墜落の際に体が受ける衝撃を数値化した値で、値が小さいほどに衝撃吸収性に優れているという意味になります。
登山で役に立つクライミングロープおすすめ12選
ここからは岩場が多い山岳地帯でのクライミングをはじめ、クライミングジムでも使いやすいおすすめなクライミングロープを人気ブランドより様々紹介しています。手頃な安い価格でありながらも、強度に優れていて、しっかりと命綱としての役目を果たしてくれるおすすめな商品を多数紹介しています。また1mあたりの重さも軽量で、山岳地帯にも持ち運びしやすいおすすめなクライミングロープも多数紹介しているので比較してみてくださいね。
おすすめ①：軽量で持ち運びしやすい価格も安いロープ
登山用ロープの人気メーカー・エーデルワイスのパワーロープは、口コミでもロープワーク用に購入して満足しているという声や、トレッキングや沢遊びでの滑落防止用命綱として購入した方からも満足しているという口コミ投稿もされているロープです。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
静的引張強度が720kgまでの頑丈なロープで、最大で1巻60mまで購入する事ができます。お値段も非常に安いロープでコスパも良いです。また軽量なので持ち運びもしやすいです。
おすすめ②：スイスの人気ブランドの山岳ロープ
こちらの9.9GymDryドライスタンダードは、スイスのアルバイン&クライミング用品製造メーカー・マムートより販売されているクライミングロープです。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
衝撃荷重は8.5kNです。選び方ではホワイトとブラックの2種類の色より決める事ができる強度に優れたロープになります。長さも50mありますので、しっかりと山岳環境で命綱として活躍してくれます。軽量なロープなので持ち運びも簡単です。
おすすめ③：メーカー最細径のハイエンドシングルロープ
全てのクライミングに対応する豊富な種類のロープを扱っている人気メーカー・ベアールより販売されているジョーカーユニコアは、外皮と芯を接着するユニコア製法で作られています。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
メーカー最細径のハイエンドシングルロープで、わずかでもたぐりを軽量にしたい高難度のレッドポイントやロングルートで命綱として役立てられる強度に優れたクライミングロープです。また砂や塵、湿気に対する耐性に優れている特徴もアルロープです。選び方ではブルーとオレンジの2種類のカラーより決める事ができるクライミングロープです。
おすすめ④：筋力アップにも役立つお値段の安いロープ
ボディメーカーのクライミングロープ・ザイルは、山岳環境での命綱としてだけでなく、ご自宅などでも自重トレーニングの為に役立つアイテムです。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
僧帽筋・大胸筋・上腕三頭筋・三角筋・握力・前腕筋・上腕二頭筋・広背筋など、体の様々な部位を鍛え上げる事ができる人気商品です。素材には強度に優れている麻を使用しています。重さも約4.3kgと力のある男性にとっては軽量なクライミングロープなので持ち運びもしやすいです。
おすすめ⑤：4種類の長さから選べる軽量で強度も高いロープ
ELEVENというメーカーより販売されているクライミングロープで、選び方10Mから50Mまでの4種類の長さから選択する事ができます。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
ポリエステル素材で作られている為、撥水性に優れている軽量クライミングロープで、直径が1cmで耐荷重が2100kgまでの強度を備えていますので、山岳環境での命綱としても活躍してくれます。
また高品質素材で作られた耐久性に優れるカラビナも付属されています。クライミング環境だけでなく高所作業や引っ越しでの荷物の吊り上げ時などでも活躍してくれる人気商品です。カラーは4種類から選ぶ事ができます。
おすすめ⑥：3種類の長さから選べる安いロープ
GM・CLIMBINGというブランドメーカーより販売されているこちらのクライミングロープは、ダブルブライドの編み構造によって製造されていて、24kN/2450kgの耐荷重強度を備えています。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
1mが70gととても軽量なロープになりますので持ち運びもしやすいです。また耐性に優れているポリエステルシースを素材に使用しているので、山岳環境での命綱としてだけでなく、厳しい紫外線や激しい雨、強い風などを避ける事が難しい屋外での作業でも何かと役立てる事ができます。オレンジをメインカラーとしていて青や緑の繊維を編み込んでいるおしゃれなクライミングロープです。選び方では6、16、31mの3種類の長さから決める事ができます。
おすすめ⑦：性能のバランスに優れる人気ロープ
クライミングロープの人気メーカー・べアールのvirusは、性能バランスに長けていながらも撥水処理の省略によって、メーカーのクライミングロープとしては比較的安いお値段で手に入れる事ができる商品になります。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
ロープ径が1cmなので、ビレイにも安心して使用する事ができます。衝撃荷重は7.8kNで、ボビン数は48のクライミングロープになります。キュートなピンクカラーのクライミングロープなので、女性の方にもおすすめです。
おすすめ⑧：独メーカーの衝撃強度に優れたロープ
こちらのスイフトプロドライは、高品質はクライミングロープを扱っているドイツメーカー・エーデルリッドの商品です。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
シングルロープとしては超軽量ながらも、衝撃強度に優れている特徴がありますので、アルパインクライミングの命綱として活躍してくれます。選び方では緑と青の2種類のカラーより選ぶ事ができます。長さは60mあり、重さも1mあたり52gと軽量なクライミングロープなので、山岳環境にて持ち運びする事も簡単です。
おすすめ⑨：遠くからでも目立つ強度に優れたロープ
こちらのクライミングロープは、Teufelbergerというブランドメーカーより手に入れられる人気商品で、口コミでも使いやすいという投稿も寄せられています。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
引っ張り強度にも優れていますので、山岳地帯での命綱としても役立てる事ができます。アイ加工はTeufelberger社のSlaiceが用いられていて、ネックが柔らかめな仕様となっている事も特徴です。遠くから見ても目立ちやすい鮮やかなレインボー調のデザインのクライミングロープになります。
おすすめ⑩：安いお値段で持ち運びしやすいロープ
登山で役立つこちらのおすすめクライミングロープは、0.8cmのロープ径で、10mの長さがある安い商品です。安全ロックがついているカラビナもついていてコスパも良いです。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
強度に優れているポリエステル素材で作られています。選び方では全部で７種類の色の中から決める事ができる安いクライミングロープです。また軽量ながらも丈夫で、撥水性にも優れています。耐荷重は約300kgまでとなっています。山岳環境での命綱としてだけでなく、緊急災害時の防災用具としても活躍してくれる軽量で安いクライミングロープです。
おすすめ⑪：テンドンで最も汎用性の高い人気ロープ
ロープメーカーLANEX社の人気ブランドメーカー・TENDON（テンドン）より販売されているアンビションは、メーカーが扱っているロープの中でも最も汎用性に優れるロープです。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
山岳地帯でのクライミング用命綱として以外にも、高所作業のお仕事に従事している方など多用途で使う事ができます。テンドンナノテクノロジーとテフロン®加工によって、優れた撥水性と高強度を兼ね備えている特徴を持つクライミングロープです。1mあたりの重さも軽量で、持ち運びもしやすい命綱です。思ったよりもしなやかで、ノットを作るのも簡単でしたという口コミ評判も投稿されています。
おすすめ⑫：操作性&耐久性に優れたべアールロープ
人気メーカー・べアールのタイガーユニコアドライカバーは、衝撃荷重は7.60KNで、1mあたりの重さは61gと軽量なので持ち運びもしやすいクライミングロープです。
登山で役に立つクライミングロープの特徴
長さが50Mであって、芯と外被を接着しているユニコア製法を採用している為に操作性と耐久性のバランスに優れている細径ロープです。撥水性を高めるためにドライカバー加工が施されていて、湿気や砂塵などにも耐性を持っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか？軽量で持ち運びもしやすく、しっかりと命綱としての役割を果たしてくれる登山で役立つクライミングロープが人気メーカーより色々な種類販売されていますので、ぜひ使用してみてくださいね。
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以下は、軽量で持ち運びもしやすいアウトドア用の簡易シャワーを種類豊富に紹介している記事、キャンプツーリングで役立つコンパクトで安いおすすめシュラフを紹介している記事、軽井沢でおすすめなお値段の安い駅前のレンタサイクルを紹介している記事になります。こちらの3記事もアウトドアに関する内容なので参考にしてみてくださいね。
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