キャンプツーリングのシュラフ:はじめに
寝袋(シュラフ)はキャンプツーリングで快適な睡眠を得るための重要なアイテムです。睡眠不足は楽しいはずのツーリングを台無しにしてしまいます。事故やトラブルの原因になりますし、予定通りにルートを辿れず計画を変更しなければならない事態にもなりかねません。
しかし、有名ブランドの寝袋は高くて手が出ない…寝袋よりバイクのカスタムパーツにお金をかけたい…というライダーも多いことでしょう。ここでは、安い寝袋の選び方やおすすめの寝袋を紹介します。
シュラフはテントよりも大切!
キャンプツーリングで必要な道具といえば、真っ先に思いつくのがテントです。しかし、快適な睡眠を得るためにはテントよりも寝袋にこだわるのが正しい選び方。キャンプで寝苦しさを感じるのは気温です。
テントにはエアコンがついていませんし、キャンプツーリングでストーブをバイクに積載するのは現実的ではありません。テントは天候から身を守るもの、寝袋は気温から身を守るものだと捉えましょう。
キャンプツーリングのシュラフ:選び方/気温
寝袋には使用温度の目安が表示されていますので、キャンプ場の気温に合わせた寝袋の選び方をするのがベストです。しかし、使用温度はあくまでも目安ですので、温度調節がしやすい寝袋がおすすめ。
ネットショップで購入する場合は口コミ情報を必ずチェックしましょう。有名ブランドの寝袋に表示された使用温度は厳密ですが、安い寝袋には曖昧な商品もあります。口コミ情報で快適温度を探るのも正しい寝袋の選び方です。
キャンプツーリングはレジャーキャンプ
キャンプツーリングはレジャーキャンプだと捉えるのが正しい寝袋の選び方です。登山などの極限状態で行うキャンプとは逃げ場の選択肢が違います。
登山では逃げ場が少ないので信頼性の高い寝袋が必要になりますが、キャンプツーリングでは宿泊施設を探したり、ホームセンターで安い寝袋を現地追加したりするなど、気温に対応する選択肢があります。
ただし、自動車でのオートキャンプのように車内へ逃げるという選択肢はありませんので、ある程度は気温に合った寝袋を選択する選び方が必要です。
キャンプツーリングのシュラフ:選び方/季節
キャンプツーリングがもっとも快適なのは真夏を除く半袖で過ごす季節です。バイク用ジャケットでいえば、メッシュジャケットに防風インナーを追加する季節に当たります。キャンプツーリングの初心者が寝袋を初めて買うなら、この季節を目安にしましょう。
モンベルのシュラフでいえば#3から#5相当。モンベルのシュラフの商品名にある#◯は、寝袋の基準によく用いられます。寝袋の選び方の知識として知っていて損しません。
夏のキャンプツーリングで使う寝袋は?
夏のキャンプツーリングなら、安い寝袋でも事足ります。気温によっては使わないこともありますので、ホームセンターなどで販売されている安い寝袋もおすすめです。
安い寝袋は収納サイズがコンパクトにならないものが多いのですが、寝袋はシートバッグにパッキングした時に他のキャンプ道具に合わせて変形しますので、コンパクトさにはさほど神経質にならなくてもOK。寝袋を圧縮袋へ入れると硬くなってパッキングしづらい…というバイク乗りもいます。
キャンプツーリングのシュラフ:選び方/種類
寝袋の種類には大まかに封筒型とマミー型があります。封筒型は多用途に使えて便利ですが、収納サイズは少し大きめです。マミー型は人間の体に合わせた形状で保温しやすいのですが、少し窮屈さを感じる場合もあります。
バイクでのキャンプツーリングでは収納サイズがコンパクトなマミー型が人気ですが、もっとも重要なのは質のいい睡眠。寝相が悪かったり寝心地にこだわったりするバイク乗りなら、封筒型も検討しましょう。
ここで紹介するシュラフは…
では本題!ネットショップで人気の寝袋で価格が安い商品を中心に、前半では封筒型、後半ではマミー型を紹介し、ユーザーレビューを検証します。最後にはコンパクトさランキングで比較し、さらにはモンベルのシュラフとも比較しますね。
キャンプツーリングで使えるのはどれ?コンパクト!安い!高スペック!は両立できるでしょうか?なお、この記事は2020年8月3日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う①
【封筒型で人気】MX-604/ベアーズロック
【Bears Rock】-6度 封筒型 ふんわり暖かい 3.5シーズン 洗える 寝袋 ふわ暖 キャンプ 防災 ツーリング 洗える寝袋 アウトドア 丸洗い 夏用 緊急用 防災グッズ 冬 夏 軽量 -6℃ コンパクトスリーピングバッグ ボーイスカウト 林間学校 野外活動 シュラフ MX-604
快適温度 | 28~8℃ |
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使用可能温度 | 8~-6℃ |
収納サイズ | Φ23×39cm |
ベアーズロックの「MX-604」は8℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗える封筒型シュラフです。モンベルのシュラフに換算すると#5相当。中綿には中空化繊、表生地には190Tポリエステル、内生地には吸水性PGポリエステルが用いられています。
収納のしやすさがおすすめポイント!コンプレッション仕様の収納袋は入れ口が広いテーパード設計です。収納サイズは快適温度の割にはコンパクトに収納できます。
MX-604のレビューを検証!
MX-604のユーザーレビューを確認すると、秋冬用のオールシーズンシュラフとして快適とのこと。薄手な割にはふんわりとした温かさを感じられるというレビューもありました。快適温度は示されたスペック通りですね。
付属の収納袋にも入れやすいと高く評価されています。サイドファスナーへの生地の噛みこみはどんな寝袋でもあり得ますので、気にするほどではありません。カラーの選択肢が多いことも人気です。
最低気温9℃で暑いくらいだったそうですが、快適とのこと。
10月末にキャンプで使用しました。(中略)保温性については春秋のそこまで気温が冷え込まない程度なら全く問題なく快適でした。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う②
【封筒型で人気】mwv-001/WhiteSeek
防災グッズ 地震対策 寝袋 シュラフ 丸洗いできる 封筒型 耐寒温度-7℃ 冬用 抗菌 登山 コンパクト アウトドア キャンプ オールシーズン スリーピングバッグ ツーリング 洗える 保温
快適温度 | 0℃以上 |
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使用可能温度 | 0~-7℃ |
首脳サイズ | Φ25×37cm |
ホワイトシークの「封筒型寝袋(mwv-001)」は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗える寝袋です。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。中綿には化繊の3Dファイバー、表生地には破損しにくい丈夫な生地、内生地には肌触りがいい生地が用いられています。
コンプレッション仕様の収納袋は生地が厚め。シートバッグ内で他のキャンプ道具と擦れても寝袋が破損しにくいのがおすすめポイントです。内ポケットにはスマホやカイロを入れられます。
mwv-001のレビューを検証!
mwv-001のユーザーレビューを確認すると、春や秋の大型連休にちょうどいい寝袋である印象を受けます。仕様可能温度の-7℃は難しいかもですが、キャンプツーリングがもっとも快適なのは春や秋の大型連休。
初めてのキャンプツーリングにおすすめの寝袋だといっていいですね。使用可能温度は着衣の防寒性で変わります。春は2か月前、秋は2か月後のウエアを着用するのがツーリングでの定石ですので、キャンプ場での温度調節で苦労することはないでしょう。
5月と6月にキャンプに行ったときに使いました。穏やかな気候だったので、ちょうどよかったです。
真冬、冬山は厳しいと思いますが、中に着るもの次第でかなり対応できると思います。(中略)夏~秋の登山に使いたいので、安くて良い買い物ができたと思います。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う③
【封筒型で人気】mwv-006/White Seek
防災グッズ 防災用 地震対策 寝袋 シュラフ 丸洗い出来る 耐寒温度-10℃ 封筒型寝袋 夏用 冬用 登山 コンパクト アウトドア キャンプ オールシーズン スリーピングバッグ 洗える 車中泊 収納 女子キャンプ
快適温度 | ~0℃ |
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使用可能温度 | 0~-10℃ |
収納サイズ | Φ27×37cm |
ホワイトシークの「封筒型寝袋耐寒温度-10℃(mwv-006)」は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗える寝袋です。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。
中綿や生地の材質は先述したmwv-001と同じなのですが、中綿の量が200g多いですね。快適温度はmwv-001と同じなのですが、使用可能温度が3℃低い-10℃。コンパクトさを取るか?それとも保温性を取るか?ツーリングでは悩みどころです。
mwv-006のレビューを検証!
mwv-006のユーザーレビューを確認すると「晩秋のキャンプでも問題ない」というコメントが目立ちます。生地が厚手で温かいとのこと。快適温度は表示されたスペック通りですが、-10℃は難しいかも…というコメントは多いですね。
また、収納サイズは大きめですので、キャンプツーリングではシートバッグに余裕がないとパッキングしにくいかもです。ユーザーレビューからは、半袖で過ごす季節には暑い印象を受けます。
外気温5℃程度、雨中でのテント泊で使用。ヒートテックは着ていたものの、その他は特に防寒対策しなくても快適に朝まで過ごせた。
11月頭に東京あきる野の山でキャンプしました。おそらく5度くらいだったと思いますが全然問題なく暖かかったです。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う④
【封筒型で人気】ODSBPS/MERMONT
【送料無料】寝袋 洗える シュラフ コンパクト 封筒型 -4℃ -4度 洗える寝袋 キャンプ用寝具 冬用 夏用 軽量 コンパクト 登山 キャンプ ツーリング アウトドア 車中泊 キャンプ用品 緊急用 防災 防災グッズ 地震対策 送料無料 q10pP
快適温度 | 25~8℃ |
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使用可能温度 | 8~-4℃ |
収納サイズ | Φ26×44cm |
MERMONTの「洗えるコンパクトシュラフ(ODSBPS)」は8℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の寝袋です。モンベルのシュラフに換算すると#5相当。中綿には化繊のホロファイバー、表生地には破損しにくいリップストップ生地、内生地にはさらりとした肌触りの生地が用いられています。
収納袋はコンプレッション仕様ですので、コンパクトに収納できます。ツーリングではバイクメーカーのイメージカラーに合わせるのもあり!カラーバリエーションが豊富です。
ODSBPSのレビューを検証!
ODSBPSのユーザーレビューを確認すると、夜になると肌寒さを感じる季節にちょうどいい寝袋である印象を受けます。キャンプツーリングが快適な季節にちょうどいいですね。しかし、人によっては寒さを感じる可能性があります。
封筒型はファスナーで足元まで開けられますので、足元が冷えやすいですね。足元に寒さを感じたら、寝袋の上から手持ちのビニール袋やバッグを被せるのもあり。その反面、暑さを感じた時の温度調節はしやすいといえます。
10月中旬頃風が強い中で使いましたが、外気は肌寒い中でテントの中も少し寒かったですが、この寝袋は丁度良かったです。ただ、これ以上寒いとダメかな……-4℃ってあるけど、それは流石に無理っぽいです
【11月最低気温10度の寒空屋外の夜】深夜4時くらいまでは耐えられたが、明け方からは足先が冷えてきて・・・。 カイロを使って耐えました。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑤
【封筒型で人気】mwv-005/WhiteSeek
防災グッズ 地震対策 寝袋 シュラフ 耐寒温度-15℃ 封筒型 寝袋 夏用 冬用 オールシーズン 登山 コンパクト アウトドア キャンプ オールシーズン スリーピングバッグ 洗える 車中泊 収納 防災 災害 緊急用 震災 非常用
快適温度 | 0℃以上 |
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使用可能温度 | 0~-15℃ |
収納サイズ | Φ28×38cm |
ホワイトシークの「封筒型寝袋-15℃(mwv-005)」は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗える寝袋です。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。中綿や生地の材質は先述したmwv-001と同じなのですが、中綿の量が300g多いですね。
快適温度はmwv-001と同じなのですが、使用可能温度が8℃低い-15℃。ツーリング向けのコンパクトな寝袋ではありませんが、寒さに備えたいバイク乗りにおすすめです。
mwv-005のレビューを検証!
mwv-005のユーザーレビューを確認すると、先述したmwv-001やmwv-006より保温性が高い印象を受けます。春先や晩秋でも快適な寝袋だといっていいですね。収納サイズがコンパクトではないのでツーリングで使用する人は少数派。
-15℃での使用も難しいとのことです。しかし、早春や晩秋はキャンプ場が空いていたり、オフシーズン価格だったりする季節!のんびりとキャンプを楽しむツーリングにおすすめの寝袋だといえます。
3月中旬にテント内で使用。もちろん服は冬服だけど、十分な暖かさ。
11月中旬に静岡県の山の中のキャンプ場で使用してきました。息を吐くと白くなる様な6℃のテント内で値段から少し不安もありましたら、しっかりとチャックを閉めて頭部分を絞ってみましたが、けっこう暖かかったです。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑥
【封筒型で注目】超軽量封筒型寝袋/ネイチャーハイク
【Naturehike】丸洗いOK! ジョイント式 超軽量 封筒型寝袋【4色】シュラフ 190x75cmキャンプ アウトドア 登山 ハイキング 【4色】メンズ レディース【送料無料】
快適温度 | 記載なし |
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使用可能温度 | 8℃以上 |
収納サイズ | Φ12×29cm |
ここまではオールシーズン向けのシュラフを紹介してきましたが、夏用のコンパクトな寝袋を一つだけ紹介します。ネイチャーハイクの超軽量封筒型寝袋は夏のツーリングで活躍する洗える寝袋です。
快適温度の表示はありませんが、おおむね15℃以上だと捉えましょう。モンベルのシュラフに換算すると#7相当。非常にコンパクトになる寝袋ですし、撥水性も高いので、シュラフカバー代わりに携行するのもありです。
超軽量封筒型寝袋のレビューを検証!
超軽量封筒型寝袋のユーザーレビューを確認すると、コンパクトな割には保温性がいいというコメントが多いですね。バイクや自転車でのキャンプツーリングはもちろん、登山で愛用する人もいます。
また、快適温度が違う寝袋と重ねて使うユーザーも多いですね。ちなみに、モンベル#7相当と#3相当の2つを持っていれば真冬以外のキャンプツーリングに対応可能!アウトドア用のシュラフカバーは高価ですので、撥水生地を用いた夏用の寝袋を重ねて使用するのは有効です。
9月中旬のテン泊登山に使用、低山のため最低気温は12℃ぐらいでしたが、十分暖かく問題ありませんでした。
基準の温度は15℃なので、使えるのは初夏から初秋まででしょうか。古くから持ってる基準温度10℃のシュラフより非常にコンパクトで軽量です。自転車・バイクでのキャンプツーリングなどでは重宝しそうですね。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑦
【マミー型で人気】MX-603/ベアーズロック
【Bears Rock】-4度 マミー型 ふっくら包み込まれる暖かさ 3.5シーズン 洗える 寝袋 防災 キャンプ ツーリング アウトドア 洗える寝袋 キャンプ用品 緊急用 防災用 冬用 車中泊 軽量 コンパクト おすすめ シュラフ -4℃ MX-603
快適温度 | 25~8℃ |
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使用可能温度 | 8~-4℃ |
収納サイズ | Φ23×38cm |
ベアーズロックの「MX-603」は8℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗えるマミー型シュラフです。モンベルのシュラフに換算すると#5相当。中綿には中空化繊、表生地には190Tポリエステル、内生地には吸水性PGポリエステルが用いられています。
つまり、先述したベアーズロックのMX-604をマミー型にした寝袋です。寝袋内を保温しやすいMX-603か?それとも、ゆったりとした寝心地のMX-604か?コンパクトさを比較すると変わりありませんので、好みに応じて選べます。
MX-603のレビューを検証!
MX-603のユーザーレビューを確認すると、MX-04より保温性が高い印象を受けます。マミー型ならではの保温性のよさが功を奏しているといっていいですね。しかし、家族キャンプでのユーザーレビューが多いので参考値。
快適温度を下回る気温では装備の追加が必要ですので、たくさん荷物を積載できないキャンプツーリングではスペックを過信しないほうがいいでしょう。やはり、快適な睡眠を得るためにはスペック通りの環境で使うのがベストです。
3月末のキャンプで使用。朝の気温は6℃くらいだったので夜間はもう少し寒かったと思います。一般的に言われてるようにテント内にマットをひいてインナーで調節して寝ましたが爆睡でした
11月24日の西湖にて実践デビュー。(状況は、湯たんぽ・インナーフリース・それなりに着込みましたョ。夜中の1時には、-2度までになっていました!)
安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑧
【マミー型で人気】OD-SLEEP-5/ノーブランド
寝袋/シュラフ/マミー型/丸洗いできる寝袋【あす楽対応】【耐寒温度-5℃】スリーピングバッグ/キャンプ/アウトドア/緊急用/防災用/冬用/春用/夏用/秋用/軽量/シーズンレス/洗濯機可能
快適温度 | ~0℃ |
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使用可能温度 | 0~-5℃ |
収納サイズ | Φ25×37cm |
ノーブランドのOD-SLEEP-5は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗えるマミー型シュラフです。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。中綿や生地の素材を確認すると、ホワイトシークの寝袋と同じだと考えられます。
収納袋はコンプレッション仕様ですし、同スペックの封筒型よりもコンパクトに収納できますね。しかし、情報量が少ないので、詳細についてはユーザーレビューを確認するしかありません。
OD-SLEEP-5のレビューを検証!
OD-SLEEP-5のユーザーレビューを確認すると、春や秋の大型連休あたりのツーリングで快適な寝袋と捉えるのが正しい選び方だといえます。-5℃は厳しいでしょう。
スペック上はモンベルの#2相当ですが、実際は#3相当だと捉えても問題ありません。しかしその分収納サイズはコンパクト!キャンプツーリングでシートバッグにパッキングしやすい収納サイズですし、夏用の寝袋との組み合わせもしやすいですね。
秋の朝10℃くらいの気温下で使ってきました。夜は17℃くらいでしたが服を脱いで入っても暖かく朝も寒さを感じませんでした。1つのテントに大人2人子供3人で寝ました。暖かさはそのおかげもあるかもしれません。
冷え性の私が実際5℃で使ったところ、『ソックス、フリース上下』または『ソックス、ヒートテック長袖インナー、生地厚めのトレーナー上下』でしたので、-5℃は私には厳しいですね。(中略)性能としては、コールマンの5℃と同格?
安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑨
【マミー型で人気】FX-402/ベアーズロック
【Bears Rock】-15度 マミー型 ふっくら包み込まれる暖かさ 洗える寝袋 4シーズン 寝袋 防災 冬用 キャンプ ツーリング アウトドア キャンプ用品 緊急用 -15℃ 軽量 コンパクト 防災グッズ 冬 シュラフ FX-402
快適温度 | 20~0℃ |
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使用可能温度 | 0~-15℃ |
収納サイズ | Φ27×40cm |
ベアーズロックのFX-402は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗えるマミー型シュラフです。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。中綿には3Dファイバー製中空化繊、表生地には230Tポリエステル、内生地には吸水性PGポリエステルが用いられています。
コンプレッション仕様の収納袋へコンパクトに収納できますが、ツーリングでシートバッグにパッキングするには少しかさばります。肌触りが良好な吸水性のいい内生地がおすすめポイントです。
FX-402のレビューを検証!
FX-402のユーザーレビューを確認すると、快適温度はスペック通りだといえます。また、氷点下以下でも快適というコメントも目立ちます。しかし、やはり収納サイズがコンパクトではなく、バイク用のシートバッグへパッキングするにはスキルが必要。
快適温度が同じでも収納サイズがコンパクトなダウンシュラフを使いたいところですが、ダウンシュラフは濡れると保温性が著しく低下しますので、化繊の寝袋をおすすめします。
冬キャンプに使いました。気温は0度からマイナス2~3度くらいでした。トレーナーに下はジャージという格好で寝ましたが、朝までぐっすり眠りました。途中暑くて靴下を脱ぎました。極寒時じゃなければ十分に快適です。
10月のキャンツーで使用しました。収納時のサイズがテントよりも大きく、積載には少々苦労しましたが、とても暖かい上寝心地も良くぐっすり眠れました。
安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑩
【マミー型で人気】ODSBMU/MERMONT
【送料無料】寝袋 洗える シュラフ コンパクト マミー型 -4℃ -4度 洗える寝袋 キャンプ用寝具 冬用 夏用 軽量 コンパクト 登山 キャンプ ツーリング アウトドア 車中泊 キャンプ用品 緊急用 防災 防災グッズ 地震対策 送料無料
快適温度 | 25~8℃ |
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使用可能温度 | 8~-4℃ |
収納サイズ | Φ26×44cm |
MERMONTの「洗えるシュラフコンパクトマミー型-4℃(ODSBMU)」は8℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の寝袋です。モンベルのシュラフに換算すると#5相当。表生地には破損しにくいリップストップ生地、内生地にはさらりとした肌触りの生地が用いられています。中綿素材は化繊だと考えられます。
噛みこみ防止のファスナーガードおすすめポイント。コンプレッション仕様の収納袋へコンパクトに収納できます。
ODSBMUのレビューを検証!
ODSBMUのユーザーレビューを確認すると、桜の季節が過ぎてからの春や紅葉までの秋にちょうどいい寝袋だという印象を受けます。オールシーズン用というよりは春秋用と捉えるのが正しい選び方。
その季節のツーリングではミドルレイヤーを多めに持っていくバイク乗りも多いので、寒さ対策はしやすいでしょう。多いのが収納袋と寝袋の相性に関するレビュー。収納袋はギリギリサイズですので、収納で手間取るユーザーは多いですね。テントロープやショックコードで縛ってからの収納をおすすめします。
秋ごろ使用を前提に購入。-4℃とありますが秋季あたりが限界かな。
快適温度25~8℃となっていますがキャンプ場22℃で使用。(中略)男は暑がりが多いので半袖で過ごすのが厳しいくらい(自分的には18℃以下)に使用するなら暖かそう♪
キャンプツーリングのシュラフ:考察
収納サイズのコンパクトさランキング
商品 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |||||
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商品名 | 【Bears Rock】-6度 封筒型 ふんわり暖かい 3.5シーズン 洗える 寝袋 ふわ暖 キャンプ 防災 ツーリング 洗える寝袋 アウトドア 丸洗い 夏用 緊急用 防災グッズ 冬 夏 軽量 -6℃ コンパクトスリーピングバッグ ボーイスカウト 林間学校 野外活動 シュラフ MX-604 | 防災グッズ 地震対策 寝袋 シュラフ 丸洗いできる 封筒型 耐寒温度-7℃ 冬用 抗菌 登山 コンパクト アウトドア キャンプ オールシーズン スリーピングバッグ ツーリング 洗える 保温 | 防災グッズ 防災用 地震対策 寝袋 シュラフ 丸洗い出来る 耐寒温度-10℃ 封筒型寝袋 夏用 冬用 登山 コンパクト アウトドア キャンプ オールシーズン スリーピングバッグ 洗える 車中泊 収納 女子キャンプ | 【送料無料】寝袋 洗える シュラフ コンパクト 封筒型 -4℃ -4度 洗える寝袋 キャンプ用寝具 冬用 夏用 軽量 コンパクト 登山 キャンプ ツーリング アウトドア 車中泊 キャンプ用品 緊急用 防災 防災グッズ 地震対策 送料無料 q10pP | 防災グッズ 地震対策 寝袋 シュラフ 耐寒温度-15℃ 封筒型 寝袋 夏用 冬用 オールシーズン 登山 コンパクト アウトドア キャンプ オールシーズン スリーピングバッグ 洗える 車中泊 収納 防災 災害 緊急用 震災 非常用 | 【Naturehike】丸洗いOK! ジョイント式 超軽量 封筒型寝袋【4色】シュラフ 190x75cmキャンプ アウトドア 登山 ハイキング 【4色】メンズ レディース【送料無料】 | 【Bears Rock】-4度 マミー型 ふっくら包み込まれる暖かさ 3.5シーズン 洗える 寝袋 防災 キャンプ ツーリング アウトドア 洗える寝袋 キャンプ用品 緊急用 防災用 冬用 車中泊 軽量 コンパクト おすすめ シュラフ -4℃ MX-603 | 寝袋/シュラフ/マミー型/丸洗いできる寝袋【あす楽対応】【耐寒温度-5℃】スリーピングバッグ/キャンプ/アウトドア/緊急用/防災用/冬用/春用/夏用/秋用/軽量/シーズンレス/洗濯機可能 | 【Bears Rock】-15度 マミー型 ふっくら包み込まれる暖かさ 洗える寝袋 4シーズン 寝袋 防災 冬用 キャンプ ツーリング アウトドア キャンプ用品 緊急用 -15℃ 軽量 コンパクト 防災グッズ 冬 シュラフ FX-402 | 【送料無料】寝袋 洗える シュラフ コンパクト マミー型 -4℃ -4度 洗える寝袋 キャンプ用寝具 冬用 夏用 軽量 コンパクト 登山 キャンプ ツーリング アウトドア 車中泊 キャンプ用品 緊急用 防災 防災グッズ 地震対策 送料無料 |
快適温度 | 28~8℃ | 0℃以上 | ~0℃ | 25~8℃ | 0℃以上 | 記載なし | 25~8℃ | ~0℃ | 20~0℃ | 25~8℃ |
使用可能温度 | 8~-6℃ | 0~-7℃ | 0~-10℃ | 8~-4℃ | 0~-15℃ | 8℃以上 | 8~-4℃ | 0~-5℃ | 0~-15℃ | 8~-4℃ |
収納サイズ | Φ23×39cm | Φ27×37cm | Φ26×44cm | Φ28×38cm | Φ12×29cm | Φ23×38cm | Φ25×37cm | Φ27×40cm | Φ26×44cm | |
首脳サイズ | Φ25×37cm | |||||||||
商品リンク |
人気の安い寝袋をコンパクトな順にランキングすると上記の結果となりました。ネイチャーハイクの「超軽量封筒型寝袋」は夏用ですので参考として捉えてください。
モンベルの#5相当でもっともコンパクトなのは「MX-603」で、#2相当では「mwv-001」でした。バイクのシートバッグにパッキングするにはこれくらいの収納サイズがちょうどいいですね。
モンベルのシュラフと比較する!
モンベルのシュラフとコンパクトさでいい勝負をしたのは「mwv-001」「OD-SLEEP-5」「mwv-006」でした。モンベルのシュラフと安い寝袋の差はコンパクトさにあるといっても過言ではありません。製品の安心感や縫製などと価格差をどうとらえるか?でも選び方は変わってくるでしょう。
ちなみに、モンベルのバロウバッグ#5はΦ16×32cm、バロウバッグ#2はΦ20.5×41cmです。また、ネイチャーハイクの「超軽量封筒型寝袋」はコンパクトさでモンベルのアルパインバロウバッグ#7を上回っています。
商品名 | モンベル相当 | モンベル比 | |
超軽量封筒型寝袋/ネイチャーハイク | 封筒型 | #7 | ×0.888 |
mwv-001/ホワイトシーク | 封筒型 | #2 | ×1.101 |
OD-SLEEP-5 | マミー型 | #2 | ×1.101 |
mwv-006/ホワイトシーク | 封筒型 | #2 | ×1.189 |
mwv-005/ホワイトシーク | 封筒型 | #2 | ×1.266 |
FX402/ベアーズロック | マミー型 | #2 | ×1.285 |
MX603/ベアーズロック | マミー型 | #5 | ×1.707 |
MX-604/ベアーズロック | 封筒型 | #5 | ×1.752 |
ODSBPS/MERMONT | 封筒型 | #5 | ×2.234 |
ODSBMU/MERMONT | マミー型 | #5 | ×2.234 |
シュラフの保管方法について
寝袋は収納袋から出し、通気性のある紙袋やメッシュバッグに収納するのがベストです。シュラフをコンプレッション仕様のバッグに収納したままにすると、中綿が次第に復元されにくくなり、保温能力が低下します。
また、寝袋は洗えるものがほとんどですので、選択して清潔な状態で保管したいですね。汗を吸ったままの寝袋を収納するとカビ臭くなります。
シュラフは洗える!
ほとんどの寝袋は洗えます。中性洗剤を用い、洗濯機のドライモード(おしゃれ着洗いモード)で洗濯するといいですね。また、安い寝袋には中綿の偏りが発生することもありますので、お風呂などで押し洗いするのもおすすめ。
洗濯後は風通しのいい場所で日陰干ししましょう。ここで紹介した寝袋はキャンプツーリングにおすすめの中綿が化繊の寝袋ばかりです。ダウンシュラフはコンパクトになるのがメリットですが、慎重にメンテナンスする必要があるのでおすすめできません。
キャンプツーリングのシュラフ:まとめ
キャンプツーリングでは積載できる荷物に限りがありますので、できるだけコンパクトな道具を揃えたいものです。しかし、寝不足は致命的なトラブルを誘いかねませんので、テントよりこだわった選び方をしたいですね。
オールシーズン用の寝袋に夏用の寝袋を重ねて使うのもあり!安い寝袋を工夫して使うと、キャンプツーリングのスキルを高められます。しかし、有名ブランドの寝袋はハイスペックですので、安い寝袋を使うにはある程度の割り切りも必要です。
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キャンプツーリングでおすすめのテントを紹介した記事もチェックしましょう。テントは天候から身を守る道具ですので、急な荒天にも対応できるものを選択するのも正しい選び方です。キャンプ道具が増えると問題になるのは積載方法。
重心を下げながらも荷物を積載できるサイドバッグがおすすめ。また、オールシーズン用の寝袋を使用する季節は夜が長いので、テントの中で読める本を持ち物リストに加えるのもありです。
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