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キャンプツーリングにおすすめのシュラフ!コンパクトで安い寝袋は?

安い価格で人気のオールシーズン対応シュラフを中心に紹介し、キャンプツーリングで使える収納サイズなのかを検証します。キャンプツーリングの道具はコンパクトさを重視するのがおすすめですが、シュラフはシートバッグ内で変形しますので、少し大きめでもパッキング可能です。
更新: 2021年12月14日
hosokawa_taka
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キャンプツーリングのシュラフ:はじめに

寝袋(シュラフ)はキャンプツーリングで快適な睡眠を得るための重要なアイテムです。睡眠不足は楽しいはずのツーリングを台無しにしてしまいます。事故やトラブルの原因になりますし、予定通りにルートを辿れず計画を変更しなければならない事態にもなりかねません。

しかし、有名ブランドの寝袋は高くて手が出ない…寝袋よりバイクのカスタムパーツにお金をかけたい…というライダーも多いことでしょう。ここでは、安い寝袋の選び方やおすすめの寝袋を紹介します。

シュラフはテントよりも大切!

キャンプツーリングで必要な道具といえば、真っ先に思いつくのがテントです。しかし、快適な睡眠を得るためにはテントよりも寝袋にこだわるのが正しい選び方。キャンプで寝苦しさを感じるのは気温です。

テントにはエアコンがついていませんし、キャンプツーリングでストーブをバイクに積載するのは現実的ではありません。テントは天候から身を守るもの、寝袋は気温から身を守るものだと捉えましょう。

キャンプツーリングのシュラフ:選び方/気温

寝袋には使用温度の目安が表示されていますので、キャンプ場の気温に合わせた寝袋の選び方をするのがベストです。しかし、使用温度はあくまでも目安ですので、温度調節がしやすい寝袋がおすすめ。

ネットショップで購入する場合は口コミ情報を必ずチェックしましょう。有名ブランドの寝袋に表示された使用温度は厳密ですが、安い寝袋には曖昧な商品もあります。口コミ情報で快適温度を探るのも正しい寝袋の選び方です。

キャンプツーリングはレジャーキャンプ

キャンプツーリングはレジャーキャンプだと捉えるのが正しい寝袋の選び方です。登山などの極限状態で行うキャンプとは逃げ場の選択肢が違います。

登山では逃げ場が少ないので信頼性の高い寝袋が必要になりますが、キャンプツーリングでは宿泊施設を探したり、ホームセンターで安い寝袋を現地追加したりするなど、気温に対応する選択肢があります。

ただし、自動車でのオートキャンプのように車内へ逃げるという選択肢はありませんので、ある程度は気温に合った寝袋を選択する選び方が必要です。

キャンプツーリングのシュラフ:選び方/季節

キャンプツーリングがもっとも快適なのは真夏を除く半袖で過ごす季節です。バイク用ジャケットでいえば、メッシュジャケットに防風インナーを追加する季節に当たります。キャンプツーリングの初心者が寝袋を初めて買うなら、この季節を目安にしましょう。

モンベルのシュラフでいえば#3から#5相当。モンベルのシュラフの商品名にある#◯は、寝袋の基準によく用いられます。寝袋の選び方の知識として知っていて損しません。

スリーピングバッグ/マット

夏のキャンプツーリングで使う寝袋は?

夏のキャンプツーリングなら、安い寝袋でも事足ります。気温によっては使わないこともありますので、ホームセンターなどで販売されている安い寝袋もおすすめです。

安い寝袋は収納サイズがコンパクトにならないものが多いのですが、寝袋はシートバッグにパッキングした時に他のキャンプ道具に合わせて変形しますので、コンパクトさにはさほど神経質にならなくてもOK。寝袋を圧縮袋へ入れると硬くなってパッキングしづらい…というバイク乗りもいます。

キャンプツーリングのシュラフ:選び方/種類

寝袋の種類には大まかに封筒型とマミー型があります。封筒型は多用途に使えて便利ですが、収納サイズは少し大きめです。マミー型は人間の体に合わせた形状で保温しやすいのですが、少し窮屈さを感じる場合もあります。

バイクでのキャンプツーリングでは収納サイズがコンパクトなマミー型が人気ですが、もっとも重要なのは質のいい睡眠。寝相が悪かったり寝心地にこだわったりするバイク乗りなら、封筒型も検討しましょう。

ここで紹介するシュラフは…

では本題!ネットショップで人気の寝袋で価格が安い商品を中心に、前半では封筒型、後半ではマミー型を紹介し、ユーザーレビューを検証します。最後にはコンパクトさランキングで比較し、さらにはモンベルのシュラフとも比較しますね。

キャンプツーリングで使えるのはどれ?コンパクト!安い!高スペック!は両立できるでしょうか?なお、この記事は2020年8月3日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う①

【封筒型で人気】MX-604/ベアーズロック

Bears Rock -6度 シュラフ

出典:Amazon
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ベアーズロックの「MX-604」は8℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗える封筒型シュラフです。モンベルのシュラフに換算すると#5相当。中綿には中空化繊、表生地には190Tポリエステル、内生地には吸水性PGポリエステルが用いられています。

収納のしやすさがおすすめポイント!コンプレッション仕様の収納袋は入れ口が広いテーパード設計です。収納サイズは快適温度の割にはコンパクトに収納できます。

MX-604のレビューを検証!

出典: https://image.rakuten.co.jp/gorilla55/cabinet/outdoor/02768102/03299240/mx-604_syunoucompact.jpg

MX-604のユーザーレビューを確認すると、秋冬用のオールシーズンシュラフとして快適とのこと。薄手な割にはふんわりとした温かさを感じられるというレビューもありました。快適温度は示されたスペック通りですね。

付属の収納袋にも入れやすいと高く評価されています。サイドファスナーへの生地の噛みこみはどんな寝袋でもあり得ますので、気にするほどではありません。カラーの選択肢が多いことも人気です。

最低気温9℃で暑いくらいだったそうですが、快適とのこと。

10月末にキャンプで使用しました。(中略)保温性については春秋のそこまで気温が冷え込まない程度なら全く問題なく快適でした。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う②

【封筒型で人気】ホワイトシーク-15度シュラフ


寝袋 bee-0010

出典:楽天
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ホワイトシークの「封筒型寝袋(mwv-001)」は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗える寝袋です。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。中綿には化繊の3Dファイバー、表生地には破損しにくい丈夫な生地、内生地には肌触りがいい生地が用いられています。

コンプレッション仕様の収納袋は生地が厚め。シートバッグ内で他のキャンプ道具と擦れても寝袋が破損しにくいのがおすすめポイントです。内ポケットにはスマホやカイロを入れられます。

mwv-001のレビューを検証!

出典:amazon.co.jp

mwv-001のユーザーレビューを確認すると、春や秋の大型連休にちょうどいい寝袋である印象を受けます。仕様可能温度の-7℃は難しいかもですが、キャンプツーリングがもっとも快適なのは春や秋の大型連休。

初めてのキャンプツーリングにおすすめの寝袋だといっていいですね。使用可能温度は着衣の防寒性で変わります。春は2か月前、秋は2か月後のウエアを着用するのがツーリングでの定石ですので、キャンプ場での温度調節で苦労することはないでしょう。

5月と6月にキャンプに行ったときに使いました。穏やかな気候だったので、ちょうどよかったです。

真冬、冬山は厳しいと思いますが、中に着るもの次第でかなり対応できると思います。(中略)夏~秋の登山に使いたいので、安くて良い買い物ができたと思います。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う③

【封筒型で人気】mwv-006/White Seek

ホワイトシーク -10度

出典:楽天
出典:Amazon
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ホワイトシークの「封筒型寝袋耐寒温度-10℃(mwv-006)」は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗える寝袋です。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。

中綿や生地の材質は先述したmwv-001と同じなのですが、中綿の量が200g多いですね。快適温度はmwv-001と同じなのですが、使用可能温度が3℃低い-10℃。コンパクトさを取るか?それとも保温性を取るか?ツーリングでは悩みどころです。

mwv-006のレビューを検証!

出典: https://image.rakuten.co.jp/coolbeans/cabinet/07079508/3ork8a.jpg

mwv-006のユーザーレビューを確認すると「晩秋のキャンプでも問題ない」というコメントが目立ちます。生地が厚手で温かいとのこと。快適温度は表示されたスペック通りですが、-10℃は難しいかも…というコメントは多いですね。

また、収納サイズは大きめですので、キャンプツーリングではシートバッグに余裕がないとパッキングしにくいかもです。ユーザーレビューからは、半袖で過ごす季節には暑い印象を受けます。

外気温5℃程度、雨中でのテント泊で使用。ヒートテックは着ていたものの、その他は特に防寒対策しなくても快適に朝まで過ごせた。

11月頭に東京あきる野の山でキャンプしました。おそらく5度くらいだったと思いますが全然問題なく暖かかったです。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う④

ホークギア

[HAWK GEAR(ホークギア)] -15度

出典:Amazon
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ホークギアの安い寝袋は-10度前後で使える暖かさが特徴の化繊シュラフになります。低価格帯ですが100日間の保証もあり万が一のときでも安心です。

冬キャンプでも使いやすく簡易防水(撥水)加工により水濡れを防いでくれるようになっていて結露で濡れても中綿まで湿ることなく、内部の湿気は外に排出できるような構造になっていて、丸洗いもできる機能的な化繊シュラフといえます。

ホークギアのレビューを検証!

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ホークギアの化繊シュラフは低価格ですがきちんと冷え込みのきつい場所でも使えると評価されているコスパの優れた寝袋です。冬キャンプでホークギアのシュラフを使うときは、シュラフだけではなく湯たんぽなどの便利な寒さ対策グッズなどを用意するといいでしょう。

裁縫なども値段以上という評価もあり非常に使いやすく、きちんと保温性のある寝袋として評価されています。

冬キャンプ用にタイムセールで購入。価格の安さから不安がありましたが問題なく使えました。

使用場所は12月のふもとっぱらキャンプ場。気温は氷点下、ヒートテックを着込んでカイロ、湯たんぽも使用しております。

問題なく開け閉め出来るし縫製も表裏確認してみましたがほつれや縫い忘れ等もなくきっちりしていました。ただ縫製している糸は若干細めかなと思ったので耐久性はどうなんだろうと思いました

安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑤

QLM寝袋

QLM寝袋

出典:Amazon
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QLMが発売する3シーズン向きの低価格寝袋です。3シーズンとは春~秋までとなり冬キャンプをしない方にはオーバースペックにならず収納サイズがコンパクトになるため使いやすくなっています。体の形状になっているマミー型ではなく寝付きやすい封筒型に近い形状になっている点も初心者向きです。

比較的大きい作りになっていて180cmの体格のいい方でも使いやすいサイズ感、コンプレッション機能付きバッグなどが評価されています。

QLMのレビューを検証!

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QLMの寝袋は低価格帯の寝袋の中でも特に安いですが、サイズ大きくゆとりのあるサイズになっていて背の高い方でも安心して使えると評価されています。フード部分まで入れると220cmもの大きさがあり両サイドもゆとりがあると好評です。

また、きちんと3シーズン向きとして春~秋まで使える暖かさがあると評価されていて10度でも快適使えたというレビューもあり使いやすい低価格帯寝袋といえます。

この商品は、余裕です。
頭もまだ10cmほど余裕があり、縦も横も窮屈な感じはありません。
なので私のように高身長の方でも大丈夫ですよ!!
185cmくらいまでならいけそうです。

気温10℃程の環境で利用しました。体は問題なく暖まり、足元は暑いくらいでした。中華製と侮っていましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑥

【封筒型で注目】超軽量封筒型寝袋/ネイチャーハイク


ここまではオールシーズン向けのシュラフを紹介してきましたが、夏用のコンパクトな寝袋を一つだけ紹介します。ネイチャーハイクの超軽量封筒型寝袋は夏のツーリングで活躍する洗える寝袋です。

快適温度の表示はありませんが、おおむね15℃以上だと捉えましょう。モンベルのシュラフに換算すると#7相当。非常にコンパクトになる寝袋ですし、撥水性も高いので、シュラフカバー代わりに携行するのもありです。

超軽量封筒型寝袋のレビューを検証!

出典: https://image.rakuten.co.jp/satex-j/cabinet/nh/imgrc0075121918.jpg

超軽量封筒型寝袋は撥水生地

超軽量封筒型寝袋のユーザーレビューを確認すると、コンパクトな割には保温性がいいというコメントが多いですね。バイクや自転車でのキャンプツーリングはもちろん、登山で愛用する人もいます。

また、快適温度が違う寝袋と重ねて使うユーザーも多いですね。ちなみに、モンベル#7相当と#3相当の2つを持っていれば真冬以外のキャンプツーリングに対応可能!アウトドア用のシュラフカバーは高価ですので、撥水生地を用いた夏用の寝袋を重ねて使用するのは有効です。

9月中旬のテン泊登山に使用、低山のため最低気温は12℃ぐらいでしたが、十分暖かく問題ありませんでした。

基準の温度は15℃なので、使えるのは初夏から初秋まででしょうか。古くから持ってる基準温度10℃のシュラフより非常にコンパクトで軽量です。自転車・バイクでのキャンプツーリングなどでは重宝しそうですね。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑦

【マミー型で人気】MX-603/ベアーズロック

【Bears Rock】-4度 マミー型

出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
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ベアーズロックの「MX-603」は8℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗えるマミー型シュラフです。モンベルのシュラフに換算すると#5相当。中綿には中空化繊、表生地には190Tポリエステル、内生地には吸水性PGポリエステルが用いられています。

つまり、先述したベアーズロックのMX-604をマミー型にした寝袋です。寝袋内を保温しやすいMX-603か?それとも、ゆったりとした寝心地のMX-604か?コンパクトさを比較すると変わりありませんので、好みに応じて選べます。

MX-603のレビューを検証!

出典: https://image.rakuten.co.jp/gorilla55/cabinet/outdoor/02768102/02943217/mx-603syouhinsyousai.jpg

MX-603のユーザーレビューを確認すると、MX-04より保温性が高い印象を受けます。マミー型ならではの保温性のよさが功を奏しているといっていいですね。しかし、家族キャンプでのユーザーレビューが多いので参考値。

快適温度を下回る気温では装備の追加が必要ですので、たくさん荷物を積載できないキャンプツーリングではスペックを過信しないほうがいいでしょう。やはり、快適な睡眠を得るためにはスペック通りの環境で使うのがベストです。

3月末のキャンプで使用。朝の気温は6℃くらいだったので夜間はもう少し寒かったと思います。一般的に言われてるようにテント内にマットをひいてインナーで調節して寝ましたが爆睡でした

11月24日の西湖にて実践デビュー。(状況は、湯たんぽ・インナーフリース・それなりに着込みましたョ。夜中の1時には、-2度までになっていました!)

安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑧

【マミー型で人気】YOGOTO

YOGOTO シュラフ

出典:Amazon
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YOGOTOのシュラフは冬キャンプも楽しめる低価格帯のマミー型シュラフです。近年は低価格帯のダウンシュラフも多く、化繊と比べ暖かくコンパクトになる魅力がありバイクツーリングなどでも使いやすくなっています。

低価格帯のダウンシュラフですが左ジッパー、右ジッパーなどが選べるようになっていて国内の有名ブランドの寝袋と同じよにう利き手に合わせたモデルが購入でき使いやすいと好評です。

OD-SLEEP-5のレビューを検証!

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低価格帯ですが保温性のあるダウンが使われているため暖かいと評価するレビューがきちんとあるシュラフです。有名ブランドのように利き手に合わせてファスナーのタイプが選べるところも魅力になります。

レビューの中には中綿が化繊だったという声もあるのでモデルチェンジした可能性もあり、事前に商品出品者などに問い合わせから購入するといいでしょう。きちんとダウンが使われているというレビューもあります。

前回Rファスナー購入し気に入りましたので、今回Lファスナー購入しました。
この冬年越しソロキャン使用しましたが、あったかぬくぬくで大変気持ちよく睡眠することが出来ました。

レビューでダウンじゃないとか言っている人がいるけども、自分のところに届いたものはちゃんとダウンでしたよ。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑨

【マミー型で人気】FX-402/ベアーズロック

【Bears Rock】-15度

出典:Amazon
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出典:楽天
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ベアーズロックのFX-402は0℃まで快適に就寝できるオールシーズン対応の洗えるマミー型シュラフです。モンベルのシュラフに換算すると#2相当。中綿には3Dファイバー製中空化繊、表生地には230Tポリエステル、内生地には吸水性PGポリエステルが用いられています。

コンプレッション仕様の収納袋へコンパクトに収納できますが、ツーリングでシートバッグにパッキングするには少しかさばります。肌触りが良好な吸水性のいい内生地がおすすめポイントです。

FX-402のレビューを検証!

出典: https://www.rakuten.ne.jp/gold/gorilla55/jrsleepingbag/Thermo_Keeper/setudan_2015.jpg

FX-402のユーザーレビューを確認すると、快適温度はスペック通りだといえます。また、氷点下以下でも快適というコメントも目立ちます。しかし、やはり収納サイズがコンパクトではなく、バイク用のシートバッグへパッキングするにはスキルが必要。

快適温度が同じでも収納サイズがコンパクトなダウンシュラフを使いたいところですが、ダウンシュラフは濡れると保温性が著しく低下しますので、化繊の寝袋をおすすめします。

冬キャンプに使いました。気温は0度からマイナス2~3度くらいでした。トレーナーに下はジャージという格好で寝ましたが、朝までぐっすり眠りました。途中暑くて靴下を脱ぎました。極寒時じゃなければ十分に快適です。

10月のキャンツーで使用しました。収納時のサイズがテントよりも大きく、積載には少々苦労しましたが、とても暖かい上寝心地も良くぐっすり眠れました。

安いシュラフをキャンプツーリングで使う⑩

【マミー型で人気】KingCamp


KingCamp(キングキャンプ) シュラフ 3度

出典:楽天
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キングキャンプが発売する3度まで使える3シーズン向きのマミー型のシュラフは、スタイリッシュデザイン性も持ちコンパクトで軽量なシュラフになっています。

デザインだけではなく使いやすいように撥水加工になっていたり、スマホなどの小物を入れるポケットが付いていて細かい部分も良くできていると評価されていて表地には耐久性の高い210Tポリエステルが使われていて強度もあります。

キングキャンプのレビューを検証!

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3度まで使えますが、基本的に寝袋は下限の温度で使わないようにしたほうがいいため8度前後で使うと比較的快適です。レビューでも5度以下は寒く感じるという声があります。

3シーズン向きのため中綿の量が少なくなっていますが、その分4シーズン向きと比べるとコンパクトに収納できバイクツーリングなどで携帯しやすいといと評価する声もあり持ち運びやすい3シーズン向きのシュラフです。

身長175cm以下の中肉中背までなら使える大きさ。気温5℃以下だと重ね着してもきつかった。

とりあえず一言目はめちゃくちゃコンパクト!それが印象的です!普通のシュラフだとこれの2.3周りは大きいかと。軽くて小さいので荷物の多いファミリーキャンプや小さい車などにも最適かと

キャンプツーリングのシュラフ:考察

収納サイズが一番小さい寝袋は?

人気の安い寝袋はコンパクトなものも多いです。今回紹介した寝袋の中で最も収納サイズが小さいネイチャーハイクの「超軽量封筒型寝袋」っとなり夏向きのため群を抜いてコンパクトです。

モンベルの化繊シュラフで一番収納サイズが小さいものは14×28cm(3.4L)となり、同じく夏用のネイチャーハイクの寝袋は12x29cmしかなく有名ブランドの寝袋とほぼ同じサイズ感になっていて非常にコンパクトです。

モンベルの3シーズン向きと比較する

夏用以外の寝袋でモンベルと比較していくとモンベルの3シーズン向きモデル「アルパインバロウバッグ#3」は17×34cm(6.2L)の大きさになります。今回紹介してきた安い寝袋の中でモンベルの寝袋に近いサイズ感となるのはベアーズロックの-6度モデルとなり23×39cmです。

同じ3シーズン向きでもベアーズロックのほうが寒さに強いため少しサイズが大きくなります。

シュラフの保管方法について

寝袋は収納袋から出し、通気性のある紙袋やメッシュバッグに収納するのがベストです。シュラフをコンプレッション仕様のバッグに収納したままにすると、中綿が次第に復元されにくくなり、保温能力が低下します。

また、寝袋は洗えるものがほとんどですので、選択して清潔な状態で保管したいですね。汗を吸ったままの寝袋を収納するとカビ臭くなります。

シュラフは洗える!

ほとんどの寝袋は洗えます。中性洗剤を用い、洗濯機のドライモード(おしゃれ着洗いモード)で洗濯するといいですね。また、安い寝袋には中綿の偏りが発生することもありますので、お風呂などで押し洗いするのもおすすめ。

洗濯後は風通しのいい場所で日陰干ししましょう。ここで紹介した寝袋はキャンプツーリングにおすすめの中綿が化繊の寝袋ばかりです。ダウンシュラフはコンパクトになるのがメリットですが、慎重にメンテナンスする必要があるのでおすすめできません。

キャンプツーリングのシュラフ:まとめ

キャンプツーリングでは積載できる荷物に限りがありますので、できるだけコンパクトな道具を揃えたいものです。しかし、寝不足は致命的なトラブルを誘いかねませんので、テントよりこだわった選び方をしたいですね。

オールシーズン用の寝袋に夏用の寝袋を重ねて使うのもあり!安い寝袋を工夫して使うと、キャンプツーリングのスキルを高められます。しかし、有名ブランドの寝袋はハイスペックですので、安い寝袋を使うにはある程度の割り切りも必要です。

ツーリングが気になる人はこちらをチェック!

キャンプツーリングでおすすめのテントを紹介した記事もチェックしましょう。テントは天候から身を守る道具ですので、急な荒天にも対応できるものを選択するのも正しい選び方です。キャンプ道具が増えると問題になるのは積載方法。

重心を下げながらも荷物を積載できるサイドバッグがおすすめ。また、オールシーズン用の寝袋を使用する季節は夜が長いので、テントの中で読める本を持ち物リストに加えるのもありです。