バイク用サイドバッグ16選！はじめに
サイドバッグはバイクツーリングでの荷物の積載性を高めてくれる便利なアイテムです。バイクのシルエットバランスを崩さずにたくさんの荷物を積載できます。
荷物の重心を下げられますし、頻繁に使うものを入れるのにも便利です。しかし、デザインが似合っていないとかっこいいバイクが台無しになることも…。
ここでは特徴的なサイドバッグを中心に紹介します。
アメリカンバイクやSS車に似合うのは？
サイドバッグがもっとも似合うのはアメリカンバイク。バイクのシルエットに同化しやすいので、おしゃれアイテムとしても装着できます。また、SS車はシートレールが短く、積載できるシートバッグに限界があり、実用的なメリットを求めてサイドバッグを装着するバイク乗りが多いですね。
ここではアメリカンバイクに似合うサイドバッグを前中半で、SS車（スーパースポーツ）に似合うサイドバッグを後半で紹介します。
特徴的な商品をチェックしてサイドバッグ選びのアイデアに！
では本題！アメリカンバイクやSS車に似合うシートバッグを紹介します。特徴的なシートバッグを多めに紹介しますので、サイドバッグ選びのアイデアを模索しましょう。また、最後半ではサイドバッグの容量や鍵についても考えてみます。
バイク用サイドバッグ①デグナーSB-89
デグナーSB-89は牛革の風合いがおすすめ！
デグナーのレザーサドルバッグ（SB-89）は小ぶりなサイドバッグです。サイズはアメリカンバイクへの片側取り付けにピッタリ！牛革素材はまがい物にはない風格を漂わせます。黒と茶はカチッとした正統派のアメリカンバイクに、ベージュはミリタリー風のラフなアメリカンバイクにピッタリです。
デグナーSB-89の容量やタンデム性は？
デグナーのレザーサドルバッグ（SB-89）はタンデムで同乗者の足に干渉しにくいのがメリットです。カジュアルな雰囲気は街乗りでも映えますし、本革の風合いもおしゃれです。7.5Lの容量は街歩き用のショルダーバッグ並みですが、飲み物やレインウエアを収納するには十分。残念ながら鍵はできません。
バイク用サイドバッグ②デグナーSB-78
デグナーSB-78はビンテージ感がおすすめ！
デグナーのミリタリーテイストレザーサドルバッグ（SB-78）は使い込むほどに味わい深くなるサイドバッグです。フラップに刻まれている模様は牛革の経年変化も見越したレーザーエッチング。ガンガン使ってミリタリー感を盛っていきたいですね。アメリカンバイクへの片側取り付けが似合います。
デグナーSB-78の容量やタンデム性は？
デグナーのミリタリーテイストレザーサドルバッグ（SB-78）は小ぶりなサイドバッグですので、アメリカンバイクでのタンデムにピッタリです。ミリタリー風の雰囲気や牛革の風合いはクラシック系ネイキッドバイクにも似合います。9Lの容量は少し大きめのショルダーバッグ並み。残念ながら鍵はできません。
バイク用サイドバッグ③デグナーNB-3
デグナーNB-3は縦型シルエットがおすすめ！
デグナーのナイロンサドルバッグ（NB-3）は縦型のシルエットがかっこいいサイドバッグです。アメリカンバイクへの片側装着でさり気ない雰囲気を加えるのがおすすめポイント。男臭くなりがちなアメリカンバイクをカジュアルなテイストで中和します。フラップは合成皮革、本体はナイロン生地です。
デグナーNB-3の容量やタンデム性は？
デグナーのナイロンサドルバッグ（NB-3）は幅が狭いので、アメリカンバイクでのタンデムツーリングで同乗者の邪魔になりません。コンパクトに見えるものの容量は10L。普段使いのショルダーバッグ相当です。クラシック系ネイキッドバイクへの取り付けもありですが、車体とのマッチングには気をつけて。残念ながら鍵はできません。
バイク用サイドバッグ④デグナーSB-46
デグナーSB-46は左右どちらにでも装着可能！
デグナーのレザーサドルバッグ（SB-46）は左右どちらにでも片側取り付けできるのがおすすめポイント！牛革の風合いを写真映えさせるにはマフラーが輝く右側に取り付けしたいですよね？ウインカーとの干渉を避ける切り欠きが左右にあります。黒は正統派、茶はミリタリーチックな印象です。
デグナーSB-46の容量やタンデム性は？
デグナーのレザーサドルバッグ（SB-46）は容量が変えられるのもおすすめポイントです。タンデムで邪魔になりそうなら厚みを薄くできます。牛革なら容量を少なくしたときのシワも演出の一つ。コンパクトなサイドバッグですので、車種によってはフルパッキングでも邪魔にならないかもです。残念ながら鍵は付いていません。
バイク用サイドバッグ⑤デグナーNB-132
デグナーNB-132は耐久性の高さがおすすめ
デグナーのミリタリーテイストテキスタイルサドルバッグ（NB-132）は耐久性に優れたミリタリー風のサイドバッグです。
ミリタリーチックなデザインにカチッとしたシルエットがおすすめポイント。片側取り付けはもちろん、ダブルでの取り付けにも適しています。フラップには高強度ポリエステルが用いられていますので、紫外線劣化も緩やかです。残念ながら鍵は付いていません。
デグナーNB-132の容量やタンデム性は？
デグナーのミリタリーテイストナイロンサドルバッグ（NB-132）は耐久性が高いので、普段使いのサイドバッグにおすすめです。また、ダブルで取り付ければ帰宅日程を定めないロングツーリングにも対応します。容量は12L。重量級のアメリカンバイクならウエイトバランスに神経質にならなくてもいい容量です。
バイク用サイドバッグ⑥DIN MARKET
DIN MARKETのキャンバスサドルバッグヴィンテージクロス
DIN MARKETのキャンバスサドルバッグヴィンテージクロスは普段使いにイチオシでおすすめのサイドバッグです。バイクを降りたらショルダーバッグに変身！通勤や通学はもちろん、バイクを降りて散策するのが大好きなツーリングライダーにもおすすめです。
ミリタリーチックなオリーブもかっこいいですが、爽やかなホワイトにツーリングの軌跡を残したくなります。
DIN MARKETの容量やタンデム性は？
DIN MARKETのキャンバスサドルバッグヴィンテージクロスはA4対応のショルダーバッグ相当の大きさです。詳細サイズが不明ですので容量を計算でいませんが、街乗りにちょうどいい大きさだといえます。
片側取り付けが基本ですが、ダブルで取り付けしてタンデムツーリングもありです。キャンバス生地は合成皮革よりミリタリー感がありますね。残念ながら鍵はありません。
バイク用サイドバッグ⑦⑧お試し2選
Sporacingrtsは楽天ショップ最安値
サイドバッグの取り付けをためらっているのなら、安いサイドバッグでお試し使用するのもありです。
Sporacingrtsのバッグは、タンデムシートに跨がせて上からシートバッグを積載するだけのシンプル設計です。リヤフェンダーとシートの間に挟んで取り付ければタンデムツーリングもできます。鞍の幅を調節して確実に取り付けましょう。耐久性や品質に関しては未知数です。片側取り付けはできません。
Sporacingrtsの汎用サイドバッグは安いベストセラー！
Sporacingrtsの汎用サイドバッグは、ベストセラーの安いサイドバッグです。価格ほどのチープさは感じられず、中型アメリカンユーザーを中心に人気があります。生地は合成皮革ですので、メンテナンス性に期待できます。DIYで加工すれば片側取り付けやタンデムツーリングも可能です。
バイク用サイドバッグ⑨US ARMYサイドバッグ
US ARMYサイドバッグはベストセラー
US ARMYサイドバッグは定番中の定番！ベストセラーのバイク用サイドバッグです。アメリカンバイクだけでなく、クラシック系ネイキッドやストリートバイクにも似合います。持ち手がついていますので、バイクの乗り入れができないキャンプ場でも荷物を運びやすいですね。片側取り付けはできません。
US ARMYサイドバッグの容量やタンデム性は？
US ARMYサイドバッグの容量は左右で20Lですが、想像以上に荷物が入ります。フォルムが決まったサイドバッグと違い、荷物の形状に合わせて膨らみますので、パッキングはしやすいですね。見た目のフォルムを保つのが腕の見せ所！ラフでワイルドな雰囲気を好むツーリングライダーにおすすめです。
バイク用サイドバッグ⑩タナックスMFA-8
タナックスMFA-8は多彩な取り付けができる！
タナックスのアメリカンサイドバッグ3（MFA-8）はシーンに合わせて取り付け方法を選べるサイドバッグです。タンデムシートに跨がせて…取り付けベースをリヤフェンダーとシートの間に挟んで…といった両側取り付けはもちろん、片側ずつ独立でフェンダーステーにも取り付けできます。生地はメンテナンス性のいい合成皮革です。
タナックスMFA-8の容量やタンデム性は？
タナックスのアメリカンサイドバッグ3（MFA-8）の容量は10＋10L。コンパクトながらマチは広いので、ツーリングでの使い勝手はいいですね。タンデムで同乗者の足に干渉しないよう、取り付けベースの穴はずらせられるようになっています。付属のヒモはもちろん、ナイロン製のテントロープやカラビナを使って取り付けするのもありです。
バイク用サイドバッグ⑪デグナーNB-43B
デグナーNB-43Bは左右非対称なのがおすすめ
デグナーのダブルサイドバッグ（NB-43B）は左右非対称のダブルタイプサイドバッグです。右片側のサイドバッグが小さく、マフラーに干渉しないようになっています。アメリカンバイクのマフラーは個性も主張するパーツ、しっかりアピールしたいですね。生地は合成皮革とナイロンのゴールデンコンビ。残念ながら鍵は付いていません。
デグナーNB-43Bの容量やタンデム性は？
デグナーのダブルサイドバッグ（NB-43B）の容量は軽32L。シートバッグと組み合わせればキャンプツーリングにも十分な容量です。アメリカンバイクでは左右片側ずつ違う銘柄のサイドバッグを組み合わせて取り付けるケースが増えていますが、NB-43Bなら組み合わせで悩む必要がありません。
アメリカンバイクに似合うサイドバッグはここまで。ここからはSS車に似合うサイドバグを紹介します。
バイク用サイドバッグ⑫タナックスMFK-135
タナックスMFK-135
タナックスのサイドバッグGT（MFK-135）はSS車のスポーティなシルエットを崩すことなく取り付けできるサイドバッグです。短いシートレール、小さなタンデムシート、跳ね上げられたマフラーなど、SS車はサイドバッグを取り付けする条件が比較的に悪いので、コンパクトなサイドバッグから検討するのが定石です。
タナックスMFK-135の容量やタンデム性は？
タナックスのサイドバッグGT（MFK-135）の容量は片側11.5～15.5Lの可変タイプです。ツーリング先で荷物が増えても対応できます。その反面、横への張り出しが大きくなりますので、シルエットバランスは崩れるかもです。
出発時は最小容量でパッキングし、荷物が増えた時のみ容量を拡大しましょう。取り付けしたままSS車でタンデムするのは厳しいですね。
バイク用サイドバッグ⑬デグナーNB-36
デグナーNB-36はSS車に似合うデザインがおすすめ！
デグナーのスポーツダブルバッグ（NB-36）は後方が絞り込まれたデザインがかっこいいサイドバッグです。SS車のスポーティな雰囲気に適しています。上部に荷物の出し入れ口がありますので、開けた時に荷物がこぼれる心配がありません。パッキングもしやすいですね。
デグナーNB-36の容量やタンデム性は？
デグナーのスポーツダブルバッグ（NB-36）の容量は14+14L。シートバッグを追加すればキャンプツーリングにちょうどいい容量になります。
上開きのサイドバッグはシートバッグとの相性が肝心！大きなシートバッグと合わせると、ツーリング途中でサイドバッグから荷物を出せなくなります。SS車でのタンデムツーリングは厳しいかもです。
バイク用サイドバッグ⑭タナックスMFK-262
タナックスMFK-262/263は初めてのサイドバッグにおすすめ！
タナックスのライトスポルトサイドバッグ（MFK-262）は初めてでもかっこよく取り付けできるのがおすすめポイント。SS車の複雑なシートカウル形状に合わせて背面が凹みますので、荷姿の美しさは秀逸です。Kシステムベルトをタンデムシートに取り付け、バックルで簡単に着脱できます。
タナックスMFK-262の容量やタンデム性は？
タナックスのライトスポルトサイドバッグ（MFK-262）の容量は15+15L。キャンプツーリングで最低限必要な容量は40L前後ですので、シートバッグと組み合わせれば十分な容量だといえます。
横開きのふたは長さを調節できるベルトで開き角度を制限可能！荷物がこぼれ落ちるのを防げます。SS車でのタンデムツーリングは厳しいかもです。
バイク用サイドバッグ⑮タナックスMFK217/218
タナックスMFK-217/218はハードシェルがかっこいい！
タナックスのスポルトシェルケース（MFK-217/218）はサイドにポリカーボネート素材のシエルを配したサイドバッグです。ポリカーボネートはヘルメットにも用いられる耐衝撃性の強い素材。荷物を衝撃から守ってくれます。SS車はもちろん、スポーツツアラーにも似合うサイドバッグです。
タナックスMFK-217/218の容量やタンデム性は？
タナックスのスポルトシェルケース（MFK-217/218）の容量は18+18L。合計36Lですので、キャンプツーリングには十分な容量です。容量以上にメリットがあるのはサイドバッグの長さ！内寸の最大長は51cmもありますので、タープ用のポールや釣竿も収納できます。
シートレールが短いSS車でも取り付け位置の前後調節がしやすいですね。SS車でのタンデムツーリングは厳しいかもです。
バイク用サイドバッグ⑯コミネSA-212
コミネSA-212は人気ナンバーワン
コミネのモールデッドサドルバッグExp（SA-212）は人気ナンバーワンのサイドバッグです。コミネならではの正統派なフォルムに人気があります。
SS車やツアラーなど、スポーティなバイクに似合うデザインです。タンデムシートにバックル付きのベルトを取り付け、バックルと鞍で固定するタイプのサイドバッグ。バイクに合わせた取り付け方法を模索する期間が必要です。
コミネSA-212の容量やタンデム性は？
コミネのモールデッドサドルバッグExp（SA-212）は大容量！左右合計で36Lです。ファスナーを開ければ58Lに拡張できます。
しかし、容量を拡張すると荷物が内部で暴れやすくなるので、基本的には18+18Lと捉えるのが正解。SS車は軽量ですので、左右の重量バランスに注意してパッキングしましょう。SS車でのタンデムツーリングは厳しいかもです。
バイク用サイドバッグの容量について
サイドバッグの容量は年々幅広くなっています。これはサイドバッグの使い方が多様化しているためです。片側取り付けで普段使いするバイク乗りもいれば、キャンプツーリングで荷物を満載するツーリングライダーもいるからです。
その反面、バイクの積載性は年々悪くなっています。かつて積載性の優秀さで定評のあったカワサキ車でさえ、今はフックポイントに迷う場面もあるほどです。
大きすぎるサイドバッグはシルエットバランスを崩す
片側取り付けで普段使いする場合は別として、サイドバッグはシートバッグのサブバッグとして考えたほうがいいですね。重いものはサイドバッグへ、軽いものをシートバッグへパッキング…という情報を見かけますが、重いものをサイドバッグへパッキングすると重量バランスを取るのが難しくなります。
また、大きすぎるサイドバッグは張り出しが大きくなり、バイクのシルエットバランスを崩しかねません。まずはコンパクトな持ち物を揃えるのが先決です。
バイク用サイドバッグと鍵について
パニアケースやトップケースなどで積載性を高める「箱族」が増えるに従い、鍵ができないシートバッグに違和感をもつバイク乗りも増えつつあります。かつてサイドバッグはロングツーリングでしか使われないアイテムでしたので、鍵の有無を気にするバイク乗りは少数派でした。しかし、サイドバッグを片側取り付けで普段使いするなら鍵が欲しくなるのも当然です。
サイドバッグへの鍵はDIYで工夫するしかない
サイドバッグを片側取り付けで普段使いすると、いつもの保管場所でいたずらされる可能性があります。しかし、鍵ができるサイドバッグはごく稀ですね。そこで、サイドバッグへの鍵はDIYで工夫するしかありません。
また、サイドバッグが盗難に遭う可能性もあります。簡単に盗めないことをアピールするためには、大きめの鍵をちらつかせるのが効果的。子供用の防犯ブザーを仕込み、サイドバッグを外すと鳴るようにするのもありです。
バイク用サイドバッグ16選！まとめ
人気商品を中心に特徴的なサイドバッグを紹介しました。サイドバッグはバイクの積載性を高められるツーリングアイテムとして人気があり、アメリカンやクラシック系ネイキッドではおしゃれアイテムとしても注目されています。
街ゆくバイクのサイドバッグを見て違和感を持つことがありますよね？その多くは荷物とサイドバッグの容量が合っていないのが原因です。荷物の量に合ったサイドバッグを選ぶのが大切！サイドバッグの容量に合わせて荷物を詰め込むのはパッキングの基本から外れます。
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出典：amazon.co.jp