DOD・ワンポールテントS
コールマン・エクスカーションティピーⅡ/325
テンマクデザイン・サーカス TCコンフォートソロ
クイックキャンプ・TC ワンポールテント
トレッカーワンポールテントレクタ270UV
バンドック・ソロティピー1TC(BDK-75TC)
シンプルな構造で1人用におすすめ
ワンポールテントの魅力とは?
ワンポールテントはアメリカの先住民の移動式住居・ティピーをもとにつくられたテントです。ポール1本で自立するシンプルな構造のため、1人でも簡単に組み立てられるものも多く、ソロキャンプ向けとしても人気があります。
中央部の天井が高く開放感も抜群で、テント内で立ったまま作業ができる商品もあります。また、雪や雨がテントの屋根にたまりにくい形状で、急な天気の変化に耐えられるのも魅力です。
ワンポールテントの種類は豊富
ワンポールテントは機能・性能以外にも、独特の三角屋根がかわいいことも人気のポイントになっています。荷物の置き場が広い前室付きのテントや、コットを置くこともできる開放的なモデルなど種類も豊富です。
以下ではソロ用のワンポールテントの選び方を解説し、おすすめの商品を価格帯別でご紹介していきます。本記事は2022年6月20日の情報をもとにしました。ご購入の際は商品サイトで最新情報をご確認ください。
ソロキャンプ用ワンポールテントの選び方
1.テントサイズは少し大きめを選ぼう
テントのサイズは、JIS規格で定められた大人1人の就寝スペース(幅55cm×長さ180cm)に基づいて表記されています。人以外にもシュラフやマットのような就寝に必要なアイテムや、貴重品や照明といったテント内の必須アイテムもありますので、少し大きめのテントを選びましょう。
キャンプスタイルに応じてサイズを調整しよう
ソロキャンプで利用するテントは1人で設営できることが必須条件となります。あまり大きなサイズのものや複雑な組み立て工程の商品は避けましょう。また、移動手段が徒歩か車かでも適した商品のサイズは異なります。ご自分のキャンプスタイルをイメージして選んでください。
2.キャンプのシーズンに応じた素材を選ぼう
テントの素材にはポリエステルとコットン、ポリコットンの3種類があります。ポリエステルは最もリーズナブルな素材で、防水性が高く乾きやすいのが特徴。軽量で持ち運びもしやすいのもメリットです。また、コットンは通気性に優れ、断熱性も高いため、オールシーズン活用できます。難燃性の素材のため焚き火との相性も抜群です。
ポリコットンは最新のいいとこ取りの素材
ポリコットンはポリエステルとコットンのメリットを生かした素材で、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのが魅力です。オールシーズン使いたいベテランの方にもおすすめで、価格も2つの素材の中間程度となっています。
3.構造や機能もチェックしよう
ワンポールテントには1枚布や2枚布の違いがあるので、利用するシーズンに合わせて選びましょう。夏に利用するならメッシュが付いた商品もおすすめです。
また、冬には断熱性が高いスカート(テント下部の雨や風の吹き込みを防ぐ布)が付いた商品も候補にしましょう。荷物が多い場合は、家の玄関部分に当たる「前室」を備えたテントがおすすめです。
ワンポールテント【~2万円】2選
1.DOD・ワンポールテントS
DOD・ワンポールテントS
サイズ | 幅320cm×奥行270cm×高さ170cm |
---|---|
重量 | 3.1kg |
耐水圧 | 2000mm(フライシート) |
DODは1997年に創業した大阪のアウトドア用品のブランドで、かわいいウサギのロゴが目印です。6角形のフロアのワンポールテントで、3人が収容できる広さがあります。組み立てはペグを打ち込んでポールを立ち上げるだけなので、ソロ用としても最適です。
材質はポリエステルで、カラーはベージュとブラックの2種類あり、15000円ほどで販売されています。
暑さや湿気に強いリーズナブルな商品
ワンポールテントSにはドーム型のようなフレームがないためコンパクトに収納できて、持ち運も苦になりません。テント上部には熱や湿気を放出するベンチレーター(換気口)を2つ備え、快適な環境を保ってくれます。
フライシートの耐水圧は2000mmと防水性に優れているため、急な大雨にも対応できるでしょう。インナーの側面は通気性が抜群のメッシュ生地で、内側には便利な小物ポケットも付属しています。
2.コールマン・エクスカーションティピーⅡ/325
コールマン・エクスカーションティピーⅡ/325
サイズ | 幅385cm×奥行200cm×高さ170cm |
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重量 | 6.2kg |
耐水圧 | 1500mm |
エクスカーションティピー(Ⅱ/325)はアメリカの人気アウトドアブランド・コールマンから2021年に発売されました。定員は3~4人用と上でご紹介したDODの商品より一回り大きいサイズです。
慣れてくれば1人でも15分程度で設営が可能で、ソロ用の必須条件を満たしています。カラーはコールマンとしては新色のオリーブカラーが採用されていて、価格は18000円ほどです。
新素材を採用した最新のワンポールテント
エクスカーションティピーの生地には、コールマンが独自開発した「テックスファイバー」なる素材が使われているのが特徴です。コットンのような肌触りの特殊なポリエステルで、コットンと比較して速乾性が高く、カビが発生しにくいという利点があります。
防水性能が高く、結露を防ぐベンチレーターも備えているのでシーズンを問わずに快適に過ごせるでしょう。また、前室も付いているので荷物の置き場にも困りません。
ワンポールテント【~3万円】2選
1.キャプテンスタッグ・トレッカーワンポールテントレクタ270UV
トレッカーワンポールテントレクタ270UV
サイズ | 幅270cm×奥行270cm×高さ180cm |
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重量 | 4kg |
耐水圧 | 2000mm |
アウトドア用品の人気ブランドであるキャプテンスタッグから2021年に販売された新しいワンポールテントです。シンプルな270cm四方の構造で定員は4名なので、ソロキャンプ用としてはゆったり使用することができるでしょう。
4kgと比較的軽量で、持ち運びに便利なキャリーバッグも付属します。カラーはカーキで価格は22000円ほどです。
メッシュの切り替えにより全シーズン使える
レクタ270UVのフライシートには密度の高いポリエステルリップストップ素材が使われ、UVやはっ水加工が施されています。また、30cm幅の前室を備えているので、靴の着脱もスムーズにできます。
インナーは夏用テントに必須のメッシュ付きで、ノーメッシュにも切り替えることも可能です。スカートも標準装備なので冬でも暖かくして過ごすことができるでしょう。ベンチレーターも2か所あり換気も万全です。
2.バンドック・ソロティピー1TC(BDK-75TC)
バンドック・ソロティピー1TC(BDK-75TC)
サイズ | 幅240cm×奥行240cm×高さ150cm |
---|---|
重量 | 4.8kg |
耐水圧 | 5000mm(フロア) |
ソロティピー1TCは新潟県三条市に本社のあるバンドックから販売されています。240cm四方とご紹介する中では最もコンパクトなテントです。長さ44cm・直径24cmの円筒型に折りたたむことができて、コンプレッションベルト付きの収納ケースも付属します。
慣れれば10分程度で簡単に設営できるテントで、広い前室があるのが特徴。カラーはカーキとオリーブの2色から選べて価格は27000円ほどです。
レイアウトを変えて楽しもう
ソロティピー1TCの前側のパネルは二重構造で、片側を上にはね上げることにより、タープのようにして使うことができます。フライシートはポリコットン素材でシーズンを通して快適な気温に保ってくれるのが利点です。
また、インナーの前後はメッシュ構造なので、夏でも虫を気にせず涼しく過ごせるでしょう。標準装備するスカートは冬の冷気を遮断するのに効果的で、暑い時期にはトグルで巻き上げて風を通すこともできます。
ワンポールテント【3万円以上】2選
1.テンマクデザイン・サーカスTCコンフォートソロ
テンマクデザイン・サーカス TCコンフォートソロ
サイズ | 幅362cm×奥行340cm×高さ230cm |
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重量 | 11.28kg |
耐水圧 | 2000mm |
テンマクデザインは「WILD-1」という大型アウトドアショップのオリジナルブランドです。名前のとおりソロ用の商品ですが、これまでご紹介してきたテントと比較しても大きなサイズの違いはありません。
屋根の高さは230cmとご紹介する中でも比較的高く、立ったままでも着替えることができるのがメリットです。カラーはアウトドアによくなじむカーキ色で45000円ほどの価格設定になっています。
オールシーズン快適に過ごせる機能が満載
サーカスTCコンフォートソロは今年発売された新作です。組み立て方法はシンプルで、公式サイトの動画やマニュアルでわかりやすく解説しているので ソロでも簡単に設営ができます。
材質のポリコットン素材は夏の日差しを遮り、冬には暖気を逃しにくい性質があります。通気性をアップする2つの出入り口やベンチレーターを備え、冷気を遮断するスカートも付いているので、オールシーズン快適に過ごせるでしょう。
2.クイックキャンプ・TC ワンポールテント
クイックキャンプ・TC ワンポールテント
サイズ | 幅440cm×奥行380cm×高さ290cm |
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重量 | 13.7kg |
耐水圧 | 非公開 |
通販サイト「eSPORTS」のアウトドアブランド・クイックキャンプが取り扱うワンポールテントです。定員が4~5人用で屋根の高さは290cmとご紹介する商品でも最大サイズですが、色分けされた目印に従って1人でも簡単に組み立てることができます。
価格は46000円ほどで、カラーはネイビー・グレーの従来色に加え、サンドやカーキといった新色モデルもリリースされました。
スペースを利用したアレンジを楽しもう
TC ワンポールテントの素材であるポリコットンは耐熱性が高いため、焚き火も安心してできます。また、六角形のフロア形状は風通しにも有利で、通気性や遮光性能も高いので夏でも快適に過ごせるでしょう。
サイズが大きいためソロで利用する場合は贅沢に空間を使うことができます。ハイコットを置いたり、小型テントを中に設置するカンガルースタイルにしたりと季節に応じて多彩なアレンジをお楽しみください。
お気に入りのテントでソロキャンプを満喫
ソロキャンプ用としておすすめのワンポールテントをピックアップしてきました。1人でも簡単に組み立てられるワンポール型のテントは、ソロ用としても最適です。コンパクトに折りたためるので公共交通での持ち運びも可能で、少し大きめのテントを選べば、多彩なアレンジを楽しむこともできます。
お気に入りの商品が見つかりましたら、商品サイトやお近くのアウトドア用品店で詳細なスペックをチェックしてみてください。
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