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堤防からイサキ狙い!人気の沖釣りターゲットが狙える梅雨の遠投カゴ釣りをご紹介!

梅雨は堤防からイサキが狙える!堤防イサキ狙いにおすすめの遠投カゴ釣り入門情報まとめです。タックルや仕掛け、釣り方の基本をまとめて紹介しています。釣り場を選ぶターゲットながら数・サイズとも期待感抜群!釣り初心者の方もぜひチェックしてみてください!
2022年5月30日
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堤防からイサキを狙ってみよう

梅雨の風物詩イサキ釣りに挑戦!

梅雨はイサキの季節!エサ釣り派の方向けに堤防から狙うイサキ釣りをご紹介します。堤防から仕掛けを投げて狙えるのは梅雨前後限定、味がよく引きも楽しめる好ターゲットです。

今回イサキ狙いの釣りとしてご紹介する遠投カゴ釣りは、夏の青物~秋の中アジといろいろ狙える万能タイプの釣りでもあります。エサ釣りから釣りを始めたい初心者の方にもおすすめ!遠投サビキのパワーアップバージョンというイメージでチェックしてみてください!

堤防からイサキを狙うなら遠投カゴ釣り!

釣りやすいのは6月7月!

イサキは梅雨時期になると産卵を目的に接岸する磯の魚です。回遊タイプ、居付きタイプと2つのパターンが存在するため磯では一年中狙える魚ですが、回遊タイプが接岸して岸際に個体数が増える6月~7月が最も釣りやすいシーズンと言えます。

産卵が絡む乗っ込みシーズンのイサキは食いがよく、群れの規模も大きいことから当たれば数釣りの期待大!釣り場はちょっと選ぶタイプですが、真鯛やアジなど同じエリアにいい魚がいろいろ居るのもいいところです!

イサキはどんなところで釣れる?

イサキは大岩や沈み根を好む磯の魚。沖に居るときも接岸した後もゴツゴツとした海底を好むので、釣り場は磯が見えるような場所が理想的です。沖から入ってくることもあって、外洋に面していて潮通しがいいエリアを好む傾向があります。堤防の内側ではなく外側、青物が回遊してくるようなポイントが理想的です。

ポイントは地形的に先端、内湾ではなく沖側にオープンなポイントを選ぶのが釣り場選びのコツ!メジナやアオリイカ、メバルが釣れるような場所もチャンスです!

堤防遠投カゴ釣りのタックル

堤防遠投カゴ釣りのタックルを3つに分けてご紹介!

まずは遠投カゴ釣り向けのタックルをチェック!イサキ狙いはもちろん、中型程度までの青物や真鯛にも対応できるマルチなタックルをご紹介します。

リールやロッドのモデルチェンジはゆっくりなジャンルですが、価格を抑えた入門向けの製品はバッチリラインナップ!まずは手軽に楽しめるタックルで梅雨のイサキ釣りに挑戦してみましょう。

①遠投カゴ釣りタックル:ライン

ダイワ ジャストロンDPLS 5号 500m

出典:楽天
出典:Amazon

ラインはトラブルが少ないナイロンラインがおすすめ。号数は仕掛けの重さ次第ですが、4号~5号程度を巻いておけば幅広い状況に対応できます。遠投すること、当日のトラブルでカットする可能性を考えて200m程度巻いておきましょう。

ナイロンは紫外線や海水など、使用による劣化が早いラインなので、表面に変化が出てきたら巻き替えがおすすめです。しなやかで扱いやすい遠投用のハイグレードなナイロンラインか、巻き替え時のコスト重視でボビン巻きの安価なナイロンラインか、予算に合わせて選択してみてください。PEラインの2号~3号程度でもOKです!

②遠投カゴ釣りタックル:リール


ダイワ 17 クロスキャスト 4000QD

出典:Amazon
出典:Amazon

リールは遠投用の大型スピニングリールがおすすめです。投げ釣り向け、遠投カゴ向けとあるので、太いラインをたくさん巻けてドラグがついている遠投カゴ向けのアイテムを選択しましょう。サイズは4000番クラスでOK、「QD」と記号がついているクイックドラグモデルは、素早くドラグが調整できるため置き竿に適しています。

遠投カゴは両軸リールを使うパターンもありますが、ある程度両軸リールの操作に慣れていないとバックラッシュなどトラブルが起こります。まずは初心者でも安心のスピニングリールがおすすめです。PEラインを使う場合はSW機などルアー用の大型リールを使いましょう!

③遠投カゴ釣りタックル:ロッド

ダイワ リーガル 遠投 3-45遠投

出典:Amazon

ロッドは磯竿ジャンルから「遠投」とついたモデルを選ぶのがおすすめです。こちらも入門向けの安価なアイテムが各メーカーからリリースされています。長さは4.5m前後、号数は10号程度のウキとオモリを投げられる3号クラスでOKです。

長さがあって大きく曲がる磯竿は見た目に反してかなりパワフル。極端に大きい魚のコントロールは難しいものの、堤防からのイサキ釣りに混ざる魚は多くの魚種をフォローできます。

夏のソウダ・小型青物、秋のアジ釣りにもそのまま使える内容です!

堤防遠投カゴ釣りの仕掛け

遠投カゴ釣りの仕掛けを3つに分けてご紹介!

遠投カゴ釣りの仕掛けは専用の大きなウキ、テンビンとカゴ、ハリスとハリという3つのパートで構成されています。それぞれ細かいパーツが入るので、初心者の方はオールインタイプのセット製品から始めるのもアリ。釣りに慣れている方であれば、細かいパーツを揃えて自分で仕掛けを作るのはそれほど難しくありません。

上から順に紹介しているので、仕掛けをイメージしながら内容をチェックしてみてください。ウキが移動してウキ下を長くとれる遊動タイプの仕掛けです!

①遠投カゴ釣り仕掛け:ウキ

ダイワ アローライナーEVA 10号

出典:Amazon

遠投カゴ釣りでは大きなウキで仕掛けを浮かせて、中層~底を狙います。専用製品は空中での姿勢を安定させるために羽がついていたり、縦長で派手な色をしていたりよく見るウキとちょっと違うなと感じるかもしれませんが、用途は普通のウキとほとんど変わりません。

ウキには対応できる重さを表す「号」がついていて、ウキの号=カゴ(オモリ)の号数、もしくはカゴ(オモリ)側が一段階数字が小さい、つまり軽いという状態にしておけばOKです。堤防からのイサキ狙いには8号~10号のウキがマッチします。

遊動式関連のパーツ

遠投カゴは沖の深いポイントを狙うので、ウキを固定するとウキ下の長さがキャストできない長さになります。これを解決してくれるのがウキが決められた範囲を移動する遊動式です。投げるときはウキ下が短く、着水後はウキが移動してウキ下が長くなります。

必要なパーツは仕掛け上部から順にウキ止め糸、シモリ玉、ウキ用スイベル、絡まん棒という構成。キャスト時は絡まん棒のところでウキが止まって、着水後はウキ止め糸のところまで動きます。先ほどご紹介したパーツは全て必ず必要になるので、セット製品を使わない場合は個別に揃えておきましょう!

②遠投カゴ釣り仕掛け:テンビン&カゴ

ダイワ シャベルカゴ 遠投 2 M-10号

出典:Amazon

遠投カゴ釣りのカゴは、キャストすることで岸から投げ入れられないエリアに撒き餌を運ぶ重要なパーツ。オモリと一体のタイプがおすすめです。テンビンはセットのもの、別売りのものとあるので、必ずセットになるように揃えてください。重さはウキを10号とした場合、8号か10号を使います。

テンビンには長い仕掛けの絡みを防止する役割があり、カゴからウキ周辺、ハリ周辺を守ってくれます。軽い仕掛けや短い仕掛けを使うことが多い堤防釣りではあまり使わないパーツですが、遠投カゴ釣りではこちらもマストパーツです!

遠投カゴ釣り仕掛け:ハリス&ハリ


テンビンの下にはハリスとハリを結びます。クッションゴムを入れる仕掛けもありますが、真鯛や中型青物、大メジナなど大型魚の気配があるポイント出ない場合はそのまま接続しても問題ありません。

ハリスは3号を3m程度、ハリは真鯛用の8号をメインにグレ針などが使えます。ハリ数を増やすと仕掛けが絡む可能性が高くなるので、2本針でハリスの真ん中あたりからエダスを20cmほど出すのがおすすめです。

④遠投カゴ釣り仕掛けの作り方

長かった仕掛け解説もこれで最後!カゴ釣り仕掛けのパーツと作り方を解説動画をご紹介します。パーツさえ揃えてしまえば仕掛け作り自体はそれほど難しくないので、釣り経験のある方はぜひチャレンジしてみてください。

初心者の方はオールインタイプの完成仕掛け、ハリスにハリが結んである糸付き針で一度手軽に遊んでみて、仕掛けのお手本を見ながら2回目以降に向けてパーツを揃えていく方法がおすすめです!

堤防遠投カゴ釣りのエサ

オキアミブロックがあればとりあえずOK!

エサは船釣りでも定番のオキアミを使います。形が残っているものであればオキアミブロックをそのままコマセ&付けエサに、万全を期すならコマセ用のオキアミ+付けエサ用のオキアミと揃えて釣りに向かいましょう。配合エサやアミエビは混ぜると魚が集まりやすくなりますが、初夏はエサ取りを寄せるデメリットもあるのでオキアミオンリーでOKです。

オキアミ解凍用のバッカン、水切り用のザルがあると便利!コマセカゴにエサを詰めるときはプラスチックスプーンや割りばしを使うと手が汚れにくいです!

堤防遠投カゴ釣りの釣り方!

遠投カゴ釣りの釣り方を3つに分けてご紹介!

最後は遠投カゴ釣りの釣り方とイサキ狙いのコツをご紹介します。

遠投カゴ釣りは「遠投」とついていますが、仕掛けが重く竿が柔らかいので飛距離を出すには道具への慣れやテクニックが日宇町な釣りです。まずはトラブルを避ける意味でも少し抑え気味に投げるところから始めましょう。

イサキ釣りは棚にこだわるのが釣れる釣り方!港内のサビキ釣りよりもウキ下、棚が広い釣り場で釣ることになるので、初心者の方はこの部分についても改めてチェックしておいてください!

①遠投カゴの釣り方:投げるまでの準備と投げ方

まずは投げるまでの準備と投げ方についてチェックしてみましょう!

投げるまでの準備はサビキ釣りの要領でカゴにコマセを入れる、これにプラスして付けエサをハリにつけてカゴに入れるという工程があります。投げ方はスピニングタックルでもダイナミックに!同じところに投げ続けるのが釣れるキャスティングなので、オープンな場所で要練習です!

コマセと付けエサをカゴに入れよう

カゴは製品によって開閉の構造に違いがありますが、フタがついているものが多いです。まずはフタを開けて、コマセとしてオキアミを7割ほどつめておきましょう。ハリにエサをつけるときはオキアミの尻尾をカットしてもOK、ハリが隠れてオキアミがきれいな姿勢であれば問題ありません。

棚に到着して自動的に開閉するタイプのカゴを使うときは、ハリをカゴの中に収納!糸が絡んでいないか確認してからキャストに移りましょう。キャスト後は棚到着と同時にカゴが開いて、コマセとハリが同時に排出されます!

投げ方を動画でチェック!


投げ方にはいろいろな種類がありますが、初心者の方には安定度が高いオーバースローがおすすめです。後ろにぶつかるものが無いか、キャスト時に仕掛けがどこかに当たらないか確認してからキャストしましょう。

投げ方のポイントは自分の力でコントロールできるスピードにすること、無理に鋭く振ろうとしないことです。一定の速度で真っすぐ振るのが一番重要!飛距離アップはステップアップ後の課題として取っておきましょう!

②遠投カゴの釣り方:釣り方のコツ

イサキを狙った遠投カゴ釣りのポイントは、時間選びと棚調整!やはり朝夕のマズメ~マズメすぎはイサキ狙いでもチャンスタイムで、積極的に狙っていきたい時間帯と言えます。

日中の棚は底~中層となるケースが多いので、まずは深めを狙ってみるのがおすすめです。遠投カゴで狙うポイントは水深10m以上というケースも少なくないので、棚を意識して1mずつウキ止めをズラしていきましょう。水深が分からない場合はオモリとウキだけをつけてキャスト、ウキが倒れている=オモリが底についていると判断する確認方法が使えます!

③遠投カゴの釣り方:夜釣りも効果的なイサキ釣り

イサキは日中だけでなく夜も釣れる魚です。夜の磯で狙うスタイルは非常に効果的。夜は棚が高くなるになる傾向があります。

仕掛けやタックルは日中のものと同じでOKですが、ウキは視認性確保のために電気ウキが必要になります。夜のほうが釣れるというポイントは少なくないので、安全にエントリーできそうなポイントを見つけたら積極的にチャレンジしてみてください。

遠投カゴ釣りでイサキをゲット!

時合いを掴めば初心者でも釣れる!

梅雨のイサキは食いがよく、時合いに入れば数がバタバタと釣れる魚です。釣り場選びさえ間違えなければ初心者の方でもチャンスは十分。サイズに期待ができて数も釣れる魅力的なターゲットです。

梅雨を過ぎて夏に入るとソウダガツオシーズン突入!遠投カゴ釣りはよく釣れてシーズンも長い釣りなので、どの釣りから始めるか迷う方はぜひ検討してみてください!

遠投カゴ釣りが気になる方はこちらをチェック!

遠投カゴ釣りが気になる方は下記のリンクをチェック!

イサキ以外のターゲットとしておすすめのアジ釣り入門記事をご紹介します。サビキ釣りより沖を狙えて大物の期待十分!エサとハリス・ハリだけ調整すれば、あとは今回ご紹介したものをそのまま使えます。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!