よつあみ スーパー ジグマン X8 200m 0.8号
シマノ 21 アルテグラ 4000
オリムピック プロトンUX 632-1-MJ
ダイワ TGベイト SLJ フック付き 30g
メジャークラフト ジグパラ バーチカルTG 60g
ハヤブサ ジャックアイ TG スイム 30g
初夏のカヤックフィッシングはSLJがおすすめ!
カヤック初心者でも楽しめるSLJ!
初夏のカヤックデビューにおすすめ!カヤックフィッシングの基本であり、カヤック初心者の方でもバッチリ楽しめるスーパーライトジギングの入門情報まとめです。水深30m程度までの浅場を釣ることが多いカヤックフィッシングに合わせて、ややライトな内容で道具~釣り方までをご紹介します。
風が落ち着いて遊びやすくなる初夏のカヤックフィッシングは、アジ・イサキ・根魚とSLJターゲットが盛りだくさん!初めてのカヤックタックル、カヤックルアーをお探しの方はぜひ参考にしてみてください!
SLJ(スーパーライトジギング)とは
ライトジギングよりもライトにスーパーライトジギング
今回カヤックフィッシング向けの釣りとしてご紹介するSLJは「スーパーライトジギング」の略称。「ジギング」→「ライトジギング」とメタルジグのウェイトが細分化され、「ライトジギング」よりもさらに軽いメタルジグを使う釣りという意味を込めて「スーパーライトジギング」の名前になりました。
20g~80g程度のメタルジグを使うジギングはこのジャンルに分類されます。
使うジグは軽く小さく、ターゲットは中小型魚という釣りなので、使用するタックルもスーパーライト!カヤックフィッシングの基本タックルの1つとしてもおすすめです!
初夏のカヤックSLJで釣れる魚
初夏のターゲットで特におすすめなのがイサキ。磯や根を好み、梅雨時期になると産卵が絡んで接岸する魚です。メタルジグやブレードに反応し、強烈な引き込みでアングラーを楽しませてくれます。釣り味抜群かつ食べても美味しい魚です。
初夏は真鯛が混じりつつ、夏本番になるとアジやカンパチ、ハタ系の根魚も目立つようになって、秋になったらイナダ・ワラサも釣れるというのが本州沿岸部の基本的なシーズなぶるパターン。ご紹介したターゲットは全てメタルジグに反応するので、SLJタックルが1本あればオールシーズン遊べます!
初夏のカヤックフィッシングに適したSLJタックル
カヤック向けのSLJタックルを3つに分けてご紹介!
さっそく初夏のカヤックフィッシングにマッチするSLJタックルの内容をチェックしてみましょう!
基本的には遊漁向けのものに近い内容になりますが、遊漁船よりも浅いエリアを釣るケースが多くなるのでジグウェイトのMAXは50g程度のものから始めてみるのがおすすめ。メタルジグのウェイト=水深+αというバランス感になるので、50m前後のラインまではこのクラスのタックルで遊べます。
スピニングとベイトはどっちにするべき?
遊漁船でアジイサキを狙うSLJのタックルはスピニングが圧倒的に優勢。キャスティングによる浅場・中層攻略の効果が高いため、カヤックの釣りでも基本的にはスピニングタックルをおすすめします。
ベイトが活きるシチュエーションは深い、ジグが重い、狙う根が小さいなどキャスティングの効果が薄れるケースです。カヤックでもデビュー当初は魚探を見ながら真下を釣るような形になりますが、なんとなく地形と当日の流れがつかめてきたらキャスティングのほうが効率的です!
①カヤック向けSLJタックル:ライン
よつあみ スーパー ジグマン X8 200m 0.8号
メインラインはPEラインの0.6号~1号程度がスタンダードなセッティング。まずはカヤックの上で釣りをすること、キャスティングすることを考えて、ちょっと強めの0.8号がおすすめです。この号数であれば混ざる真鯛や根魚にもある程度対応できます。
リーダーはフロロカーボンの16lb程度を1m程度結んでおけばOKです。海底の起伏が激しい場合はリーダーで1mが不足するケースがあるので、魚探を見ながら長さを判断しましょう!
②カヤック向けSLJタックル:リール
シマノ 21 アルテグラ 4000
リールは道糸に対してちょっと大きめの3000番~4000番を使います。パワーや剛性に優れているタイプ、カヤックで安心して使える防水性能に優れたモデルを選択しましょう。
カヤックフィッシングでは着岸時の沈などで最悪リールが水没する可能性があります。耐久性の高いものがコスパ◎です。
ギア比は岸釣りとの兼ね合いを考えたコスパ重視の選択ならXGですが、専用に用意するならノーマルギアも要チェック!軽いジグを使った浅場の釣り、ふり幅の小さいショートロッドでシャクる場合は、巻き取りすぎない方がリズムよく動かせるという方が多いです!
③カヤック向けSLJタックル:ロッド
オリムピック プロトンUX 632-1-MJ
SLJは近年製品展開が活発なジャンルの釣りなので、コスパに優れた新製品がたくさんあります。6フィート前後で重さ40g、50g程度のメタルジグまで扱えるスピニングロッドを選択しましょう。
SLJ向けスピニングロッドの特性は、重さ20gクラスの小型ジグを動かしすぎずにシャクれる柔らかい曲がりとキャスティングできるハリ感のバランス!ボートシーバスロッドやエギングロッドでも代用できますが、やはり専用ロッドには専用ロッドらしい扱いやすさがあります!
初夏のカヤックフィッシングに適したメタルジグ
重さは30g前後から揃えていこう!
アジイサキ狙いに使うメタルジグはシルエットが小さいタングステンジグがメイン。青物向けよりもコンパクトなサイズ感が重視されます。重さは60g程度まで揃えておくとバッチリです。まずは30gのジグで釣ってみて、自分の釣り場に合う重さのイメージがつかめてから数を増やしていきましょう。
フック付きの製品が手軽ですが、コスパを重視するならフック無しを何個か買ってフックは別に揃える方法もあります!
メタルジグは何個必要?
カヤックフィッシングは自分でポイントを探す釣り。アジイサキ狙いでは魚探で海底を見て根があるエリアを釣っていくスタイルがメインになるので、メタルジグはロストに備えて何個かストックを用意しておくべきです。
強烈に根掛かりする場合は何個も無くす前に移動すればいいので、何個揃えるべきか迷う場合は3個~5個がおすすめ!重さの調整もあって後から数が増えるので、最初は数をおさえて追加分でカラーや重さに幅を出していくような揃え方をおすすめします。
人気のSLJメタルジグを3つご紹介!
アジイサキ狙いにおすすめのメタルジグを3選でご紹介!定番のタングステンジグから、初心者の方でも簡単に使えるタダ巻きに強いジグをご紹介します。対象魚はアジイサキ、真鯛に根魚となんでもOK!カヤックフィッシングをするなら、何個か持っておいて損はないルアーです。
①ダイワ 「TGベイト SLJ」
ダイワ TGベイト SLJ フック付き 30g
間違いナシのド定番から始めたいという方にはダイワ「TG ベイト」がおすすめです。カヤック用のジグ、SLJ用のジグと言えばコレなので、名前を聞いたことがある方も多いハズ。手軽なフック付きとコスパ重視のフック無しから選べます。
このジグのいいところは抜群の実績とタダ巻きOKの扱いやすさ!緩やかにシャクるフワフワ巻きもおすすめですが、投げて落として巻く、単純な操作だけでしっかり釣れるアクションを持っています。知らないルアーを何個も揃えるのは不安、という方には実績抜群のTGベイトがおすすめです!
②ハヤブサ「ジャックアイ TG スイム」
ハヤブサ ジャックアイ TG スイム 30g
船釣り仕掛けが有名だったハヤブサですが、タイラバ・ジグといったオフショアライトゲーム関連の製品も絶好調。「ジャックアイ TG スイム」は、ショアオフショア兼用の巻き系メタルジグです。しっかり泳ぐジグがコンセプトで、こちらも初心者の方におすすめ。
また、このアイテムはブレードとの相性も抜群!同じくハヤブサの「アシストフック ブレードチューン シングル」と組み合わせて、ブレードジギング的なアプローチにも使えます。イサキはブレードにも反応する魚なので、一工夫欲しいという場合はブレードも試してみてください!
③メジャークラフト「ジグパラ バーチカルTG」
メジャークラフト ジグパラ バーチカルTG 60g
ちょっと重めのジグまで揃えておきたい方には、コスパに優れる「ジグパラ バーチカルTG」がおすすめです。40gからのラインナップで軽めは他のタングステンジグとそれほど差がありませんが、80g程度からはメジャクラらしいコスパの高さが目立ってきます。
タングステンジグは素材自体が高価で鉛よりも重さによる価格の開きが大きいです。60m以上のポイント、釣り場の流れが速いと分かっている場合は、ハイコスパな「ジグパラ バーチカルTG」で重めも揃えておきましょう。何個もそろえるときに価格差が効いてきます!
カヤックSLJの釣り方!
SLJの釣り方を3つに分けてご紹介!
最後は釣り方を3つに分けてご紹介!カヤックでアジイサキを狙うときのポイントの目安やSLJの基本的なアクションについて解説します。
カヤック初心者の方にとって最初のハードルとなるポイント探しは、グーグルマップである程度目途を立てたら後は魚探を見ながら漕ぐのみ!なんでも釣れるSLJタックルを使って、自分のエリアの攻略を少しずつ進めていきましょう!
①ベイトの反応や海底の起伏を釣る
アジイサキ、青物に真鯛と何を狙う場合も、ポイントの基本は海底の起伏や岩礁地帯の存在。何もない砂地をひたすら釣ってもなかなか釣果には繋がりません。まずは魚探で海底に起伏を感じるようなポイントを見つけるところから始めましょう。
今回ご紹介している初夏のおすすめターゲット、イサキはアジよりも磯・沖を好む魚なので、狙う場合は磯的な景色や水深のある場所で起伏が激しいポイントを釣ってみてください。
直接魚探に魚の反応が無くても、気になるエリアはカヤックを流しながらキャスティングで探っておきましょう!
②アクションパターンはタダ巻きorフワフワ巻き
SLJのアクションは簡単!ロッドアクション無しで巻き続けるタダ巻きと、ゆっくりロッドをあおりながらリールを1回転巻くフワフワ巻きの2つからスタートできます。イサキはアジよりもやや浮き気味、中層を泳いでいるケースが多いので、ジグを着底させてから巻き上げでレンジを調整してみてください。
チェックしておきたいポイントは巻き速度、アクションスピードで、青物ほどスピードを上げる必要はありませんが、アジングのようにゆっくり誘う必要もありません。1秒1回転程度のスピード感で誘ってみてください!
③レンジは柔軟に探っていこう
水深が浅い場合はある程度ラフに釣っても魚がルアーを見つけてついてきてくれますが、30m程度ある場合はアングラー側が意識してレンジをコントロールする必要があります。初心者の方はキャスト→着底から巻き上げて、手元に戻ってくるまでに何回着底させるか、という方法でレンジを探ってみてください。
底の方を釣れば根魚、表層を釣れば小型の青物やシイラ、ソウダガツオがヒットする可能性がアップします。釣れる魚なんでも釣って、カヤックふぃしsンぐの経験を積んでいきましょう!
初夏のカヤックでアジイサキをゲット!
初心者でも遊べるカヤックSLJ!
軽いジグを使いコントロールしやすい魚を相手にオフショアルアーゲームの基本が学べるSLJ。オフショアデビューはもちろん、カヤックフィッシング入門としても非常に魅力のある釣りです。
まずは初夏のイサキ釣りから!SLJでカヤックフィッシングを満喫しましょう!
カヤックフィッシングが気になる方はこちらをチェック!
初心者向けのカヤックフィッシング情報が気になる方は下記のリンクをチェック!
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