トヨタアクア ノーマルルーフ用 ルーフキャリア取付3点セット
カヤック カヌー カート ベルト付き レイルブレイザ
シマノ クロスミッションBB B66M-S
メジャークラフト ジグパラスーパーライトジギングSABIKI
ガーミン ストライカー4
ストールクイスト フィッシャーマン
カヤックフィッシングを始めるための情報まとめ!
カヤックフィッシングの準備を進めよう
カヤックフィッシングの入門情報まとめ!カヤック導入に向けて準備しておくべきことや、初心者向けの釣り道具情報をまとめて紹介しています。
カヤック本体だけでなく、関連する道具と地域の情報が揃っていないと始められないのがカヤックフィッシングです。2か月ほど前から余裕をもって準備をすすめておきたい釣りなので、暖かくなる春夏に向けて準備を始めましょう!
カヤックフィッシングとは
マイボートで楽しむオフショアフィッシング
カヤックフィッシングは、自前の小型船「カヤック」で楽しむ海釣りのひとつです。漁船ほど沖へはいけませんが、自分のペースで自分の好きな釣りを楽しめるのがこの釣りの魅力。釣りブームをうけて、休日の混雑を避けられるという面からも人気が高まっています。
準備にはお金と時間がかかりますが、健康的で自分の時間を楽しめる大人の遊び!ゼロから必要なものを全て集めるには相応の労力が必要になりますが、揃ってしまえば気軽に楽しめる釣りです!
お金はどのくらいかかるの?
準備に関する情報をお伝えする前に、まずは一番のネックになるお金の部分をチェックしておきましょう。
海釣り向けでミドルグレードのカヤック本体に関連グッズ、釣り具以外の部分だけでいうと、おおよそ15万円程度かかります。極端に安いカヤックもありますが、湖向けだったりクオリティが低かったり、安全面に不安が残るものが多いので、海釣り向けとしてはおすすめしません。
安全に出航できる時期は風が弱い日が多い晩春~早秋で、約半年程度が海のカヤックフィッシングのシーズンになります。15万円+釣り具の投資で年間の半分を遊べる釣りとイメージして検討してみてください。タックルに仕掛け、魚探などを合わせて20万円程度予算があるとバッチリです!
カヤックフィッシングを始めるための情報収集
最初に確認しておきたい情報を3つに分けてご紹介!
カヤック導入に向けて一番初めにするべきことは、情報集めと自分の状況の確認!カヤックはどこからでも出航できるというものではないので、自宅から出かけられる範囲に出航場所があるかどうかを確認するところからスタートします。
できれば出航場所からどの程度移動するのか、釣れる魚の情報まで確認できると万全。自宅の保管場所についても、事前に必ず確認しておく必要があります!
①出航場所の確認
カヤック導入に向け最重要ポイント!カヤックを出艇させる場所の確認についてです。カヤックは船としてはかなり小型で、出航場所を問わないタイプの船ではありますが、流れや波が強い場所には適していません。また、港のスロープなど漁業関係の施設を利用するのはNGで、地域的に出航NGという場合もあります。
砂浜や小磯でワンド形状であれば、波打ち際は比較的穏やかで出航しやすいです。オフシーズンの海水浴場から出航できる場合もあります。釣具店やSNSなど、すでにカヤックを楽しんでいる方から情報を得られれば間違いナシ。カヤックで体力を使ってからでも安全に帰宅できる範囲で、出航場所に目途を立てておきましょう。
②釣りに関する情報の確認
出航場所に目途が経ったら、地域的にどんな釣りができるのかも調べておくと道具の準備がスムーズになります。こちらも同じ地域から出航しているカヤックアングラーの情報が最も有力ですが、難しい場合は陸っぱりやボート屋さんの釣果情報を元にイメージを高めておきましょう。遊漁船が行くようなポイントはカヤックフィッシング圏外であるケースが多いです。
グーグルマップを使ってテトラや地形変化、根の位置をイメージするのもおすすめ!カヤックフィッシングではアジ、根魚、青物といったターゲットがポピュラーなので、とりあえずメタルジグで!という方向で釣りを進めてもOKです。
③自宅保管場所の確認
最後は自宅の保管場所の確認です。カヤック本体は12フィート(3.6m)前後あって、幅も1m前後あります。釣りに行かない時間、このサイズのカヤックを収納しておけるスペースが必要です。カヤック本体にはカバーを被せられるので、スペースは屋外も問題ありません。
カヤックを注文してから届くまでにしっかり準備しておきましょう。車載をすることになるので、駐車場が近い、もしくは車を近くに止めておける場所がベストです!
カヤックフィッシングを始めるために必要なもの
必要なカヤック道具を4つに分けてご紹介!
続いてはカヤック関連の準備についてです。カヤック本体はもちろん、カヤックを車に乗せるための車載パーツと車から海までカヤックを運ぶためのドーリーという道具が必要になります。ドーリーは無くても運用可能ですが、用意しておいて損はナシ。基本的には必要になる道具とイメージしておくのがおすすめです。
車載パーツ選びと車への取り付けはちょっと時間がかかります。カヤックフィッシングスタート前に時間を作って、しっかり準備しておきましょう。
①カヤック本体+パドル+フラッグ
カヤック本体は、通販でも構わないので、カヤックショップや製造販売を行っているところから購入するのがおすすめ!実際にショップに見に行って、話を聞きながら本体を選ぶのが一番いい方法です。試乗会や体験会、カヤックフィッシング体験ツアーを行っているところもあるので、海上で乗ってみて選べば間違いナシ。
パドルは多くの場合本体とセットであるケースがほとんどですが、価格による性能差が大きいアイテムです。予算に余裕がある場合は、セットのパドルを予備にして、初めからカーボン製のパドルをメインにするのもアリ。本体もパドルも安い買い物ではないので、じっくり納得できるものを探してみてください!
足漕ぎカヤックが流行中!
近年は手で漕ぐカヤックではなく、足漕ぎのカヤックが流行中!情報を集めて足漕ぎカヤックに目を付けている方も多いと思います。
足漕ぎカヤックはメリット・デメリットがハッキリしています。デメリットは価格が高いことと船が重いこと。足漕ぎカヤック導入には冒頭で目安としてご紹介した15万円の倍以上の金額がはかかります。基本的には2台目以降の乗り換え先として検討するのがおすすめです。
もちろんメリットは非常に大きく、足漕ぎで疲れにくく両手がフリー、船が重いものは海上で安定感があり、座ったときに少し高さがあるのも非常に釣りやすいポイントです。足漕ぎで安価なカヤックもありますが、船体だけでなく足漕ぎパーツなどのクオリティにも価格の影響があるので、同価格の手漕ぎカヤックとしっかり比較検討を行いましょう!
②カヤック車載グッズ
トヨタアクア ノーマルルーフ用 ルーフキャリア取付3点セット
カヤックを自宅から海辺まで運ぶには、ルーフキャリアがついた車が必要です。釣行予定日までに、カヤック車載の準備も整えておきましょう!
必要なアイテムは車種・年式・ルーフのタイプに合ったステー・フック・バーの3点で、セット販売されているものを買うのがお手軽。取り付け作業は簡単で工具要らず、30分もあれば完了します。
上記のルーフキャリアセットに加えて、滑り止めのキャリアパッド前後分と固定用の荷締めベルト2本が必要になります。こちらはすぐ手に入って準備も必要ありませんが、忘れると車載できないので合わせてゲットしておくのがおすすめです。
③ドーリー
カヤック カヌー カート ベルト付き レイルブレイザ
ドーリーは、カヤックを乗せて砂浜や砂利道を転がす小さな二輪車です。カヤックは持ち上げて運ぶことも可能ですが、軽いものでも30kg近く、釣り道具を合わせて持っていけないのでかなり手間が掛かります。移動距離が長い場合はドーリーの使用が必須です。
ドーリーは6,000円程度~20,000円程度とかなり価格差があり、相応に性能に違いがあります。安いものは砂浜でスタックしたり、ズレてカヤックが落ちたりしますが、高いものはこのトラブルの頻度がかなり低いです。とはいえ初心者の間は揃えるものが多くお金もかかります。予算に合うものを選択しましょう。
④ライフジャケット(PFD)
ストールクイスト フィッシャーマン
服装は日焼けをしないもの、足元は濡れてもいいものならなんでもOKのカヤックフィッシングですが、ライフジャケットの装着はマストです。カヤックフィッシングではいわゆる桜マーク、国土交通省型式承認品ライフジャケットでないものも使用できますが、もちろん承認品を選んでもOK。岸釣り向けも使えます。
本格派のライフジャケットが欲しい場合は、カヤック向けのPFDをチェック!パドリングを邪魔しない設計で、カヤックを漕ぐ動作が楽になります。まだライフジャケットをお持ちでない場合は、このタイプも検討してみてください!
カヤックフィッシングのための釣り道具
釣り道具関連も3つに分けてご紹介!
カヤックフィッシング向けのロッドや仕掛けについてもご紹介します。
カヤックフィッシングは船が狭く身動きがとりにくいというのがロッド選びの大きなポイントで、陸っぱりで使う長いロッドは適していません。リールやラインは岸釣りから流用できますが、ロッドはオフショア向けのものを新しく購入するのがおすすめです。釣り初心者の方は、いろいろな釣りに対応できるマルチなタイプのロッドから始めてみましょう!
①カヤックフィッシング向けのタックル
シマノ クロスミッションBB B66M-S
まずはこの魚を目指す!という目標があれば、オフショアの釣りを参考にタックルを揃えていくのがおすすめです。タイラバタックル、もしくはスーパーライトジギングタックルを使うのが主流。両軸タックルをこのどちらかにして、キャスティング用にスピニングタックルを追加するという流れで道具を揃えていきましょう。海上でのトラブルに備えて、将来的には2タックルとするのがおすすめです。
釣り自体初心者という方は、PE1号が150m巻ける両軸リールと入門向けのマルチオフショアロッドから始めるのがおすすめ!近年は安価でいろいろできるタイプのロッドが沢山出ているので、まずは中間的なロッドから始めて、釣りモノが定まってきたら専門性の高いロッドへ乗り換える方法をおすすめします。
②カヤックフィッシング向けの仕掛け・ルアー
メジャークラフト ジグパラスーパーライトジギングSABIKI
タックルと同じく、仕掛けもタイラバ仕掛けやメタルジグが定番です。仕掛けのウェイトは釣り場の情報が分かっていれば絞り込めますが、分からない場合は40g~80gを用意しておくと万全。カヤック初心者の間は近場で釣ることが多くなるので、軽めのウェイトを中心に用意しておくのがおすすめです。
特におすすめの仕掛けはジグサビキで、アジイサキ、小型青物に効果抜群!小さな魚まで釣ってしまうという弱点がありますが、どこにどんな魚が居るのか、状況を把握する意味でも役に立ちます。岸釣り向けは仕掛け全長が長いので、ショートなオフショア向けを使いましょう!
③魚群探知機
ガーミン ストライカー4
釣り初心者の方にもぜひ検討してみて欲しいのが魚群探知機。カヤック本体への取り付け加工やバッテリーの準備が手間ですが、小型のものは意外に安く手に入ります。岸釣りをしていると堤防、サーフ(沖から見るとカケアガリの浅瀬)など、意識せずとも変化のある地形を釣っていますが、沖側は広大で何もないところが多いです。
移動中の海中情報を無駄にしないことや、釣れたポイントをマークすることで次回の釣りへの情報蓄積になること、そもそも魚探に反応がないところはほとんど釣れないことなど、あるとないとでは大違いのアイテムです!
カヤックで海に漕ぎだそう!
しっかり調べれば初心者でも大丈夫!
情報収集、カヤック関連の道具と釣り道具をしっかり準備すれば、初心者の方でもバッチリ楽しめるカヤックフィッシング。当日は天候情報を確認して、風速3m程度までを目安に釣りに出かけましょう!
カヤックは意外に揺れて酔うので、ぜひ酔い止めを用意して初めてのカヤックフィッシングを楽しんでください!
カヤックフィッシングが気になる方はこちらもチェック!
カヤックフィッシングが気になる方は下記のリンクをチェック!
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