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【連載】春のカヤックシーズンスタート!ヒラスズキキャスティングが絶好調!

連載第65回!今週はカヤック実釣レポート、ヒラスズキキャスティングと、アジイサキを狙ったSLJの模様をお届けします。前回同エリアでの釣行は貧釣に終わりましたが、今週はヒラスズキが爆発!春のカヤックフィッシングにお出かけになる方は、ぜひチェックしてみてください!
2021年5月26日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

アイマ  sasuke 130 剛力 #GR130-103

ダイワ TGベイト SLJ フック付き 30g

カヤック春の沖堤実釣レポート!

懲りずにカヤックでヒラスズキキャスティング!

カヤック

出典:ライター撮影

連載第65回!今週は、2週間前と同じエリアでヒラスズキ狙いのカヤックゲームに行ってきました。

前回はベイトはいるけどいい魚はいない、という状況でうまくいきませんでしたが、昨年の実績から懲りずにやってみようという判断です。中部沿岸で春と言えばの魚たちはいつベイトにつくのか、気になる方はぜひ参考にしてみてください。今週は沢山釣ってます!

ベイトの反応は良好

移動中イワシの反応に何度も遭遇

魚探

出典:ライター撮影

前回と同じくベイトの反応は非常に良好で、移動中なんども大規模な小魚の反応が映りました。今の時期は豆アジとイワシが多く、水面でジャンプする小イワシも確認済み。サイズは7cm前後といったところです。

移動コースの海底は完全な砂漠地帯で何もなく、いい魚の反応に出会うことは稀ですが、回遊するベイトは映ることがあります。水温は18°に少し足りずという温度で物足りませんが、前回同様いい魚が寄っていてもおかしくない、期待ができる状況です。

一投目でナイスサイズのヒラスズキ!

目当ての堤防際で一撃!

カヤック

出典:ライター撮影


とにかく釣りたかったヒラスズキ。前回はどこに撃っても反応ナシと散々な結果でしたが、今回も目当ての沖堤防、エッジの堤防際から攻めることにしました。到着してカヤックのポジションを整えて、堤防から1mほどのコースに平行にミノーを通して…一発でヒット!少し沈めたところからミディアムリトリーブのタダ巻きで、待望のバイトを得られました。

ガツンとアワセて、とにかくテトラ際に頭が向かないようにテンションをキープ。なんとかテトラからは離れてくれましたが、ロッドから伝わるパワーは思っていたよりも強力で、カヤックの真下に何度もつっこまれます。

カヤックが流されたら漕ぐしかない!

ヒラスズキ

出典:ライター撮影

カヤック周りで押し引きをしていたんですが、停止できないのでカヤックはどんどん流されます。せっかく誘導できたのにこのままだとテトラゾーンに入ってしまう、いよいよやるしかないというところで、ドラグを少しだけ緩めてパドリングで魚を沖に引っ張りました。急いでバック。

メタルのルアーは頭を振られるとフックアウトに繋がりますが、プラグならフックは案外外れないもので、少しテンションが掛かっていればファイトに戻れます。テトラゾーンに入るのとテンションが緩んでのフックアウト、どちらがリスクが高いか決めて勝負するしかありません。

沖で魚を浮かせて見えた魚体は80cmクラス、懸念通り取り込みに難儀しましたが、なんとかカヤックの上に魚をあげられました。とげとげが怖いので早々にフックを外してキャッチ完了!先週のノー感じが嘘のような一発です!

テトラ打ちでヒラスズキラッシュ!

やればやるだけバイトがある状況

ヒラスズキ

出典:ライター撮影

同じエリアのテトラには全面ヒラスズキが入っているようで、アベレージ60cmという感じでどんどん釣れます。撃っていない場所、少しだけ変化がある場所、タイトにキャストが決まれば3回に1回は反応があり、3時間足らずで20バイトという絶好調状態です。途中でフックが折れていることに気が付いて「ダーティンZ」にチェンジ、こちらでも何度もバイトがありました。

ジャークベイトは波立つテトラ際に入れると一回目のジャークでエビることがあったので、特別反応が偏っていない場合はタダ巻き系のミノーが楽だと思います。PE1号、リーダーは20lb、このぐらいから遊べるので、沖のストラクチャーに寄れる方はぜひ試してみてください。今がシーズン本番です!

ルアーはミノーが遊びやすい

アイマ  sasuke 130 剛力 #GR130-103

出典:Amazon
出典:楽天

ルアーは自分が「セットアッパー 125」、「ダーティンZ」を使っていて、友人はPE1.5号にリーダー30lbで「サスケ 剛力 130」オンリー。どのルアーも非常によく釣れました。スタンダードなフックを3本か、太軸で大きなフックを2本か、タックルのセッティングに合わせて選ぶのがいいと思います。

メタルバイブやブレードも釣れますが、ドスンと沈まないミノーはやはり使いやすいです。根やテトラの周りを釣る時は、浮力があるプラグが気楽。「ブローウィン130S」や「サイレントアサシン」でもOKなので、出艇前にルアーケースをチェックです!


ベイト下の横線はイサキ!

外側のコースで魚探をチェック

イサキ

出典:ライター撮影

ヒラスズキはサイズ、数とも堪能できたので、今後のために沖側を流して魚探を見ておきます。イワシの反応にTGベイトを落とすとガツン!ときてヒラスズキ。カヤックを少し沖側に動かして流すと、イワシの下に横線のような反応を見つけました。

フォールからの巻き上げでゴンと当たって、探していたナイスサイズのイサキ!カンパチが来るまでスーパーライトジギングをやりたかったので、これで確信をもってこのエリアで遊べます。バーチカルで探すのがいいのか、キャスティングしたほうがいいのか、イワシがいるうちに目途を立てておきたいところです。

ジグはやっぱりTGベイト

ダイワ TGベイト SLJ フック付き 30g

出典:Amazon
出典:Amazon

ジグはいくつか持っていたんですが、反応が出て咄嗟に結ぶとなるとやはりTGベイトを手に取ってしまいます。この細さがいいんでしょうか、巻いてもシャクってもよく釣れるジグです。

自分が今回釣ったエリアの水深は15mほどで、使ったウェイトは30g。シルエットが大きいとは感じませんが、底を取るだけなら20gでもいけそうです。どこへ行っても出番があるジグなので、この春からカヤックを始める方はぜひ検討してみてください。フック付きでフックのクオリティも高いです。

アジのダブルヒットでフィニッシュ!

大アジもシーズンイン?

アジ

出典:ライター撮影

イサキを求めて沖側へのキャストを続けていると、キャスト直後のフォール中にゴンゴン!と大きなアタリ!群れの上を直撃したんでしょうか、「TGベイト」に尺アジが2匹ついてきました。大アジシーズンはもう少し先とイメージしていたので、うれしいゲストです。やや強めのボートシーバスロッドでも、外れず上がってきてくれました。

この後もキャストを続けますが、タイミングなのかまだ群れが少ないのか、カサゴばかり釣れてアジイサキのヒットはありません。やはりこの2魚種は足が速く、根回りで途中下車したヤツを狙えるところで釣る方が効率がいい気がします。

別のエリアなら根の位置が分かるんですが、今回釣った場所はまだ捜索不足で大規模な岩礁の位置をハッキリつかめていません。釣りながら探さないとなかなか集中力が続かないので、カヤックフィッシングもやはりやりこみ、同じ釣り場に通って、季節の変化と細かいポイントを覚えるのが釣果アップのポイントになりそうです。


カヤックフィッシングは風が吹く前に戻ろう!

まだまだSLJをやりたいところですが、ヒラスズキのキャスティングに時間を使ったので、イサキ1、アジ2でこの日は終了。風が吹く前に浜に戻っておくことにします。梅雨入りしても風は強く、予報もすぐ変わります。お出かけになる方は海上でもときどき予報を確認して、体力、時間とも余裕が持てる帰着でカヤックフィッシングを楽しんでください。

カヤックシーズン到来!

春らしい海になりました!

カヤック

出典:ライター撮影

小型のベイトがたくさんいて、ヒラスズキにアジイサキとフィッシュイーターが小魚について、やっと春らしい海になってきました。これから水温が上がるにつれて、また違った魚も入ってくるかもしれません。

アオリイカはついている場所が分からず、回遊待ちもうまくいっていませんが、ヒラとLSJがあれば釣果は安定しそうな気配!次回はSLJに時間を使って、アジイサキの再現性を高めたいと思います!

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昨年秋のカヤック釣行の模様をレポートした、実釣記事を2つご紹介します。今回はキャスティングで狙っていたアジイサキですが、反応が魚探に映れば、真下に落として釣るバーチカルスタイルも有効です。梅雨は夏に向けてアジの群れが増えてくるシーズン、こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください。