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【連載】カヤックで沖堤防へGO!イサキ青物ヒラスズキ!

連載第36回!今回のカヤックゲームはいい日に当たっていつもより遠出、沖堤防まわりのジギングサビキ&キャスティング実釣の模様をお届けします。カヤックはキャスティングもおもしろい!ハイグレードパドルの簡易インプレもご紹介します!
2020年10月15日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

ハヤブサ(Hayabusa) ジギングサビキ 根魚用 S

カヤックで沖堤防を攻める!

今週はちょっと遠くまで漕いでみました!

カヤック

今週もカヤックフィッシング!まだまだ水温が高くアジカンパチを意識して道具を準備していましたが、先週に引き続き今週も風が無い日の釣り。海に出て予報よりもさらに風が無いと感じたので、いつもの倍ほど漕いで、沖堤防まわりの釣りをしてきました。見えてはいたんですが、距離にビビッて行かなかった新しいポイント!初挑戦のカヤックキャスティングゲームについても紹介しています!

オフショア&弱風で最高のローケーション!

予報よりも海は穏やか!

カヤック

先週末は雨風が強く、落ち着きが出てきた週明けも風はちょっと出るかなという予報。いつも使っている「Windy」は3m程度の表示、と思ったんですが、「Windy」の風速予報には標準の「ECMWF」以外に「ECMWF」と「MBLUE」という予報表示もありまして、こちらは1m前後と表示が出ています。どれが一番当たるというものではないんですが、弱風なのは間違いナシ。いい釣りを楽しみにエントリーポイントへ向かいます。今回のようにいい方の予報ばかりが当たるわけではありませんが、雨風とも予報は複数を見て総合的に判断するのがおすすめです!

思い切って遠出してみよう!

いつもの岩礁地帯はやや斜めに進んで1.8km程度の距離、カヤックに慣れて、このぐらいの距離なら余裕をもって漕げるようになりました。今回向かった沖堤防は真っすぐ4km弱という位置で、いつもの2倍ほど漕ぐことになります。いつも一緒に出ている友人と相談して、風が無い日しか行けないから行ってみよう、よいうことになり、見えていた沖堤防へ向かうことになりました。行ったことはありませんが、ストラクチャーまわりだから何かいるでしょうという予測の元出発です!

沖堤防の釣りはココに注意!


仕事の邪魔をしないように気を付けよう!

ワカシ

沖堤防は釣り動画で目にすることがあったり、渡船があったりで意外とポピュラーな釣り場ですが、その堤防ごとで事情は大きく異なります。今回向かった堤防は乗るのがNG、という話を聞いていた場所なので、上陸や係留は無しで釣りをしました。何か調査でしょうか、堤防にくっついてマイクで話している船が2隻いたので、その付近にも近づかないように進行。漁師さんの船や網と同じように、仕事の邪魔にならないように心がけて遊びましょう。渡船がある堤防も避けるのが無難です!

船の往来にも注意!

堤防が間に入って、船とカヤックどちらからも目視が難しくなるので、端付近で釣りをするのは避けるのがおすすめ。中ほどで釣りをしていましたが、結構タイトに船がカーブしていました。航路が近いケースも多いので、釣りをする前にまわりを見て、安心して遊べるポジションを意識!大型船が通る場合は引き波にも注意です。堤防と堤防の間、というような場所は避けて、船の往来が無い場所で釣りをしましょう!

ジグサビキで青物イサキ!

いつもの釣りでイサキ混じり!

イサキ

到着した沖堤防まわりは水深20m程度。堤防からすぐは10mといった地形で、沖側から一気にかけあがります。いつも釣っている岩礁よりベイトが多く魚探に映ってイイ感じ!いつものジグサビキから釣りスタートです!豆アジ、カマスといつもの魚たちが釣れた後、やや浮いた中層の反応でグッドサイズのイサキ!35cm程度でしょうか、このサイズが釣れればかなり遊べそうです。中層の反応はイサキ、小型青物と混じっているようで、かなり足が速い。ひとところに留まる気配がなく、駆け上がりを流してときどき回ってくるというような動きをしていました。ジグ単体で釣れたらいかにもSLJなシチュエーションですが、ヒットはサビキ側が目立つ内容。このエリアの魚はやっぱりサビキが好きなようです。

タコベイトがイイ感じ?

ハヤブサ(Hayabusa) ジギングサビキ 根魚用 S

出典:楽天
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いつも一緒に釣っている友人がかなり好調だったので、話を聞いてみるとタコベイトを入れた仕掛けを使用しているとのこと。仕掛け構成はジグサビキですが、自作でハリを結んで小さなタコベイトをつけているようです。小型回遊魚向けの完成仕掛けよりもちょっと大きめのこのサイズ感が効くのか、タコベイトのソフト感が効くのか、とにかくたくさん釣っている。次回は自分もタコベイトを試してみようと思います。ハヤブサの「ジギングサビキ」シリーズに根魚向けとしてタコベイト、小型回遊魚用に大きめのフラッシャーサビキとあるので、気になる方はチェック!友人の仕掛けはハリス、幹糸ともかなり太く、いいサイズの青物や多点掛けに対応。「ジギングサビキ」シリーズもハリス太めのセッティングです!

カヤックキャスティングでヒラスズキ!

カヤックからテトラ打ち!

ヒラスズキ

回遊魚がひと段落したところで、スズキ狙いのキャスティング!テトラに向かってプラグを投げて、ヒラスズキを狙います。二人で少し離れて流しながら釣っていると、友人のカヤック付近で水面が爆発!30mほどキャストして釣っていますが、カヤックのすぐ目の前まで追尾してのヒットだったようです。サイズは60cm程度、いい型だしエラ洗いするしで迫力のあるファイトでした。おめでとう!そろそろ時間、ということで残念ながら自分はノーヒットで終了となりましたが、この釣りもかなり面白そうです!

テトラでのヒラスズキゲームはこんな釣り!

ヒラスズキと言えば磯の魚、風が吹いてサラシが広がって、荒れた磯で釣るイメージがありますが、自分の住んでいる地域ではテトラまわりで釣る釣りがわりとポピュラーです。というのも単純に磯が無くて、アングラーはできるところがないし、ヒラスズキは付くところがない。外向きで波が当たるテトラが、磯の役目を果たしています。今回釣った沖堤防も、ときどき釣れる陸っぱりの堤防も、この釣りはヒラスズキがテトラの中にいるというのがチェックしておきたいポイント。角度を付けて、斜めに引くアプローチが有効です。カヤックの場合は近づきすぎるとプレッシャーに、ボートポジションも悩ましい。次回は時間を多くとって、自分もヒラスズキゲットを目指します!

高いパドルはやっぱり凄い

思った以上に差があったパドル

パドル

時間がかかる帰り道。友人が新しくパドルを買ったという話になったので、借りて漕がせてもらいました。自分が普段使っているのはバイキングカヤックでセット販売されている8,000円程度のローグレード品。今回借りたパドルは有名メーカー「ワーナー」のミドルハイグレード品です。価格差5倍程度。まず持った瞬間明らかに軽い、漕いで水から抜くところまで、全ての動作が明確に低負荷。それでいて水はしっかりつかんでいるし、キレがあるというのか、強烈に使いやすいです。ベントシャフトは初めてでしたが、持ち手が捻じれず漕ぎやすくてこっちのほうが好み!遠出したいならパドルもいいものを検討する必要があります!

価格差のイメージはリールに近い!


今回8,000円のパドルと4万円のパドルを比べてみて、リールのグレードと同じぐらいの性能差を感じました。ナスキーとツインパワーぐらい違います。自分は今のところ最大でも片道30分弱、風のない日なら安価なものでも行き来できますが、もっと漕ぐ方にはハイグレード品がかなりおすすめ。快適度もグッと上がります。やっぱり凄いな、と話しながら片付けをしていたら、このパドルはなんとセンターカットの2ピース!継ぎが精巧なんでしょうか、漕いでいて全く分かりませんでした。車の中もスッキリするとなれば、投資する価値は十分と言えそうです!

カヤックはキャスティングも面白い!

自分の好きな釣りができる!

魚

今回は時間配分をミスした気がしますが、自分の好きな釣りを好きなように遊べるのがマイボートの魅力。いろんなポイントに行って、いろいろな経験をして、自分が好きな組み立てを作っていくのが面白さだと思います。いつもの岩礁に沖堤防、新しいポイントが増えて、今後はカヤックゲームがもっと面白くなりそうです!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!今回釣った沖堤防よりもかなり岸寄り、岩礁地帯でのジギングサビキ実釣記事をご紹介します。いいサイズのアジとカンパチが釣れて大満足の内容!まだまだ水温が高いので、晩夏のターゲットも要チェックです!