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【連載】カヤック一発目はジグサビキやっとけ!セッティングと釣り方をまとめて解説!

連載第67回!先週に引き続き春のカヤックデビューシーズンに合わせた内容をお届けします。今回は初回の釣りにおすすめの釣り方、ジグサビキのセッティングと釣り方解説!カヤックフィッシングデビューをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!
2021年6月12日
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カヤックデビューにはジグサビキがおすすめ!

カヤックデビューにはジグサビキ!

カヤック

出典:ライター撮影

連載第67回!今週は先週に引き続き、カヤックデビューシーズンに合わせた入門情報のご紹介です。

今回は初めてのカヤックフィッシングにおすすめの仕掛け、ジグサビキ(ジギングサビキ)と、タックルなどセッティング関連についてご紹介します。対象魚種が広く、ジグ単体よりも小型のターゲット、そして春に多いマイクロベイトに対応しやすい仕掛けです。デビューに向けて準備を進めている方は、ぜひ参考にしてみてください。

カヤックジグサビキはここがおすすめポイント

春の釣りにピッタリ!

サバ

出典:ライター撮影

まずは、カヤックでジグサビキをおすすめポイントからご紹介します!

ジグサビキの特徴はジグよりも小さな疑似餌がついていることと、針数が多く多点掛けが狙えること。春はイワシなど小型の魚がベイトになっているケースが多く、このジグより小さな仕掛けが、タングステンのジグを食い切らないパターンで役に立ちます。

春はアジ、イサキ、マダイといった魚種が人気で、これらの魚は全てフィッシュイーターです。沖からベイトを追って入ってくる中大型であれば、マイクロジグやジグサビキに果敢にアタックしてきます。春から夏にかけてのベイトパターンと対象魚種、両方にマッチしているのが、ジグサビキおすすめのポイントです!

魚探反応の答え合わせをしよう!

魚探

出典:ライター撮影

ジグよりも小さい飾りがついていることで、カマスや豆アジ、その他諸々、40gクラスのジグに食ってこない魚もいろいろヒットします。釣れるサイズを選べない、というのはジグサビキの明確な弱点でもあるんですが、カヤックフィッシングは情報収集がとにかく大事!魚探に映っている魚は何なのか、外道でも実際に釣って確かめることができる仕掛けです。

画像のような横線はイサキ、小型青物などであるケースが多く、アジは点のような形で、ベイトはもっと大規模で粒が小さく映ります。反応があれば仕掛けを落としてみて、いい魚が釣れたらポイントをマーク、この繰り返しが序盤のステップ方法です!


カヤックのジグサビキはどれを選べばいい?

お気に入りメーカーのものでOK!

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出典:Amazon
出典:楽天

仕掛けの選び方をチェックしてみましょう。自作する方法もありますが、まずは手軽な完成仕掛けの選び方についてご紹介します。

仕掛け自体はジグサビキ、もしくはジギングサビキの名前でいろいろなメーカーから展開されていて、針のサイズや糸の太さ、サビキのタイプはかなりの種類から選択することができます。大型青物までを考慮したものを選択する必要はないので、幹糸30lb、ハリス20lb、このクラスがあれば十分です。

ハリ数が多いとトラブルになるので、まずは2本針から始めてみてください。エサ釣り向けのものをカットして使う方法もありますが、飾りが豪華なオフショア向けの方がよく釣れます!

サビキのタイプで一工夫

サビキの飾り部分には種類があって、スタンダードなスキン、長いフェザーがついたフラッシャー、タコベイトにカブラタイプといろいろ選べます。

スキン、カブラといった羽根つきのタイプは小型魚に強く、タコベイトはボリュームがあって根魚に強いです。自分のエリアの釣りでは、アジには羽根つき、イサキにはタコベイトが効果が高いかな、という印象があります。もちろんどちらを使っても食ってくるので、まずは好みに合う方で遊んでみてください。

カヤックジグサビキのジグは?

基本的には何でもOK!

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出典:楽天
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セットするジグは必要なウェイトがあれば何でもOK!ベイトの状況や魚の状態によっては、ジグ側へのバイトが多いケースがあるので、ただのオモリと考えず、信用できるジグをセットするのがおすすめです。

針数が多い関係上、大きくシャクルとラインを拾いやすいので、激しく動かさなくてもいいタイプのジグを選びましょう。フックはフロントがラインに絡まるケースが多いように感じているので、絡んでしまう時はリアのトレブルのみ、もしくはジグ単体へ切り替えるようにしています。

タイラバ・インチクでも対応可能

ジグサビキという名前ですが、仕掛け最下部に来るルアーはメタルジグでなくてもOKです。

タイラバやインチクなど、オフショア定番のルアーから、対象魚に合うものをセレクトしてみましょう。落下時に魚の興味を惹くのはルアーから、集まってきてサビキを食うという流れになるので、カラーやルアーの品質は釣果に影響しますが、サビキを少し揺らしてくれる程度の動きが出るルアーなら何でも釣れます!


カヤックジグサビキ向けのタックル

カヤック定番のタックルを使おう!

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ジグサビキは真下に落とすバーチカル、投げるキャスティングどちらにも対応できます。タックルはベイトタックル、スピニングタックルどちらでもOKです。両方から選べる場合は、トラブルが起きにくく魚探の反応を追いやすい、バーチカルから検討してみてください。

ロッドはSLJロッドやタイラバロッドが適しています。初心者の方には、不安定なカヤック上で根掛かりが切れるように、ラインは1号前後、リーダーは20lb程度までとするのがおすすめです。

リーダーは短めがおすすめ

ジグサビキは幹糸がリーダーになるので、道糸側のリーダーは短くてもかまいません。結び目を巻き込みたくない場合は、道糸のリーダーは50cm程度で十分機能します。
ジグ単体、他の釣りにスムーズに移行できるように、ショートリーダーでスタートしましょう。

既製品は全長が1m程度あるので、リーダーを1m以上結ぶと、結び目を巻き込まないと仕掛けが捌ききれなくなります。

カヤックジグサビキの釣り方

釣り方のイメージはSLJ!

イナダ

出典:ライター撮影

最後はジグサビキの釣り方についてです。

釣り方のイメージはスーパーライトジギングに近い釣りで、激しくジグをシャクる必要はありません。ロッドの曲がりを使いながら柔らかくシャクったり、着底からタダ巻き、フォールと繰り返すのがおすすめです。群れを直撃すると、仕掛け投入時のフォールでヒットするというケースが多いので、投入時からサミングを掛けておくのがおすすめです。

ヒット後は多点掛けを狙うもよし、慎重に1匹ずつ回収するもよしなので、釣果の状況に合わせて調整してみてください。魚が掛かった状態で長時間放置すると、針が外れたり、魚の口が切れるケースがあります。

スピニングタックルでキャスト&バーチカル

自分が実釣時に行っている釣り方は、スピニングタックルを使ってキャスティングをメインにする方法です。ポイントの状況がすでにある程度掴めているので、いつものポイントにいって、魚探を見ながらキャスティング+ただ巻きや緩いシャクリで、魚を探す釣り方をメインにしています。

魚探に反応が映った場合は、そのまま真下に落としてアプローチ!スピニングだとフォール中のバイトが拾いにくいので、このあたりは一長一短です。初心者の方が初めてカヤックを出す場合、魚がいるポイント=魚探に反応がある場所を釣る、というところからのスタートになるので、初回はバーチカルメインで釣りを進めてみてください。


ショットガン釣法は効果抜群!

アジ、イサキとも、最も反応がいいのは群れの中に仕掛けを入れる1回目のフォールです。いい時間、ベイトが居るポイントであれば、魚の方もエサを探しているという場合が多いので、着底時にはすでに魚が掛かっているというケースも少なくありません。

魚探に反応が映ったら素早く仕掛けを投入し、群れを直撃するこの釣り方は、ショットガン釣法と呼ばれるアジイサキ狙い人気の釣り方です。仕掛けがすぐに魚に届く、水深20m程度までのエリアでは特に効果が高いです!

カヤックフィッシングに出かけよう

ジグサビキなら初心者でも簡単!

イサキ

出典:ライター撮影

カヤックデビュー一発目の釣りにおすすめのジグサビキ。カヤックは魚の居る場所を見つける、というのが一番難しい釣りですが、狙いやすい魚種はメタルジグとサビキでほとんどをカバーできます。

まずはどんなところにどんな魚がいるのか、いろいろ釣って、自分のエリアの釣り方を開拓していきましょう。ジグ側へのバイトも十分期待できるので、夏の青物ゲームにも使えます!

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