プロマリン PG 極光サビキ釣りセット 450
マルフジ 改良トリック7 夜光 3号
フィッシングマックスオリジナル アミエビ
マルキュー アミ姫
第一精工 釣りバケツ スピードバケツ 小
マルフジ トリックオモリ 3号
夏に効くトリックサビキの釣りをご紹介!
釣り初心者でも遊びやすい入門シーズン
夏は堤防サビキ釣りの時期!サビキ釣りは入門向けの釣りとして定番の釣りで、釣りが初めての方でも魚を手にしやすい釣りの代表格です。夏は大物こそ期待ができないものの、小型が数釣れる数釣りシーズン。釣りのスタートにはもってこいの時期と言えます。
この記事では釣り初心者の方向けに夏はサビキでどんな魚が釣れるのか、釣りやすい仕掛けや釣り方など、必要な情報を全てまとめてご紹介!仕掛けが長い釣りなので子供が遊ぶ場合はちょっとお手伝いが必要ですが、初めての釣りでもすぐに遊べるようになります!
夏のサビキにはトリックサビキ!
夏は豆アジ・小サバがメインターゲット
夏の堤防サビキ釣りでよく釣れる魚は8cm程度の豆アジや小サバがメイン。アジは釣りをする時間や釣り方にちょっとコツがありますが、小サバは海面を泳いでいるところが見えるほど数が多く、釣るのもかなり簡単です。群れの規模が大きい魚なので、1匹釣れれば複数ゲットは間違いナシ。
ご紹介したように、この時期のサビキ釣りは釣れる魚が小さいというのが最大のキーポイントで、ハリやサビキ飾りが大きいと無視されたり掛かりが悪かったりします。この問題を解決してくれるのが「トリックサビキ」という仕掛け!今回はこの「トリックサビキ」を中心に、準備や釣り方をご紹介します!
トリックサビキってどんな仕掛け?
「トリックサビキ」はマルフジが展開しているサビキ仕掛けの一種です。通常のサビキ仕掛けはハリついた飾りで魚を誘いますが、トリックサビキはハリにエサを直接つけて魚にアピールできます。
小型魚を狙うハリは非常に小さく、エサ自体もかなり小さいです。普通につけようとしても時間がかかる上にエサはすぐに取れてしまいますが、トリックサビキはハリが2重になっていて、小針に小さなエサをつけてもある程度保持できます。エサが直接ついているので食いは抜群!小型が多い時期には特におすすめできる仕掛けです。
豆アジ・小サバを食べてみよう!
釣りは釣った魚を自分で調理して食べてみたい、というのがきっかけで始める方も多いアクティビティ。今回ご紹介する豆アジ・小サバももちろん食べられます。小サバは痛みが早い魚なので、動画のように山盛りの氷に海水を入れる「潮氷」で鮮度を保つようにしましょう。氷はたくさん持ってお出かけになってください。
調理法はどちらも唐揚げがおすすめで、豆アジは南蛮漬けなども有名です。豆アジは豆アジらしい味があるので、大きなアジのフライとはちょっと違った美味しさがあります。お土産も楽しみにしながら、釣りの準備を進めましょう!
トリックサビキ用のタックルと仕掛け
タックルはセット製品がおすすめ!
ここからは夏のサビキ釣り・トリックサビキに必要な道具のご紹介です。まずは釣竿とリール・道糸からチェックしてみましょう。グレードはピンキリでバラバラに揃えていく方法もありますが、今回はコスパ重視の入門向けセットをご紹介します!
タックルはこんなものを揃えよう!
プロマリン PG 極光サビキ釣りセット 450
タックルは磯竿2号~3号の4m前後、2500番程度のスピニングリールに道糸ナイロン3号程度というのが堤防サビキ釣りの基本的な構成です。セット製品から選ぶ場合は磯竿セット、サビキセットという感じで選択すればOK。重い仕掛けを使う「ちょい投げ」、「遠投サビキ」用よりも少しライトなタックルを使用します。
竿の長さは4m程度あった方が有利なケースが多いですが、子供が使うには長すぎるので、子供用は1.8m程度のショートロッドを使うのもアリです。この場合は仕掛けを少し切って、竿に合う長さに調整してあげましょう。
仕掛けはパーツを揃えよう!
揃える仕掛けパーツは「トリックサビキ」と「オモリ」の2つです。仕掛けにはスナップという金属製の接続器具がついているので、クリンチノットなど簡単な結び方を覚えておけばOK!リールから出ている糸を仕掛けのスナップに結んで、パッケージから解いたらあとは仕掛け下部のスナップをオモリと接続して完成です。
仕掛けは切れたり絡まったりする可能性があるので、「トリックサビキ」と「オモリ」はどちらも一人3セットほど用意しておくのがおすすめ!小物は通販で買うよりも釣具店で買う方がスムーズに揃うケースが多いです!
トリックサビキ仕掛け
マルフジ 改良トリック7 夜光 3号
今回の主役である「トリックサビキ」です。バリエーションが複数ありますが、まずはスタンダードな「改良トリック」から使ってみるのがおすすめ。暑い時期の堤防は豆アジ・小サバの小物釣りが主体になるので、ハリの大きさは3号や3.5号といった小さめがマッチします。
トリックサビキのハリ数は7本が基本で、「トリック7」という記載のものが7本針。10本もありますが初心者の方が扱うにはちょっとハリ数が多すぎます。子供が使う場合は5本程度にして様子を見てみてください。
おもり
マルフジ トリックオモリ 3号
仕掛けの下部に付けるオモリは重さ3号~5号程度のものがおすすめです。
同じ堤防でも釣り場によって足元から深い、流れが早いというケースもあるので、迷う場合は現地の釣具店で聞きながら選ぶのが確実!〇〇港でトリックサビキをやりたいですと伝えれば、必要な道具をすべて案内してもらえます。
トリックサビキ用のエサと餌付け器
トリックサビキのエサを準備しよう!
トリックサビキのエサはエビににたプランクトン「アミエビ」を使うのが定番。複数のエサを使う釣りもありますが、堤防サビキでは1種類あればOKです。虫エサと違って見慣れた形をしているので、釣りエサにハードルの高さを感じている方にもおすすめできます。
近年はアミエビ以外のエサにも注目が集まってきているので、そちらも合わせてチェックしておきましょう!
定番のエサはアミエビ
フィッシングマックスオリジナル アミエビ
もっともポピュラーなエサは冷凍のアミエビ。釣具店などでブロック状のものが販売されています。
このタイプのメリットは安いこととにおいがあること。においもエビに似ていますが、強いにおいなので苦手な方も少なくありません。冷凍を使うときは事前にエサを買っておいて、当日釣りを始める前に解凍が終わるように調整しておきましょう。釣りの最中は手が汚れないようにプラスチックのスプーンですくって使います。
常温タイプで扱い楽々
マルキュー アミ姫
登場から一定の評価をキープし続けている、常温タイプのアミエビです。冷凍よりもにおいが少なめ、ご紹介している「アミ姫」は甘いにおいがついています。
常温+チューブ付きのパッケージで、汚れにくく準備要らず。使い切れなかった場合も持ち帰って再利用できます。こちらもプラスチックのスプーンでサポートしながら使うのが確実ですが、冷凍よりもかなり扱いが楽です!
注目のエサはシロメ
近年注目を集めている「シロメ」についてもご紹介。冷凍のシラスという感じのエサで、「イワシミンチ」よりも魚の形がかなり残っています。
このエサはアミエビよりも魚系を好むアジに効果が高く、ハリにエサがつくトリックサビキとの相性も抜群。価格もアミエビとそれほど大きくはかわりません。まだ流通量が安定していないというのが弱点なので、取り扱いのある釣具屋さんを見つけたら試してみてください。アミエビとミックスしてもOKです!
トリックサビキはエサ付け機必須
第一精工 釣りバケツ スピードバケツ 小
2重構造で小さなエサがハリにつくトリックサビキですが、手で1つずつつけようとするとかなり時間がかかります。エサ付けは専用の「スピードエサ付け機」を使って、手早く確実に行いましょう!
エサ付け機はサイズが複数、バケツ付きとバケツ無しが展開されています。おすすめはバケツ付きの小サイズ。手洗いの水がすぐ近くにあるのは非常に便利です。水くみ用のロープ付きバケツと組み合わせて、快適な堤防サビキを楽しんでください。
エサ付け機の使い方!
エサ付け機の使い方は簡単!エサを少し多めに入れて、前後にある切れ目を使って仕掛けを通し前後させるだけでエサがつきます。ハリ数が多い仕掛けなので、前後の動きを長くとって下から上までハリにしっかりエサをつけましょう。
トリックサビキの釣り方とコツを解説!
夏の釣り方とコツを3つに分けてご紹介!
最後はトリックサビキの釣り方についてです。
エサがついている仕掛けなので特別な誘いを入れる必要はなく、アワセもごくごく軽めでOK。アワセができなくても十分釣れる可能性があります。かなり簡単な釣りなので、事前に基本的な部分だけチェックしておけば大丈夫!釣り初心者の方もぜひチャレンジしてみてください!
①釣りをする場所と時間帯が重要!
サビキ釣りに限らず、堤防からアジをたくさん釣るためのコツは釣りをするべき時間を知ることです。朝から晩まで一日中泳いでいる姿を見かける魚ですが、効率よく釣ろうと思うといい時間と釣りにくい時間というのが出てきます。
釣りをする場所も非常に重要なので、この2点は釣りに出かける前に要チェックです!
アジ釣りは日中以外がチャンス
アジがよく釣れる時間は朝明るくなる前と夕方暗くなった後。夜中にもよく釣れるタイミングがあります。お昼前後の時間帯は釣りにくい魚なので、まずは朝か夕方どちらか選んで釣りに出かけてみてください。
朝は早朝よりも早く、夕方は夕方よりも遅くまで釣りをするのがアジ釣りのコツです!
アジが居る場所を調べておこう
豆アジも小サバもどこにでもいるようなイメージがありますが、釣り場の事情は場所それぞれ。魚にとって居心地が悪いのか、同じエリアの港でもよく釣れる港と釣れない港に分かれるケースがあります。
初めての釣り場に出かけるときは、事前にサビキで釣れているという情報を見つけてから出かけるようにしましょう。釣具店ブログの釣果情報をチェックするのがおすすめです!
②エサをつけて足元にそっと落とそう
トリックサビキの釣り方は簡単!エサをつけて足元にそっと仕掛けを落とすだけです。仕掛けを投げる必要はありません。
豆アジ・小サバは泳ぎ回っていて自分の目の前にいないという時間帯もあるので、居る魚が食わないとイメージせずに焦らずじっくり釣りましょう。周りの人が釣れ始めたら自分もチャンス!群れが目の前に来ればバタバタと数が釣れます!
「タナ」の意識がサビキ釣りのコツ
魚が泳いでいる水深を「タナ」と言います。サビキ釣りはこのタナの意識が非常に重要で、魚が底の方にいるのか、海面から見える浅い場所にいるのかイメージしながら釣るのが釣果アップのコツになります。豆アジは底の方、小サバは表層という傾向がありますが、同じ日でもコロコロ変わるのが面白いところです。
まずは上の方、下の方、真ん中と頭の中で水深を3つ程度に区切って、釣れるタナを探しながら釣りを進めてみてください。群れにタナを合わせているので、1匹釣れたら釣れなくなるまで同じタナを攻め続けるのがセオリーです!
エサを海面に撒くのも効果的
魚が釣れ始めたら、上からエサを撒いて魚の群れを足止めする作戦も効果的。釣れたらスプーン1杯エサを撒くというのが数を伸ばすためのコツです。
上から降ってくるエサに釣られてタナがどんどん上がってくるので、仕掛けの位置も徐々に上げながら数釣りを狙いましょう!
③トリックサビキの釣りを動画でチェック!
トリックサビキの実釣解説動画もご紹介!時期は初夏、サビキ釣りのやり方だけでなく、道具や仕掛けの準備もチェックできます。糸の結び方なども解説されているので、釣りが初めてという方はこの動画で事前に予習しておきましょう!
夏のサビキ釣りに出かけよう!
夏の堤防でサビキ釣りを楽しもう
身近な堤防で豆アジ・小サバが狙える夏はサビキ釣りデビューにピッタリ。低予算からスタートできて、サイズを求めなければ釣果にも期待ができる時期です。
タックルと仕掛け、エサ付け機を揃えれば後は釣りに行くだけ!釣りやすい夏の堤防でサビキ釣りを楽しみましょう!
サビキが気になる方はこちらをチェック!
サビキが気になる方は下記のリンクをチェック!
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引用:Amazon