NSP P2ソフトクルーズ
エスアイシー タオフィット
キャプテンスタッグ フラボードCS
アクアマリーナ・フュージョンBT-21FUP
初心者にもおすすめのマリン用品
SUPは気軽にできるマリンスポーツ
SUPとはStand・Up・Paddle(スタンドアップパドル)の頭文字をとったマリンアクティビティで、ハワイが発祥とされています。サーフボードのような船体の上に立ち、1本のパドルを使ってこぐのが基本ですが、バランスがとりやすいので初心者でも安心して水上散策を楽しむことができます。
2人乗りSUPは選択肢が豊富
2人乗りのSUPボードは、ヨガや釣りといった多彩な用途に活用できる便利なアイテムです。人気も上昇中で製品のラインナップも豊富にあります。以下では2人乗り用SUPの魅力や選び方について解説していきます。
また、おすすめの商品をタイプ別にピックアップしますのでお気に入りを探してみてください。本記事は2022年7月25日の情報をもとにしました。ご購入の際は最新情報のご確認をお願いします。
2人乗りのSUPボードは用途が多彩
1.クルージングから始めよう
2人乗りのボードはサイズが大きめなので、バランスがとりやすく、初めての方でも比較的短時間で立つことが可能です。2人でタイミングをあわせてこぐことで推進力が上がり、快適なクルージングを楽しめます。
2.ヨガも人気のアクティビティ
デッキが広い2人乗りボードはヨガをするのもおすすめです。陸上と比べてバランスを取るのが難しいため、体感が鍛えられ美容やダイエットにも有効です。また、開放的な自然の中で行うため、リラクゼーションやリフレッシュといった効果もあります。
3.2人乗りボードは釣りにもおすすめ
デッキが大きなボードを贅沢に使って、釣りを楽しむのも醍醐味です。クーラーボックスや釣り竿といった道具を固定できるツールを備えた製品もあります。ボートなどに比べて水面までの距離が近いので、新鮮な気分で釣りを満喫できるのも魅力です。
4.サーフィンも楽しめる
2人乗りSUPボードは一般的なサーフィン用よりもサイズが大きいため、初めてでも簡単に波に乗ることができます。腕の代わりに道具(パドル)でこぐスタイルのため、効率よくスピードを上げられるのも特徴です。
2人乗りのSUPボードの選び方
1.ボードの素材を選ぼう
ボードの素材は性能に大きくかかわる重要なポイントです。大別すると、発泡剤をカーボンクロスやガラスクロスで巻いた「ハード」タイプと、空気入れて膨らませて使う「インフレータブル」タイプの2種類があり、それぞれのメリットとデメリットがあります。
ハードタイプは競技でも活躍
ハードタイプは水のなかでも歪みにくく、操作性が求められるレースや長距離のツーリングにもおすすめです。また、岩や構造物と接触しても破損する確率が低く、長持ちするのも魅力となっています。一方で、インフレータブルに比べて値段が高く、持ち運びにくいのがデメリットです。
インフレータブルはコンパクトさが魅力
こちらのタイプはコンパクトに折りたたみができるのが特徴で、運搬がしやすく保管スペースも小さくて済みます。ハードタイプに比べて価格が安いため、初めてSUPに挑戦する場合にもおすすめです。一方で、破損による空気漏れや熱膨張によるバーストには、注意する必要があります。
2.SUPボードの機能もチェックしよう
初心者は汎用性の高いボードから
SUPには機能による分類の仕方もあります。最も汎用性が高いのは「オールラウンド」タイプで、ツーリングやヨガ、サーフィン、釣りといった多彩なアクティビティに活用できます。さまざまなメーカーから豊富な種類がリリースされているので、比較しながら選べるのもおすすめポイントです。
慣れてきたら機能特化型もおすすめ
「フラットウォーター」タイプは幅が広く水上でも安定しているのが特徴で、特にヨガ用として人気があります。スピードはあまり出ない形状のため、ゆったりと水上散策を楽しむのにおすすめです。また、細長い形状の「フィッシング」タイプは直進性が高く、目的地までの移動がスムーズにできます。
SUPボード【ハード】2選
1.NSP・P2ソフトクルーズ
NSP P2ソフトクルーズ
全長 | 約310cm |
---|---|
幅 | 約81cm |
厚さ | 約12.4cm |
重量 | 非公開 |
ヤシの実の表皮を使った「ココマット」などエコなSUP製品も手がける、アメリカのNSPが提供するボードです。「P2ソフトクルーズ」は10フィート以上の長さがあり、浮力が大きいので2人乗り用としても活用できます。
表面を柔らかく加工
中身は硬い素材ですが、安全面に配慮して表面がソフト処理されているのも特徴です。デッキ面のボディー素材にはEVAパッドを、ボトムにはポリエチレン樹脂を貼ることにより、転倒や相手と接触した場合でも衝撃を吸収してくれます。
また、パドルがこすりやすいレイルの部分にはプロテクターが装備されているので、ビギナーでも気兼ねなくパドリングを楽しめます。
2人乗りに適した頑丈な製品
製品の価格は123,000円ほどで、カラーはブルー。軍用レベルの強度の高いファイバーグラスがラミネートされた頑丈なつくりのため、安心して2人乗りができます。
また、EVAフォームがデッキ全面に敷かれているので、ライディングの場所によらず滑りにくいのもおすすめポイントです。ノーズとテイルには持ち運びやすいラバー素材のハンドルが取り付けられています。
2.SIC・タオフィット11'6
エスアイシー タオフィット
全長 | 350cm |
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幅 | 82cm |
厚さ | 約10cm |
重量 | 15.9kg |
ハワイのマウイとカリフォルニアを拠点とするサーフボードメーカー・SICが扱う、2人乗りにもおすすめの商品です。センターフィンとドローコードがセットになって、100,000円ほどで販売されています。
スペースが広く用途が多彩
11フィートの長さがあり110kgまでの耐荷重を確保しているので、親子やカップルでのツーリングにも活用できます。
デッキはフラット形状のため前後への移動もしやすく、ヨガにも最適です。また、前方にバンジーコードを備え、後部にはアイテムを固定できる取り付けポイントがあるため、釣り用のタックルを持ち込むのにも便利です。
頑丈さと推進力も魅力
タオフィットは「タフテック」という独自の製法を用いることにより、一般的なボードの3倍の強度があるのが特徴です。岩盤やリーフに接触しても破損しにくいため、さまざまなスポットを訪れることができます。また、ボトムをキール形状にすることで推進力がアップし、快適にロングクルーズができることもおすすめポイントです。
SUPボード【インフレータブル】2選
1.キャプテンスタッグ・フラボードCSバターノート
キャプテンスタッグ フラボードCS
全長 | 304cm |
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幅 | 84cm |
厚さ | 15cm |
重量 | 7.9kg |
人気アウトドアブランドのキャプテンスタッグが今年の4月に発売した新作です。上下を無数の繊維でつなぐ「ドロップスティッチ構造」により浮力が大きいので、安心して2人乗りができます。
また、コンパクトに折りたためるため、持ち運びしやすいこともおすすめポイントです。カラーはカーキとオリーブの2種類あり、値段は70000円ほどで販売されています。
便利な機能が満載
バターノートのハンドルは重心の位置にあるため、持ち運びやすくなっています。ハンドルは耐水性の高いネオプレーン生地でおおわれ、濡れても手によくなじむのが特徴です。
また、表面の広い範囲にはEVAマットが敷かれているので滑りにくく、安心して立つことができます。ほかにも、船首にはバンジーコードがあり、釣りのアイテムなどを固定するのにも便利です。
軽量で多彩なスポーツが楽しめる
バターノートにはフィンが3つ標準装備されているので、回転性が高いのが特徴です。取り外しもできるので、1つにして直進性を上げたり、浅い場所ではフィンを取って海底との接触を避けたりと調整しながら遊べます。
また、小回りの利くピンテール形状で、船尾には足を踏ん張れるテールキックが付いているのでアクションを楽しむことも可能です。
2.アクアマリーナ・フュージョンBT-21FUP
アクアマリーナ・フュージョンBT-21FUP
全長 | 330cm |
---|---|
幅 | 81cm |
厚さ | 15cm |
重量 | 8.6kg |
ヨーロッパを中心に66か国でSUPボードを扱うアクアマリーナの製品です。付属のダブルアクションポンプによる空気入れはスムーズで、フィンは工具が不要なスライドタイプのため、初心者にも簡単に組み立てられます。50000円ほどの価格帯です。
快適なクルーズのための工夫が満載
フュージョンのデッキの表面には滑りにくい特殊なカットが施されていて、クルーズやヨガを楽しむのにも便利です。また、アイテムを固定するバンジーコードを備え、クーラーボックスを置くスペースもあるので、釣りの用途でも活躍します。
頑丈で安定性が高くアクティビティに最適
安定性が高いため、波乗りや川下りのようなハードなアクティビティにもおすすめできます。また、側面は2重のPVC(ポリ塩化ビニル)素材で保護されているため、岩盤やパドルとの摩擦があっても破損しにくい構造です。
おすすめのマリン用品でアウトドアを満喫
2人乗り用におすすめのSUPボードをご紹介してきました。サーフィンのようなマリンスポーツや、ヨガや釣りといったアクティビティを1台で楽しめるSUPは、アウトドアアイテムとして人気が上がっています。
スピード感やアクションを楽しめるハード型から、のんびりとツーリングができるインフレータブル型まで選択肢が豊富なのもおすすめ点です。気になるボードがありましたら、商品サイトにて詳細をご確認ください。
2人乗りのSUPボードが気になる方はこちらもチェック!
ご紹介した2人乗りSUP以外にも多くの魅力的な商品が販売されています。下にはSUPボードの選び方やおすすめ商品の特集、SUPを楽しめるフィールドについての記事をリンクしました。こちらもあわせてお楽しみください。

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