長良川で川遊びするならココ！自然いっぱいのエリア9選！流れが緩やかな場所も！

長良川の川遊びは人気＆穴場エリアで！

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長良川は岐阜県北部の大日ヶ岳から岐阜県内を縦断する全長166kmの木曽川水系の一級河川です。海のない岐阜県にとって、そんな長良川は人々の生活の恵みをもたらす重要な水運でもありました。長良川上流から木材や商品が運ばれ、川沿いには多くの商品が並ぶ市が開かれ、観光客が集まる川となっていったのです。

現在もなお、長良川沿いではさまざまなイベントが開催され、川遊びやバーベキューで楽しむ観光客でにぎわいます。

長良川は日本三大清流のひとつ

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岐阜県を代表する長良川は、高知県の四万十川、静岡県の柿田川と並ぶ日本三大清流に数えられる美しい川です。さらに、長良川中流域が環境省の名水百選に選ばれているほか、岐阜市の長良橋から上流1kｍほどが日本の水浴場五55選や88選にも名を連ねるなど、その川の美しさで多くの冠をいただいています。

本流にダムのない川でもあるため、水質がよく、伝統的な長良川鵜飼が行われ、長良川で釣れたアユは絶品です。長良川ではぜひアユをいただきましょう。

長良川で川遊びができるエリアをご紹介

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全長166kmもの長さがある岐阜を代表する長良川。どのエリアで遊ぶのが安全なのか、人気のエリアや穴場のエリアはどこなのか、今回は長良川で川遊びができるエリアをご紹介します。

アクセス方法や駐車場の情報のほか、定期的なイベント情報なども盛り込んでいきますので、川遊びに長良川へお出かけの際の参考にぜひ。なお、本稿は2021年6月15日現在の情報をもとに作成されています。

岐阜・長良川の川遊びで注意したいこと

川遊びには危険がつきもの

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長良川に限らず、川遊びには危険がつきものです。岐阜県庁のサイトには、ここ13年間で61名の方が水難事故で命を落としていると報告されています。

穏やかに見える川は、滑りやすく、急に深くなっている箇所などもあるため、足を取られてしまうことも。また、川の流れは一定ではなく、流れが速くなっている流心部などもあり、必ずしも安全ではありません。川に入る際はライフジャケットなどを着用し、川の状態に注意して安全に過ごしてください。

安全に川遊びするために守るべきこととは？

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長良川に限ったことではありませんが、川に入る前に飲酒しない、川を泳いで渡ろうとない、橋脚や岩の近くでは絶対に遊ばない、橋や岩から飛び込まない、水位が上昇したらすぐに川から出るなど、安全に川遊びを楽しむためにはいくつかのルールがあります。

川の流れや状態が変わったとき、上流で悪天となって水位が上昇することもありますので、危険を察知して川遊びを止めるようにしましょう。川遊びは安全に遊ぶことが大前提です。

長良川で楽しみたい川遊びの9エリア

①清流長良川あゆパーク【長良川上流・白山長滝】

長良川のの上流、長良川を縫うように走る長良川鉄道のほぼ終点ともいえる白山長滝駅のそばにある川遊びスポットがこちらです。魚のつかみ取りなどの体験ができる長良川沿いの施設で、入場や展示の観覧は無料となっています。自然と触れ合いながら漁業体験などができるなど、家族連れの方に人気のエリアです。

長良川沿いの体験広場で手にした魚は、その場でさばいて、焼いて、食べることができます。夏休みなどの川遊びにぜひおすすめの穴場エリアです。

アクセス方法や駐車場情報

こちらの清流長良川あゆパークは、道の駅・城山文化の里長滝の施設です。この道の駅は、清流長良川の最上流にある道の駅で、国道156号線沿いにあり、駐車場も完備、トイレや観光案内所、お土産も購入でき、食事処も併設されています。地元の歴史を学べるスペース、白山文化博物館も併設され、さまざまま学びも体験できそう。

終日、長良川で川遊びをしようという休日の計画にピッタリのエリアとなっていますので、ぜひ次の休日に足を運んでみてはいかがでしょう？

②郡上八幡リバーウッドオートキャンプ場【長良川支流・吉田川】

長良川を郡上八幡のあたりまで下ってくると、支流吉田川と合流します。この吉田川を8kmほどさかのぼったところにあるのがこのキャンプ場で、エメラルドグリーンに輝く長良川の支流での川遊びが楽しめるスポットです。キャンプ場は清潔で、各サイトにAC電源があるため、安心して過ごせます。

キャンプ場の途中にはスーパーなどもあるため、細かい心配をせずに川遊びを満喫できそうです。もちろん、郡上八幡の観光にも便利となっています。

アクセス方法や駐車場情報

こちらのキャンプ場へのアクセスは、郡上八幡から県道320号線に登っていったところにあります。吉田川沿いにあるのでわかりやすく、アクセスは便利です。キャンプ場の使用料金などについては公式サイトで確認しましょう。川遊びで訪れる際予約が必要となりますので忘れずに。

なお、こちらはオートキャンプ場となっていますので、駐車場の心配はありません。テントサイトに車を乗り入れても十分なスペースがあるキャンプ場です。

③アドベンチャーラフティング【郡上市美並】

郡上八幡からさらに長良川を下っていくと、郡上市美並町というエリアにたどり着きます。このエリアでは、ゴムボートで激流を下るラフティングのほか、滝つぼに飛び込んで泳ぐなど、ヒーリング系川遊びも楽しめるアドベンチャーラフティングがおすすめです。

施設内にはレンタル使用料無料のバーベキュースペースもありますので、好きなものを持ち込んで存分に川遊びを満喫できそうですね。大自然と遊ぶをコンセプトに、長良川で川遊びがしたい方はぜひご予約をおすすめします。

アクセス方法や駐車場情報

こちらの施設では大駐車場が完備されているため、車でのアクセスも問題ありません。公共交通機関では、岐阜から高速バスを利用すれば1時間ほどで到着します。

④蕨生大橋エリア【長良川支流・板取川】

長良川をどんどん下っていくと、和紙で有名な美濃市に到着します。この美濃市では支流の板取川と合流しますが、この長良川支流の板取川も川遊びで人気のエリアで、車で10分ほど入ったところに位置する蕨生大橋の上流エリアでは、浅瀬が続いている川原で川遊びを楽しむことができます。

近くに駐車場やトイレもあるため、安心して遊べます。ただし、周辺にコンビニなどがないため、川遊びの前に食べ物や飲み物は持っていきましょう。

アクセス方法や駐車場情報

美濃ICから県道81号線で北上し、板取川沿いを県道291号線で進んでいくと、蕨生大橋が見えてきます。橋を少し過ぎたあたりから川沿いに下りていくことが可能です。

なお、すぐ近くには、無料の神洞ほたるの里公園キャンプ場もあります。その名が示すように、ほたるが観られるキャンプ場ですが、あまり人も来ない穴場のキャンプ場となっています。キャンプをしながら川遊びを計画されてらっしゃる方はぜひ利用しましょう。

⑤美濃橋キャンプ場【岐阜県美濃市】

長良川が板取川と合流した地点から流れに沿って南下していくと、赤い美濃橋が見えてきます。この美濃橋のほとりにあるのが美濃橋キャンプ場です。キャンプ場と言っても、キャンプ場として運営されているわけではなく、河川敷でキャンプや川遊びを楽しめる穴場のエリアとなっています。

現在、工事のために橋を渡ることはできませんが、キャンプ料金などの必要がなく、アウトドアを楽しむことができるうれしいスポットです。バーベキューや川遊びを無料で満喫できます。

アクセス方法や駐車場情報

このエリアは、国道156号線を長良川沿いに進み、河川敷に下りていくことができます。途中、道の駅・美濃にわか茶屋があり、隣にはコンビニもあるため、キャンプに便利です。

川の対岸にトイレがありますが、このエリアではシャワーや電源などが一切ありませんので、ヘッドライトなどの準備を忘れずに出かけましょう。また、川遊びの後のゴミなどは各自で持ち帰り、ルールを守ってアウトドアを過ごすようにしたいです。

⑥鮎之瀬橋エリア【岐阜県関市】

長良川を関市まで下りてきた鮎之瀬橋エリアは、川の流れが穏やかになるエリアで、地元の方も川遊びに出かける人気のスポットとなります。赤い欄干が印象的な鮎之瀬橋の近くなのでわかりやすく、駐車場やトイレもあるので安心して川遊びが可能です。

また、鮎之瀬橋エリアでは、5月の連休明けから10月半ばごろまで、小瀬鵜飼が開催されます。情緒的な鵜飼の様子も楽しめますので、ぜひこの機会に屋形船で見学してみてはいかがでしょうか。

アクセス方法や駐車場情報

鮎之瀬橋エリアへは美濃ICから県道290号線で10分ほどです。川沿いには駐車場もあり、橋のたもとの関市観光案内所にはトイレもあります。

なお、少し足を伸ばすと、岐阜が生んだ彫刻家、円空の博物館である関市円空館もあります。人々の幸せを願い、全国に5000体ほどの仏を彫りながら遊行下した円空の生きざまに興味のある方は、川遊びのついでにぜひ訪れましょう。

⑦藍川橋エリア【岐阜県岐阜市】

岐阜市内からも近く、関市からのアクセスもいい長良川の川遊びスポットがここ、藍川橋エリアです。このあたりの長良川の流れは浅瀬が続くため、大人はもちろん、子どもも安全に川遊びを楽しめるエリアとなっています。

このエリアの長良川は河川敷まで車で下りていけるので、家族キャンプやバーベキューなども気軽にできます。家族や友だちとアウトドアでの楽しいひとときを過ごしたい方、ぜひ人気の川遊びエリア、藍川橋へ遊びにいきましょう。

アクセス方法や駐車場情報

藍川橋エリアの川原へのアクセスは、東海北陸自動車道の関ICが便利です。長良川を目指していけば、県道94号線からアクセスできます。川原への乗り込みも可能で、駐車場もありますが、トイレなどの施設がないため、注意が必要です。

なお、現在、藍川橋は工事中となっています。印象的な赤い欄干の橋はそのままに、橋が拡張されることになっていますので、川遊びで訪れる計画を立てられたら、状況を確認するようにしましょう。

⑧岐阜グランドホテル前エリア【岐阜県岐阜市】

長良川を岐阜市の方まで下ってくると、岐阜グランドホテルというホテルが見えてきます。長良川沿いに佇み、大きな駐車場が完備されたエリアで、川原へ下りていくと川原で川遊びやバーベキューなどを楽しむことが可能です。向かいに金華山があり、ひっそりと涼し気な印象を受け、炎天下の夏場でも過ごしやすい川原となっています。

川遊びの後、長良川温泉でゆったりと過ごしたいという方は、岐阜グランドホテルの日帰り入浴付き昼食プランを利用するのも手です。

アクセス方法や駐車場情報

このエリアは、JR岐阜駅から車で15分ほどとアクセスがいいのがうれしいです。駐車場はありますが、トイレがないという難点はあるものの、岐阜グランドホテルをうまく利用して川遊びを楽しむプランにすれば、トイレの心配もありません。

周辺にはコンビニなどもあるため、何かと便利です。岐阜市内とはいえ、自然に囲まれたエリアでもあるため、ゆったりと過ごすことができます。

⑨長良川水浴場エリア【岐阜県岐阜市】

こちらは岐阜グランドホテルの対岸方面に位置するエリアで、長良川水浴場という名称で呼ばれています。長良川沿いが広い河川敷になっていて、駐車場があります。休日にはバーべキューなどでにぎわい、鵜飼や花火大会などのイベントが開催されるのもこのエリアです。

このエリアは、日本の水浴場88選に選ばれたスポットでもあるため、気持ちよく川遊びができます。市内からもアクセスがいいのもうれしいですね。

アクセス方法や駐車場情報

岐阜駅から県道54号線で15分ほどに位置する長良川水浴場エリア。岐阜の中心から足を伸ばせる便利な川遊びエリアです。

向かいには長良川うかいミュージアムがあり、少し足を伸ばせば川原町の古い町並みなども楽しめますので、岐阜市内の観光も楽しみたいという方はぜひこちらの川原で楽しんでみてはいかがでしょうか。

自然いっぱいの長良川へ川遊びに出かけよう

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長良川には、子どもから大人まで、だれもが楽しめる川遊びエリアが点在します。キャンプ場の中には料金がかからないスポットもありました。川沿いのドライブやツーリングも気持ちよく、夏の休日の川遊びではぜひとも長良川に足を伸ばしましょう。

岐阜で川遊びが気になる方はこちらもチェック！

岐阜でバーベキュースポットが知りたいという方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみましょう。川遊びのひとときがさらに充実できそうなスポットと出会えるかもしれません。次の休日にはぜひ岐阜県へ。すばらしいひとときを満喫しましょう。

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