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京都府の京北エリアの川遊びスポット10選!BBQやキャンプができる場所がおすすめ!

京都府の京北エリアは京都市右京区の北部にあります。南北が22㎞、東西が18㎞にも及ぶ広大な地域で、およそ90%が森林という自然豊かなエリアです。京北周辺での川遊び場所は上桂川とその支流が中心になり、そこでどんな川遊びができるのかを詳しく紹介していきましょう。
更新: 2021年6月29日
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京都府の京北エリアで楽しむ本格的な川遊び

京都府京北エリアで川遊びができる川とは?

京都府の京北と呼ばれるエリアは、京都市の右京区内の一部です。以前は6つの町と村が合併してできた北桑田郡京北町でした。それが京都市に併合、右京区内に編入されたという経緯があるエリアなのです。現在でも、右京区京北○○町という町名でエリアがわかります。

京北は右京区内の一部というとごく狭い地域という印象ですが、面積は217㎢あって225㎢の大阪市、224㎢の亀岡市とほぼ同じです。その90%超が森林という、自然が豊かで広大なエリアになります。

京北にはキャンプ場が多く川遊び場所も豊富

森林の中にはもちろん川遊びができる川もあります。京都市内を流れる桂川の上流・上桂川が地域を貫き、支流の弓削川、細野川などの中小河川も多いので、川遊びができる場所も多いエリアです。

上桂川は京北エリアの代表的な川で、域内を流れた後南丹市に入り、名前を変えながら最後は淀川になります。この流域には森林公園やキャンプ場があり、さまざまな川遊びが可能です。他にも支流があって、飛び込みやバーベキューといった川遊びが楽しめる場所がたくさん見つかります。

京都府京北で川遊び・上桂川のスポット3選

京都・京北の上桂川で川遊び①宇津峡公園キャンプ場

京都・京北の宇津峡公園は、広い芝生の公園とキャンプ場の併設です。キャンプ場はオートキャンプ場とデイキャンプ、コテージの3つのエリアに分かれていて、好みに応じた方法でキャンプが楽しめます。デイキャンプのみ予約不要です。

このキャンプ場の特長は、充実した設備です。オートキャンプは電源に給湯器付きの炊事棟があり、コテージは自宅並みの住宅設備が完備しています。キャンプ用品もすべてレンタル・販売で調達が可能です。川遊びとセットで楽しい休日が過ごせるでしょう。

京北の宇津峡公園では本格的な川遊びが楽しめる

宇津峡公園の周辺では、夏の初めの6月には蛍が見られます。京都市中心部から1時間ほどの京北でも、豊かな自然が残っていることの証でしょう。そして、夏になると本格的な川遊びシーズンが訪れます。

家族で楽しめる川遊びでは、京都市内ではここだけのラフティングでしょう。流れが緩やかなので、小さな子供も安全です。鮎の手づかみや流行りのSUP、カヤックもあります。小魚を探して泳いだり飛び込みなどの川遊びが楽しめますが、ライフジャケットは必携です。

宇津峡公園キャンプ場

  • 住所
    〒601-0266
    京都府京都市右京区京北下宇津町向ヒ山1
  • 公式サイトURL
    https://fuw.jp/utsukyoh/

京都・京北の上桂川で川遊び②ウッディー京北

ウッディー京北は、京都・京北周山町にある道の駅です。大堰川と弓削川が合流して上桂川に変わる場所にあり、国道162号と477号の交差点でもあります。北山杉の産地だけあって、杉の角材や丸太をふんだんに使った構造を見せる道の駅です。

内部はお食事処と産直市場がメインです。京北は京野菜の産地でもあるので、珍しい野菜が安い値段で入手できます。京野菜入りのソフトクリームはここの名物なので、行ったら忘れずに味わいましょう。

ウッディー京北の川遊びは水遊びから鮎釣りまで

ウッディ京北周辺には河原があり、ここでデイキャンプやバーベキューが楽しめます。ただし、バーベキュー専用の場所ではないので、ゴミを川に流したり放置しないでください。

川の水はきれいで浅瀬が多く、子供の川遊びも問題ありません。水着に着替えて思いきり楽しんでください。岸辺に寄る小魚やオタマジャクシと遊ぶのもいいでしょう。深みでの飛び込みもできますが、ライフジャケットは必ず着けてください。大人には鮎釣りがおすすめで、遊漁券はウッディ京北でも売っています。

ウッディ京北

  • 住所
    〒601-0251
    京都府京都市右京区京北周山町上寺田1−1
  • 公式サイトURL
    https://fuw.jp/woody/

京都・京北の上桂川で川遊び③上桂川で鮎釣り

上桂川では昔から鮎漁が盛んです。鮎の主食は川底の石に付くミズゴケで、水質によって違いがあり、それを食べる鮎の味も獲れた川によって違います。上桂川の鮎は絶品で、幕末まで毎年天皇家に届けられてきました。

現代でも上桂川の鮎は京都の一流料亭で使われています。香魚とも呼ばれる鮎の芳香は、上桂川では特に洗練されるようです。毎年6月中旬に鮎釣りが解禁になり、その時期には川岸に長い鮎竿をもった釣り師が並びます。

鮎釣りは習性を利用した珍しい友釣り

鮎釣りは、普通の魚釣りのように針に餌を付ける方法では釣れません。友釣りといって、縄張り意識が強い性質を利用して、泳がせたおとりを追い払おうと寄ってきた鮎を針で引っ掛けます。経験者か釣具屋さんで教えてもらう必要があり、ちょっと敷居が高い川遊びでしょう。

長い竿の扱いや取り込み方など、初心者にはなじみにくい川遊びです。でも、一旦覚えると独特の引きの魅力に憑りつかれます。釣り上げた鮎を手元の手網に取り込む技に興味を覚えたら、ぜひ始めてみてください。

上桂川漁業協同組合

  • 住所
    〒601-0251
    京都府京都市右京区京北周山町アチラ谷
  • 公式サイトURL
    http://www.kamikatsura.info/

京都府京北で川遊び・上桂川支流スポット3選

京都京北の上桂川支流で川遊び①芦見谷芸術の森キャンプ場

芦見谷芸術の森というのは演劇・音楽系アーティストの活動拠点で、ステージなどを整備しています。その場所で泊まってもらって、自分たちの活動への理解を深めてもらおうという狙いでキャンプ場を始めました。

キャンプ場を流れるのは芦見谷で、上桂川の支流・細見川の上流です。携帯電波が不安定な人里離れた山地なので、初夏には蛍が舞い夜間には天然記念物のオオサンショウウオが歩く別天地です。芦見谷の岸辺を探すと、希少なモリアオガエルの卵塊が見つかるかもしれません。

芦見谷の川遊びは生き物との出会いと水遊び

芦見谷のキャンプ場では、テントや寝袋以外はレンタルまたは購入可能です。オートキャンプ場や山小屋もあって選択肢が多く、もちろんバーベキュー設備もあります。施設はすべて予約制です。

芦見谷での川遊びは、浅いので飛び込みは無理。岸辺での水遊びや水辺の生き物との出会いがメインですが、それ以外にアマゴ(アメゴ)釣りの名所でもあります。ただ、この魚は警戒心が強く、音を立てないように川下からそっと近づかないと釣れません。初心者は経験者との同行をおすすめします。

芦見谷キャンプ場

  • 住所
    〒601-0262
    京都府京都市右京区京北細野町芦見奥13−1
  • 公式サイトURL
    http://odedeko-kyoto.blogo.jp/archives/cat_1254379.html

京都京北の上桂川支流で川遊び②京北森林公園

京北森林公園は旧京北町が作った施設で、自然の中でいろんな体験をしてもらおうと作られました。バーベキューは通年で、季節により水遊び、キノコ狩りやピザ作り、そうめん流しなど、たくさんのイベントが実施されています。中でも4~11月まで月2回実施される、焚火付きナイトバーベキューが人気です。

ここは駐車場も含めて入場無料で、お弁当持参のピクニックや森林浴なら無料で楽しめます。各種体験にかかる費用、バーベキュー用具のレンタル費用は利用者負担です。

京北森林公園の川遊びは小さい子供に最適

京北森林公園には、上桂川の下流・大堰川につながるせせらぎが流れています。冷たくて透明な流れには深みがないので飛び込みは無理ですが、小さな子供でも安全に川遊びができます。ただし川底は自然の小川なので、履物を用意してください。

小さな滝のような段差で滝行遊びをしたり、くるぶしほどの深さの流れの中で思いきり遊べます。水辺にはカエルや沢ガニがいるし、季節によってはおたまじゃくしや水生昆虫が見つかるかもしれません。

京北森林公園

  • 住所
    〒601-0321
    京都府京都市右京区京北塔町愛宕谷25-3
  • 公式サイトURL
    https://park.morimori.land/

京都京北の上桂川支流で川遊び③京北山国の家

京北山国の家は、京都市教育委員会が主管の野外活動施設です。廃校になった山国小学校の校舎を利用した施設で、宿泊することができます。利用対象は各種団体を想定していますが、5人以上であれば、家族や各種グループ、町内会の集まりなどにも利用できます。

接客サービスはなく食事は自炊です。調理設備が整っていて、バーベキューには最適でしょう。食材調達は、京都府推奨「京北の地元産品の店」がおすすめです。

京都府推奨・農産物直売所リスト

  • 公式サイトURL
    https://www.pref.kyoto.jp/tisantisho/tyokubaisho.html

京北・山国の家での川遊びは清流小塩川で

京北山国の家のすぐ横には、上桂川につながる小塩川が流れます。透明度の高い清流には蛍がいて、6~7月には飛び交う蛍が鑑賞できます。川にすむ小魚や沢蟹も観察できるし、虫取り網があれば直接手で触れることができるでしょう。ただし、生き物は持ち帰らないでください。

大人の川遊びなら、小塩川でアマゴ釣りができます。静かな渓流にしかいないアマゴ釣りは難易度が高く、宿泊した機会に挑戦してみましょう。また、夜間には希少なオオサンショウウオに出合えるかもしれません。

京北山国の家

  • 住所
    〒601-0311
    京都市右京区京北小塩町初川口11番地3
  • 公式サイトURL
    https://yamaguni.kyoto-keihoku.jp/

京北周辺にも多い楽しめる川遊びスポット4選

京都市の北部には、右京区の京北エリアに隣接する形で北区、丹南市、左京区などがあります。そのエリアを流れる桂川水系の川も多く、そこには飛び込みなどで楽しめる川遊びスポット、キャンプ場が豊富です。京北エリアとはつながっているので、その中から楽しめる川遊びスポットを紹介していきます。

京北の周辺エリアで川遊び①花背リゾート

花脊リゾートは正式名称を山村都市交流の森といい、京都市が出資した公益法人が運営する森林公園です。京北から上桂川をさらに20分ほどさかのぼった左京区の源流域にあり、安曇川の源流域でもあります。

ちょっと高級な宿泊施設・翠峰荘を併設、家族連れで自然に浸れるリゾート施設です。木の上に作られたツリーハウスや、木工体験工房、季節ごとのイベントなどが用意されています。敷地内の渓流で川遊びができ、昼食はバーベキューを楽しみましょう。

京北・上桂川の最上流・カジカの里で川遊びを楽しもう

花脊の里一帯は、きれいな声で知られたカエル・カジカの生息域です。簡単には出会えませんが、声だけなら聴けるかもしれません。普通のカエルや沢ガニ、川魚なら岸辺や流れの中に簡単に見つかるでしょう。渓流は水量もあって、大人でも泳げます。水遊びや小魚をすくうなど、絶好の川遊びスポットです。

京都市街地から1時間ほどで行ける花脊の里は、自然が豊かな里山です。都市部では目にできない生き物や植物と直接触れ合える川遊びは、子供には貴重な体験になるでしょう。

花脊リゾート 山村都市交流の森

  • 住所
    〒601-1103
    京都市左京区花脊八桝町250
  • 公式サイトURL
    https://dobanzy.com/about.html

京北周辺のエリアで川遊び②清滝川

清滝川は北区が源流の桂川支流になります。京北エリアにつながる国道162号線を北上、嵐山高雄パークウェイの出口を過ぎたあたりで県道に入り、蕎麦店「指月亭」脇の有料駐車場が目印です。駐車料金は1日千円の割安で利用できます。ここは旧京北町域ではありませんが、同じ右京区の梅ケ畑殿畑町です。

駐車場から階段で水辺に降ります。特定の川遊びスポットはなく、キャンプ場のようなサービス設備もありません。デイキャンプの感覚で適当な河原を見つけて遊びましょう。

人が少なくきれいな渓流の清滝川で川遊びを満喫

このあたりの河原は石がゴロゴロしていて、流れの中には飛び込みができる大岩もあります。水量も多く大人も泳げますが、深みがあるので要注意です。川には鮎やハゼ系の小魚、沢蟹がたくさんいて、池を掘って追い込む生け捕り遊びなど、いくらでも川遊びができます。

あまり人が集まる場所ではないので、空いている穴場なのもここの魅力です。足元が不安定なので、履物を用意しましょう。また、バーベキューは禁止なので弁当を用意するか、沿道には指月亭など飲食店があります。

清滝川

情報は蕎麦店指月亭様のものです

  • 住所
    〒616-8293
    京都府京都市右京区梅ケ畑殿畑町16

京北周辺のエリアで川遊び③いこいの里久多キャンプ場


いこいの里久多(くた)キャンプ場は、京北エリアの東側・左京区の久多川沿いにあります。広いテントエリアとバンガロー・コテージが12棟、さらに大規模なオートキャンプ場も隣接していて、かなり大きなキャンプ場です。

バンガローは流し台や冷蔵庫付きのコテージタイプもあり、大家族でも泊まれます。もちろんバーベキューも可能で、レンタル用品も完備。今では珍しくなったキャンプファイヤーエリアもある施設です。

水がきれいな久多川では飛び込みポイントが多数

キャンプ場の前には豊かな水量の久多川が流れています。透き通った清流なので、大人も子供も思いきり川遊びが堪能できるでしょう。川岸には大きな岩が点在していて、その下は適度な深みの飛び込みスポットです。

これほどのスケールの飛び込みスポットは珍しく、小学校高学年の子供たちなら岩に登って何回もダイビングを繰り返します。小さい子供は浅瀬で水遊びや、浮き輪に乗って川下りも楽しめるでしょう。きれいな水の久多川は、子供には川遊び天国です。

いこいの里久多キャンプ場

  • 住所
    〒520-0461
    京都市左京区久多川合町
  • 公式サイトURL
    http://www.kutacamp.jp/index.html

京北周辺のエリアで川遊び④ひよしフォレストリゾート山の家

スプリングひよしは、南丹市日吉町にあるキャンプ場です。京北エリアを流れる上桂川の支流・木住川沿いにあり、本館施設内の天然温泉に200円で入れるという希少なキャンプ場になります。

キャンプエリア はテントサイトやオートキャンプ場があり、隣接するエアコン付きコテージも利用できます。コテージには屋根付きバーベキューサイトがあって、定員は6名から12名まで。別にプレミアムコテージもあり、こちらは4名までの少人数でゆったり過ごせます。

コテージ前の木住川では川遊びを楽しもう

コテージエリアの前を流れる小川が木住川で、自然の中を流れる清流では初夏にホタルが飛び交います。6月~7月初めの少し暑い夜が飛びやすいタイミングです。コテージから眺めるホタルはいい思い出になるでしょう。

家族連れなら、コテージ前で川遊びができます。危険な深みなどはないので、少々目を放しても大丈夫です。小さなカニや小魚、巻貝などの生き物が豊富にいるので、大人も子供も時間を忘れて川遊びが楽しめます。

日吉フォレストリゾート山の家

  • 住所
    〒629-0331
    京都府南丹市日吉町生畑ツノ元下16
  • 公式サイトURL
    https://yamanoie.kyoto/info/

京都府の京北エリア周辺は川遊び場所の宝庫

京都市の北部にある京北エリアは、その大部分が森林地帯です。そこには雨を集めて流れ下る川がたくさんありました。上流の京北エリアではまだ汚れることもない清流で、そこで川遊びをするのに何のためらいもなく入っていけます。

京北エリアを貫く上桂川や大きな支流の清滝川では、透明な清流に思う存分飛び込みができます。また、京北名物の鮎釣り、アマゴ釣りも各所で盛んです。京都市街から遠くても1時間あまりで到達できる京北エリアへ、家族で出かけて清流を楽しんでください。

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