キタコ フロントフェンダー
ヤマハ4型 シグナスX SEA5J フロントフェンダー
Gクラフト リヤフェンダー
ツーパーセンター フロントショートフェンダー
THE ROOTS レインスーツ
コミネバイク用 ネオレインブーツカバー
ドッペルギャンガー ターポリンシートバッグ
フェンダーレス化したバイクの雨対策をチェック!
フェンダーレス化したバイクは、リア周りがスッキリとし、スポーティーな印象に仕上げられます。日帰りや1泊程度のツーリングであれば、天候と相談しながら出かけられますが、長期に渡るツーリングでは、雨の中での走行は避けられないものです。
また、雨の日に走行すると、水や泥をはね上げてしまい、後続車の視界を奪う問題も考えられるでしょう。当記事では、フェンダーレス化したバイクの雨対策やデメリット、泥はね対策について徹底解説します。
雨の日用バイクを用意する
無理して雨の日に乗らない
通勤などでバイクに日常的に乗る人は、雨の日用や普段乗りのバイクとして、フェンダーをノーマルのままもう1台を用意するとよいでしょう。雨の降り方や路面によっても変わりますが、フェンダーレス化したバイクは、後続車の視界を奪う危険性があります。
もしくは車に乗るようにしてください。シンプルですが、乗らないことがもっとも効果的な対策です。
ツーリング用と通勤用を用意する
ツーリング用バイクはフェンダーレス化などのカスタムを施し、通勤用はあまりカスタムせずに乗るようにしましょう。ノーマル仕様は、安全面や機能性を考えて作られているため、雨の日の問題や機能面でのトラブルは少なくなるでしょう。
2台持つときに気になる費用面ですが、通勤用バイクを125cc以下にすると保険料などのランニングコストを抑えられるため、おすすめします。また、125cc以下のバイクは小回りも利きやすく、普段使いに最適です。
ほかにもこんなメリットが
バイクを2台持ちすることで、ツーリング・普段使いなどの用途に合わせて使い分られます。さらに、ローテションしながら乗ることで、1台に過度な負担をかけずに済むことも挙げられるでしょう。
また、バイクの故障は急に発生します。そんなときに代車のことを考えなくてもいいのはメリットです。250cc以上のバイクの場合に欠かせない車検のときにも、同じことが言えるでしょう。
ショートフェンダーに使われる素材
機能性と見た目を両立!
完全なるフェンダーレス化とはなりませんが、ショートフェンダーを選ぶのもよいでしょう。ショートフェンダーに交換すると、泥や雨のはね上げを最小限に抑えながら見た目のスタイリッシュさを演出できます。ショートフェンダーを選ぶ際、バイクに取り付けられるか適合表を確認することも必要ですが、素材にも注目するとよいでしょう。
1:ABS樹脂
キタコ フロントフェンダー
ABS樹脂は、プラスチックを使用したカスタムパーツの定番素材です。強度と外観が重視されるものに採用されており、純正カウルなどの素材によく使われています。大量生産向きの素材となっており、少数生産となりがちなショートフェンダーでは、あまり見かけないかもしれません。
2:PP樹脂
ヤマハ4型 シグナスX SEA5J フロントフェンダー
PP樹脂は、強度が高く、加工のしやすさから日常生活でもっとも使われているプラスチック素材です。ABS樹脂よりも弾力性があり、スクーターのインナーパネルに使われていることがあります。しかし、対候性がやや低く、時間の経過とともに、表面が色褪せてしまいやすいのが欠点です。
3:FRP
Gクラフト リヤフェンダー
FRPとは「Fiber Reinforced Plastics」の頭文字を取った略語となり、「繊維強化プラスチック」のことです。割れてしまいやすいプラスチックに、ガラス繊維を混ぜることで、強度を高めた素材。生活の周りでは、お風呂の浴槽がFRPで作られています。
4:カーボン
ツーパーセンター フロントショートフェンダー
カーボンは、プラスチックに炭素繊維を混ぜて加工した素材です。FRPよりも重量が軽く、強度も高いが、そのぶん価格は高くなります。海外有名バイクメーカーの純正パーツにもよく使われている素材です。
ツーリング用レインウェアを取り入れる
適したものを選ぼう
レインウェアは、あらゆる種類のものが販売されています。しかし、用途に適していないレインウェアはあっという間に衣服内へ雨が染み込んでしまいます。通気性と防水性を兼ね備えたツーリング専用のレインウェアを選ぶと、雨が降っても長時間のツーリングにも対応可能です。
泥はね対策にはどんなタイプがいい?
THE ROOTS レインスーツ
リュックサックも一緒にレインスーツの中に入れられるタイプのものを選ぶと、泥はねしたときに体と荷物を汚れから守ってくれます。また、ばたつきを抑えるためにアジャスターが各部に取り付けられたものが最適です。
シューズカバー
コミネバイク用 ネオレインブーツカバー
雨の日のライディングでは、少し走っただけでも靴に雨水が染み込みます。そんなときに役立つのがシューズカバーです。シューズカバーを靴の上から装着すると水濡れから足元を守れます。コンパクトに収納できるものが多くありますので、荷物の隙間に忍ばせておきましょう。
フェンダーレス化したバイクへの効果は?
フェンダーレス化したバイクは、水たまりの上を通ったときにノーマルよりも水を跳ね上げてしまいやすいのでより効果的です。さらに、雨水が靴の中に侵入して、身体が冷えてしまうことも予防できます。
ツーリングバッグへの泥はね対策
ハードタイプならお手入れ簡単
ロングツーリングに欠かせないツーリングバッグですが、フェンダーレス化したバイクで雨の日に走行すると必ず汚れてしまいます。そんなときに布製のバッグを取り付けていると、泥汚れを落としづらく、メンテナンスが大変です。
雨の日に備えて、ハードケースなどの防水性が高いものを取り付けておくと洗いやすくなるため、泥はね対策になります。
防水性が高い素材は?
ドッペルギャンガー ターポリンシートバッグ
ハードケースではなくソフトタイプのツーリングバッグを探している人は、ターポリン素材のアイテムから選ぶとよいでしょう。ターポリン素材とは、ポリエステル製の布を合成樹脂フィルムでサンドした素材のことです。
水を通さないため、中の荷物をしっかりと保護してくれます。ダッフルバッグやバックパックとしても使えるものが多く、ツーリング先でも持ち運べるのが特徴です。泥はねで汚れたとしても簡単に洗い流せます。
ツーリングバッグの洗い方
ツーリングから帰ったあとのメンテナンスもしっかりしておきましょう。バイクからツーリングバッグを降ろしたら、まず全体的にシャワーでお湯をかけて、洗剤を溶かしたお湯を霧吹きで散布します。
次にブラシで満遍なく擦っていき、一旦洗剤を流しましょう。さらに、一面ずつ区切って洗い、シャワーでしっかりとすすぎます。最後にポケットを全て開き、逆さまにして乾くまで干せばメンテナンス完了です。
フェンダーレス化のデメリットは?
1:シート下に水が溜まる
フェンダーレス化すると、雨の日にはシート下に水が入ります。メーカーによって違いはあるものの、純正パーツのように隙間がないカスタムキットはあまりありません。そのため、雨が降るとエンジン周りの部品に問題が起こる可能性も考えられるでしょう。
また、バイクに乗らないときは、キャブレターや電装関係の部品をビニールなどで包んで保護しておくと安心です。
2:汚れや後続車への影響
フェンダーがないため、雨の日に走行すると、背中に泥が跳ねて汚れてしまいます。車種や走行する道によっても変わりますが、レインコートを着用していないと背中が泥で汚れてしまうこともあるでしょう。
また、後続車へ水しぶきや泥・石をはね上げてしまう可能性があることに注意が必要です。グループツーリングでは最後尾を走ったり道路状況が悪い場所ではスピードを落としたりと気をつけて走行してください。
3:取り付けの緩み
フェンダーレスキットは、振動でネジが緩むおそれがあります。定期的にネジが緩んでいないかを確認して、走行中の落下を防ぎましょう。たとえば、洗車後には必ず取り付け部分に緩みがないかを手で触って確認するようにするなどを習慣に取り入れるようにしてみてください。
4:車検に通らない可能性
新車を購入する場合、ナンバーの見える角度などの基準が以前より厳しくなっているため、取り付けるパーツによっては、違法改造になる場合もあります。たとえば、2021年10月以降に登録されたバイクからナンバープレートフレームやホルダーは禁止されていますし、取り付け角度も上向き40度、下向き15度以内と厳格に定められています。
フェンダーレス化のメリット!
1:軽量化
フェンダーはバイクの重心からもっとも遠いところにあるため、運動性能の向上を期待できます。また、運動性能の向上以外にも軽量化による燃費向上にもつながるかもしれません。ただし、公道を走る上では実用性よりも、楽しみとして軽量化に取り組むようにしてください。
2:スポーティーなイメージ
フェンダーレス化すると、リア周りがスッキリとし、スポーティーなイメージの見た目に仕上げられます。これは、フルカウル系のバイクなどであると違いは一目瞭然です。シャープでエッジの利いたテールカウルのデザインがより際立って見えるようになります。
3:タイヤの存在感を強調
リアタイヤを覆うように取り付けられているリアフェンダーを、フェンダーレスにすることによって、リアタイヤを目立たせる効果もあります。特に太いタイヤを履いたバイクやパターンに個性的な特徴がある場合には、迫力のあるリアビューを演出可能です。
雨でもフェンダーレスバイクでツーリングしよう!
フェンダーレス化したバイクの雨対策やメリット・デメリットを解説しました。フェンダーレスにカスタムすると、スッキリとした見た目のスタイルに仕上げられますが、注意点や問題となる点を知っておかなければ、周囲の人に迷惑をかけるおそれもあります。
ぜひ当記事を参考にして、雨の日でもフェンダーレスバイクに乗ってツーリングを楽しんでみましょう!
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出典:https://www.photo-ac.com