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ボバースタイルバイクとは?そのカスタム手法と人気車種のご紹介!

2020年8月27日
ironman17

ボバースタイルの魅力に迫る

かつてのダートトラックレーサーを彷彿とさせるロー&ショートのスタイルを持ったバイクであるボバーが今、ライダーの人気を集めています。無駄な贅肉を削ぎ落としたその独特なスタイルが持つボバーの魅力と、ボバースタイルカスタムの手法、そしてバイクメーカーからリリースされているおすすめのボバースタイルバイクについてご紹介します。

ボバースタイルバイクとは


ボバースタイルとは、1930〜40年代にライダーに流行したダートトラックレースで活躍したバイクをモデルとしたカスタム手法です。

短くカットしたヘアスタイルであるショートボブのように、前後フェンダーを短く切り落としたそのスタイルが語源と言われています。低いハンドルにフロントはスプリンガーフォーク、リヤはリジットで、極力無駄な装備を削ぎ落としたスタイリングがボバーの基本となります。

ボバースタイルのカスタム手法

短くカットしたフェンダー


前後フェンダーは短くカットしてしまうのがボバースタイルの基本です。

場合によってはフロントフェンダーは取り除いてしまう場合もあります。リヤフェンダーもリヤアクスルの中心線上にフェンダーの後端がくるぐらいまで短く切り落としてしまいます。また前後タイヤとフェンダーのクリアランスも、可能なかぎり狭くしてしまいます。

足回り

低く構えたシルエットがボバーの基本となります。そのため前後サスペンションのストロークは、極力短くします。

究極を求めるならフロントはスプリンガーフォーク、リヤはリジットが基本となりますが、カスタムにかかる費用や乗り心地を考えるならあまり現実的ではありません。カ

スタムはあくまで雰囲気を楽しむものなので、ライダーのこだわりによって足回りを自由に選択すれば十分でしょう。

スタイリング


シンプル&ナローがボバーカスタムのスタイリングの基本です。無駄な装備は極力取り外し、ストリップに近い状態にします。タンクはできるだけ小ぶりで細身なティアドロップタンクなどに交換します。

ハンドルも極端に高いものは選ばず、ドラッグバーハンドルなどに替えてしまいましょう。シートもシンプルな革張りのサドルタイプに交換するのがおすすめです。

ヴィンテージタイヤ

タイヤの交換もボバースタイルカスタムではよく見られる手法です。トレッドパターンはできるだけヴィンテージイメージのものをチョイスします。

メーカーではFire Stone製のタイヤがヴィンテージイメージのラインナップが豊富なのでおすすめです。またサイドウォールにホワイトリボンの入ったものや、ホワイトレターが施されたタイヤもボバースタイルのイメージの演出には効果的です。

ボバーカスタムのベース車

ハーレーダビッドソン

やはりボバーカスタムのベース車両でもっともおすすめのバイクとして、ハーレーダビッドソンの右に出るものはいないでしょう。ソフテイルシリーズをはじめとして、もともとロー&ナローのシンプルな車体が多いのもボバー向けです。

タンクやシート、ハンドルなどボバーカスタムの必須となっている交換パーツが多く流通しているのも、カスタムを容易にしてくれています。世界に一台しかないボバーを作り出すことができるのも、ハーレーダビッドソンならではと言えるでしょう。

カワサキ エストレヤ

ボバースタイルカスタムのベース車として、密かに人気を集めるのがカワサキのエストレヤです。シンプルな空冷シングルエンジンに小ぶりなタンク、クラシカルな外観もボバースタイルに最適です。

モデルライフが長いこともあり市場に出回っている台数も多く、程度の良好なベース車を入手しやすいのも利点です。エストレヤ用のボバーカスタムに最適なシートやタンクなど、アフターパーツも豊富に販売されています。

ヤマハ SR400

クラシカルなイメージのスポークホイールやシンプルなデザイン、空冷単気筒がもたらすナローなボディとビッグシングルの独特な鼓動感など、ボバーカスタムのベースとしておすすめのバイクがヤマハSR400です。

ボバーに限らず数々のカスタムベース車両としてもライダーの人気は高く、中古車の台数も多いので程度の良い車両を見つけるのも容易です。ハンドルやフェンダー、タンクなど、カスタム用のオプションパーツが豊富なのも魅力です。

カワサキ 250TR

デュアルパーパスモデルながら、シンプルでどこかクラシカルなイメージの外観を持つカワサキの250TRも、ボバースタイルカスタムのベース車として人気の車種です。

極太のブロックパターンタイヤを持ちながらもナローでコンパクトな車体で、小柄なライダーでも乗りこなせるボバーカスタムを作り上げることができます。

おすすめボバースタイルバイク①

ホンダ レブル

ホンダの小型クルーザーモデルとして高い人気を誇るのが、レブル250です。

独特な形状を持つ燃料タンクにくびれをもたせたナローなフレーム、短く切り落とされたフロントフェンダーなど、無駄なものを極力排したスタイリングで、流行りのボバースタイルとなっています。

やや遠めのハンドル位置ですが、低いシートとミドルポジションのステップによるアップライトなライディングポジションで、街中を軽快に走るイージーライドにぴったりの一台です。

スペック

モデル名:ホンダ レブル250
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
排気量:249cc
最高出力:26ps(19kW)/9,500rpm
最大トルク:2.2kgf-m(22N・m)/7,750rpm
全長×全高×全幅:2,19mm0×1,090mm×820mm
ホイールベース:1,490mm
シート高:690mm
車両重量:168kg
 

おすすめボバースタイルバイク②

ヤマハ ボルト

ヤマハのスポーツヘリテージシリーズに位置付けられるクルーザーモデルがボルトです。シンプルなデザインに、ライダーに独特のパルス感をもたらすリジットマウントの空冷Vツインエンジン、ショートストロークのリヤサスペンションがもたらす低く構えたスタイルのジャパニーズボバーを代表するバイクです。
 

スペック

モデル名:ヤマハ BOLT R-SPEC ABS
エンジン形式:空冷4ストロークOHC4バルブV型2気筒
排気量:941cc
最高出力:54ps(40kW)/5,500rpm
最大トルク:8.2kgf-m(80N・m)/3,000rpm
全長×全高×全幅:2,290mm×1,120mm×830mm
ホイールベース:1,570mm
シート高:690mm
車両重量:252kg
 

おすすめボバースタイルバイク③

トライアンフ ボンネビル ボバー

イギリスを代表するバイクメーカーであるトライアンフの名車ボンネビルをベースに、シンプル&ローなスタイリングを与えられたモデルがボンネビル・ボバーです。

前後サスをショートストロークにすることで車体を低く抑え、リヤサスは巧みな技術でリジット風に仕上げられています。サドルシートや短くカットされたフェンダー、バーハンドルのエンドにマウントされたミラーなどが、ボバーイメージを演出しています。

スペック

モデル名:TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER
エンジン形式:水冷4ストロークOHC4バルブ並列2気筒
排気量:1,200cc
最高出力:77ps(57kW)/6,100rpm
最大トルク:10.8kgf-m(106N・m)/4,000rpm
全長×全高×全幅:―×1,025rmm×800mm
ホイールベース:1,510mm
シート高:690mm
車両重量:228kg
 

おすすめボバースタイルバイク④

インデアン スカウトボバー

ハーレーダビッドソンと並んでアメリカを代表するバイクメーカーが、インディアンモーターサイクルです。そんなインディアンのミドルクルーザーの名車、スカウトをベースにしたボバーモデルが、スカウトボバーです。

低く構えたシンプルなスタイルや短めのフェンダーはボバーそのもので、やや小柄な車体とパワフルな新設計のVツインエンジンで、都会を俊敏に駆け抜けます。

スペック

モデル名:INDIAN SCOUT BOBBER
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
排気量:1,133cc
最高出力:94ps(74.7kW)
最大トルク:9.95kgf-m(97.6N・m)/6,000rpm
全長×全高×全幅:2,229mm×1,154mm×926mm
ホイールベース:1,562mm
シート高:649mm
車両重量:251kg
 

おすすめボバースタイルバイク⑤

モトグッツィ V9 ボバー

特徴的な伝統の縦置き空冷V型2気筒エンジンを搭載したモトグッツィのボバーモデルが、V9ボバーです。縦置きVツインがもたらす低重心により、ボバーらしいローポジションを可能にしています。

極太のタイヤにティアドロップ型燃料タンク、バーハンドルに短くカットされた前後フェンダーなど、細部に至るまでこだわった作り込みがなされています。

スペック

モデル名:MOTO GUZZI V9 BOBBER
エンジン形式:空冷4ストロークOHV2バルブ90°V型2気筒
排気量:853cc
最高出力:55HP(40.44kW)/6,250rpm
最大トルク:62N ・m/3,000rpm
全長×全高×全幅:2,185mm×1,160mm×840mm
ホイールベース:1,465mm
シート高:780mm
車両重量:199kg
 

カスタムコンプリートもおすすめ

自分でベース車から作り上げるボバーカスタムは大変だけど、かといってバイクメーカーが発信するボバースタイルのバイクには乗りたくないというライダーには、カスタムショップが作るコンプリートモデルもおすすめです。

国内にもボバースタイルの得意なカスタムショップが数多くあり、国産車をベースにした手頃なボバーカスタム車を作っています。そんなショップのカスタムコンプリートならオリジナリティも高く、他のライダーと差をつけられるのでおすすめです。

ボバースタイルで走りだそう

人気のカスタム手法であるボバースタイルについてご紹介してきました。かつてのアメリカンダートトラックレーサーを彷彿とさせるスタイルや、無駄なものをなくしたシンプルな外観、シティライドが楽しくなる軽快な走りがボバーの魅力です。

内外のバイクメーカーが次々とボバースタイルのバイクを発売し、ボバーカスタムに最適なパーツも増えていることからも、その人気の高さがわかります。

みなさんも好みのパーツをチョイスして、自分だけのカッコいいボバーを作り上げてみませんか。