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超優秀シャッドテールワーム「ボーンベイト」を詳しく解説

ジャクソンから発売されているロックフィッシュ用のワーム・ボーンベイト。一見普通のロックフィッシュ用シャッドテールワームに見えますが実はかなり使い勝手が良く、ロックフィッシュ狙いだけに留まらないワームなんです。そこで今回はボーンベイトの特徴を詳しくご紹介します。
2022年4月13日
六畳一間の狼SUU
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目次

何にでも使えるマルチワーム・ボーンベイト

ジャクソンから2021年より発売されているボーンベイト。元はロックフィッシュ用という名目で発売されましたが、使ってみるとこれなんでも釣れるやん!ってことで、今ではマルチワームとして扱われています。今回は2022年に新色も追加されるボーンベイトについて詳しくご紹介させていただきます。

ボーンベイトってどんなワーム?

元々はロックフィッシュ用ワーム

元々はロックフィッシュ用のワームとして発売になったボーンベイト。それもロックフィッシュと言ってもメバルや小型のカサゴのようなライトゲームではなく、ハタ類などを狙ったガチンコファイトのハードなロックフィッシュ用のワームとして作られました。

全体にリブが入っている

まず目につくのがボディ全体にしっかりと入ったリブ。ブラックバス用のワームでリブが入っているものは多いですが、ソルトワームでここまでリブがしっかり入っているものは多くありません。ですが、これがボーンベイトが釣れる秘密になっているのです。
 

アクションはピリピリ系

ボーンベイトのテールアクションは、ピリピリ系の控えめアクションです。テールが捻れるようなローリングアクションが主体で、アピール系よりも食わせ系のナチュラルアクションですが、引き抵抗はしっかりと感じることが可能です。

おそらくボディ全体に入っているリブが水をしっかりと掴んでくれるため、巻き抵抗を上手く感じるようです。巻き抵抗を感じられることで、潮の流れの変化などをしっかりと捉えた釣りができます。


しっかりした素材と柔らかな動き

ボーンベイトの素材自体の硬さは比較的しっかりとした硬めの素材に感じます。ですが、ボーンベイトは素材の硬さよりも、実際の使用感の方が柔らかく感じます。これはおそらくボディ全体にリブが入っているため、見た目よりもボディが曲がりやすく、柔らかく動くからでしょう。

ボーンベイトのいいところ

ナチュラルで食わせ重視なアクション

ボーンベイトはテールの動きが大人しめのナチュラルアクションです。ソルトルアーではアクションが強めのシャッドテールが多く、ボーンベイトのようなワームは意外と少ないものでした。今までのワームでは食いきらなかった魚もしっかりとキャッチできるかもしれません。

ハリ持ちがいいのに柔らかい

全体のリブの効果で、しっかりした素材なのに柔らかいという矛盾を克服しているボーンベイト。実はこれによって、柔らかいワームの弱点も克服してしまっているんです。それが”ハリ持ちの悪さ”。

柔らかいワームは裂けやすくハリ持ちが悪いですが、ボーンベイトは素材がしっかりしているためハリ持ちはいいのに柔らかくナチュラルなアクションが出るんです。まさに痒いところに手が届く的なルアーですね!

新色追加でカラーが豊富

もともとカラーラインナップが豊富だったボーンベイトですが、22年にサーフに有効な新色が4つ追加になりました。これによって対象魚や釣り場、状況、アングラーの好みに応じてベストなカラーを選ぶことが可能です。


ボーンベイトとコンビで活躍するワームも

ナチュラル系のアクションでは反応が悪い。そんな時にボーンベイトと的確に使い分けができるワームがあります。それがクイックシャッド。正にボーンベイトと対極にあると言っても過言ではない、大きなテールで激しく水を掻き回しながらアクションするワームです。

より魚に存在を示したいときはクイックシャッドで、食い渋った気難しい魚にはボーンベイトといった具合に状況を読んで使い分けることで、釣りはより面白くなるはずです。

ボーンベイトが活躍する釣り

ボーンベイトが魚種を問わない優秀なシャッドテールワームということはお分かりいただけたと思います。ここからはボーンベイトが活躍する釣種をいくつかご紹介します。

フラットフィッシュ

ボーンベイトはサーフカラーが追加されたように、サーフのヒラメ・マゴチにもマッチしたワームです。使い方はフィネスヘッドやフリークヘッドにセットすればOK。ジャクソンの井熊プロはフリークヘッドとボーンベイトのセットで、サーフからショアレッドまで仕留めています。

シーバス

ボーンベイトはシーバス狙いでも使うことができます。アピール力が抑えめのアクションなので、スレ気味の魚でも反応するでしょう。5〜10グラムくらいの軽めのジグヘッドで表層から中層をスイミングさせるのがおすすめです。


タチウオ

多くのアングラーが大好きなタチウオもボーンベイトで狙うことができるターゲットのひとつ。7〜30グラムのジグヘッドにセットして、ただ巻きやリフト&フォールで誘います。漁港や堤防など飛距離が必要ないポイントであれば軽めの7〜15グラム、サーフなど飛距離が求められる場合は15〜30グラムのジグヘッドを使用しましょう。

なんでも狙えるすごいやつ!

ボーンベイトはロックフィッシュ用でありながら、ヒラメやマゴチ、シーバス、タチウオなど、なんでも狙えるマルチワームです。どんな釣りでもちょこっと忍ばせておけばきっと重宝するはず。まだ使ったことがない方は一度使ってみてはいかがでしょうか。

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