ハードシンカーロック S
ケイテック クレイジーフラッパー 2.8インチ
ペアーリング PROパック 3/16oz
ダイワ シルバーウルフ MX 76ML-S
シルバーウルフ SV TW PE スペシャル 1000XHL
デコイ Worm27 ハイパーミニ #2
デュエル アーマードF+ プロ バス 0.6
チニング最強!注目のフリーリグを解説!
デイナイト対応!入門にもおすすめのフリーリグ!
関西から全国へ!チニングの仕掛けとして、近年注目度が一気に高まっている「フリーリグ」の作り方や釣り方をまとめてご紹介します。デイナイトどちらでも使える仕掛けで、入門向けの仕掛けにも対応!初心者の方でも遊べる仕掛けです。
また、バスフィッシング用の道具をそのまま流用できるのもこの釣りの魅力。仕掛けの工夫や釣り方といったテクニック面でもバス釣りの経験を活かせます。チニング向けのフリーリグは、セッティングに若干バスフィッシングとの違いがあるので、新しい釣りとしてスタートする方は、この違いを事前にチェックしておきましょう!
フリーリグとは
バスフィッシング生まれのボトム系リグ!
まずは今回ご紹介する「フリーリグ」の概要を簡単にチェックしておきましょう。この仕掛けはバスフィッシングから生まれた仕掛けで、オモリのラインアイにラインを結ばず、通すだけで遊動式になっているのが最大の特徴。オモリに糸を通してフックを結ぶだけ、仕掛けの構造は非常にシンプルです。
仕掛けのジャンルとしては底をしっかり攻められるタイプで、ワームは甲殻類を模したクロー系と相性がいいです。チニングではデイナイト両方に対応可能!アクションはズル引きやリフト&フォールが使えます。
テキサスリグとの違いは?
仕掛けの構造がよく似たテキサスリグとの違いは、オモリの形状とフォール時の挙動!テキサスリグにはバレットシンカーと呼ばれる中通しで先端がとがったオモリを使用しますが、フリーリグはリングアイ型のダウンショットシンカーを使います。
このオモリ形状の違いから、テキサスリグはワームとオモリに一体感があり、フリーリグはオモリとワームが離れやすいという違いが生まれます。
フリーリグはオモリとワームが離れやすく、ワームがノーシンカー状態になる時間が長い仕掛けとイメージしておけばOKです!
チニング向けフリーリグの作り方
フリーリグの作り方を3つに分けてご紹介!
続いてフリーリグの作り方をご紹介します。構造はラインにオモリが通ってフックが結んであるだけなので、初心者の方でも準備は簡単!バス釣りでスタンダードなフリーリグとの違いは、ストッパーの有無と位置にあります。
必要な仕掛けパーツ、ワーム、作り方動画と紹介しているので、初心者の方は準備を進めながらチェックしてみてください!
①フリーリグの作り方:フリーリグのパーツを揃えよう
フリーリグに使う仕掛けパーツはリングアイ型シンカー(ラインを結ぶアイがついているもの)・フック・ストッパーの3つ!ストッパーはなくてもスタートできますが、近年流行しているのはストッパーを入れるタイプ。シンカーを先行させすぎないのがトレンドです。まずはこの3点を揃えておきましょう!
①フリーリグパーツ:シンカー
ペアーリング PROパック 3/16oz
シンカーは中通しではなくリングアイ型を選ぶこと。チニングで使いやすいウェイトは3/8oz(10.5g)前後です。重いほど大きくなって根掛かりしやすくなりますがよく飛びます。流されてオモリが転がると使いにくいので、余裕があれば重さの種類を揃えておきましょう。タングステンなら重くても小さいです。
シンカーの形状も特徴ごとに使い分けられるとバッチリ。スリムなタイプは根掛かり時に抜けやすく、底が平らで丸みが強いものは海底で安定感があります。ご紹介しているダイワ「バザーズワームシンカーTG ペアーリング」のような形状でも、引っかかるような穴には入りにくいので、使いやすいこのタイプから試してみましょう。
②フリーリグパーツ:フック
デコイ Worm27 ハイパーミニ #2
フックは根掛かり回避重視ならオフセットフック、フッキングを重視する場合はストレートタイプと使い分けます。根掛かりの頻度は場所次第なので、まずは根掛かり回避性能を重視してオフセットフックから始めるのがおすすめです。
フックサイズは#4~#1/0をワームサイズに合わせて使い分けましょう。フリーリグではチニング用のショートなワームではなく、バス釣りサイズでボディが長いワームを使うので、#2サイズのフックでほとんどのワームに対応できます!
③フリーリグパーツ:ストッパー
ハードシンカーロック S
なくてもフリーリグとして楽しめますが、チニングであるとグッと有利になるのがリグストッパーです。サイズはリーダーとして使用する12lb(3号)前後に対応できるものを選びましょう。
これはバス釣りとの釣り方の違いによるもので、チニングではズル引きやリフト&フォールが多いこと、シンカーが先行しすぎるとクロダイがシンカーに興味を示すことなどが理由です。ストッパーをつけてもリーダーにフリーな部分があるので、ノーシンカー状態の誘い・食わせはしっかり機能します!
②フリーリグの作り方:ワームはクロー系がおすすめ!
ケイテック クレイジーフラッパー 2.8インチ
ワームはバス釣り向けのクローワーム、3インチ前後のサイズが人気です。フリーリグならバイトした瞬間にクロダイが感じる重さはフック分だけ、アピール力を重視してボディサイズが長いものを選びましょう。2インチサイズに落とすローテーションも有効です。
カラーはバス釣りでも定番のナチュラル系「グリーンパンプキン」が人気!ナイトゲームはレッド・チャート系で少しアピールをプラスする方法も有効です。
シンカー・フックにワームまで、基本的にはバス釣り向けのものを流用するので、すでにお持ちの場合はそのまま使ってOK!釣り場が濁っている場合は、ナイトゲーム以外でアピール系のカラーを選択する方法もあります。
③フリーリグの作り方:パーツを通して結ぶだけ!
フリーリグの作り方は動画もご紹介!準備は非常に簡単です。
まずはメインラインにリーダーを結んでからセッティングスタート。ストッパーを通してラインの先をシンカーのアイに通したら、後はフックを結んで完成です。結び方はクリンチノットなどスタンダードなもので構いません。
完成したら、ストッパーをフックの結び目から1cm程度の位置までつめておきましょう!
オフセットフックの刺し方もチェック
フリーリグで初めてオフセットフックを使う方はワームの付け方をチェック!普通の針とは付け方がちょっと違います。
動画の3:35秒ころで紹介されているように、針先を刺して一度貫通させてから、ひっくり返して背中から出すというのがオフセットフックの正しい付け方!針先が少しワームの背中に入っているような形でセットすると、根掛かり回避能力が高まります。
フリーリグに適したチニングタックル
フリーリグ向けのタックルを3つに分けてご紹介!
仕掛けの次はタックルセッティング!フリーリグに適した構成をライン・リール・ロッドに分けてご紹介します。スピニングタックルでも遊べる釣りですが、今回はより専門性の高いベイトタックルを紹介。2022年はダイワから専用アイテムがリリースされて、満足感の高い構成を選択しやすくなりました。
PEラインを使うのもチニングの特徴なので、バス釣りから始める方はラインの項目をぜひチェックしてみてください!
①フリーリグタックル:ライン
デュエル アーマードF+ プロ バス 0.6
ラインは飛距離と感度を重視してPEライン!0.6号~0.8号がチニングで使いやすい号数です。巻き量は100m~150m、トラブルを考慮する場合は多めに巻いておきましょう。
チニング専用としてこだわる場合は、水に沈む高比重PEラインを選択するのがおすすめ!シマノ「ピットブル 5G」やダイワ「磯デュラセンサー×8SS+Si2」など、各メーカーから沈むPEラインが展開されています。ボトムべったりの釣りなので、ラインに角度がつきにくい方が釣りやすいです!
②フリーリグタックル:リール
シルバーウルフ SV TW PE スペシャル 1000XHL
リールはスピニングならC3000番のHG、ベイトは10lb100mクラスで、10g前後のルアーをしっかりキャストできるものが適しています。シマノ「22 メタ二ウムシャローエディション」や、ダイワ「22 シルバーウルフ SV TW PE スペシャル」がおすすめです。
スピニングを使う場合は、PE0.6号+C3000のHGやXGという構成になるので、エギングにそのまま流用できます!
③フリーリグタックル:ロッド
ダイワ シルバーウルフ MX 76ML-S
チニングにおけるフリーリグは遠投系の仕掛けです。ロッドは遠投後の底の感覚が繊細に把握できて、操作も細やかな先調子ハードソリッドティップ系のロッドをおすすめします。長さ8f程度で対応ルアーウェイトが15g程度あればOK。柔らかいチューブラーティップのモデルでも構いません。バスロッドを流用する場合はややライトなロッドを選びましょう。
専門性の高いロッドをお探しの場合は、ダイワ「シルバーウルフMX 76MLB-S」や、オリムピック「シルベラードプロトタイプ 762ML-HS」をチェックしてみてください!
チニング向けフリーリグの釣り方!
フリーリグの釣り方を3つに分けてご紹介!
最後はフリーリグの釣り方について!海のフリーリグゲームはタダ巻きを多用するのがポイントで、定番のリフト&フォールも使います。縦ストラクチャーに対して落とし込んでいくというバス釣り的な使い方よりも、ズル引きに近い釣りです。
アクションの付け方は初心者の方でも簡単なものばかりなので、ぜひチャレンジしてみてください!
①フリーリグの釣り方:タダ巻き
タダ巻きは春~秋の高水温期に強いアクションパターンです。積極的にエサを追いかけるチヌをイメージして、効率よくれる早巻きを使うのがポイント。
デイゲームは一回転の巻き取り長が90cmのリールで、1秒1回転近くまでスピードを上げても食ってきます。低水温期やナイトゲームは少しスピードを落として対応しましょう。
タダ巻きのポイントは底を捉えながら巻いてくること!コンコンとオモリが海底に当たる感覚を、ときどき感じる程度のスピードで巻き続けます。理想のスピードで浮き上がってしまう場合は、オモリを重くすればOKです!
②フリーリグの釣り方:リフト&フォール
チニングでは上から落ちる動きを見せるのも有効!リフト&フォールも出番の多いアクションパターンです。やり方は糸ふけを取って、ロッドを大きく2回ほど振り上げてステイ。跳ね上がったワームが落ちて、海底でワームが倒れ込むアクションが出ます。
タダ巻きにストップやリフト&フォールを組み合わせながら、当日反応のいいアクションを探しましょう!
③フリーリグの釣り方:アワセは即アワセ!
鯛系の魚を釣るときは追いかけさせて食い込ませる、というのが定番でしたが、フリーリグはシンカーの重さを感じさせないタイミングがあることから、即アワセでしっかり掛かるようなバイトもでます。食いが浅く、大きな引き込みを待ったり、追いかけさせるのが有効な日もありますが、まずは即アワセのイメージでスタートしてみてください。
海底を叩く感覚とは違うゴンゴンとした感覚はアワセ!強い引き込みに対してもロッドを立ててしっかりアワセを入れましょう!
フリーリグでチニングを始めよう!
デイナイトを問わず遊べて海釣り入門にもおすすめ!
デイナイト、河口に港に川といろいろなシチュエーションで遊べるのがチニングの魅力!都市河川でも生息数が多く、身近な釣り場で楽しめる釣りです。
バスフィッシングから海の釣りを始める方、海のルアーゲームから釣りを始める方どちらにもおすすめ!フリーリグのパーツを揃えてチニングを始めましょう!
タックルが気になる方はこちらをチェック!
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