2022年を絶景で迎える。大阪の初日の出スポットおすすめ6選、海から見る穴場も！

新年は綺麗な景色の中で迎えよう！

Photo byJillWellington

初日の出とは、その年の最初の日の出をいいます。お天気がよければ、日本各地で真っ赤に染まった綺麗な初日の出が楽しめるでしょう。観光地として人気の高い大阪にも、たくさんの初日の出が見られるスポットが存在します。

そこで今回は大阪の初日の出スポットをご紹介するので、ぜひ綺麗な初日の出を見ながら年明けしてみてはいかがでしょうか？(当記事は2021年10月29日時点の情報をもとに作成しています。)

2022年の大阪の初日の出予想

初日の出の時間は、毎年大きく変化することはなく同じ時間帯となります。過去の大阪の初日の出の時間を確認すると、2021年7:05、2020年7:05、2019年7:05でした。2022年も7:05分頃に初日の出が見られると予想されています。

ちなみに日本で最も早く初日の出が見られるスポットは富士山山頂で6時42分、続いて千葉県犬吠埼で6時46分です。初日の出の方角は、日本全国ほぼ同じで南東となります。

大阪市内の人気の初日の出スポット：2選

それでは早速、大阪の初日の出が見られるスポットをご紹介していきましょう！まずは、大阪市内にある人気の初日の出スポットを2選ご紹介します。

大阪市内には高層ビルが多数点在しており、最上階の展望台から初日の出の絶景を楽しむことが可能です。また、観光客が知らない大阪の人気初日の出スポットもご紹介します。大阪市内とあってアクセスもよいので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

①あべのハルカス

『あべのハルカス』は、大阪市阿倍野区に2014年にグランドオープンした複合商業施設になります。60階建て、地上約300ｍにもなる超高層ビルで、大阪のランドマークとして人気です。

58階～60階には「ハルカス300」と呼ばれる展望台があり、大阪市内はもとより晴れていれば六甲山、京都、淡路島などの絶景も楽しめます。最寄り駅はJR天王寺駅や近鉄大阪阿倍野橋駅で、地下通路を利用してアクセス可能です。

初日の出スポット『あべのハルカス』のおすすめポイント

『あべのハルカス』は日本で一番高いビルのため、周辺にはさえぎるものが何1つなく初日の出を見るには最適なスポットとなります。7:00過ぎになると南東の山間からゆっくりと登る真っ赤な初日の出は大きく神秘的、言葉では言い表せない美しさです。

展望台の下には、うっすらと赤色に染まった大阪の街並みが広がります。地上約300ｍのヘリポートからの眺める初日の出はかなり寒いので、寒さ対策は万全にして下さいね。

『あべのハルカス』の初日の出は先着順

「ハルカス300」からの初日の出は、毎年先着順となります。2022年については現時点では詳細は明らかにされていません。ちなみに2020年はプレミアムコースとレギュラーコースの2つが用意されていました。

プレミアムコースはヘリポートから初日の出を眺めるコースで料金は4000円で定員70人、レギュラーコースは料金3000円で定員450人と、どちらのコースも狭き門なので今後の発表に注意が必要です。

『あべのハルカス』の基本情報

②菅原城北大橋

『菅原城北大橋』は、大阪市旭区と東淀川区を結ぶ斜張橋となります。橋の長さは約1000m程で、車でも徒歩でも渡ることが可能です。電車で行く場合は、最寄り駅は大阪メトロ谷町線「千林大宮駅」となり駅からは徒歩約20分で行けます。

夜にはライトアップされ、昼間とは異なる綺麗な橋の姿が楽しめるでしょう。旭区側の橋の側には、桜、菖蒲、紫陽花など四季折々の花々が楽しめる城北公園もあります。

初日の出スポット『菅原城北大橋』のおすすめポイント

大阪市内といっても周辺に高層ビルがない『菅原城北大橋』、大きくて鮮やかな初日の出を楽しむことが可能です。初日の出が登る周辺の空はオレンジ色に染まり、絶景を造りだします。また、淀川に目を向けると、朝日の光が川面に反射し幻想的な美しさです。

『菅原城北大橋』は地元では有名な初日の出スポットですが、観光客などにはまだまだ知られていません。ゆったりと初日の出鑑賞を楽しみたいなら、おすすめスポットとなります。

『菅原城北大橋』の基本情報

大阪ベイエリアの初日の出スポット：3選

大阪市内の人気の初日の出スポットに続いて、大阪のベイエリアにある初日の出スポットをご紹介します。ベイエリアにある初日の出スポットは、開放感があり一際綺麗な初日の出を拝むことが可能です。海の景色と一緒に楽しめる穴場的な初日の出スポットもご紹介するので、ぜひチェックしてみて下さい。

①大阪府咲洲庁舎展望台

『大阪府咲洲庁舎展望台』は、地元大阪では”さきしまコスモタワー展望台”の愛称で知られている人気の初日の出スポットです。地下3階、地上55階建ての高層ビルで、高さは約256ｍと大阪市内では2番目、日本国内では4番目の高さとなります。

55階には見晴らし抜群の展望台があり、大阪市内や海の景色が楽しめるでしょう。最寄り駅は大阪メトロ南港ポートタウン線トレードセンター前駅で、徒歩3分でアクセス可能です。

初日の出スポット『大阪府咲洲庁舎展望台』のおすすめポイント

『大阪府咲洲庁舎展望台』は人工島にあるため初日の出を遮るものがなく、大きな初日の出を拝むことが可能です。初日の出が顔を出す周辺の山々は朝焼けに染まり、新年を祝うにはぴったりの絶景が楽しめるでしょう。また、初日の出が出てくるまでの時間を、温かい室内で待てるというのもポイントです。

こちらの展望台は大阪市の外れに位置しアクセスが不便なため、他の展望台よりチケットが手に入りやすいかもしれません。

『大阪府咲洲庁舎展望台』の初日の出鑑賞チケットについて

『大阪府咲洲庁舎展望台』で初日の出を見るには、事前にチケット購入が必要です。2022年についてはまだ発表はありませんが、例年チケットは12月1日から販売しています。

参考までに、2020年は300名様限定で、料金は大人1800円、小中人1000円でした。興味がある方は、公式サイトのイベント情報を随時確認してみて下さい。

『大阪府咲洲庁舎展望台』の基本情報

②関空展望ホール

大阪の海から初日の出を楽しむなら、関西国際空港の島内にある『関空展望ホール 』がおすすめです。関西国際空港は大阪湾内泉州沖に作られた人口島で、『関空展望ホール 』の5階のスカイデッキからは360度の大パノラマを楽しめます。

関西国際空港から『関空展望ホール』へは、第1ターミナル前1番バス乗り場から無料のシャトルバスが運行されており約6分でアクセス可能です。駐車場が完備されているので車でも行けます。

初日の出スポット『関空展望ホール』のおすすめポイント

『関空展望ホール』は、初日の出スポットとして知られており毎年約2000人の初日の出客が訪れています。初日の出は東側に位置する葛城山から登り、周囲の空をオレンジ色に染め圧巻の美しさです。運よく飛行機が飛び立てば、初日の出と飛行機のコラボレーションも楽しめます。

朝10:00迄は館内のスカイビューカフェなどが営業しているので、温かいドリンクなどを購入できるのもポイントが高いです。

『関空展望ホール』からの初日の出鑑賞は無料

大阪市内にある高層ビルの展望台は、初日の出を見るには事前にチケットを購入したり、先着順だったりと気軽に初日の出を楽しむというわけにはいきません。そのてん、『関西展望ホール』はチケットを購入する必要もなく、しかも無料で施設内に立ち入ることが可能です。

ただし、2022年の年始の営業については、現時点では詳細が発表されていないため不明となります。気になる方は、今後公式サイトでチェックしてみて下さい。

『関空展望ホール』の基本情報

③泉大津大橋

『泉大津大橋』は、大阪府大津市にある全長175m橋で埠頭と埠頭を結ぶ連絡橋となります。地元大津市では人気の初日の出スポットで、”泉大津大橋から初日の出を見る集い”という無料のイベントも開催されるほどです。イベントは朝の6時に泉大津市役所の南側の駐車場に集合し、そこから徒歩で『泉大津大橋』を目指します。

個人で『泉大津大橋』を目指す場合は、最寄り駅は南海電鉄泉大津駅で徒歩約10分でアクセス可能です。

初日の出スポット『泉大津大橋』のおすすめポイント

『泉大津大橋』からの初日の出は、薄っすらと空が明るくなり真っ赤な朝日が登ってきます。橋の上に集まった人々から歓声があがり、賑やかな年明けとなるでしょう。海はオレンジ色の光が反射し、圧倒的美しさとなります。ただし橋の上とあってかなり寒いので、寒さ対策は必須です。

先程ご紹介した”泉大津大橋から初日の出を見る集い”では、温かい甘酒が提供されます。2022年開催されれば、参加してみてはいかがでしょうか？

『泉大津大橋』の基本情報

大阪の登山で行く初日の出スポット：1選

大阪周辺には山に登って初日の出を満喫できるスポットがあります。山頂から拝む初日の出は、街中から見る初日の出よりもさらに幻想的な美しさです。登山をしない一般の方にはなかなか体験できない初日の出。一方、登山する方には最高の穴場の初日の出スポットとなります。ぜひ今年の初日の出は、山頂から眺めてみてはいかがでしょうか？

①岩湧山

『岩湧山』は、大阪府河内長野市に位置する標高897ｍの山で、穴場中の穴場の初日の出スポットとなります。朝早くに登山する人もいれば、前の日に山頂に登りキャンプをしながら初日の出を迎える人も多いです。

多いといっても街中の混雑ではなく、数十人の登山者となります。初日の出までは、大阪の夜景が楽しめるのもポイントです。『岩湧山』へアクセスするには車が便利で、登山口周辺には無料駐車場が用意されています。

初日の出スポット『岩湧山』のおすすめポイント

年末年始の『岩湧山』の山頂の気温は、氷点下になることが多く空気が澄んでいます。そのため、『岩湧山』からは、大阪の街中でみる初日の出よりも色鮮やか初日の出を堪能することが可能です。

初日の出が登りきると、周辺のススキや山々が照らされ最高のシャッターチャンスとなります。お正月頃には雪が積もることもあるので、白銀の世界で初日の出が見られるかもしれません。下山した後には、岩湧寺での初詣がおすすめです。

『岩湧山』の基本情報

空から初日の出を楽しむ方法もあります！

初日の出スポットは、海、山、街だけでなく、空からも楽しむことが可能です。日本航空は、2022年1月1日に関西国際空港発着の初日の出フライトを行うと発表しました。

フライトは朝5:30～6:00に関西国際空港を出発し長野上空を旋回、8:00頃に戻ってきます。富士山と真っ赤な初日の出はダブルで縁起がよく、新年の幕開けには最高のシーンとなるでしょう。初日の出フライトの便名はJL4011便となります。

初日の出フライトの料金と問い合わせ先

日本航空の初日の出フライトの料金は、1人55800円で2名様から受付です。機内では抽選会などのイベント、搭乗証明書の発行、お土産などが用意されています。問い合わせ先は名鉄観光サービス奈良支店です。

大阪以外からの参加には、宿泊が付いたプランもあります。お値段は1人67800円で、宿泊先はホテル日航関西空港です。新年最初のイベントは、空からの初日の出をぜひ体験してみてはいかがでしょうか？

まとめ

Photo byKanenori

大阪の初日の出スポットをご紹介しました。大阪では、海、山、街と多彩な場所から初日の出を楽しむことが可能です。海からは飛行機とのコラボレーションが楽しめたり、山からは大阪市内から見るよりも色鮮やか初日の出が見られたりと、見る場所によって表情の違う初日の出が満喫できます。

2022年の大阪の初日の出の予想時間は7:05頃です。今回の大阪の初日の出スポットの記事を参考に、綺麗な初日の出を拝んでみて下さい。

全国の初日の出スポットが気になる方はこちらもチェック

新年は帰省していたり旅行に出かけたりと、普段とは異なる場所で初日の出を楽しむという方も多いのではないでしょうか？

下記の記事では、日本で一番早く初日の出が見られる千葉県の犬吠埼、羽田空港の初日の出情報、そして海の絶景と一緒に楽しめる江ノ島周辺の初日の出スポットが紹介されています。どの場所からも綺麗な初日の出が見られるので、ぜひチェックしてみて下さい。

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