羽田空港へ初日の出を見に行こう!
2021年も残すところあとわずか。2022年をよりよい年にするために初日の出を見にいってみましょう。
今回紹介するのは、首都東京の玄関口でもある羽田空港。実は羽田空港で、初日の出を拝むことができます。飛行好きにはたまらないスポット羽田空港で、一年の始まりにふさわしい初日の出を見に羽田空港へ出かけてみましょう。
※当記事は2021年10月現在の記事で、通常時の情報を元に作成しています。最新の情報は公式HP等をご覧ください。
初日の出の豆知識
初日の出とは、1月1日の元日に見る太陽のことだということは誰でも知っていることでしょう。日本では、一年に一度の最初の夜明けが「めでたい」とされ、この日は多くの人々が各地に初日の出を見に出かけます。
この初日の出の習慣は日本古来の習慣。初日の出に願いや決意などを込めて拝んだ経験のある方もいることでしょう。日本での初日の出は、積雪の多い日本海側よりも、この時期に晴天の多い太平洋側での初日の出が見られる可能性が高いとされています。
一番早い初日の出と一番遅い初日の出
日本における、人が訪れることができ場所で一番早く初日の出が見られる場所は、小笠原諸島の母島と言われています。また、本土では富士山の山頂で見られる初日の出が一番早いとされていて、冬山にもかかわらず毎年多くの人が初日の出登山に挑戦しています。
日本で最も遅い初日の出は、与那国島で、母島で見られる初日の出から約1時間後に初日の出の姿を見ることができるそうです。
羽田空港の初日の出は展望デッキへ!
羽田空港は、もちろん飛行機の離着陸場所です。羽田空港内の一体どこから初日の出を見ることができるのか、疑問に思う方も多いでしょう。そんな方のために、羽田空港の初日の出を見るにはどこに行ったらよいのか、詳しく解説していきましょう。
※展望デッキの開放は、天候や社会的情勢の変化に伴い、利用を一時中止・閉鎖することがあります。2021年は初日の出のお目見え時間での開放はありませんでした。オープンの時間など変更もあります。お出かけの際には十分注意してください。
1.国際線ターミナル(第3ターミナル):展望デッキ
まずは、羽田空港の国際線ターミナルの展望デッキ。羽田空港の国際線ターミナル(第3ターミナル)5階の展望デッキです。国際線の離着陸が見られる展望デッキは、24時間開放されています。そのため、いつでも飛行機の離着陸を見にいくことができます。
国際線ターミナルは羽田空港の国内線ターミナルよりも奥にあるため、初日の出が少しばかり遠く感じるかもしれません。しかし24時間オープンしている展望デッキなので、混雑を避けたり、余裕を持って初日の出を見たい方にはおすすめです。
2.国内線第1ターミナル
国内線のJAL系の離着陸が多い第1ターミナル。こちらには、屋上の展望デッキと6階に展望デッキがあります。
第1ターミナルの6階の展望デッキは、南・北と左右に分かれています。そして西向きにあるため、初日の出が若干見づらいです。そのため、第1ターミナルでの初日の出鑑賞は屋上の方がよいかもしれません。気になる方は一度、下見をしてみてください。
2.国内線第2ターミナル
羽田空港での初日の出で一番おすすめする展望デッキは、第2ターミナルの展望デッキ。第2ターミナルと第3ターミナルは、東向きのため初日の出が見やすいからです。
特に第2ターミナルは第3ターミナルよりも海よりで太陽に近く、正面に大きな建物などの障害物がありません。そのため羽田空港の初日の出にはこの第2ターミナルに一番多くに人がやってくるスポットです。滑走路や空港の様子・初日の出をしっかり見たい方は第2ターミナルをおすすめします。
第2ターミナルは室内展望デッキがある!
真冬の朝方、寒空の中初日の出を待つのは体力的にも精神的にも大変なこともあるでしょう。しっかり見たい人は、展望デッキのオープンと共に場所取りに行くなど、待ち時間もあります。
そこで、寒さや体力的に心配な方におすすめなのが第2ターミナル5階の屋内展望フロアです。しかし、初日の出の方向からちょっとズレ気味なので、初日の出の瞬間などが見えづらいこと、ガラス越しということもあり反射で見えづらいという点が挙げられます。室内展望は、暖かい館内で過ごせるのが、最大のメリットでおすすめです。
《ターミナル別》元旦・展望デッキオープン時間
- 国際線ターミナル展望デッキ→24時間オープン
- 国内線第1ターミナル展望デッキ→5時頃オープン
- 国内線第2ターミナル展望デッキ→5時頃オープン
初日の出フライトも利用してみよう!
毎年初日の出に合わせて各航空会社が実施していることの多い、初日の出フライト。各地発着の初日の出用に1〜3便ほどがチャーターして行われる、年始の定番のチャーター便です。
各航空会社が初日の出フライトとして、特別な機内食やフライト記念などを行うので、飛行機ファンなどにも毎年とても人気。そのため、初日の出フライトチケットは激戦です。例年、11月頃から予約を開始する航空会社やツアー会社が多いようなので、初日の出フライトをしてみたい方は、チェックしてみてください。
初日の出フライトならではのメリット
初日の出フライトのメリットは、天候に左右されないこと。飛行機は雲の上を飛んでいますから、どんな天候でも左右されず100%初日の出を拝むことができます。
展望デッキはどうしても天候に左右されがち。ましてや真冬の朝方の寒さの中待っているのは、なかなか大変です。ゆったりした気持ちで初日の出を存分に楽しみたい方は初日の出フライトへ出かけてみてください。きっと忘れられない一年の始まりになることでしょう。
羽田空港の初日の出の予想時刻
日本で一番早い初日の出を見られる母島の初日の出は6時20分頃。初日の出の時刻は、毎年おおよその時間が決まっています。
冬場の朝はとても寒いので、できるだけ待っている時間を少なくしたい方や、混雑を避けたい方には、初日の出の時間は知っておくべき情報と言えるでしょう。では、羽田空港での初日の出の時間は何時頃になるのでしょうか。
2022年・羽田空港の初日の出時間は?
2022年元旦の初日の出の予想時刻は、6:50頃です。各展望デッキのオープンは第3ターミナルの24時間営業を除き、元旦は通常の開放時間よりも1時間半くらい早く、5時頃〜オープンします。
待機列が長い場合には、早めのオープンもあるそうです。しっかり初日の出を見たい方やよい場所を確保したい方は、オープン1時間前〜並んでいることも多いようなので、行く時間の目安にしてみてください。
羽田空港の初日の出の混雑情報
では、羽田空港の初日の出には例年どのくらいの方が訪れているのでしょうか。例年、羽田空港の初日の出の鑑賞には、全展望デッキを合わせて約1300人が訪れるようです。比較的少ないですね。
では、羽田空港の初日の出の混雑具合や駐車場の情報などを紹介していきましょう。
一番混雑するのは、第2ターミナルデッキ
羽田空港の展望デッキで一番初日の出が見やすいのは、第2ターミナルの展望デッキということは上記で紹介済み。やはり、一番近くで初日の出を拝めるとあって、羽田空港の展望デッキの中で第2ターミナル展望デッキが例年一番混雑しています。
しかし、混雑と言っても展望デッキに入れないほど人があふれるような状態ではなく、フェンス越しに2~3列ほどになるかという混雑具合だと思ってください。寒いので、ギリギリまで、室内展望室で待機している方もいます。
ゆったり鑑賞できる
展望デッキは広いので、展望デッキの後ろの方で眺めている方もいます。そのため、展望デッキのオープンに合わせることなどはしなくても大丈夫です。初日の出の瞬間を写真に収めたい方など以外は、早めに行ってフェンス越しに張り付いていますが、それ以外であれば初日の出の時間に合わせて、展望デッキへ向かえば初日の出は十分見られますので安心してください。
このように羽田空港の展望デッキは、意外にもゆったり初日の出を見られるので、初日の出鑑賞の穴場スポットとも言えるでしょう。
羽田空港の初日の出の駐車場情報
羽田空港の駐車場は5ヶ所。P1・P2・P3・P4・P5で、各駐車場で2300〜3000台ほどの駐車が可能です。
東京の玄関口でもある羽田空港は、通常の年末年始は帰省や旅行客が多く、駐車場は満車になることがしばしば。駐車場自体は24時間オープンしているので、車で初日の出へ行かれる予定の方は駐車場の確保に時間がかかることを想定して、早めに現着することをおすすめします。しかし、駐車場の空きは保証できませんので注意しましょう。
展望デッキ別:駐車場情報
羽田空港に初日の出に行かれる方は、まずどの展望デッキに向かうのかを決めておきましょう。ターミナルによって、車で行かれる際は駐車場が変わってくるためです。
基本的に車はどこに停めても、空港内の移動は可能です。しかし、よくわからないまま駐車してしまうと展望台までかなり歩くことになってしまいます。時間がかかり、初日の出に間に合わなくなってしまっては元も子もありません。展望デッキ別に、駐車場の位置を把握しておきましょう。
展望デッキ:別駐車場案内
- 第1ターミナル展望デッキ→P1/P2
- 第2ターミナル展望デッキ→P3/P4
- 第3ターミナル展望デッキ→P5
駐車場は予約ができる
羽田空港の駐車場は、P1以外であれば駐車場の予約ができます。駐車場の予約には、羽田空港駐車場予約サービスへの登録が各駐車場毎に必要ですが、確実に駐車場に停めたい方は、予約サービスの利用がおすすめです。
羽田空港の駐車場予約サービスを利用する場合には、駐車料金とは別に1件の予約につき1000円の予約料が別途かかるので注意してください。駐車料金は定額ではなく、利用毎にかかります。年末年始は多客期料金が適用されるので、通常よりも高くなりますので、こちらも注意しましょう。
羽田空港の初日の出で新年を迎えよう!
羽田空港の初日の出情報を紹介してきました。都内でも羽田空港の初日の出は行きやすくもあり、多少の混雑が避けられ、ゆっくり初日の出を鑑賞できる穴場スポットなのではないでしょうか。
羽田空港の屋外展望デッキは、早朝とても冷え込みます。カイロや温かい飲み物、着るものなどしっかり準備して行ってくださいね。
2022年始まりの祈願に、羽田空港でぜひ初日の出鑑賞をしてみましょう。2022年が皆様にとって素敵な年になりますように。
2022年の初日の出情報が気になる方はこちらをチェック!
2022年の初日の出情報や初日の出すポットが気になる方はこちらをチェックしてみてください。
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