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一年中天の川が見られる?奄美大島で星空観察できるスポット12選!見頃の時間も!

離島は満天の星空を眺めるにはおすすめ。中でも奄美大島は島が大きく、町と町が離れているので少しの移動で真っ暗な場所へ行けます。そこでは満天の星空はもちろんのこと、一年中天の川を望めることでしょう。そんな奄美大島の星空観察におすすめ12スポットをご紹介。
2021年6月17日
@おきなわ
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目次

奄美大島が星空観察に最適な理由

町と町が離れていて少しの移動で真っ暗な場所へ行ける

出典:ライター撮影
 

離島が星空観察におすすめなのは、東京のような大都市がなく、町明かりで星空観察を邪魔されにくいから。中でも奄美大島は離島の中でも大きく、さらに町と町が離れているので少しの移動で真っ暗な場所へ移動が可能です。

山が多く町明かりをシャットアウト

出典:photo-ac.com
 

奄美大島には離島の中でも「山」が多く、その山を越えればすぐに星空観察に最適な真っ暗な環境になります。奄美大島最大の都市「名瀬」も山に囲まれているので、トンネルを1個越えればすぐに真っ暗な場所。ふらっと星空観察しに行けるのも、奄美大島の魅力と言えるでしょう。

天体観測に最適な高台の展望台が多い

出典:photo-ac.com
 

山が多い奄美大島ですが、その山には天体観測に最適なパノラマ風景が望める展望台が多いのも特徴。市街近くの展望台もあれば、市街から離れた秘境の展望台など、様々な場所に天体観測が楽しめるスポットが満載の奄美大島です。
 

天の川も望める星空観察の見頃時期と時間

出典:photo-ac.com
 

「真っ暗」な場所が多い奄美大島。その分、夜空に浮かぶ星の数も他とは比べものにならないレベルです。天の川も1年を通して望め、春は南西から北西夏は南から北秋は南西から北東冬は南東と北西に望めますので、時期にあわせて星空観察スポットを選びましょう。

ただし冬の奄美大島は雨が多いので、天の川を見るなら冬より夏がおすすめ。星空観察する時間も、日没時間が東京などに比べて30分から1時間遅いので、少し遅めの時間を狙うといいでしょう。
 

今日のほしぞら - 国立天文台暦計算室
天の川から星座まで、どの方角にどの星が見えるか検索できます。

奄美大島星空観察スポット北部エリア3選

①あやまる岬観光公園


出典:ライター撮影
 

奄美大島は大きな島なので「北部・中部・南部」の3つのエリアに分けて星空観察スポットをご紹介いたします。まずは奄美空港がある北部エリアでおすすめは空港もほど近い「あやまる岬観光公園」。周辺には集落が一切なく、夜となると真っ暗になるので星空観察に最適です。

さらに岬ということもあり、空も開けていて天体観測も楽しめることでしょう。幹線道路から簡単にアクセスできるので、気軽に星空観察しに行けます。
 

②渡連海岸

出典:ライター撮影
 

あやまる岬観光公園は人気観光スポットもあって、星空観察でも多くの人が来る場合もあります。邪魔されずに満天の星空を楽しみたいなら、奄美大島北部エリアなら「渡連海岸」がおすすめ

北向きの広々としたビーチからは、天の川だけではなく北極星や北斗七星も簡単に見つけることができることでしょう。さらに渡連海岸は幹線道路に面していて、車の中から星空観察も可能。ただし冬は海から強い風が入ってくるので冬より夏がおすすめです。
 

③蒲生崎観光公園

出典:ライター撮影
 

奄美大島北端には2つの岬があり、1つは灯台がある「笠利崎」で、もう1つは灯台がない「蒲生崎」。灯台があると星空観察の際に撮影などで邪魔になることもありますが、灯台がない蒲生崎なら気軽に星空撮影もできます。

さらに蒲生崎は岬全体が公園で、様々な場所で星空観察できるのも魅力。また周辺には町どころか建物も一切ないので、真っ暗レベルは奄美大島でも随一と言えます。奄美大島北部で天の川を見るなら一押しのスポットです。
 

奄美大島星空観察スポット中部エリア3選

①大熊展望広場

出典:ライター撮影
 

奄美大島最大の町「名瀬」のすぐ近くにも、星空観察におすすめスポットがあります。名瀬市街の中心から距離にして約3km、道のりにして約6kmにある「大熊展望広場」は、気軽に行くことができる星空スポット。

その理由は距離と道のりの差にもあるように急坂を上った先にあるからで、名瀬の町明かりも遮ってくれます。星空観察はもちろんのこと、名瀬市街の夜景も楽しめますし、夕時には夕日スポットとしても人気の大熊展望広場です。
 

②あかざき公園

出典:ライター撮影
 

大熊展望台よりさらに近い場所にある「あかざき公園」も星空観察におすすめ。こちらは近くというより「名瀬市街の上」にある印象です。その理由は名瀬市街の長浜エリアと朝仁エリアを結ぶトンネルの上にある公園だから。距離は0kmも道のり3kmという次第です。

その分、名瀬の町明かりは届きにくく、星空観察には最適な真っ暗な環境。大熊展望広場よりさらに気軽に行くことができるあかざき公園です。
 

③大浜海浜公園


出典:ライター撮影
 

名瀬中心街からは約7km、あかざき公園のトンネルをくぐり、さらに山を越えた先にある海沿いの公園が星空観察におすすめの「大浜海浜公園」です。名瀬市街とは間に山が2つもあるので、さらに真っ暗な環境で星空観察には最適。

また海岸まで行く途中にある「見はらし広場」なら景色を遮るものも少なく、天の川をはじめとする満天の星空を望めることでしょう。名瀬近郊では高確率で綺麗な星空を望めるスポットが大浜海浜公園です。
 

奄美大島星空観察スポット南部エリア6選

①宮古崎

出典:ライター撮影
 

さらなる奄美大島の星空観察スポットを目指すなら、名瀬より南部のエリアへ行くのがおすすめ。まずは名瀬市街から約16kmの「宮古崎」

大河ドラマ「西郷どん」のロケ地にもなった観光名所ですが、名瀬から離れていることもあって夜になれば真っ暗となり、星空観察には最高です。さすがに星空が望める夜だと岬の先端まで行けませんが、幹線道路にある駐車場からでも満天の星空が望めることでしょう。
 

②嶺山公園

出典:ライター撮影
 

名瀬市街から宮古崎を越えてさらに12km(名瀬市街から28km)先にある「嶺山公園」も星空観察におすすめ。こちらも幹線道路沿いにありますが、さらに階段で上に上ることができるので、幹線道路沿いでも通行する車を気にすることなく、真っ暗な場所で星空を楽しめます。

さらに崖上の高台にある公園なので、景色も開けて夜空の面積もとても広い。天の川を見るには一押しの嶺山公園です。
 

③湯湾岳展望台

出典:ライター撮影
 

奄美大島で最も高台にある展望台とも言われる「湯湾岳展望台」。ジャングルの中にあり、人工的な音が一切聞こえないまさに大自然の中で星空観察を楽しめるスポットです。

ただし名瀬市街からは約45kmで大半が山道と行くまでが大変。でも奄美大島第二の都市「古仁屋」からなら約30km、第三の都市「宇検」からなら約5kmと、滞在場所次第では気軽にアクセスできます。とにかく静かで、星空観察したらそのまま寝てしまいそうな場所です。
 

④油井岳展望台

出典:ライター撮影
 

奄美大島第二の都市「古仁屋」からわずか5kmのところにある「油井岳展望台」。展望台といっても丘のようになっていて、景色も夜空も開ける場所です。夜になれば天の川も大きく望めることでしょう。

南向きの展望台なので運が良ければ南十字星の一部が望めそうですが、残念ながら日本の南十字星の北限は与論島と言われています。奄美大島では高台でも南十字星を見るのは厳しいので、無難に冬定番の「オリオン座」を楽しみましょう。
 

⑤高知山展望台


出典:ライター撮影
 

古仁屋から油井岳展望台へ行く途中に、実はもう1つ「高知山展望台」があります。こちらは森の中にある展望台で、油井岳ほど景色は開けていませんが、古仁屋の夜景と星空を同時に望めるスポットです。

天の川は油井岳夜景と星空は高知山といったように、使い分けることができます。もちろん、2つとも行って夜景も天の川も楽しむのもおすすめです。
 

⑥ヤドリ浜

出典:ライター撮影
 

奄美大島南部エリアでもビーチで星空を楽しみたいなら、奄美大島南端にある「ヤドリ浜」がおすすめ。周辺には集落がなく、ホテルが数軒あるだけで暗くなれば夜空も真っ暗です。波の音を聞きながら星空観察をするには最高のスポット。

さらにヤドリ浜にはキャンプ場がありキャンパーにも人気で、星空観察だけではなくキャンプ気分も楽しめるヤドリ浜です。
 

まとめ

夜の移動はアマミノクロウサギに細心の注意を!

出典:ライター撮影
 

星空観察するには夜間の移動が必要になりますが、奄美大島には夜行性の特別天然記念物「アマミノクロウサギ」が生息。移動の際は細心の注意を図りましょう。

特に奄美大島中部エリアから南部エリアへの移動の際は要注意。奄美大島での星空観察は、できる限り星空スポットに近い町に滞在し、移動距離を最小限にするのがおすすめです。

奄美大島の観光情報が気になる方はこちらをチェック!

離島の中では大きな奄美大島。夜は星空観察、日中は奄美大島ならではの大自然を楽しむのがおすすめです。そんな時に参考になる奄美大島観光情報を集めました。奄美大島を昼も夜もめいっぱい楽しみましょう。