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フリースの洗濯方法を徹底解説!自宅でもふわふわ感をキープするコツをご紹介!

フリースの汚れどうしていますか?汚れるたび毎回クリーニングに出すのでは少し不経済。家庭で毛玉を防ぎつつふわふわに手洗いする洗濯方法をご紹介しましょう。気になるフリースの洗濯頻度や使用コース・脱水やすすぎでの注意を含めフリースの手洗いでの洗濯方法も解説します。
2021年1月9日
佐藤3
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目次

はじめに

フリースの洗い方解説!毛玉を防いでふわふわに仕上げる方法は?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1232655?title=%E6%B4%97%E6%BF%AF%E6%A9%9F%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%80%E8%87%AA%E5%8B%95

フリースは軽くて暖かく、キャンプやアウトドア用の衣類にも多く採用されているため1枚や2枚お持ちだという方も多いのではないでしょうか。季節限定の衣類であるため、シーズンオフになったらまとめてクリーニングに出すという方もいるようですがシーズン中でも家で洗えるといつでもスッキリと気持ちよく着用できて嬉しいですね。

洗い方も少し注意するだけでそれほど難しいことはありません。家庭でも毛玉を作らず洗濯機で洗ってみませんか?裏返したりという守って欲しい注意ポイントを解説しつつ、家庭用洗濯洗剤で洗う場合に守って欲しいコースなども紹介しつつふわふわに仕上げるコツについてもレクチャーしていきましょう。

まずチェック!フリースの種類や性質と洗濯頻度

フリースの種類1.一般的な毛足の短いもの

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4321078?title=%E9%BB%84%E8%89%B2%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9

多くの方がお持ちのフリースはこちらのタイプが多いでしょう。毛足が短く非常に密な起毛となっているため体温が逃げにくく外からの冷気も防いでくれます。素材はPETと呼ばれるポリエステルでできている化学繊維。

このポリエステルの開発起源としては洗濯して乾きにくいコットンの代用として考えられたもの。ふだん綿100%製品と思っているものにも多い割合いで含まれているため衣類においてはとても身近な科学素材となっているだけでなく家庭での洗濯が容易でもちろん乾くのも早いという性質を持っています。

フリースの種類2.毛足の長いボアタイプフリース

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4318078?title=%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC

フェイクボアなどとも呼ばれることがある毛足が長いタイプのフリース。イメージ的にフリースと思わずに購入している方も多いでしょう。本物のボア(毛皮)ではないので家庭での洗濯も可能ですが、長い毛足は多少のケアをしてあげないと水洗いによって毛先がくっついてしまい見た目が悪くなることがあるのでご注意ください。

なぜ毛玉になるのか?フリースの素材と性質

フリースの素材であるポリエステルは、家庭での洗濯が簡単なのですがその一方で静電気が起こりやすいことから毛足が長い繊維の場合毛玉になりやすいというデメリットも持ってしまっています。

シャツなどに使われるポリエステルの場合ほとんどフラットな織物ですので気になりませんが、フリースの場合はこの静電気が起こらないよう摩擦には気をつけて洗濯する必要が出てくるでしょう。

フリースの洗濯は毎日必要か?おすすめの洗濯頻度は

洗濯による摩擦も毛玉の原因ともなるとそれほど頻繁に洗うことをためらう方もいらっしゃるでしょう。アウターなどに利用されることからよほど汚れが目立ったり汗をかいたりしないかぎりジャケットやコートなどと同様で頻度的には毎日洗う必要もありません。頻度目安としては1週間に1度程度と思っておけばよいのではないでしょうか。

外出から帰ってきて脱いだあとにはほこりなどをブラッシングで落とす、汗やにおいが気になる脇などの部分には除菌消臭スプレーを吹き付けてそれが乾くまでハンガーにかけて風通しのよい場所に吊るしておくなどのケアで洗濯頻度を抑えることが可能です。


フリースの家庭での洗濯手順を解説!

週1回目安がおすすめの洗濯頻度であるフリース。手洗いでなく洗濯機で気軽に洗うことができますが、毛玉を作らない・風合いを保つための上手な洗濯方法にはいくつかの注意点があります。こちらではその点に気をつけながら簡単に汚れを落とす方法をご紹介しましょう。

手順1.洗濯前の下準備

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まず一般的な洗濯前の下準備と同様に、ポケットの中に何も入っていないことを確認しましょう。ファスナーが付いているものはしっかり閉じて、袖口など折り返しているものも元に戻します。

丁寧に洗濯したいのであれば、ほこりなど叩いたりブラッシングで落とせる汚れは前もって取り除いてから洗う方がきれいに仕上がるでしょう。

色落ちチェック

衣類は染色の仕方や色の種類などにより色落ちしやすさが変わってくるため、洗濯する前は必ず衣類のタグや試し洗いをして色落ちチェックをするのをおすすめします。あまり色落ちが激しいものは1枚だけで洗ったり、色落ち防止効果のある洗剤を使う必要が出てくるでしょう。

その方法はまず洗剤の原液を目立たないところに付けます。数分放置してから白い布でその部分を叩いて色移りするようであれば洗濯時に色落ちする可能性大です。あまりこの時に色が激しく落ちるものは自宅で水洗いすると色ムラになってしまうため家庭洗いは諦めてクリーニングに出してください。

手順2.洗濯ネットで毛玉予防

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1946608?title=%E6%B4%97%E6%BF%AF%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

毛玉が出来るメカニズムをご存知でしょうか。繊維が摩擦によってこすれると、先端が毛羽立ち細かい繊維がたくさんできます。この繊維はなめらかな糸とは違うので簡単に近くにある繊維と絡まりこれがたくさん発生することにより玉状に丸まるのが毛玉というわけです。

特にできやすい場所といえば袖口やウエストまわりなどですね。これは着用しているときに人の動きによって摩擦が起こり繊維が毛羽立って先端が絡むためと考えるとわかりやすいでしょう。この摩擦は洗濯時にも多く発生するのがわかっています。

毛足の長いフリースは裏返してネットに入れる

少しでも毛玉を防ぐためにはフリースの布同士または他の洗濯物とが擦れ合わないよう、服を裏返して洗濯ネットに入れて洗うのがおすすめです。これは特に毛足の長いタイプのフリースの場合は必ずやって欲しいこと。裏返しするだけで簡単に毛玉の発生を防ぐことができるので是非試してみてください。

毛足の短いものでもフリースは静電気が起こりやすい素材であるため意外と毛玉になりやすいですので、この場合でも裏返ししないまでもネットには必ずに入れて洗濯機に入れるようにすると良いでしょう。

手順3.洗剤を入れる

使用する洗剤は通常の中性洗剤でも可能ですが、ふわふわ感を維持したいのであれば静電気も防ぐ役目があるおしゃれ着洗い洗剤がおすすめ!柔軟効果があるものはそれだけで柔軟剤不要でふんわりと仕上がります。

もし柔軟効果がないおしゃれ着洗い洗剤であれば、このとき柔軟剤も洗濯機にセットしておいてください。

手順4.洗濯コースの選択


Photo bymoerschy

おしゃれ着洗い洗剤のパッケージに準じた洗濯コースで洗うのが一番ですが、明記されていない場合はドライコースまたは手洗いコースといったゆるやかな撹拌により汚れを落とす洗濯方法を選んでください。

このときすすぎ回数が選べるのであれば2回に指定。もし選べない機種であれば洗いまでで終了または一時停止するようにしてすすぎのみを選択。一度終わったあとにもう一度すすぎをするのが好ましいです。脱水はコースに指定されている時間でOKですが、それよりも長時間回すのは避けてくださいね。

手順5.型崩れを防ぐフリースの干し方

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フリースは毛足の間にもたくさんの水分を含んでしまうため完全に水に濡れるとかなり重さが出てしまいます。そのためハンガーなどにそのままかけて干すと襟周りが伸びてしまったり肩にハンガー跡が付くことにも。それを防ぐ意味でも平干しという干し方を推奨しています。

やり方は簡単で100均などにも平干し用のネット式ハンガーが売られていますし、ない方は物干し竿2本を少しだけ間を空けて設置、そこに平らになるように置いて乾かすだけです。これだけの工夫できれいに洗濯ものが仕上がるでしょう。

縮み色落ちが気になる方は手洗い洗濯がおすすめ!

基本的にフリースは化学繊維なので毛玉にこそなりすれあまり縮みは気になりません。それでも色落ちや型崩れなど洗濯機洗いが気になるという場合は手洗いで洗いましょう。やり方は洗面台や洗面器にぬるま湯を張っておしゃれ着洗い洗剤を規定量に薄めて用意。そこにネットに入れたフリースを付けやさしく手洗いで汚れを浮かせ衣類の繊維から引き離すよう何度か押して離すを繰り返します。

手洗いの場合もすすぎは何度も十分に!

洗濯機でもすすぎは2回コースをおすすめしましたが、手洗いの場合も何度もきれいなぬるま湯に交換してしっかりと洗剤分が残らないようにしてください。洗剤分が残っているとどうしてもゴワゴワしがちだからです。また淡色のフリースだと洗剤分が日光に当たると変色する場合も考えられるので、汚れよりも気をつけて洗剤をしっかりと落とすようにしてください。

フリースをふわふわに仕上げる方法

最後になりますが通常の洗濯だけではふわふわ感が足りないとお思いの方へ、もっとふわふわにする方法をご紹介しましょう。

ふわふわ仕上げのコツ1.柔軟剤仕上げ

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1198714?title=%E6%89%8B%E6%B4%97%E3%81%84%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0

柔軟剤を入れると、繊維同士のすべりがよくなるので、洗たく物がふんわりとなめらかな仕上がりになり、静電気の発生も少なくなります。

柔軟剤を入れるとふわふわに仕上がるのは、繊維の根元に柔軟剤成分がきれいに並び毛足1本1本を立たせてくれるおかげです。タオル洗いで仕上げに柔軟剤を入れるとくたっとしていたパイルが立ち上がるといわれるのはその効果です。

柔軟剤はそれだけでなく繊維の表面に油の膜を作るためサラサラになりくっつきにくくして摩擦(毛玉の発生)を軽減してくれます。ふわふわと毛玉予防が一度にできるためフリースの洗濯には柔軟剤使用は特におすすめ!


ふわふわ仕上げのコツ2.ブラッシング

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ふわっとさせるには毛足どうしがくっつかず離れている必要があります。そのために洗濯しない時にもできる方法が衣類ブラシでのブラッシングです。当然衣類に付着しているほこりや小さなゴミなども払い落としててくれるため、洗濯頻度が少なくて済むというメリットも生じてくるでしょう。

ふわふわ仕上げのコツ3.二度すすぎ

もうひとつ、これは洗濯の時に気をつけて欲しいことなのですが十分にすすぎをして古い柔軟剤成分や洗濯洗剤の残りカスを落とすようにしましょう。

これらが服に残ってしまうと、繊維同士の接着剤のような感じになってしまい、特に毛足の長いボアタイプのフリースですと毛足どうしが束になって、しばらく洗っていない犬の毛ような見た目になってしまいます。肌触りや風合い・ひどくなると見た目までもが変わってしまうのでご注意ください。

まとめ

フリース洗濯は裏返してネットに入れるのが基本!

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/636898?title=%E6%89%8B%E8%A2%8B%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC

いかがでしたでしょうか。フリースはものによってはとても高価な衣類にも使われており家で洗濯できないのでは?毎回クリーニングに出されている方もいるようですが、きちんとタグを確認し洗濯前の色落ちチェックをすれば家庭の洗濯機で洗えるものもたくさんあります。

ただし洗濯タグに手洗い表示のあるものやドライマークのついている服に関してはご家庭で洗濯する場合には風合いが大きく変わったり汚れ付着・静電気防止加工などの薬剤が流れ落ちてしまうことも考えられますので自己責任で行ってくださいね。

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