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【2021】勝尾寺の紅葉はライトアップが圧巻!見頃の時期やアクセス情報を解説!

勝ちダルマで有名な勝尾寺(かつおうじ)は、大阪北部でも屈指の名所。歴史ある境内は、毎年のように秋の紅葉でも注目を集めています。勝尾寺の圧巻な紅葉ライトアップ情報も含め、紅葉の気になる見どころ、アクセスなど様々な関連情報をご紹介です。
更新: 2021年11月5日
はぐれ猫
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勝尾寺とは

大阪の箕面にある奈良時代創建の寺

都市部から離れた大阪北部の北摂山系にある歴史的寺院が、西国23番札所となっている応頂山勝尾寺です。有名な箕面(みのお)の滝の近くにある寺院は、標高255m地点に26万㎡もの敷地を有しています。その創建は奈良時代と伝わり、境内には幾多の建造物の文化財を備え、国の史跡にも指定されているほどの名所です。

名物勝ちだるまとは

昔から勝尾寺が知られているのは、勝ちダルマの存在も理由でした。ダルマは七転び八起きすると言われ、どんな困難も解決する縁起物。体に勝の1字を描いたダルマは、勝運を向上させると信じられてきました。紅葉の時期にも勝ちダルマに必勝祈願を求める、参拝者や観光客が絶えません。

紅葉がすごい時期はもみじ祭り

そんな昔からの歴史と勝ちダルマの見どころが多い勝尾寺は、紅葉の見事さが大阪でも5指に入るほどだと絶賛されています。歴史的な建造物や周囲の山林、そして無数のダルマを背景にした紅葉が、他のどこより独特な魅力。秋の勝尾寺ならば、もみじ祭りに訪れてもハズレがありません。

基本情報

勝尾寺

  • 住所
    〒562-8508
    大阪府箕面市勝尾寺
  • 電話番号
    072-721-7010
  • 公式サイトURL
    http://www.katsuo-ji-temple.or.jp/
  • 営業時間
    平日 8:00~17:00
    土曜日 8:00~17:30
    日曜・祝日 8:00~18:00

勝尾寺のアクセス

電車とバスを使ってアクセス

電車とバスを乗り継いで紅葉の勝尾寺にアクセスするなら、地下鉄御堂筋線の千里中央駅へ向かうのがおすすめ。駅前から勝尾寺までは阪急バスが出ていて、およそ33分の道のりです。ほかにモノレールの彩都駅、阪急箕面駅も近場ですが、バスはないのでタクシーでの移動になります。

車でのアクセス

路線バスではなく自家用車でアクセスの場合、名神高速道路の茨木インターなどが最寄りです。東側からは、山間部に通っている府道4号(箕面ドライブウェイ)、西側からは箕面駅前から伸びる府道43号などをひた走って、紅葉の勝尾寺を目指すことになります。

勝尾寺の駐車場について

山間部の府道に面している場所に、勝尾寺の駐車場があります。駐車場は平日なら空きがありますが、もみじまつり期間には混雑するのが必至です。早朝の時間から車が詰めかけて駐車場前の道路は渋滞し、休日のピーク時には駐車場に入るまで2時間待ちという事態も報告されています。

アクセスルート(例)

【電車とバス】地下鉄御堂筋線→千里中央駅→阪急バス→勝尾寺バス停
【電車とタクシー】阪急宝塚線→箕面駅→タクシー→勝尾寺
【車】名神高速道路→茨木インター→府道4号→勝尾寺駐車場

勝尾寺の紅葉の時期

毎年11月中旬~12月上旬が見頃

北摂山地の勝尾寺で毎年のように鮮やかな紅葉が始まるのは、11月の上旬の頃です。特に紅葉が見頃を迎える時期は、11月の中旬になってからのこと。多くの人が酔いしれる紅葉の見頃は、一段と寒さを増してくる12月の上旬まで続きます。


勝尾寺の紅葉の時期に見られる種類

じつに8万坪もある勝尾寺の境内では、紅葉する時期になれば色んな樹木の色づきが見られます。真っ赤に染まる、秋を代表するイロハモミジやイロハカエデ。全体が黄色に輝くイチョウ。さらに爽やかな色合いのドウダンツツジ、サクラなどなど。勝尾寺周囲の山の斜面までも、時期が来ればそんな樹木たちに彩られています。

混雑する時期や時間帯は

観光客がごった返すほど混雑を見せるのは、紅葉の見頃を迎えた時期の金土の週末、そして日曜日や祝日です。2019年の場合には、道路の渋滞や駐車場の満車を引き起こすほどに混雑していました。2020年の場合は若干すく可能性もありますが、勝尾寺の夜間ライトアップの時間帯は大混雑の覚悟は必要です。

勝尾寺の紅葉の見どころ①山門

立派な山門と紅葉

バス停や駐車場から歩き始めて、最初に見える勝尾寺の見どころが巨大な山門です。応頂山と書かれた朱の山門は仁王門でもあり、慶長8年(1603年)にあの豊臣秀頼が再建したという由緒ある建物。山門の周辺は、勝尾寺の最初の一歩を飾るのにふさわしい紅葉の風景があります。

山門の紅葉の見どころ

風情ある秀吉の山門と紅葉の取り合わせは、勝尾寺でも見逃せない魅力の1つです。山門の向こう側に目をやれば、お清め橋の向こうの紅葉はまさに絵になる光景があります。そんな魅力的な山門の紅葉は、観光客たちの写真撮影のエンジンをかけてくれる存在です。

勝尾寺の紅葉の見どころ②池

鯉のいる弁天池と紅葉

幻想的とまで讃えられる紅葉は、勝尾寺の入り口に近い弁天池で見られます。弁天池は昔から弁財天が祀られていることが名の由来であり、その池の周囲にもお清め橋や人工滝など、勝尾寺ならではの見どころがいっぱい。紅葉の見頃のシーズンには、時間を忘れて見入ってしまう、凄い絶景が待っています。

弁天池の紅葉の見どころ

弁天池の背後の山々にはイロハモミジなどが全体に色づき、まさに絶景と言える姿。池からはかなりの高さの噴水が立ち上り勝尾寺の紅葉を盛り上げます。池には大きな鯉が優雅に泳ぎ回っているのも見どころです。もみじまつりの一環で、水面にモヤーっと霧がかかる演出が、紅葉と組み合わさってますます幻想感を漂わせています。

勝尾寺の紅葉の見どころ③滝

弁天池の東側で足を止めてみたいのが、人工滝と呼ばれる見どころ。この滝は近年に境内が整備されたときに完成した、勝尾寺の新しい名所です。近くの箕面の滝に比べればとても小規模ですが、夏は涼やかな印象に変え、秋は紅葉と一緒の風景に癒やされます。

滝の紅葉の見どころ

空中に伸びた筧(かけい)からひとすじの滝が滝壺へと下り、その先で幾筋にも別れた2段目の滝が流れる姿が印象的です。周囲には朱の鳥居、小祠、橋などもあって、あたりを紅葉の木々が取り巻いています。時に小さなだるまがいたりして、綺麗な勝尾寺の滝と紅葉にはしばし見入ってしまうところです。

勝尾寺の紅葉の見どころ④参道

灯籠がならぶ参道と紅葉


山門から本堂へと続いている、石畳の参道。この道のりも、勝尾寺の紅葉を語る上では忘れてならない見どころです。参道は階段を含めて全長300mほども伸びています。両側に配置されている勝尾寺の名所と、見ごたえある紅葉のコラボが楽しみです。

参道の紅葉の見どころ

弁天池のお清め橋をすぎれば、参道の階段の両側に無数の灯籠が立ち並ぶスポットがあります。ここには紅葉の真っ赤なトンネルの魅力があって、秋の見頃に観光すればとても感動的。勝尾寺のモミジの参道の途中にはベンチがあって、座って紅葉をじっくり鑑賞することも自在です。

勝尾寺の紅葉の見どころ⑤塔

そびえ立つ多宝塔と紅葉

そんな紅葉トンネルを進んでいくと、やがて見えてくるのが勝尾寺の多宝塔です。菩薩観音の背後にある多宝塔は、内部で剛界大日如来を祀っている建築物です。今では勝尾寺では欠かせないシンボルの1つとなっていて、その周囲の紅葉も絶景と呼べるほど見事なものです。

多宝塔の紅葉の見どころ

この多宝塔は秋になると濃い紅葉に包まれ、境内でもかなり見応えを感じます。そんな見頃となった紅葉と多宝塔は、広い勝尾寺の中でも絶好の撮影ポイント。下からでも上からでも絵になることは間違いありません。参道から外れ、多宝塔にくねくねと続く、紅葉の小径を歩くのもおすすめな過ごし方です。

勝尾寺の紅葉の見どころ⑥だるま

あちこちのだるまと紅葉

楽しみな要素と言ったら、しかめっ面を発揮しているダルマのいる風景です。勝ちダルマに縁のある勝尾寺は、境内のそこらじゅうに小さなダルマがひしめいている様子が摩訶不思議。まるで生きていてみんなで飛び跳ねそうなダルマたちと紅葉の風景が組み合わさり、世界でもここだけの独特な雰囲気で満たされています。

ダルマと紅葉の見どころ

特に秋にダルマがわんさかとたむろしているのが、勝尾寺の本堂のあたり。本堂前には自己増殖したかのように、小さなダルマがぎゅうぎゅう詰めだったりします。さらに塀の瓦屋根に並ぶダルマの姿は、周囲の紅葉の絶景と組み合わさって、誰もが写真に納めたくなるところです。

境内をぐるりと散策すれば、勝尾寺の至るところにダルマがいることにも気が付きます。例えば苔むした灯籠の上、落ちそうな断崖の上、不安定な木の上、何の変哲もない地面、綺麗な池のほとりなどあらゆる場所。紅葉を見に行けば、ダルマに癒やされる旅になりそうです。

勝尾寺のもみじまつり

もみじまつりの内容

全体が見惚れるほどの紅葉に染まる時期、勝尾寺ではもみじまつりがスタートします。大阪の秋の北摂観光では、見逃せないイベントです。シンプルに紅葉を鑑賞することをメインとする内容なのが特徴で、池のもくもくな霧の演出などこの祭りだけの見どころもあります。そして夜間になると、紅葉のライトアップイベントが楽しみです。

もみじまつりの時期

基本的に勝尾寺のもみじまつりは、境内が紅葉真っ盛りになる時期と重なっています。昨年2019年の場合には、11月1日から、もみじまつりがスタートしていました。そして11月の末まで、混雑しがちな祭り期間が続きます。2020年に開催の場合も、同様の期間になります。

もみじまつりに屋台は出る?

ところで祭りと言ったら、混雑の中でグルメの屋台が楽しみです。勝尾寺のもみじまつりでも、屋台が出るのか気がかりなところ。しかし過去の祭りの様子を調べると、屋台が登場したという話は見つかりません。勝尾寺のもみじまつりは屋台が出ないのが通常モードのようです。屋台がなくても、紅葉だけで満たされることは言うまでもありません。


勝尾寺のもみじまつりのライトアップ

紅葉ライトアップの時期と時間帯

たとえ屋台はなくてもカップルの来訪が増える勝尾寺では、もみじまつり期間中の11月の土・日・祝日にかぎってライトアップが行われます。もし平日に訪れても、紅葉のライトアップはないので間違えてはいけません。ライトアップの時間はとくに混雑も必至ですが、日没から夜の19:30まで独特な光の演出を楽しめます。

ライトアップの見どころ

夜の時間まで、勝尾寺の隅々までライトアップの見どころだらけです。正面の山門が闇に浮かび上がり、弁天池は青く幻想的光に包まれ、背後の紅葉が天国のような情景を作っています。トンネルのような木々の紅葉、淡く光に照らされる多宝塔。各地でライトアップされただるまたちが、日中とは違った姿で観光客を出迎えます。

勝尾寺の名所

花の茶屋

秋の花の茶屋は、勝尾寺では必ず立ち寄ってみたいお食事処です。紅葉とだるまを眺められる店内では、縁起の良さそうな名物の開運うどんが人気。女性はこぞって注文するぜんざい、近年評判なクランチチョコ、神戸ドーナツなどのスイーツがあるので、もみじまつりに屋台が無くても納得です。

応頂閣(宿坊)

実はこの勝尾寺、宿泊できる応頂閣までも備えている名所です。宿坊は社員研修や部活の合宿など大人数にも対応するほか、少数で宿泊できる和室も備えています。紅葉の季節の旬の食材を使った和食が登場、音羽鮨では新鮮な握り寿司も味わえ、広いお風呂も完備するなどホテルにも負けない居心地です。

紅葉の勝尾寺へ行こう

大阪を代表する紅葉で癒やされよう

秋になった勝尾寺では、想像以上の紅葉の魅力に出会えることがわかってきました。そして境内の紅葉見どころは、昼と夜で違った表情を見せてくれるのも楽しみ。2020年に紅葉の見頃が来たら、箕面の滝と勝尾寺の紅葉を合わせて観光してみたいですね。

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