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2020最新!栃木観光で外せない滝スポット10選!絶景名所で癒やされよう!

栃木県にある華厳の滝、知らない人は少ないでしょう。しかし、栃木県にはこれ以外にも魅力的な滝スポットが数多くあり、「華厳の滝より絶景!」「この穴場の滝は人に教えたくない!」という口コミの滝も。春夏秋冬、季節ごとに異なる表情を見せる栃木県の滝10選をご紹介します。
2020年8月28日
eling.ppiv
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はじめに

涼しさを感じられる夏はもちろん、春には桜や新緑と、秋には紅葉と、冬には雪景色と、滝には夏だけではなく季節ごとに異なる魅力があり、春夏秋冬で様々な表情を見せてくれます。この記事では、滝が集中している栃木県北部の日光エリアと那須塩原エリアを中心に、定番の滝や穴場の滝10選をご紹介します。滝の豆知識や、エリアごとにおすすめの滝めぐりルートもご紹介していますので、是非参考にしてください。(この記事は2020年7月現在の情報をもとに作成しております)

栃木の人気滝めぐりルート【日光エリア】

おすすめの滝めぐりルート概要

それではまずは日光エリアの滝めぐりルートをご紹介します。コースとしては、世界遺産・東照宮などがある中心部をスタートし、第二いろは坂を上って奥日光へ進むものです。まずは霧降ノ滝を見たら裏見ノ滝へ。その後は第二いろは坂を上って奥日光に入り、奥日光では最初に華厳ノ滝へ。ここまでの3つの滝は日光三名瀑。そして、中禅寺湖を左に眺めながら竜頭ノ滝へと進み、その先の戦場ヶ原を超えたところにある湯滝で完結です。

おすすめの滝めぐりルート詳細

①霧降ノ滝→(約9KM/約15分)→②裏見ノ滝→(約18KM/約30分)→③華厳ノ滝→(約6KM/約10分)→④竜頭ノ滝→(約6KM/約10分)→⑤湯滝
途中、①と②の間にある世界遺産・二社一寺(日光東照宮・輪王寺・二荒山神社)の参拝や、④と⑤の間に広がる戦場ヶ原での散策などもおすすめです。お泊りでお出かけなら、湯滝にほど近い日光湯元温泉で宿をとるのが便利です。また、冬季もいろは坂は通行止めにはなりませんが、冬に訪れる場合は必ずスタッドレスタイヤやチェーンを装着してください。
 

栃木の人気滝スポット①【日光エリア】

定番!霧降ノ滝

日本の滝100選に選ばれている霧降ノ滝は日光三名瀑にも数えられる名所です。滝は25Mの上段と26Mの下段からなり、全体の高さは75Mです。岩にぶつかりながら様々に変化する流れが印象的で、その美しさに魅せられた葛飾北斎が浮世絵に描いたことでも有名です。霧降高原にニッコウキスゲが綺麗に咲き誇る初夏の時期も人気ですが、冬を迎える直前に真っ赤に染まる紅葉の時期もおすすめです。なお、この滝の上流には「霧降隠れ三滝」と呼ばれる穴場スポットもあります。

綺麗な絶景を見られる名所情報

駐車場(無料)周辺に売店やおしゃれな「山のレストラン」などがあり、山のレストランの横から延びる遊歩道を徒歩で進み、片道約10分で観瀑台に到着します。山のレストランをご利用希望の場合、夏休みなどのトップシーズンは事前予約がおすすめです。
【所在地】栃木県日光市所野
【電話番号】0288-22-1525 (日光市観光協会)
 

霧降高原 山のレストラン(カフェ、レストラン) - 西洋料理 明治の館 日光のレストラン
「霧降高原 山のレストラン」は、栃木県日光市 霧降高原の大自然の中に建つ北米風のカフェレストラン。北に霧降の滝、西に日光連山が望める抜群の眺めの中、四方にはテラス席を配し、暖炉がある木の温もり。グリル中心の豪快で本格的な北米スタイルのオリジナル料理。

栃木の人気滝スポット②【日光エリア】

穴場!裏見ノ滝

こちらも日光三名瀑とされている滝、裏見ノ滝です。高さは20Mほどでそれほど大きくはありませんが、周辺には芦沢相生の滝や無名の細い滝がいくつも流れ落ちていて一緒に眺めることが出来ます。滝の裏には不動明王が祀られていて、以前は滝の裏側に回り込むことが出来たのでこの名前がついていますが現在は通行止めとなっています。松尾芭蕉も訪れて句に読んでいるこの滝、日光三名瀑でありながら意外と訪れる人が少ない穴場で、特に初夏の時期は周囲の苔が涼感をUPさせてより涼しさを堪能出来ます。

綺麗な絶景を見られる名所情報

駐車場(無料)周辺にトイレがあり、そこから続く遊歩道を進み、徒歩で片道約15分で観瀑台に到着します。
【所在地】栃木県日光市丹勢
【電話番号】0288-22-1525 (日光市観光協会)

栃木の人気滝スポット③【日光エリア】

定番!華厳ノ滝


日光三名瀑であり日本の滝100選にも入る華厳ノ滝は、栃木県の滝、いや日本の滝の中でも知名度が高いですね。中禅寺湖の水が高さ97Mを一気に流れ落ちる迫力は見る人を圧倒します。駐車場の近くにある観瀑台から滝を見降ろした後は、是非エレベーター(有料)で約100M下って滝つぼ近くの観瀑台から滝を見上げてみてください。滝の大きさと怖くなるくらいの轟音に言葉を失うことでしょう。冬の時期は華厳の滝下部の地層部分から流れ出る十二滝が氷瀑化して幻想的な景色を楽しめます。

綺麗な絶景を見られる名所情報

駐車場(有料)周辺には数多くの売店などがあり、滝を見下ろす観瀑台やエレベーター乗り場はすぐそばにあります。滝を見下ろすポイントまではエレベーターで下って所要約1分で到着します。
【所在地】栃木県日光市中宮祠
【電話番号】0288-55-0030 (エレベーター)
【営業時間】3~11月:8時~17時 12~4月:9時~16時30分
【料金】中学生以上:570円 小学生:340円

華厳ノ滝エレベーター 公式HP

栃木の人気滝スポット④【日光エリア】

定番!竜頭ノ滝

約210Mの斜面を下る竜頭の滝。滝に沿って設けられた遊歩道を歩きながら眺められる珍しい滝です。滝下にも滝上にも駐車場があり、滝下にはお雑煮が名物の「龍頭之茶屋」もあります。健脚の方へは滝下の駐車場に車を止めて遊歩道を往復し、龍頭之茶屋で滝つぼを見ながら休憩するのがおすすめ。歩きたくない方は、滝下で滝つぼを見学したら車で滝上の駐車場に移動して、川が滝に変わる滝の始発点も見てみましょう。紅葉の時期が特に人気です。

綺麗な絶景を見られる名所情報

滝下の駐車場(無料)から龍頭之茶屋内にある滝つぼの観瀑台はすぐ近く、滝上の駐車場(無料)から滝の始発点までもすぐです。滝に沿った遊歩道を歩く場合、滝上までは徒歩で片道約15分です。なお、滝下には龍頭之茶屋の駐車場(無料)もあります。
【所在地】栃木県日光市中宮祠
【電話番号】0288-22-1525 (日光市観光協会)

龍頭之茶屋 公式HP

栃木の人気滝スポット⑤【日光エリア】

定番!湯滝

急斜面の岩盤を流れ落ちる湯滝の落差は50M。長さは110Mで幅も25Mあり、その豪快な流れは圧巻です。滝の下に行くほど裾幅が広がっているので、是非滝下の観瀑台で眺めてみましょう。観瀑台は湯滝レストハウスの中にあり、滝まで10Mという至近距離です。湯滝にも滝に沿って設けられた遊歩道があるので散策もおすすめですが、竜頭の滝より高低差があるので健脚度は少し高めです。日光の滝の中ではここが一番!という口コミも多いこの湯滝は絶対に外せない滝スポットです。

綺麗な絶景を見られる名所情報

滝下の駐車場(有料)から少し進むと「湯滝レストハウス」があり、滝つぼの観瀑台はこのレストハウスの中にあります。滝に向かって右手に滝上まで続く遊歩道があり、滝上までは徒歩で片道約15分です。また、滝上の駐車スペース(無料)から滝の始発点が見える場所まではすぐ近くです。
【所在地】栃木県日光市湯元
【電話番号】0288-22-1525 (日光市観光協会)
 

湯滝レストハウス 公式HP

栃木の人気滝スポット⑥【日光エリア】

穴場!赤岩滝

赤岩滝は手軽に行ける滝ではなく、一年中行けるわけでもないのでおすすめルートには組み込みませんでしたが、滝マニアの間では「人に教えたくない!」と言われている穴場の滝です。落差100Mを4段となって流れ落ちるこの滝へは片道2時間弱のハイキングが必要です。遊歩道は整備されていますが渡渉(川を渡る)ポイントも数カ所あるので、出来れば経験者や山歩きが得意な方と一緒に行くのがおすすめです。約2時間かけてたどり着くこの穴場には、訪れた人を必ず魅了する絶景が広がります。

綺麗な絶景を見られる名所情報

赤沼茶屋駐車場から低公害バス(日光自然博物館が運行)に乗り換えて西ノ湖入口で下車し、そこから徒歩で片道約2時間で滝に到着します。なお、低公害バスは冬季は運行していません。
【所在地】栃木県日光市中宮祠
【電話番号】0288-22-1525 (日光市観光協会)

日光自然博物館
こちらは栃木県立日光自然博物館のホームページです。博物館や関連施設のご案内をはじめ、日光の旬の自然情報やイベント情報などをご紹介しています。

栃木の人気滝めぐりルート【那須塩原エリア】


おすすめの滝めぐりルート概要

次に、日光エリアを離れて那須塩原エリアの滝めぐりルートをご紹介します。スタートは南側に隣接する矢板市のおしらじの滝から。おしらじブルーで感動したら、矢板市を離れて那須塩原市に入ります。那須塩原では、塩原温泉郷にある竜化の滝を見てから北上して乙女の滝へ向かいましょう。お時間があれば、おしらじの滝周辺にあるその他の滝へも足を延ばしてみましょう。

おすすめの滝巡りルート詳細

①おしらじの滝→(約15kM/約30分)→②竜化の滝→(約23KM/30分)→③乙女の滝
②から③へ向かう道中にあるもみじ谷大吊橋への立ち寄りや、乙女の滝にほど近い那須ハイランドパークや那須サファリパークなどの人気観光施設で楽しむのもおすすめです。お泊りでお出かけなら塩原温泉や那須温泉での宿泊が便利です。或いは穴場の秘境である湯西川温泉での宿泊もおすすめです。

栃木の人気滝スポット⑦【那須塩原エリア】

穴場!おしらじの滝

かつては滝マニアなどしか訪れなかった穴場のおしらじの滝ですが、近年は観光客の間でも話題になりつつある滝です。沢の水量が多くないため滝自体は常に流れ込んでいるわけではなく、雨が降った後など天候条件がそろった時にのみ姿を現す幻の滝なのです。ただ、滝つぼは春夏秋冬水を枯らすことはなく、光の当たり具合によって様々なおしらじブルーを見せてくれます。周辺には雷霆の滝や咆哮霹靂の滝などもあるので併せて訪れてみてください。太陽の光が期待出来て雨量も多い春から初夏の時期がおすすめです。

綺麗な絶景を見られる名所情報

駐車場から続く登山道を進み、徒歩で片道約10分で到着します。トイレはないので、手前にある「道の駅たかはら」のものを利用しましょう。
【所在地】栃木県矢板市下伊佐野
【電話番号】0287-43-6211 (矢板市商工観光課)

道の駅たかはら 公式HP

栃木の人気滝スポット⑧【那須塩原エリア】

定番!竜化の滝

塩原温泉郷付近も滝が多いエリアで、その中でも見ごたえのある滝は塩原十大名瀑に指定されています。竜化の滝はその塩原十大名瀑の中でも最長で、全長130Mを3段になって流れ落ちています。駐車場から竜化の滝に向かう遊歩道は渓谷の流れに沿って設けられているので、春から初夏は新緑、秋は紅葉とともに綺麗な渓谷美を堪能出来るうえに、同じく塩原十大名瀑に入る布滝やすぐ近くで姿を臨める風挙の滝なども一緒に見学することが出来ます。

綺麗な絶景を見られる名所情報

トイレを併設した駐車場(無料)から延びる遊歩道を進み、徒歩で片道約20分で観瀑台に到着します。
【所在地】栃木県那須塩原市塩原
【電話番号】0287-32-2914 (塩原支所産業観光建設課観光商工係)
 

栃木の人気滝スポット⑨【那須塩原エリア】

定番!乙女の滝

全国に二十数瀑あると言われる乙女の滝、栃木県にもあるのです。乙女という名前の由来は滝によって様々で栃木県の乙女の滝にも諸説あります。乙女という名前から繊細な雰囲気の滝をイメージしがちですが、落差約10Mを豪快に水が流れ落ちています。駐車場の近くにある観瀑台から見た後は、遊歩道の階段で滝つぼ近くまで降りてその迫力を身近で感じましょう。遊歩道入口にあるCafe Calmeでの休憩もおすすめです。

綺麗な絶景を見られる名所情報

トイレを併設した駐車場(無料)から滝を見下ろす観瀑台までは徒歩約2分です。更に、Cafe Calme横から滝つぼまで整備された遊歩道を徒歩で片道約2分下ると滝つぼに到着です。なお、Cafe Calmeは不定休です。
【所在地】栃木県那須塩原市板室703
【電話番号】0287-72-7156 (那須塩原市産業観光部商工観光課)
 

栃木の人気滝スポット⑩【県央エリア】


穴場!龍門の滝

最後にご紹介するのは、茨城県にもほど近い栃木県東部にある那須烏山市の龍門の滝です。高さは20Mながら幅が65Mもある幅の広い滝で、「栃木のナイアガラ」などとも言われています。そしてここは、滝と電車を一枚の写真に収めることが出来る全国でも珍しい場所で、撮り鉄などの間では人気の穴場スポットです。滝近くまで続く整備された湯歩道があり、途中にいくつかの観瀑台が設けられているので様々な滝の表情を見ながら滝つぼに向かいましょう。

綺麗な絶景を見られる名所情報

トイレを併設した駐車場(無料)から、遊歩道入口にある「龍門ふるさと民芸館」を経由して徒歩で片道約5分で滝に到着します。
【所在地】栃木県那須烏山市滝414
【電話番号】0283-83-2765 (龍門ふるさと民芸館)

龍門ふるさと民芸館|観光情報検索 | とちぎ旅ネット
~龍門ふるさと民芸館~ 栃木県観光物産協会がお届けする公式観光サイト「とちぎ旅ネット」。観光スポット、温泉、宿、グルメ、お土産、お祭りなど、旅のスポット情報を探せます。

滝についての豆知識

Photo by12019

滝の形態

滝の形態は6つに分類されます。【直瀑】は始発点から滝つぼまで水が一気に落下するもので、名瀑とされる滝はこの形が多いです。ご紹介した②と③と⑨がこれにあたります。【分岐瀑】は斜面を分岐して広がりながら流れるもので、⑤と⑩が該当します。【段瀑】は段上になっている階層を流れ下るもので、①と⑥と⑧がこれです。【渓流瀑】は傾斜した岩盤を滑らかに流れるもので、④が該当します。【斜瀑】は直瀑と分岐瀑の中間的なものであるとされ、⑦がこれです。もう一つは【潜流瀑】というもので、地下水が染み出て落下しているものです。

日本三名瀑

選出の明確な基準があるわけでも選者がいるわけではないのであくまでも一般的に言われていることですが、日本三名瀑というものが存在します。そのうち一つはこの記事でもご紹介した栃木県の華厳の滝が堂々ランクイン。あとの二つは和歌山県の「那智の滝」と茨城県の「袋田の滝」といわれています。那智の滝は落差133Mで日本一の落差を誇る直瀑です。袋田の滝は冬の氷瀑の美しい姿でも有名な段瀑です。いつか和歌山県や茨城県を訪れることがあれば、是非この2つの滝もめぐって日本三名瀑を制覇してみてはいかがでしょうか。

まとめ

定番の滝から穴場の滝までご紹介してきた滝スポット10選の中で行きたいところは見つかりましたか?おすすめの滝めぐりルートを参考に、ご家族旅行やデートなどで是非出かけてみてください。滝についての豆知識があるとより奥深く滝を観賞出来るので、豆知識も頭の片隅に入れておいてくださいね。また、気に入った滝は季節を変えて再訪し、春夏秋冬で異なる表情を眺めてみましょう。さあ、ナビに気になる滝スポットを登録して、滝めぐりドライブに出発です!

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この記事をご覧になった方は自然が好きなアウトドア派の方でしょうか。それであれば、滝めぐりと併せてハイキングはいかがでしょう。以下の記事は、日光エリアのハイキングスポットについて春夏秋冬の魅力もふまえてご紹介しいるので参考にしてみてください。また、栃木旅行の際に泊まってみたい新しいお宿情報も是非ご一読ください。